取り纏め ご苦労さまでした。
それにしても3ヶ月連続のトップは凄いですねえ。 流石だ! おめでとうございます。
お褒めにあづかり恐縮しております。結果としてそうなっただけのことで、意図的に狙っていたわけではありません。来月ぐらい化けの皮が剥がれそうです。
取り纏め ご苦労さまでした。
それにしても3ヶ月連続のトップは凄いですねえ。 流石だ! おめでとうございます。
お褒めにあづかり恐縮しております。結果としてそうなっただけのことで、意図的に狙っていたわけではありません。来月ぐらい化けの皮が剥がれそうです。
互選結果発表
12月句会の互選結果を発表します。トップは森野さんの冬の日の句で9点でした。以下8点句がヨシさんの紅葉山、にゃんこさんの師走の句がともに8点、7点句がてつをさんの木の葉髪、アイビーの大根引の句でした。
9点句 38 冬の日を集めし丘や鳥語降る (森野)
8点句 73 歌ふやうに絵筆が動く紅葉山 (ヨシ)
8点句 81 電飾の街や師走の献血車 (にゃんこ)
7点句 52 生くるとは忘るることよ木の葉髪 (てつを)
7点句 66 レクサスで来ておもむろに大根引 (アイビー)
個人別総合ではにゃんこさんが20点でトップ、次いでアイビーが18点、弥生さん、ヨシさん、てつをさんがともに16点でした。
12月度みんなのネット俳句会 互選結果一覧 ( )は作者、◎は特選。特選2点、並選1点で計算.。令和5/12/13
1 大根焚参道埋める老いの声 (ヨヨ) 2 ふうりん、弥生、
2 特養の待機幾人蔦枯るる (ABCヒロ) 2 ◎あい、
3 鍋焼きに眼鏡取りつつ洟すする (門柳) 1 和談、
4 大いなる畑作大地大根引く
5 この山の帰り花見ず逝きし人 (尾花) 3 えっちゃんあら、ヨヨ、かをり、
6 お好み焼きにソースたつぷり冬うらら
7 寒暁や遠き電車の音ぞ疾し (にゃんこ) 3 ふうりん、かをり、門柳、
8 年逝くやいつまで続く愚挙暴挙 (てつを) 3 ダイアナ、森野、和談、
9 雑炊の豊かな香り啜りつつ
10 寒鰤や初競りの値は二百万 (ダイアナ) 2 てつを、ふうりん、
11 仲直りしたくてケーキ買う小春 (コビトカバ) 5 ABCヒロ、尾花、てつを、門柳、ヨシ、
12 山肌に揺れて戯むる枯尾花 (和談) 1 ヨヨ、
13 鈴なりの蜜柑に木々も重たそう
14 歳時記に銀杏落葉を栞たる (森野) 1 ちとせ、
15 コンサート聴く図書館のクリスマス (あい) 3 ちとせ、コビトカバ、尾花、
16 室の花無口な友と過ごす午後 (弥生) 4 森野、ラガーシャツ、にゃんこ、ヨシ、
17 三日分買ふ食料や寒波来る (玉虫) 2 束束子、アイビー、
18 冬の駅ホームに響くアナウンス
19 引き残る潮吸ふ真砂夕千鳥 (束束子) 2 玉虫、わかめ、
20 好物や汁だくさんの大根焚 (ふうりん) 1 茶々、
21 寒い朝熱い味噌汁幸思う
22 占ひに嵌まる女の神無月 (アイビー) 5 ABCヒロ、尾花、ナチーサン、ふうりん、門柳、
23 隠れんぼ見つけたし子の冬帽子 (えっちゃんあら) 1 かをり、
24 冬なれど色変えぬ松鋏音 (ヨヨ) 1 和談、
25 近松忌一か八かのプロポーズ (ABCヒロ) 4 ダイアナ、尾花、ラガーシャツ、わかめ、
26 木の葉髪労多かりし母の肩 (ダイアナ) 2 ◎ふうりん、
27 小春日やそれを出したらこれも干せ (門柳) 1 玉虫、
28 農地規制はずれ工場冬ざるる
29 冬の百合涙危ふく焼香す
30 菜園のキャベツ葉網目冬の蝶
31 霜だたみ朝一口の白湯含む (にゃんこ) 2 ◎わかめ、
32 子離れのための就活冬に入る (ヨシ) 2 ふうりん、玉虫、
33 インフルエンザ学年全て飲み込んで (コビトカバ) 2 ◎ABCヒロ、
34 幸せや鼻まで浸る冬至の湯 (あい) 1 門柳、
35 未だ香の残る藁もて注連を綯ふ (てつを) 4 ABCヒロ、あい、ちとせ、にゃんこ、
36 大年や八冠棋士に無き凄み
37 木枯しの道子どもらのランドセル (ふうりん) 2 ◎茶々、
38 冬の日を集めし丘や鳥語降る (森野) 9 えっちゃんあら、てつを、弥生、◎にゃんこ、◎門柳、◎ヨシ、
39 年満つや終のお骨の喉仏
40 冬芽今静かに力溜めてをり (わかめ) 4 コビトカバ、森野、ナチーサン、弥生、
41 夜明け迄薪ストーブの薪焼べて (玉虫) 2 ABCヒロ、えっちゃんあら、
42 黄葉して母校の空を明るうす (アイビー) 3 玉虫、◎弥生、
43 続けると三年日記買いにけり
44 毛糸選る子猫の頭撫でるよに (弥生) 2 ◎尾花、
45 セーターの毛糸ほどきて母との日 (えっちゃんあら) 2 ◎森野、
46 押入れに捨てたきものとインバネス (ABCヒロ) 2 玉虫、にゃんこ、
47 孫の古Gパン穿きし冬うらら (ヨヨ) 2 ◎和談、
48 日向ぼこだうやら医者の品定め (門柳) 4 ダイアナ、弥生、アイビー、にゃんこ、
49 パワハラに謝る冬のテレビかな
50 吾を祝ふ友のピアノ音冬麗
51 浄瑠璃寺いにしへ人も観し紅葉 (尾花) 2 ダイアナ、ふうりん、
52 生くるとは忘るることよ木の葉髪 (てつを) 7 あい、ちとせ、森野、◎ナチーサン、ラガーシャツ、アイビ
53 クリスマス子に買う我も欲しくなり (コビトカバ) 1 あい、
54 虎落笛歌姫昭和の歌を吐く (ナチーサン) 1 ヨヨ、
55 蜜柑剥く夫花びらの形に剥く (ヨシ) 4 束束子、ナチーサン、茶々、門柳、
56 手のひらの上の暮らしや賀状書く (にゃんこ) 6 ちとせ、コビトカバ、ラガーシャツ、◎かをり、ヨシ、
57 山荘は薪積み榾の麻袋 (ちとせ) 2 束束子、ダイアナ、
58 欠礼の葉書に目眩今朝の冬
59 咲き競う小春日和の齢(よあい)草 (和談) 3 てつを、ヨヨ、にゃんこ、
60 雪虫の群れゐし斜里や暮れ掛かる (森野) 2 ◎ちとせ、
61 風呂吹や綱取りかかる大一番 (ふうりん) 2 わかめ、ヨシ、
62 どちらかと云ふとパパ好き浮寝鳥 (束束子) 3 尾花、弥生、ヨシ、
63 学校の焼芋屋まで足延ばし
64 海峡に潤む漁火冬銀河 (弥生) 5 ◎ダイアナ、コビトカバ、尾花、ふうりん、
65 ブレーキ音ヘアピンカーブ冬紅葉
66 レクサスで来ておもむろに大根引 (アイビー) 7 束束子、あい、ダイアナ、コビトカバ、玉虫茶々わかめ
67 月冴ゆるゆらゆら照らす知多の海 (ラガーシャツ) 2 ヨヨ、和談、
68 2023は暑さ生き抜き落葉掃く
69 ねんねこを知らぬ子育て世代かな
70 冬の蝶翅を畳んでかたむける (わかめ) 1 てつを、
71 小春日や義理欠くことも処世術 (てつを) 3 あい、ナチーサン、ラガーシャツ、
72 時を見てひらり舞ひ落つ寒椿 (えっちゃんあら) 1 弥生、
73 歌ふやうに絵筆が動く紅葉山 (ヨシ) 8 森野、えっちゃんあら、茶々、◎ラガーシャツわかめアイビ かをり
74 一途に日浴びてたんぽぽ返り咲く (森野) 1 ちとせ、
75 赤ドレスのひばりに涙炬燵かな
76 絶へ間なく銀杏黄葉の涙如 (ダイアナ) 1 えっちゃんあら、
77 吾子の手をそおっと握る冬夜かな (コビトカバ) 1 茶々、
78 ひりひりと小指の上の鎌いたち
79 山嶺は照葉舞いまい季移る
80 笹鳴や少女にも見ゆ阿修羅像 (尾花) 5 ABCヒロ、ダイアナ、ナチーサン、てつを、アイビー、
81 電飾の街や師走の献血車 (にゃんこ) 8 束束子、あい、尾花、◎アイビー、ナチーサン、門柳、ヨシ、
82 子育ての代を譲りて枯尾花 (束束子) 1 ラガーシャツ、
83 屑籠に師走の芥放り込む (ナチーサン) 3 束束子、えっちゃんあら、和談、
84 水鏡して池の辺の冬紅葉 (わかめ) 1 森野、
85 里の義姉に毛糸選びてベスト編む (ちとせ) 1 茶々、
86 刺身食ふ氷見直送の寒の鰤
87 枯茨二級河川の立看板
88 痛ましい遠い人々春を待つ
89 なまこ壁続く蔵町石蕗の花 (弥生) 4 ナチーサン、◎てつを、和談、
90 北窓を塞ぎ世間と距離をおく (アイビー) 2 ABCヒロ、束束子、
91 日もすがら菊のほか見るものなくて
92 我が家宝千両万両競いたる (ヨヨ) 2 ◎束束子、
93 風花やけふまた友の喪の知らせ (てつを) 3 玉虫、にゃんこ、門柳、
94 エコバッグ男も提げて十二月 (ABCヒロ) 2 コビトカバ、ヨシ、
95 納骨の二度目の別れ夕時雨 (ダイアナ) 1 ヨヨ、
96 着膨れて京塚昌子似の婦人
97 梟と猫同じ巣やペットカフェ (あい) 1 茶々、
98 年の瀬に丁髷結って句作かな (茶々)) 2 ◎えっちゃんあら、
99 店頭に辰の装い暦売 (和談) 4 ちとせ、ラガーシャツ、アイビー、ヨヨ、
100 帰り花点る一輪灯の如し (にゃんこ) 1 森野、
101 閉院の近づく窓や冬薔薇 (ヨシ) 2 コビトカバ、にゃんこ、
102 冬帝や寝癖頑固な親子です (コビトカバ) 1 かをり、
103 冬萌や孫より下がるスニーカー (ナチーサン) 1 アイビー、
104 冬紅葉香嵐渓の朱き橋 (ちとせ) 2 てつを、和談、
105 新海苔を噛み今月の五句捻る (ふうりん) 2 わかめ、弥生、
106 テーマは死友と師走の読書カフェ
107 くつさめの谺を返す山眠る (門柳) 3 ◎ヨヨ、かをり、
108 おでん煮え家族会議は小休止 (弥生) 1 あい、
109 マフラーに顎を埋めてひとり言 (わかめ) 3 ABCヒロ、◎コビトカバ、
110 湯豆腐や夫の湯飲みを鍋に借り
111 一つ売れ一つ置き足す冬帽子
112 喉が鳴る釜揚げ泳ぐうどんかな (ラガーシャツ) 1 えっちゃんあら、
113 金鈴子空へと綺羅を広げをリ
114 少子化の世に薩摩藷の子沢山 (茶々) 3 ◎玉虫、かをり、
115 STAFFのジャンパー脱いでテイータイム
投句者は、えっちゃんあら、森野、コビトカバ、にゃんこ、尾花、あい、わかめ、玉虫、束束子、ABCヒロ、弥生、ちとせ、ダイアナ、てつを、ラガーシャツ、ふうりん、ヨシ、ナチーサン、アイビー、和談、ヨヨ、門柳、茶々の23名。ほかに選句のみ参加のかをり。
間違いその他不都合な点をご連絡下さい。
12月度みんなのネット俳句会は、23名の投句を得ることが出来ました。皆様のご協力に対し、厚く御礼申し上げます。現在選句中でありますが、今回から8句選句に変わりましたので、お間違いのなきように願います。
これまで意欲的な句を数多く出されていたかをりさんが、今回は欠詠となりました。もし、かをりさんがこのサイトをご覧でしたら、是非、選句だけでも参加されるようお願いします。これは私一人の希望ではなく、全員の希望でもあります。よろしくお願いします。
かをりさんから選句をいただきました。感想に類する記述が含まれていましたが、互選結果発表の後に再掲載します。ご了承ください。
アイビーさん、ご高配、感謝です。
私の所属する歌会は点盛り?はありませんので、この会のお約束をうっかりしました。
拙な感想で皆様の選句に妙なバイアス、申し訳ありません。
残る6句もきちんと、木曜日までなら感想も書けます。
作句、歌 と鑑賞は両輪だと常におもっております。
アイビーさん、過分なお気遣い感謝です。
私は短歌で呻いておりまので、選句もどうもこんばんは的な次第です。
短歌でつなげたくなる句を選ばせてもらってもよいでしょうか。
★5 この山の帰り花見ず逝きし人
惜別の句をいただきましたが、俳句って厳しいなとおもいます。逝きし人を生かせない。この山の帰り花見ず逝きし人 あなたと飲みしコップ酒の夜
31文字は楽です、17文字は脳みそに汗をかきます。
コップ酒帰り花見ず逝きし人
★7 寒暁や遠き電車の音ぞ疾し
森閑、暁の季語は動かないですねえ。私も早起きするときは聴覚の歌を読みたくなります。
文中の「ぞ・なむ」→文末は「連体形」・意味は強調だそうです。疾きでどうでしょう。
寒暁や遠き電車の音ぞ疾き 孕まぬ身にも毛布一枚
選句のナンバーだけ挙げてもいいのですが、感想は新鮮なうちに。選び放しよりはいいかと。
追記 あ、ここはまず選句が慣わしでした。すみません、とりいそぎ。
★23 隠れんぼ見つけたし子の冬帽子
★★56 手のひらの上の暮らしや賀状書く
★73 歌ふやうに絵筆が動く紅葉山
★102 冬帝や寝癖頑固な親子です
★107 くつさめの谺を返す山眠る
★114 少子化の世に薩摩藷の子沢山
清記&選句(今回から8句選句)
12月句会の清記一覧を発表します。投句された方は速やかに選句に入って下さい。
投句者は、▼えっちゃんあら、▼森野、▼コビトカバ、▼にゃんこ、▼尾花、▼あい、▼わかめ、▼玉虫、▼束束子、▼ABCヒロ、▼弥生、▼ちとせ、▼ダイアナ、▼てつを、▼ラガーシャツ、▼ふうりん、▼ヨシ、▼ナチーサン、▼アイビー、▼和談、▼ヨヨ、▼門柳、▼茶々、の23名。ほかに選句のみ参加の▼かをり。 (▼は選句済み)
選句要領
1 選句期間 12月11日(月)~12月13日(水)
2 選句数 8句 うち1句を特選とする。特選は無しでも構わない。特選2点、並選1点で計算します。
3 選句方法 句番号を書き出すだけでもよい。
4 結果発表 12月14日(木)
5 投句に参加しない方も選句することも出来ます。進捗状況によってスケジュールが早まることもあります。
12月度みんなのネット俳句会 清記一覧
1 大根焚参道埋める老いの声
2 特養の待機幾人蔦枯るる
3 鍋焼きに眼鏡取りつつ洟すする
4 大いなる畑作大地大根引く
5 この山の帰り花見ず逝きし人
6 お好み焼きにソースたつぷり冬うらら
7 寒暁や遠き電車の音ぞ疾し
8 年逝くやいつまで続く愚挙暴挙
9 雑炊の豊かな香り啜りつつ
10 寒鰤や初競りの値は二百万
11 仲直りしたくてケーキ買う小春
12 山肌に揺れて戯むる枯尾花
13 鈴なりの蜜柑に木々も重たそう
14 歳時記に銀杏落葉を栞たる
15 コンサート聴く図書館のクリスマス
16 室の花無口な友と過ごす午後
17 三日分買ふ食料や寒波来る
18 冬の駅ホームに響くアナウンス
19 引き残る潮吸ふ真砂夕千鳥
20 好物や汁だくさんの大根焚
21 寒い朝熱い味噌汁幸思う
22 占ひに嵌まる女の神無月
23 隠れんぼ見つけたし子の冬帽子
24 冬なれど色変えぬ松鋏音
25 近松忌一か八かのプロポーズ
26 木の葉髪労多かりし母の肩
27 小春日やそれを出したらこれも干せ
28 農地規制はずれ工場冬ざるる
29 冬の百合涙危ふく焼香す
30 菜園のキャベツ葉網目冬の蝶
31 霜だたみ朝一口の白湯含む
32 子離れのための就活冬に入る
33 インフルエンザ学年全て飲み込んで
34 幸せや鼻まで浸る冬至の湯
35 未だ香の残る藁もて注連を綯ふ
36 大年や八冠棋士に無き凄み
37 木枯しの道子どもらのランドセル
38 冬の日を集めし丘や鳥語降る
39 年満つや終のお骨の喉仏
40 冬芽今静かに力溜めてをり
41 夜明け迄薪ストーブの薪焼べて
42 黄葉して母校の空を明るうす
43 続けると三年日記買いにけり
44 毛糸選る子猫の頭撫でるよに
45 セーターの毛糸ほどきて母との日
46 押入れに捨てたきものとインバネス
47 孫の古Gパン穿きし冬うらら
48 日向ぼこだうやら医者の品定め
49 パワハラに謝る冬のテレビかな
50 吾を祝ふ友のピアノ音冬麗
51 浄瑠璃寺いにしへ人も観し紅葉
52 生くるとは忘るることよ木の葉髪
53 クリスマス子に買う我も欲しくなり
54 虎落笛歌姫昭和の歌を吐く
55 蜜柑剥く夫花びらの形に剥く
56 手のひらの上の暮らしや賀状書く
57 山荘は薪積み榾の麻袋
58 欠礼の葉書に目眩今朝の冬
59 咲き競う小春日和の齢(よあい)草
60 雪虫の群れゐし斜里や暮れ掛かる
61 風呂吹や綱取りかかる大一番
62 どちらかと云ふとパパ好き浮寝鳥
63 学校の焼芋屋まで足延ばし
64 海峡に潤む漁火冬銀河
65 ブレーキ音ヘアピンカーブ冬紅葉
66 レクサスで来ておもむろに大根引
67 月冴ゆるゆらゆら照らす知多の海
68 2023は暑さ生き抜き落葉掃く
69 ねんねこを知らぬ子育て世代かな
70 冬の蝶翅を畳んでかたむける
71 小春日や義理欠くことも処世術
72 時を見てひらり舞ひ落つ寒椿
73 歌ふやうに絵筆が動く紅葉山
74 一途に日浴びてたんぽぽ返り咲く
75 赤ドレスのひばりに涙炬燵かな
76 絶へ間なく銀杏黄葉の涙如
77 吾子の手をそおっと握る冬夜かな
78 ひりひりと小指の上の鎌いたち
79 山嶺は照葉舞いまい季移る
80 笹鳴や少女にも見ゆ阿修羅像
81 電飾の街や師走の献血車
82 子育ての代を譲りて枯尾花
83 屑籠に師走の芥放り込む
84 水鏡して池の辺の冬紅葉
85 里の義姉に毛糸選びてベスト編む
86 刺身食ふ氷見直送の寒の鰤
87 枯茨二級河川の立看板
88 痛ましい遠い人々春を待つ
89 なまこ壁続く蔵町石蕗の花
90 北窓を塞ぎ世間と距離をおく
91 日もすがら菊のほか見るものなくて
92 我が家宝千両万両競いたる
93 風花やけふまた友の喪の知らせ
94 エコバッグ男も提げて十二月
95 納骨の二度目の別れ夕時雨
96 着膨れて京塚昌子似の婦人
97 梟と猫同じ巣やペットカフェ
98 年の瀬に丁髷結って句作かな
99 店頭に辰の装い暦売
100 帰り花点る一輪灯の如し
101 閉院の近づく窓や冬薔薇
102 冬帝や寝癖頑固な親子です
103 冬萌や孫より下がるスニーカー
104 冬紅葉香嵐渓の朱き橋
105 新海苔を噛み今月の五句捻る
106 テーマは死友と師走の読書カフェ
107 くつさめの谺を返す山眠る
108 おでん煮え家族会議は小休止
109 マフラーに顎を埋めてひとり言
110 湯豆腐や夫の湯飲みを鍋に借り
111 一つ売れ一つ置き足す冬帽子
112 喉が鳴る釜揚げ泳ぐうどんかな
113 金鈴子空へと綺羅を広げをリ
114 少子化の世に薩摩藷の子沢山
115 STAFFのジャンパー脱いでテイータイム
間違い等不都合な点をお知らせください
大リーグ大谷翔平選手の去就を決める選考会議が始まった。残留かそれとも移籍か。移籍先は?
ナショナルリーグに移るのか、有力と言われるドジャ-スか。それとも。
5億ドルともいわれる金額に市場も動いた。興味は尽きない。今日にも決るか。
ドシャ-ズが先陣を切って交渉。既に降りた球団も。
1ヶ月程の攻防になりそうとか。
地域の掲示板に大晦日のふるまいのお知らせが出ていた。毎年の恒例で除夜参りに氏神様に訪れた人に、蕎麦や酒、ミカンなどを振舞うというもの。異例なのは実施するのが厄歳連ではなく、山車保存会の面々ということ。厄歳の満40歳に該当する人がいないのではなく、厄歳会の組織そのものが発足してないのだそうだ。男40歳は本厄、厄を払うためにさまざまな振る舞いをするのだが、同時に地域社会の中核になったこともでもある。これからは私らが中心になってこの地域を仕切りますよ、と宣言するに等しい。そうやって、先輩から後輩へ,親から子へ連綿と引き継がれてきたものが、ここへ来て途切れた。これも時代か。
中日俳壇に入選しました。
中日俳壇入選おめでとうございます。
中日新聞取っていないので知りませんでした。それとパソコンの不調で掲示板が開けませんでした。
高田正子さんは長谷川久々子さんの後を受けた方ですね。
久々子さんは私の俳句の師でもあるので投句していましたが、その後辞めています。
えっちゃんあらさん、コビトカバさん ありがとうございます。
アイビーさんチ横の小学校で3年生ぐらいの子供たちが4組に分かれてリレー 始まって最初の4人のうち、赤い帽子の子が転倒。2巡目、3巡目がバトンタッチして4巡目の時に「転倒遅れ」のチームの子がまた転倒。 結局2人が転んだ赤帽子の組がドベになりました。 小学校1、2、3年ぐらいだと、まだ成長過程にあるので よく転びますが、その様子を句に纏めて俳壇へ投句したところ入選。 高田正子さんに始めて入選しましたが、期せずしてIT句会から3人が入選するという珍事になりました。
誰かが褒めてくれるかなあ と夕方まで待ったのですが、コトリとも反響が無かったので、我慢が出来ずに催促したという次第です。 お二人に祝って頂いたのでニコニコです。
大変遅くなりましたが中日新聞の入選三人の皆様おめでとうございます。嬉しい😃💕です。これからの頑張る力を頂きました。ありがとうございます。
入選された皆様おめでとうございます!(^_^)
3日の中日俳壇、高田正子選で次の3句が入選しました。
また転ぶ運動会の赤帽子
縋るものすべてなくなり冬の蝶
この里に大師伝説水澄めり
このうち1句は束束子さんの句です。あとの2句も当ネット句会の投句者です。常連投句者の3人が同時に入選したことになります。