◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
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祖母の誕生日
母からこっそり
祖母が大好きなお花を聞き出しておいて
仕事帰りに買いにいく
水仙にフリージア
祖母がこよなく愛する花ばな
ねぇ、どこにあるの?
花屋を探し回っても
近所にはなかなか見当たらない
やっと見つけた一軒のお店
店員さんに頼んで出してもらった水仙は
思ったより小さくて
白くて可愛らしい花弁を
かすかに揺らしている
私は思い切って祖母の歳の数だけ水仙を買い
祖母の待つ家路へと急ぐ
きっと祖母はこのお花をあげた途端に
驚いた顔を見せるだろう
そんな祖母の喜ぶ姿を密かに思い描きながら
温かい我が家へと向かった
いつもより心なしか軽いペダルを踏み締めて
ひと昔前まで
子供達はすっかり子供らしさを失っていた
あの頃は子供の数より大人が多く
大人は自分の子供の頃など全て忘れてしまい
社会に家庭に落ち着きや静けさだけを求めた
子供達は物心つくと禁止事項ばかり
目にするようになった
公園ではボール遊び禁止
公民館でも他のサークルの
迷惑になるので大声は禁止
廊下で走るのは禁止
水遊び禁止
高い所に登ることも禁止
子供達は自分たちより多い
大人の目を気にしながら
息をころして目を伏せて
静かに遊んだ
そんな時代が続きどれくらい
長い長い時間が過ぎただろう
禁止禁止と言われ続けた
あの子供達の中から
やっぱり科学者が生まれた
その科学者が発明したもの
それが子供エネルギー発電パネルだ
公園に公民館に運動場に
子供のいる家庭に
子供エネルギー発電パネルが設置された
それからはもうご想像通り
子供達は本当にのびのびと
大声を上げ 力いっぱい走り
しっかり笑うことができるようになった
地球の未来を救うのは いつだって子供だ
滝本政博様 評をありがとうございます。私はあんまり意識してなかった起承転結が綺麗に整理されて、改めて読み直してすっきりしております。
この週は1回忌に行っておりました。感慨深い一日でした。またよろしくお願いいたします。
青島様、評をありがとうございます。今までいろいろと書いてまいりましたが、私の根っこにあるのが呪いと怨みと藁人形だと改めて気づきました。今まで生きてきた結果を誰かのせいにして逃げられると楽なのかというとそうでもなく。正しい主体性を持たないと生きることが呪詛になるそんな気持ちを持っていた週でした。またよろしくお願いいたします。
Kazu.さま
この度は、『あなめあなめ』の中日詩賞奨励賞受賞、おめでとうございます。
ご養生中とのこと、この吉報がお身体をも健やかに導いてくださることを願っております。
新たな詩を拝読させていただけることを、楽しみにしております。
病院の待合室に 一人の20代くらいの女性が立っていた
長い前髪が顔の半分に垂れ下がり
アレでは物も見難いだろうに・・と 思った
思った瞬間 ドアーが開き瞬時に風が吹きこんだ
彼女の前髪は風で舞い上がった
あれは そう エレファントマンという映画だっけ
彼女の顔半分はまさにそれだった・・・・
瞬間的に私はひるんで 顔を逸らしてしまった
逸らしながら自分が腹立たしく 情けなく
意を決して もう一度視線をあげ
今度はしっかり彼女と目をあわせ
かすかに微笑して 会釈した
彼女はじっと
そう私には5分にも10分にも思えるほどの長い時間
私の顔を 凝視した
そして・・・・
プイッと 顔を逸らした
もう2度と 私を見なかった
多分もう2度とない
ひとつの人生との遭遇と 別れ
そして自分の日々は又
同じように何もなかったように 繰り返されていく
それでも きっと
あの前の自分と
あの後の自分と
どこかが確実に 変わる
変わらなければならない
ほんの一瞬の
見知らぬ他人との ただ1度の偶然の遭遇でも
積み重ねられていく日々が ある
お久しぶりでした。
この度、中日詩賞奨励賞、受賞おめでとうございます。
「あなめ あなめ」はKazu.さんが持っておられる多くの思想の
結実と思っております。
この受賞が養生に良い結果をもたらすことでしょう。
お体を大切にされながら、今後も詩作されることを祈っております。
kazu.さん、中日詩賞奨励賞おめでとうございます。
素晴らしく、嬉しい便りを島さんよりいただきました。
kazu.さんの試作に対する強い思いが伝わってまいります。
お体に注意しながら、引き続き書き続けて下さい。
あらためて、おめでとうございます。力をいただきました。
Kazu.さん、
中日詩賞奨励賞の受賞おめでとうございます。
詩集『あなめあなめ』は素敵な詩集で、作品タイトルを読むだけでうっとりしてしまいます。
これまでの人生や現在の心境を語るその語り口、また新し地平を目指して作品を作ってゆく姿勢に強く打たれました。