◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたの詩の成長を、こつこつ支援するところです。)
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をご用意しております。(上記リンクから飛んで下さい)
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投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。
どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!
未来の詩人たちよ。わたしにはやがて君たちが直面する世界を予言できる。
なぜなら、それはわたし自身が経験した歴史でもあったから。
そこではあらゆる瑣末な日常が消え失せ、危険が我が物顔で跋扈していた。
洪水は刻々と迫り、今逃げてきたばかりの向こうの切通しのあたりも、すでに
崩壊と地すべりが起きている。この崖上もやがてのみ込まれる、そう観念して
精神の喫水線が限度に達した人々は、悄然と天上を見上げ、どす黒いインクの
ように広がった雲に問いかけている…究極の思想の鍵をどこに置き忘れてきた
のか?それさえ取り戻せれば、この状況に補助線を引き直し新たな解釈を手に
することができるのに、と。
だが、わたしにはわかっていた。刻一刻と終末の様相を深める世界を前にし
て、そんなものは言葉の戯れに過ぎないことを。いかに秘教めいた難解な哲学
用語を駆使しても、いかに新しい服で装ってみても、その中身は古ぼけた思想
の繰り返しだ。言わば、ごくわずかの人しか辿り着けない遥か彼方の砂浜に、
丹精込めて立て直した白い墓標のようなものだ。古の聖賢を呼び起こし、再び
その遺徳にすがろうとしても、いずれは地球の反対側で起きた大地震によって
もたらされた津波に、墓標もろとも押し流されてしまうだろう。しょせんは
仮初の避難所に過ぎない。
だから、君たちは改めて悟るだろう。永遠の謎は単純なことに宿っていると…
我々が土に還る、という事実に。そして、この事実の本当の意味を解き明かす
ことは、結局いかなる人間の思想にも不可能である。
拙詩「存在することととの気怠さ」の評と感想ありがとうございます。
井嶋様が仰るとおり、私は書物に頼り過ぎていますね。
ある思想を導入するのに書物を出してお茶を濁しては皆読んでいる前提で詩を展開する悪い癖があります。
きちんと私なりの考えを省略せずに書くべきですね。
そして、肝心なところでも印象のみを書いて終わっているのもダメですね。
色々と考えさせられました。
それでも佳作の評ありがとうございます。
井嶋様、お忙しい中いつも評をしていただきありがとうございます。
最近はいろんな物事の裏側がすぐ暴かれるようになりましたが、いつの日か心の裏側まで暴かれてしまうのではないかという不安が頭をよぎったので、この詩を書きました。詩の中の表現を名文とまで言っていただけて、とても恐縮ですがとても嬉しいです。
全体を通して引っかかるところが出てきてしまうのが、最近の詩における悩みでした。今回はそのような箇所はなかったとのことで、とてもホッとしております。
花丸の佳作とても嬉しいです。詩を書く励みになります。
ありがとうございます。
またよろしくお願い致します。
滝本政博様、日本現代詩人会への入会おめでとうございます。比較的出没場所の近い私にとって大先輩であります。潮流に対して小さなパンチしか繰り出せない私に比べ、常に大きなカウンターを見せてくれる滝本様の姿は大いなる憧れであります。さらなる活躍を期待しております。
そして、引き続き私へと頂いております免許皆伝へのお祝いの言葉の数々、ありがとうございます。毎日見に来ることは出来ないのですが、時々見返しては目を通しております。感謝申し上げます。
井嶋りゅう様、詩の評をありがとうございました。
ある日ラジオで「本の風景」という言葉を聞き、ピンと閃いて詩にしようと思いました。実際詩の中に出て来る書物は、最初読んでも何のことだかさっぱり分からなかったのですけど、それから4,5年経った後、読んでみると自分も成長したせいか、共感できる部分が多くなっていて、その時の気持ちを書きました。今回は最後の評という事になりますが、最後まで詩の裏側まで読み解いていただけたことに感謝いたします。今後は新作発表で頑張ります。ありがとうございました。
井嶋さま
評をありがとうございます
生活において待ち時間が長く
その間に書きました
ファンタジーな要素がでてたのなら、嬉しいです
ありがとうございました
島 秀生さま、紗野玲空さま、三浦志郎さま、富士伊真夜さま、青島江里さま、山雀ぐりさま、エイジさま、水無川 渉さま、荻座利守さま、瀬未さま、井嶋りゅうさま、かすみ じゅんさま、齋藤純二さま、秋冬さま、お言葉をありがとうございます。
今後は、MY DEAR内でお返しが出来るように頑張りたいとおもいます。
1/16〜1/18までにご投稿分の評と感想です。
ご投稿された詩は、一生懸命書かれた詩ですので私も一生懸命読ませていただいておりますが、上手に意味を読み取れなかったり疑問を書いたり頓珍漢な感想になったりする場合もございます。申し訳ございませんがそのように感じた場合には深く心に留めず、そんな読み方もあるのだとスルーしていただけると助かります。どうぞ宜しくお願いいたします。
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「今のうちに」理蝶さん
理蝶さんこんばんは。
後半に行けば行くほど、うなるくらいの出来栄えでした。「心」というものに飲み込まれず、また突き放さず、適切な距離を保ちながら、細胞や絵画を例えに、目に見えない形のない「心」というものを見事に伝えきっていたので、「心」を感じることが出来る詩になっていました。
3連目「心は処女作であり最新作である」という一行は名文だと思います。うまいこと言うなあ、と思いました。また、最終連も素晴らしかったです。「心が僕たちにとって1番の秘密であるうちに」この「〜うちに」がとても効いていました。良かったですね。
全体的に引っかかるような箇所や辻褄の合わない箇所なども見当たらず、パーフェクトだと思いました。よって花丸の佳作でした。
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「存在することの気怠さ」積 緋露雪さん
積 緋露雪さんこんばんは。
とても感心する詩であります。「存在することの気怠さ」がこれでもかというくらい、描かれていました。それは、日頃から自己を見つめ対話されているのでしょう。ともすると感情に飲み込まれて、人によってはやけを起こす衝動にかられることがあるかもしれないところを、上手に距離をとっているようにも感じますね。積 緋露雪さんは主に書物を例題に取り上げて書き進めることを得意とされているように感じますが、今回は金星、すなわちVenusが登場しました。Venus、地球、森羅万象と、この流れの中に書物「差異と反復」の件がはさまっています。今回に限っては、せっかくの自然現象の流れですので書物はお休みしても良かったかもしれませんね。それでも内容の濃さは変わらないと思います。後半のほうに「時折世界が黄金に輝くときがある」とありますね。具体的には書かれていないのが少しもったいないのですが、この部分がとても眩しくてきらきらしていて、朝日あるいは夕陽のオレンジ一色に視界が染まる想像をしました。素敵でした。この一瞬の煌めきをもう少し広げてもいいかもしれませんね。積 緋露雪さんの詩に少し柔らかさが出てきたように感じます。とても良い傾向と思いました。佳作といたします。
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「本の風景 八合目」エイジさん
エイジさんこんばんは。
あらためまして。免許皆伝おめでとうございました。
この詩、粘りましたね。おかげで、しみじみと良い詩に仕上がっていました。3章?に分かれていたのも良かったと思います。エイジさんのお散歩シリーズではあるんですが、今回は一味違って、現在をとてもポジティブに彩っていた作品でした。「詩と出会う 詩と生きる」という書籍と出会い、その魅力的な内容を噛み締め血肉にしていった4年間、山登りに例えるとようやく八合目まできたかもしれないという達成感や安心感など、本当は悔しい気持ちや思いもあったであろうことは書かれていませんが、何となくこの詩から滲みでているように感じました。だからこその、しみじみと良い詩に仕上がっているのだろう、と思いましたね。自分のペースで歩いてここまで来たよと、胸を張れる詩だと思います。佳作といたします。
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「夕焼け」喜太郎さん
喜太郎さんこんばんは。
いいですね〜。夕焼けに包まれた青春、初々しさ、気恥ずかしさ、そして懐かしさ。夕焼けが何もかも赤く染める世界に、君と僕、右手と左手、星と月と時、よわむしけむし。この、よわむしけむし、が効いてましたね。「雲の上の帰り道」というのもまた良かったですよ。口づけたあとのふわふわとした足取り、その体感を表す最後の一文に、こちらがわもつい微笑んでしまいました。人も世も、真っ赤な世界。とても良かったです。佳作といたします。
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「待ち時間」麻月さん
麻月さんこんばんは。
とても素敵な時間ですね。コンコンコンとノックしたのは、ひとりぼっちの自分をなぐさめてくれる者なのかもしれません。自分にだけ存在する者のようなイメージでした。実は鳩時計のイメージもありまして、決められた時間に必ず登場する仕組みの壁時計なのかもしれないな、とも思いました。圧倒的に待ち時間のほうが長いのでしょう。その長い待ち時間が、ほんの少しのお茶の時間やおしゃべりの時間のおかげで持ち堪えられている様子が、人生にも似ていて、こういう時間の大切さがしみじみと伝わる良い詩だったと思いました。少しのファンタジックさが、しんとした部屋の中で繰り広げられる様子が素敵でした。
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「予感」小林大鬼さん
小林大鬼さんこんばんは。
大変お久しぶりでございますね。お元気でしたか?
今年は新年から地震が起こり、大変な幕開けとなりましたね。関東もだいぶ揺れたと聞きました。夕方の出来事でしたので、小林さんのように初詣の帰りだったというかたが、新潟にも沢山いらっしゃったでしょうね。本当にご無事を祈るより他ありません。この詩には淡々と当日のことが書かれてありますが、小林さんの動揺もよく伝わってきました。私も東日本大震災を思い出し、まさかまたあのようなことに、と考えたりしました。居ても立っても居られない気持ちを、小林さんは思わず詩になさったのでしょう。悪夢を繰り返さないでほしいとの願いもあったかもしれません。評価は割愛いたしますが、お気持ちはしっかり伝わりました。
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「飼い猫と呼んで下さい」紫陽花さん
紫陽花さんこんばんは。
この詩は笑いと涙あり、の作品でしたね。一連目と二連目は切なくて寂しくて、どのような気持ちを抱いている野良猫だったのか、野良猫自体の特徴もかねて、きちんと書き込まれていてしんみりしました。が、一転。三連目で我が子から野良猫感が強い、との指摘を受けるシーン。大変失礼なのですが、ちょっと笑ってしまいました。すみません。カステラもらっただけなのに野良猫と言い放つあたり、やっぱり我が子なんでしょうか。鼻が利くんでしょうか。この三連目がこの詩の重要な連になっていると思います。トーンも明るく、そのまま四連目へと引き継がれていて、新しい野良猫宣言を掲げるまでに至ります。やけっぱちとかもなく。でも、ラストの一行の本音がまた、響きますね。飼い猫になりたかったのか、と、ほろりとしました。とても良い詩ですね。紫陽花さんの詩でした。紫陽花さんは、タイトルのつけかたも良いですよね。読んでみたくなるタイトルばかりです。タイトルも結構重要で、私なんかは最後につけるタイプなんですが、悩んで悩んで普通のタイトルになるタイプですので、紫陽花さんのタイトルセンスがうらやましいです。佳作といたします。
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以上、7作品のご投稿でした。
皆さん大変お上手で、勉強になりました。
ありがとうございました。
大変遅れましたが、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
滝本政博 様
この度は日本現代詩人会入会おめでとうございます。
詩集が評価されての入会とお聞きしました。
素晴らしいです。
益々のご活躍をお祈り申し上げます。
滝本政博さん
日本現代詩人会のご入会おめでとうございます。
最近は詩人会のイベントも再開していますので、
楽しみが増えましたね!
山雀ぐりさん
『詩集 ミーファとキューブ』の出版おめでとうございます!
みなさん
山雀さんならでの詩人としての視点は、
身近の愉快な不思議と優しさが最初から最後までにじみでて、
素敵な詩集「ミーファとキューブ」です!
ぜひ拝読したい方は齋藤までご連絡ください。
またはメルカリで↓
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(アップしていた詩集がご購入いただいたので、新たに追加しました)