MENU
166,688

コモンセンスとは?

 ※管理人・大森よりご挨拶申し上げます。先日この掲示板のアクセス数が3万件を超えました。毎日多くの方が読んでくださっているおかげです。どちらのどなたかは存じませんが、心よりお礼を申し上げます。偉大な野田俊作先生が他界されてから3年を過ぎましたが、私は先生が残された音声ファイルのテープ(MD)起こしをしていて、毎日先生のナマのお声に触れることができます。先生は私のまわりで生きていらっしゃいます。これからも投稿を継続してまいります。

Q
 以前保留になっていた「コモンセンス」についてお聞きします。
A 今日も保留だな。
Q アドラーを習い始めたころから引っかかっていて、基礎講座などで質問していましたが、そのたびにはぐらかされた。
A はぐらかしません、別に。
Q コモンセンスはどういうもので、どうやったら身につきますか。私の理解では、私的論理の総体か。経験したしないにかかわらない、ちょっといい物語・話のネタになる、社会に対して有益なイメージ。間違っていますか?
A 間違っています。
Q 野田さんはどう理解されますか。
A
 こういうものもこだわらないほうがいいです。もっとわかりやすい話題から取りかかるほうがいい。あれはあの時代の純粋な哲学用語です。カントの『実践理性批判』に出てくるんでしたか。そんなものを読んでも救われない。
 アドラーはそういう時代の人です。1900年代初めね。今よりも人々が哲学に近かった時代の人です。今はもっと自然科学に近い。生物学なんかのほうが親しみがあるでしょう。遺伝子操作と言うとすぐわかる。コモンセンスはわからない。20世紀初めの人々は、生物学・物理学は遠いところにあって哲学が近いところにあった。哲学の言葉を使ってしゃべったら、みんながよく理解できた。その時代の雰囲気にすぎないから、そんなものを引きずることはない。われわれの時代は、生物学・物理学に近いところで発想してしゃべるほうがよくわかる時代になったから、そんな言葉は忘れたほうがいい。
 アドラー言ったから大事なわけではない。アドラーも時代の子です。あの時代の言葉づかいであの時代の雰囲気でしゃべっている。あるものは僕らにも理解できない。例えば、子どもに性教育をしてはいけないと方々に書いた。彼の時代はそうだった。僕らの時代は違う。できるだけ早い時期に性教育を始めたい。状況がまったく変わってきているから。アドラーを絶対視して、聖書みたいにマルクスみたいに持ち上げないほうがいい。こんなのはアドラーの言い癖だから、忘れたほうがいい。こんなことにこだわるのは強迫神経症ですよ。(回答・野田俊作先生)

編集・削除(未編集)

自分の考えを整理する方法は?

Q
最近自分の考えがよくわからないことが多くあります。「はてどうしたものか?」と考えているうちに、時期が過ぎたりその場逃れのようになってしまいます。余計なこと、頼まれないことはしないということで、思いやりや心づかいのない自分に気づいて、イヤになってしまいます。何か大きなところで穴が空いたようで困っています。自分の考え、自分の気持ちを整理する方法はないでしょうか?

A
 抽象的で(言っていることが)よくわからない。「考え」が人間を動かしているわけではない。心というものは人間を動かさない。「人間」が心を動かす。みんな心が私を動かしていると考えている。そんなことはない。
 アドラーのアイディアは、個人という全体がまずあるんです。個人が生き残るために、手や足や舌とか爪とか髪の毛とか心とかを使う。ウニは生き残るためにトゲを使う。鹿は生き残るために角を使う。蝶々は生き残るために羽を使う。人間は生き残るために心を使う。そうしたら、トゲがウニを動かしているか。角が鹿を動かしているか。おかしいでしょう。同じように心が人間を動かさない。人間が心を動かす、使う。これがアドラー心理学の一番根本的な前提です。
 人間という全体がまずあって、心はその道具にすぎない。それを誤解して、心が全体を動かしていると思い込んでいる。ですから、心が何を考えているかあんまり気にしないで、自分の全体が何をしているかを気にするようにしましょう。
 アドラーが言ったとおりに言うと、「何を言っているかを気にしないで、何をしているかを見よう」。私はいつもいろいろ考えているけど、何かしている。考えと関係があったりなかったり。大事なことは私が何をしているかです。そこを見ていると結構一貫している。分裂なんかしていない。だから、「心で何を考えているかわからん」という悩み方をしないほうがいい。自分の体、全体はどんなことをしてどっちへ向かおうとしているのかを観察されると、あまり心配ないのではありませんか。(回答・野田俊作先生)

編集・削除(未編集)

夫婦間のライフスタイルの違い

Q
 夫婦の間でライフスタイル違うので、ときどき諍いがあります。妻はのんびり屋でお金に関しても大らか。私は細かいことが気になり、片づいていないことやお金の使い方も気になります。こういうライフスタイルは、一生変わらないのでしょうか。お互い相手のために気に入らないことには目をつぶるようにして、楽しくしたほうがいいのでしょうか?

A
 夫婦カウンセリングを1,2回受けられたらどうでしょうか。夫婦カウンセリングはアドラー心理学のお勧め商品です。子育てカウンセリングは皆さんご存じで多くの方が使ってくださる。夫婦カウンセリングはいろんな理由であまり来られない。存在を知らないのか。
 来るなら一応“離婚がらみ”で来てください。「こんな人別れてやる」と、そんな段階で来られたら時間がかかりますが、まあ仲良く暮らしているけど、もうちょっと何とかなるともっと幸せかなという時点で来られると、簡単に効果的なカウンセリングができます。
 期間は短くて2回、長くても5回はかからない。時間も、ご主人が働いているなら夕方を予約してください。恐くないよ、ちっとも。
 どんなことをやるかというと、日常生活の中で、「相手が今していることでやめてほしいこと」、「今していないことでしてほしいこと」を、お互いどうしで言い合いっこして、最終的に表にまとめて、契約書を3通作るんです。
 「妻○○は夫□□に対して~をすること、~をしないこと」。「夫□□は妻○○に~(以下同様)」。夫1通妻1通、カウンセラー1通持つ。その契約を守って暮らすお稽古する。3か月で自動的に効力がなくなるように作る。違反があると金銭決着で慰謝料を払う。
 もうちょっと何とかならないかと思われるんでしたら、夫婦カウンセリングをお勧めします。(回答・野田俊作先生)

編集・削除(未編集)

電話相談で「自さつしたい」と言われたら?

 今日はこちら↓でご覧ください。

http://www2.oninet.ne.jp/kaidaiji/dai1keiji-9-20.html

編集・削除(未編集)

タクト(叙述語)を会話で増やすには?

Q
 小学校5年生の息子のことです。「学校どうだった?」とたずねても、「息してた」と答えるくらいで、なかなか話してくれません。課題の分離を心がけてきましたが、タクト(=叙述語、反対語はマンド=要求語)がなかったとも思います。私はもともとタクトの少ない会話しかできない人間です。タクトを増すにはどうしたらいいか、勇気づけをお願いします。

A
 なぜタクトが少ないか?1つは本を読まないからでしょう。子どもに絵本・物語を読んであげたりしたお母さんは、そこで覚える。子どもがどんなお話を喜ぶか。このごろ、絵本・物語の代わりにCDがおとぎ話してくれる。あれをやると、母親のお話する能力が開発されない。小さい子がいなかったら、近所の子にでも自分1人でもいいから、声に出して朗読するお稽古をなさってはどうですか。面白いよ。高橋さと子さんは朗読上手です。私(野田)も声に出して本を読むの好きです。文学作品でも黙読しないで、声に出すと感じが違う。面白い話をできる力は練習によって身につくんです。ぜひ朗読して、それを人に聞かせてあげてください。(回答・野田俊作先生)

編集・削除(未編集)
合計983件 (投稿977, 返信6)

ロケットBBS

Page Top