7月のみんなのネット俳句会は、管理人の白内障の手術と日程が重なるため、中止します。楽しみにしていた方には申し訳ありません。8月句会は8月5日開幕です。奮って投句願います。
6月句会の互選結果の記事のピン留を解除しました。ご覧になりたい方は、no,5695の記事までスクロールしてください。
お詫びと訂正
かをりさんとナチーサンさんのご指摘で間違いを発見しました。ご迷惑をおかけしましたことをお詫びします。さっそく訂正しました。特に入点が関係するナチ―サンさん、ABCヒロさん、ダイアナさんにはご迷惑をおかけしました。重ねてお詫びします。
アイビーさん、いつもネット俳句の取りまとめ、ありがとうございます‼️🙇投句者も多いですから大変ですね🙏
ナチーサン、私の句の得点の違いをご連絡下さってありがとうございます😃
耳遠き~の句は歳取った母が毎晩電話を呉れるのですが、その日勝手口の網戸の外に声高に虫が鳴いていまして、母には聞こえないだろうな、と思いながら他の事を話していましたら、何か鳴いてるの?と聞いてきました。思わず嬉しくなって、聞こえるの?秋の虫の声よ、とやりとりした事を詠みました。採って頂けるとは思わず、まして特選にして頂けるなど。とても嬉しかったです😆ありがとうございました🙇😆
永瀬拓也九段が藤井聡太王座に挑戦している将棋王座戦第2局が明日名古屋市で行われる。
先勝している藤井が勝って王手をかけるか、永瀬が意地を見せるか興味は尽きない。王座戦は1日制なので決着は夜遅くになるかもしれない。
アイビーさん
取りまとめお疲れ様です。
私の選句ですが、9句になっています。
35は選んでいないと思うのですが…。
お手数おかけしますが、ご確認よろしくお願いいたします。
お手数おかけしました。
ありがとうございます。
失礼しました。訂正しました。
アイビーさん、おはようございます。
私の手元に保存してある選句は以下のものでしたが、もしそちらのお手元に投稿が残っておりましたら、申し訳ございませんが御確認くださいませ。
★12 風の盆神も佛も姿付けて
★14 賢治忌やカタカナ文字の詩を謡ふ
★65 台風の目を観る神の眼の画像
★80 秋声や在りて見えざる父の星
★84 聞き役の吾枝豆の莢の山
★85 弥生杉地に還るらし島は秋
★★95 献体の妣帰り来ぬ白芙蓉
★96 頬に触る風変わりゆく葉月尽
2 耳遠き母のスマホへ虫の声 (ダイアナ) 6 森野、◎あい、てつを、◎ふうりん
この句、6点入ってますよ。
結果発表
9月句会の互選結果を発表します。
今月のトップは、ナチーサンさんの「白芙蓉」の句で入点は11点でした。次いで和談さんの「風の盆」の句とABCヒロさんの「弥生杉」の句が8点で並びました。以下、ダイアナさんの「虫の声」の句、ナチーサンさんの「秋風」の句、かをりさんの「初秋」の句が6点で続きました。
11点句 95 献体の妣帰り来ぬ白芙蓉 (ナチーサン)
8点句 30 胡弓の音編み笠舞うや風の盆(和談)
8点句 85 弥生杉地に還るらし島は秋 (ABCヒロ)
6点句 2 耳遠き母のスマホへ虫の声 (ダイアナ)
6点句 56 義足もて秋風蹴るやパリ五輪 (ナチーサン)
6点句 63 釣り人の魚篭に初秋を尋ねをり (かをり)
個人別総合ではナチ―サンさんが25点でトップ、次いでABCヒロさんが16点でした。
9月度みんなのネット俳句会互選結果一覧 特選2点、並選1点で計算。 2024/9/14
1 長き夜や子の住む町へ行くと言う (森野) 1 ラガーシャツ、
2 耳遠き母のスマホへ虫の声 (ダイアナ) 6 森野、◎あい、てつを、◎ふうりん
3 娘らに背中押されて踊の輪 (ふうりん) 2 茶々、ちとせ、
4 休日の朝に一鳴きつくつくし (ちとせ) 1 コビトカバ、
5 いや勝る地球沸騰八月尽(和談) 1 あい、
6 降り立ちて靴履く今日も秋暑し (落方)
7 無花果やテーマの重いドラマ観る(コビトカバ) 1 森野、
8 秋めくやテーマを決めて一人旅 (弥生) 2 ラガーシャツ、尾花、
9 豊の秋棚田黄金に膨れをり (尾花) 1 落方、
10 敬老の日口も立つ人ボール打つ
11 目覚むれば蝉爆弾は何処へと (ヨヨ) 1 和談、
12 風の盆神も佛も姿付けて (ナチーサン) 1 かをり、
13 晩学や絶対旨いふかし芋 (あい) 2 えっちゃんあら、アイビー、
14 賢治忌やカタカナ文字の詩を謡ふ(玉虫) 4 かをり、ふうりん、◎ヨシ、
15 甘栗や剥けずに泣いた頃もあり
16 まだ来ない迷走台風まだゐたか (ヨシ) 3 ふうりん、落方、アイビー、
17 蔓茘枝爆ぜる未だに来ぬをとこ (にゃんこ) 1 あい、
18 地虫鳴く巨大地震のこと思ふ
19 風の盆パラリンピックは金メダル
20 襤褸の月ホハレ峠の死者生者 (かをり) 1 玉虫、
21 鬼灯を鳴らす昭和の音がする (ABCヒロ) 1 玉虫、
22 買ひ手なき家に背高泡立草(アイビー) 4 ダイアナ、ラガーシャツ、ヨヨ、ABCヒロ、
23 間引き菜や笊一杯に貰い受け (あい) 1 和談、
24 身に込むや古き手帳の住所録 (森野) 3 ◎ちとせ、尾花、
25 庭先をすっと遮る糸とんぼ
26 岩山に朝日当たりぬ秋の水 (ダイアナ) 3 えっちゃんあら、ふうりん、にゃんこ、
27 秋めくと昨日の朝は思ひしに (落方) 1 てつを、
28 夜の長し稽古に励む囃子方 (ふうりん) 3 ちとせ、尾花、ヨシ、
29 三日月やまだ帰らない大学生
30 胡弓の音編み笠舞うや風の盆(和談) 8 ◎茶々、◎ダイアナ、えっちゃんあら、◎ヨヨ、ふうりん、
31 秋深しまたも転勤告ぐる報 (尾花) 1 落方、
32 ねんごろに葛の葉垂れるダムの村
33 叢で御時知るか虫の声
34 鉦叩石垣だけが残る城 (弥生) 3 ◎ABCヒロ、尾花、
35 秋桜の数多揺れる離島の地 (えっちゃんあら) 1 ヨヨ、
36 肋骨浮きたる野良や秋暑し(玉虫) 2 ラガーシャツ、にゃんこ、
37 献杯の仕草艶めく風の盆 (ナチーサン) 5 弥生、えっちゃんあら、◎尾花、にゃんこ、
38 たとふれば微笑ならん桔梗咲く (ヨシ) 2 ◎玉虫、
39 首筋の夜風へ秋は忍び込み (にゃんこ) 4 ◎コビトカバ、◎和談、
40 台風に忙中閑ありじいっと待つ(ラガーシャツ) 1 ヨヨ、
41 草は穂に浮いた噂は聞かぬまま (ABCヒロ) 4 えっちゃんあら、てつを、◎落方、
42 次々に稲起ち上がり刈られけり(アイビー) 2 コビトカバ、にゃんこ、
43 水飲みて飲みて汗へと秋扇
44 老境に老春のあり爽やかに
45 秋茄子や自然法爾に輝けり (茶々) 1 アイビー、
46 コスモスの畑に少年立ち尽くす(玉虫) 1 えっちゃんあら、
47 退院のまず入院や今日の月
48 蕎麦の花まれには通る対向車(アイビー) 3 森野、コビトカバ、あい、
49 ファインダーに途切れぬ人や曼珠沙華
50 虫の恋草むら渡る夜の風(和談) 2 ダイアナ、ヨシ、
51 真ん丸のパールの如く月満ちる(コビトカバ) 3 えっちゃんあら、ふうりん、にゃんこ、
52 雨乞や路傍に繁茂猫じゃらし
53 朝顔の車庫の上なる濃紫
54 亡き姉の面影宿す百日紅 (ヨヨ) 1 和談、
55 秋来る抱える程に借りる本 (弥生) 2 ヨシ、アイビー、
56 義足もて秋風蹴るやパリ五輪 (ナチーサン) 6 茶々、森野、和談、◎てつを、ヨシ、
57 合宿のオーボエの子の夏終る (尾花) 2 ◎森野、
58 美しい森を歩みて露の秋(ラガーシャツ) 1 弥生、
59 夕焼や信号待ちの交差点
60 蚯蚓鳴く夢の途中に目覚めけり (あい) 3 玉虫、てつを、にゃんこ、
61 高騰の新米年金は目減り (ABCヒロ) 2 茶々、ダイアナ、
62 初秋に物価高凌ぐ焼き芋や
63 釣り人の魚篭に初秋を尋ねをり (かをり) 6 弥生、えっちゃんあら、ちとせ、尾花、ヨシ、にゃんこ、
64 期待する心はシャインマスカット
65 台風の目を観る神の眼の画像 (にゃんこ) 3 かをり、あい、アイビー、
66 穂につどひ風にあそべる秋茜 (てつを) 4 森野、ラガーシャツ、ヨヨ、ちとせ、
67 敬老の日二言目にはキセル打つ (えっちゃん) 1 ナチーサン、
68 預かりし犬に連れられ野路の秋 (森野) 2 玉虫、てつを、
69 キチキチや日暮は淋し猫を抱く
70 裾分けを届けて転ぶ厄日かな
71 台風のおかげで観れた新喜劇
72 藍色に楚々と点しぬほたる草 (ちとせ) 2 ダイアナ、ヨヨ、
73 名月を盃に浮かべて女(ひと)思ふ(和談) 2 茶々、ラガーシャツ、
74 門限は破つてなんぼいぼむしり(コビトカバ) 3 ABCヒロ、ヨシ、アイビー、
75 里芋の水玉きらり葉が揺れて
76 山一つ動かす如し虫時雨 (ヨシ) 4 和談、ナチーサン、てつを、ふうりん、
77 しみじみと新米の値を考へる
78 お持たせはフルールケーキ小鳥来る
79 叩き練る合い挽き肉や豊の秋 (ABCヒロ) 1 コビトカバ、
80 秋声や在りて見えざる父の星 (尾花) 5 森野、ヨヨ、かをり、玉虫、ABCヒロ、
81 故郷や子の足洗う盆の波 (ナチーサン) 2 茶々、落方、
82 螻蛄鳴くやピーポーの音ひきりなし
83 巡る季のいずこより湧く虫の声 (にゃんこ) 1 和談、
84 聞き役の吾枝豆の莢の山(アイビー) 4 弥生、かをり、ナチーサン、ABCヒロ、
85 弥生杉地に還るらし島は秋 (ABCヒロ) 8 ダイアナ、弥生、ラガーシャツ、かをり、◎ナチーサン、尾花、ふうりん、
86 初茸や仏は常にいませども
87 稲刈を見る二千歩の徃き還り(玉虫) 3 森野、弥生、ナチーサン、
88 口寂し鬼灯鳴らし母を待つ
89 秋灯や車窓に旅の果のあり (森野) 2 ダイアナ、ナチーサン、
90 青春やよさこい祭りに打ちこんで
91 初紅葉白馬五竜の板の道 (ダイアナ) 1 落方、
92 数独を口論しつつ夜の秋 (ヨヨ) 2 玉虫、和談、
93 庭の甕蛙飛び込む秋暑し (ちとせ) 2 茶々、ダイアナ、
94 夫居れば夫のテレビや秋深む (えっちゃんあら) 1 コビトカバ、
95 献体の妣帰り来ぬ白芙蓉 (ナチーサン) 11 茶々、◎弥生、◎かをり、尾花、ヨシ、落方、◎にゃんこ、アイビー、
96 頬に触る風変わりゆく葉月尽 (弥生) 5 ヨヨ、かをり、あい、ちとせ、ABCヒロ、
97 文机は父の遺愛や秋の暮 (尾花) 1 てつを、
98 暑気払い屋上渡る宵の風
99 おはぐろのつゐと入來る厨かな (落方) 1 アイビー、
100 思うまま動かぬミシン秋暑し (ダイアナ) 2 コビトカバ、あい、落方、
101 野分立つ寝椅子に母とともる夜
102 秋高しポニーテールも高めにす(コビトカバ) 2 玉虫、ABCヒロ、
103 秋暑し南海トラフの上にをり (ふうりん) 2 コビトカバ、あい、
104 大丈夫なんとかなるよ厄日かな
105 真青の背手剝きて鰯だんご汁 (ちとせ) 1 ナチーサン、
106 虫鳴いて防犯カメラ作動中
107 二杯目は塩むすびにて今年米 (ヨシ) 4 ◎ラガーシャツ、ナチーサン、ちとせ、
108 出来を訊く客や葡萄の直売所
109 なぞなぞの答えに窮し葡萄食む (てつを) 4 弥生、ちとせ、ABCヒロ、アイビー、
110 錦秋や鶴が兎と鹿連れて
当句者は、かをり、えっちゃんあら、ABCヒロ、森野、ヨヨ、あい、コビトカバ、玉虫、和談、ラガーシャツ、弥生、尾花、ちとせ、てつを、落方、ふうりん、ヨシ、にゃんこ、ナチ―サン、ダイアナ、アイビー、茶々、の22名。
間違いその他不都合な点をご連絡下さい。
清記&選句
7月句会の清記一覧を発表します。投句された方は速やかに選句に入って下さい。
当句者は、▼かをり、▼えっちゃんあら、▼ABCヒロ、▼森野、▼ヨヨ、▼あい、▼コビトカバ、▼玉虫、▼和談、▼ラガーシャツ、▼弥生、▼尾花、▼ちとせ、▼てつを、▼落方、▼ふうりん、▼ヨシ、▼にゃんこ、▼ナチ―サン、▼ダイアナ、▼アイビー、▼茶々、の22名。(▼は選句済み)
選句要領
1 選句期間 9月11日(水)~9月13日(金)
2 選句数 8句 うち1句を特選とする。特選は無しでも構わない。特選2点、並選1点で計算します。
3 選句方法 句番号を書き出すだけでもよい。
4 結果発表 9月14日(土)
5 投句に参加しない方も選句することも出来ます。投句者全員の選句が終わっても、スケジュールの前倒しはしません。
9月度みんなのネット俳句会清記一覧
1 長き夜や子の住む町へ行くと言う
2 耳遠き母のスマホへ虫の声
3 娘らに背中押されて踊の輪
4 休日の朝に一鳴きつくつくし
5 いや勝る地球沸騰八月尽
6 降り立ちて靴履く今日も秋暑し
7 無花果やテーマの重いドラマ観る(
8 秋めくやテーマを決めて一人旅
9 豊の秋棚田黄金に膨れをり
10 敬老の日口も立つ人ボール打つ
11 目覚むれば蝉爆弾は何処へと
12 風の盆神も佛も姿付けて
13 晩学や絶対旨いふかし芋
14 賢治忌やカタカナ文字の詩を謡ふ
15 甘栗や剥けずに泣いた頃もあり
16 まだ来ない迷走台風まだゐたか
17 蔓茘枝爆ぜる未だに来ぬをとこ
18 地虫鳴く巨大地震のこと思ふ
19 風の盆パラリンピックは金メダル
20 襤褸の月ホハレ峠の死者生者
21 鬼灯を鳴らす昭和の音がする
22 買ひ手なき家に背高泡立草
23 間引き菜や笊一杯に貰い受け
24 身に込むや古き手帳の住所録
25 庭先をすっと遮る糸とんぼ
26 岩山に朝日当たりぬ秋の水
27 秋めくと昨日の朝は思ひしに
28 夜の長し稽古に励む囃子方
29 三日月やまだ帰らない大学生
30 胡弓の音編み笠舞うや風の盆
31 秋深しまたも転勤告ぐる報
32 ねんごろに葛の葉垂れるダムの村
33 叢で御時知るか虫の声
34 鉦叩石垣だけが残る城
35 秋桜の数多揺れる離島の地
36 肋骨浮きたる野良や秋暑し
37 献杯の仕草艶めく風の盆
38 たとふれば微笑ならん桔梗咲く
39 首筋の夜風へ秋は忍び込み
40 台風に忙中閑ありじいっと待つ
41 草は穂に浮いた噂は聞かぬまま
42 次々に稲起ち上がり刈られけり
43 水飲みて飲みて汗へと秋扇
44 老境に老春のあり爽やかに
45 秋茄子や自然法爾(じねんほうに)に輝けり
46 コスモスの畑に少年立ち尽くす
47 退院のまず入院や今日の月
48 蕎麦の花まれには通る対向車
49 ファインダーに途切れぬ人や曼珠沙華
50 虫の恋草むら渡る夜の風
51 真ん丸のパールの如く月満ちる
52 雨乞や路傍に繁茂猫じゃらし
53 朝顔の車庫の上なる濃紫
54 亡き姉の面影宿す百日紅
55 秋来る抱える程に借りる本
56 義足もて秋風蹴るやパリ五輪
57 合宿のオーボエの子の夏終る
58 美しい森を歩みて露の秋
59 夕焼や信号待ちの交差点
60 蚯蚓鳴く夢の途中に目覚めけり
61 高騰の新米年金は目減り
62 初秋に物価高凌ぐ焼き芋や
63 釣り人の魚篭に初秋を尋ねをり
64 期待する心はシャインマスカット
65 台風の目を観る神の眼の画像
66 穂につどひ風にあそべる秋茜
67 敬老の日二言目にはキセル打つ
68 預かりし犬に連れられ野路の秋
69 キチキチや日暮は淋し猫を抱く
70 裾分けを届けて転ぶ厄日かな
71 台風のおかげで観れた新喜劇
72 藍色に楚々と点しぬほたる草
73 名月を盃に浮かべて女(ひと)思ふ
74 門限は破つてなんぼいぼむしり
75 里芋の水玉きらり葉が揺れて
76 山一つ動かす如し虫時雨
77 しみじみと新米の値を考へる
78 お持たせはフルールケーキ小鳥来る
79 叩き練る合い挽き肉や豊の秋
80 秋声や在りて見えざる父の星
81 故郷や子の足洗う盆の波
82 螻蛄鳴くやピーポーの音ひきりなし
83 巡る季のいずこより湧く虫の声
84 聞き役の吾枝豆の莢の山
85 弥生杉地に還るらし島は秋
86 初茸や仏は常にいませども
87 稲刈を見る二千歩の徃き還り
88 口寂し鬼灯鳴らし母を待つ
89 秋灯や車窓に旅の果のあり
90 青春やよさこい祭りに打ちこんで
91 初紅葉白馬五竜の板の道
92 数独を口論しつつ夜の秋
93 庭の甕蛙飛び込む秋暑し
94 夫居れば夫のテレビや秋深む
95 献体の妣帰り来ぬ白芙蓉
96 頬に触る風変わりゆく葉月尽
97 文机は父の遺愛や秋の暮
98 暑気払い屋上渡る宵の風
99 おはぐろのつゐと入來る厨かな
100 思うまま動かぬミシン秋暑し
101 野分立つ寝椅子に母とともる夜
102 秋高しポニーテールも高めにす
103 秋暑し南海トラフの上にをり
104 大丈夫なんとかなるよ厄日かな
105 真青の背手剝きて鰯だんご汁
106 虫鳴いて防犯カメラ作動中
107 二杯目は塩むすびにて今年米
108 出来を訊く客や葡萄の直売所
109 なぞなぞの答えに窮し葡萄食む
110 錦秋や鶴が兎と鹿連れて
間違いその他不都合をご連絡下さい。
9月句会の投句締切りは明日の10日です。まだ投句されてない方はお忘れなく。
投句したつもりでいて、いざ選句をしようとして、自分の句が無いことに気づく事例がありました。投句者名簿に自分の名前があるかどうか、もう一度確認してください。
この掲示板を読んでいるけれど、投句する勇気がないという方、ためらうことはありません。どうせどこの誰だか分かりません。安心して投句願います。
米が逼迫している。米作民族の日本、米にまつわる騒擾は政情不安に結び付く。近いところでは大正7年の米騒動がある。投機筋の思惑が絡んだこともあり、庶民の怒りは頂点に達し、時の寺内正毅内閣は吹っ飛んだ。翻って現在、5キロの米が1500円~2000円で買えたものが3000円以上の値をつけている。よく暴動が起きないもんだと思うが、庶民はいたって冷静である。少し待てば新米が流通するようになることもあるが、高けりゃ買わないだけの話だ。パンや麺類の代替品があることが一番の理由だろう。かくして、日本人のコメ離れは進む。