Q
姑との関係の持ち方についてお聞きします、夫婦の醍醐味として楽しみだけではなく苦をともにすること、その一番が親戚づきあいであるという話がありましたが、ときどき姑が嫁の私に対して説教したり脅すようなことを言って支配しようとしたり、甘えて依存しようとしたりするのを感じて、その都度私は感情的に動揺してしまいます。
A
はあ?なんで動揺するんだろう。そういうもんですよ、姑というのは。どこの姑もそうだもん。
Q 夫の親なので大事にしなければと思い尊敬できる部分もあるのですが、どうやって姑と横の関係を築いていけばよいでしょうか?
A
あのーそういうもんですよ。あんただってばあさんになれば、嫁を脅したり甘えたりするんですよ。なんも変わらないですよ。別に動揺することはない。まずこんなもんなんだと思いなよ。いつも最初に感情に注目する癖をやめようよ。どんな問題を解かなきゃいけないかのほうに注目しようよ。感情というのは問題が解決すれば消えますから、だから、おばあちゃんは何をしてほしいのかとか、何をしてほしくないのかとか、今やっていることでやめてほしいことは何かとか、今やってないことでしてほしいことは何かとか、手伝ってほしいことは何かとか、手伝ってほしくないことは何かとか、“実務”の側でまずものを考えない?要するに横の関係というのは、困難な課題を共同で解決することじゃないですか。例えば、「今度、銀行が名前を覚えられない長い名前になって、あれはいったいどうしたらいいんやろう」と言えば、「なんもせんでもええんよ」と言うだけのことです。「別に通帳を書き換えなくてもいいし、今までどおり使えると思いますよ」と言えばいいのに、「なんでそんなこと私に聞くの!」てなことを思うから、いらんことにエネルギーを使って話しをいっそうこじらせるんです。あなた方も年をとればそういうことがわからなくなって、嫁さんに聞くんです、やがて。順送りですから、自分だけがそんなに賢く正しいと思うのをやめる。一緒に問題解決してあげようよ。(回答・野田俊作先生)
Q
スピリチュアルワークは何歳くらいから受けられますか?本人が望めば中学生でも受けられますか?
A
受けられます。その中学生の「アタマ」しだいですが。本人がそういうことについて関心があれば受けられます。まったく理解できないということはないんじゃないかと思います。(回答・野田俊作先生)
Q
とても素晴らしいお話をありがとうございました。しかしそれでも夫と仲良く暮らすことを諦めている私は、子どもが大きくなるまで形だけの家族を続けるしかないと思ってきました。形だけの家族を続けるよりも早く別れたほうがいいのでしょうか?形だけの夫婦関係はせっかくの人生を無駄にしているようなのですが、子どもにとっては父・母が必要なのです。9歳男の子、4歳男の子、私と子どもたちとの関係は良いです。夫と子どもの関係もとても良いです。夫と私は話し合うことができず、近づくと権力闘争になってしまいます。尊敬することができません。仲良く暮らすことを諦めてからはもめることが少なくなりましたが、期待もしなくなっているので、こんなんでいいのでしょうか?何か虚しいものがあります。
A
こんなんで良くないです。仲良く暮らすことはたぶん可能なんですよ。どんだけ投資するか。僕たちは例えばロシア語をしゃべれるようになるか?僕は誰でもなると思う。投資すれば。英語は習ったことがあるけど、ロシア語は習ったことないでしょう、多分。習ったことないけど、今から始めても、例えば多分3年くらい夢中になってやればきっとしゃべれるようになると思う。ということは夫婦関係も、夢中になってやれば仲良くなれるようになると思う。初めから「私たちは無理です」と諦めたら何も動かないと思う。夫婦の両方が、今までのいきさつはいっぺん置いておいて、仲良くやってみようやと考えてそれで夫婦のカウンセリングを受けたり、一緒に学ぶ機会を増やしたり遊ぶ機会を増やしたりして、そこへエネルギーをつぎ込んでいけば上達はすると思う。人間というのは学習する動物です。ということは逆に言うと、学習しないと何もできない動物なんです。昆虫はまったく学習しない動物です。虫に芸を教えられると思う?無理なんです。昆虫は学習しない動物です。というのは、遺伝子に何もかも全部書いてあるんです。蜘蛛の巣の張り方とか蜂の飛び方とか蝶がどの花に止まるかとかどこに卵を産むとかは、考えてない。虫や蝶は「キャベツにしようか白菜にしようか」悩まない。遺伝子に全部書いてあるから学習しないんです。で、逆に人間は遺伝子にほとんど何も書いてない。すべてを学習で学んでいくので、勉強しないといけない。夫婦に関して学習がない。育児に関しても学習がない。旧来育児と呼ばれていたものが、ほんとはあまり大したことではなかった。育児というものはやっぱり学ばないといけないもんだと、パセージを受けた方はよくわかるよね。夫婦も学ばないといけないのですが、残念ながら夫婦はああいうグループがうまくいかない。アメリカのアドラー派の人が夫婦のグループワークを開発しましたが、うまく動かない。なんでかというと、1つは夫婦ごとにすごく違うから。親子はどこの親も同じような問題の抱え方をするが、夫婦は夫婦ごとに問題の抱え方が全然違うので、集団療法で話題が共通しない。夫も妻もたまたま両方とも来てくれたとしても、その夫婦が抱えている問題が他の夫婦と共通しないので、一般的なプログラムでなかなかできない。それが1つ。それから、夫婦には言えないことがある。親子のトラブルは、実はこんなこんなでと人前で言える。夫婦のトラブルは特にsexがらみ、お互い同士の性関係とか婚外交渉、浮気とかになると、あまり人前でさらけ出したくないという文化があって、言えないことがいっぱいある。その結果グループで動かない。だから夫婦の学習グループは残念ながら成功してない。今でも試みはたくさんあります。試みはたくさんありますけど、今後ともやっぱり難しいのではないか。だから個別に相談しながらやっていかないとしょうがない。これは、夫さんの了解が得られれば、例えば月に1回でも夫婦のカウンセリングを予約されて受けられると、きっと進化はあると思う。夫婦カウンセリングはあまり何もしません。夫婦が話し合う場所を提供して、そこにカウンセラーが座っているだけなんです、一番基本的には。というのは、夫婦2人で話し合うとつまらない権力争いをするでしょう。そこに全然知らない他人が座っていたら冷静に話をするでしょう。これだけでも大したことだと思いませんか?だからカウンセリングは値打ちが多分あると思う。(回答・野田俊作先生)
Q
「夫婦お互いに取扱説明書を交換する」というお話が一番私にフィットしました。結婚歴35年、今以て相手の思考過程がわかりづらく、ついつい地雷を踏んでしまう私がいます。相手としても私のどこをプッシュするとドロドログチャグチャになり、2,3日お互い気まずいのか知りたいと思い、35年失敗の経験は山のようにあるのに、体験から学んでいないとつくづく思いました。もう1つ、私たち夫婦に足りないのは遊ぶことだと気づきました。仕事の話はそこそこやっているのに、土台である遊びはほとんどありません。帰ったら2人で話し合ってみます。
A
ありがとうございます。こわい顔で話し合わないでね。(回答・野田俊作先生)
Q
夫のことです。仕事が思うようにいかず、辞めたいと申すこのごろです。何とか勇気づけたい。「子どもも大きくなったから、あなたの思うようにやってください。転職するのもいいし、しばらくゆっくりするのもいいし」と言いますが、これで勇気づけになっていますか?
A
辞めるるというのは2種類あります。今の職場から逃げ出してやめるのと、新しい職場を求めるのと。
逃げ出して辞めると失敗するんです。「辞める」と言ったら、「じゃあ何する?」と聞く。考えると結構たくさん仕事がある。
私は今の仕事がうまくいかなくなったら、やりたいことがあるんです。アメリカにいるときタイプライターを持っていました。ガレージセールで買った。土日に、普通のお家のガレージでいらないものを売ってくれる。電柱に広告が貼ってあるのを見た。値段は付いてないから値切り放題。レミントンのタイプライターです。重たいの。状態のいいのを20ドルで買った。2000円くらい。それを機嫌良く使っていた。うまく動いた。でも、飛行機で持って帰れないから、友だちにあげました。
今思えば、あれは商売になるなあ。ガレージセールを回って、レミントンのタイプやジッポーのライターを買い集めて、日本で20万円くらいで売る。
大企業がいろんな大企業向きの商品を扱ってやっている中で、個性的な商品を個性的に扱う店がこのごろ復活してきた。一時、スーパーのために普通の市場が壊れてつぶれるんじゃないかと言われた。実際つぶれたところもある。最近復活気味です。お魚をスーパーでは買えない。今、イサキが出回っている。臭い。魚屋さんのは臭くない。いいもの売らないと客が来なくなることがはっきりしているから。スーパーはお魚だけ売ってるわけじゃないし、値段も高い。初めは安かったけど、このごろ、つけあがって高い。
普通の八百屋さん、魚屋さんが復活してきた。いいことは、値切れること。釣りに行った帰りに魚屋さんへ寄ると、体裁が悪いねえ。「おにいちゃん、イサキ入れとくで」「イサキ釣れるようなところへ行ってない」「ええがな。どうせ奥さんわからへん」。そういう対話がある取引がいいでしょう。スーパーのねえちゃんはそんなの言ってくれない。
大企業がある方向性を打ち出してマスプロ的に商品を売っている中で、個性的な商品を売ればけっこうやっていける世の中になりました。
町の小さな自動車会社が、全部手作りで自動車を売っている店が1軒だけある。私、ナイフが欲しいんです。岸和田の登山ナイフね。1本7万円する。すごくいいんですが、まだ買ってない。買ったら惜しいから山へ持って行かないかもしれない。お仏壇へ飾っておくのかな。そんな世の中になりました。
飛び出して、今の企業で身につけたノウハウを一工夫生かしてやめるんだったら、やめるのに賛成です。(回答・野田俊作先生)