MENU
493,825
固定された投稿

★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
新規にご参加の際は、ページ一番下の「お問い合わせ」から、ペンネームとメルアドの届け出が必要です。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
(ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。)


◆初めて詩を書く方や、おっかなびっくり詩を書いてみようかなあーという方、
「MY DEAR掲示板」ではハードルが高すぎるよと感じる方には、別途、

   <<初心者向け詩の投稿掲示板>>
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

をご用意しております。(上記リンクから飛んで下さい)
こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
なんら気にするところなく、いつでも詩を書き込んで頂けます。
誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。

どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

先駆者 埼玉のさっちゃん

時代が彼らを求めていたのか
それとも
彼らが時代の変化を導いたのか
ドキュメンタリー番組を観ながらそう感じた
先入観を持たず
ありのままを受け入れる姿には胸を打たれる
影響力を持つ人は皆ではないが
手本となる人がいる
見習いながらも自分の答えを出し
未来の為に今を大切に生きている
そこまで到達していないが
私も少しずつ手本となる人を見据えながら
日々を暮らしていきたい
誰のものではない
自分の人生は自分で切り拓いていくものだから
アドバイスを受けつつも答えは決まっている
背中を押してもらいたいのだ
確信が無いと前へ進めない
ただ単に臆病なだけかも知れない
乗り越えた先に何が待っているのか
すぐには答えは出ないけれど興味はある
皆、壁を壊す為にあらゆる努力をし今を生きている
未来の自分に繋ぐために

編集・削除(未編集)

あじさい 秋さやか

湯舟にたっぷりと浸かり
すこやかに濡れる
ちいさな背中の蒙古斑

思春期になったとき
あなたは気にするだろうか

雨の朝を
閉じこめたように優しい
その色を

プールの授業中
背中に注がれる視線を
恐れるだろうか

空を模す
紫陽花のように淡い
そのあざを

降りくる灯りと
立ちのぼる湯気に包まれて

曇った鏡に
わたしを描いてくれている

肩甲骨の滑らかな尖りを
そっと撫でると

くすぐったそうに笑いながら
振り向いて
水飛沫を浴びせてくるあなた

それとも

いつか腋窩に生えてくる
か細い毛を
気にしだすころには
消えてしまうだろうか

夏の光に飲み込まれていく
紫陽花のように

編集・削除(未編集)

雨音様、批評のお礼です  U.

ご批評ありがとうございます。
お褒めの言葉に少し照れてしまいます。
今回は推敲の甲斐があり、苦手なリズムが良かったのかもしれません。

編集・削除(未編集)

井嶋りゅう様へ

詩の評価をありがとうございます。
私も、以前までカレンダーは眺めているだけでしたが、ふと、様々なカレンダーの形があるように、人々も十人十色だと思い、詩にしてみよう。と考えました。
今年も、折り返しになり、月日が経つのが早いと感じています。
そして、初の詩集の出版おめでとうございます。

編集・削除(未編集)

井嶋りゅうさま

この度は第一詩集「影」刊行おめでとうございます!手元に届いてすぐに拝読しました。
一篇一篇、ゆっくりじっくり堪能しています。
ヒリヒリするような感覚、痛みもありながら
しっかり抱いて生きていく。その強さがゆえの
かなしさも描かれていて、心が動くのを感じています。
いつも詩作、評などこちらのことまで気にかけてくださりありがとうございます。
井嶋さんの益々のご活躍お祈り申し上げます。

編集・削除(未編集)

今日の月のこと 紫陽花

私の庭の紫陽花は
水が大好き
今日も
ざぶりざぶり
ごくんごくん
浴びるように水を飲む

それからそれから
梅雨の合間の
ぎらぎら太陽の
光もしっかりいただいた

そんな青紫の花は
きっと水で出来ている

そしてある夜
自分に映る月を
思わず飲み込んでしまう
その花が色褪せて
今度は水の代わりに
空をごくりと飲み込んで
今宵の月になりました

編集・削除(編集済: 2023年06月23日 06:03)

みじかいなつ  じじいじじい

よいしょよいしょ
ぼくはじめんのなかから
ひまわりママのねっこにつかまって
じめんのうえにむかった

ボクはセミのこ
みんなはボクをナッくんとよんでいる
なんねんもまえ じめんのそこでボクは
うまれた
でもボクはほんとうのママやパパをしらない どこにいるかもわからない

ボクはほんとうのママやパパは
しらないけれど
みんながボクをそだててくれた
モグラさん ミミズさん
みんなボクのおともだち
そしてねボクのママになってくれた
ひまわりママがいてくれる
ママはママのねっこでボクをそだてて
くれている ママのかおはじめんのうえだからかおをみたことないんだ

うまれてからなんねんめかのきのう
ボクはしょうがっこうをそつぎょうした
ひまわりママはおしえてくれた
セミのこはしょうがっこうをそつぎょうしたらじめんのうえにいくんだ
おとなのなかまいりなんだって

よいしょよいしょ
バッ!まぶしい!
とってもあかるいんだ まぶしいよ
なんだろう?
あれがおつきさまかあ きれいだなあ


「ナッくん がんばってのぼったね」
きいろいおかおがボクをみた
「ナッくんわたしがママ
ひまわりママよ」

「ひまわりママ!」
ボクはひまわりママのかおを
はじめてみた
ニコニコしてきいろいおかお
すごくやさしいかお
ボクはひまわりママとあえたんだ
じめんのうえにでられたんだ

ボクはそのひ ひまわりママにつかまって
かたちをかえた さなぎからはねがはえて
おとなになった

はねをパタパタさせたら
ひまわりママからはなれた
さいしょはこわかったけど
すぐにとべるようになった

それからはまいにちそらをとんだ
ひまわりママのまわりや
すこしさきのかわのほうややまに
とんでおさんぽした
チョウチョさんやてんとうむしさんが
おともだちになってくれた
まいにちがたのしいんだ

なんにちもたったあるひ
パタパタ?バタ?パタ?
あれ?きょうははねがうまくうごかない
あれ?きょうはからだがおもたい
なんだろう?とべなくなってきた
ボクはなんとかひまわりママのところへ
かえってきた

「ひまわりママ ボクへんなんだ
はねがうごかないよ そらとべないよ
びょうきかな?」

ひまわりママはボクにいった
「ナッくん びょうきじゃないよ
もうすぐねおそらにおひっこしだよって
おしらせだよ」

「おひっこし?ひまわりママとおひっこし?」

「ちがうの ナッくんだけがおひっこし
おそらにいけるのはナッくんだけなの」

「ボクひとりじゃいやだよ
ひまわりママといっしょにいたいよ」
ナッくんはなきだした
なみだいっぱいながして
いっぱいないた

「セミはねおとなになったら
おそらにおひっこしのきまりなの」

「そんなのいやだよ いっしょにいこうよ」

ナッくんはひまわりママに
くっついてないた
ひまわりママもないた

ナッくんはだんだんからだじゅうの
ちからがなくなってきた
そんななかよわくなったちいさなちからでいった
「ひまわりママ ギュッして
ボクひとりでおそらこわいよ」
ナッくんはちからがもうはいらない

ひまわりママはみどりいろのハッパのてで せいっぱいナッくんをギュッした

「ひまわりママのてあったかくて
きもちいいよ」
「ボクねむくなってきたよ
ひまわりママ ボクねむいよ
もっとつよくギュッしてよ」
ナッくんはひまわりママをみつめながら
そっとめをとじた
とじためからなみだがこぼれた
ナッくんはちいさなちいさなこえで
「ひまわりママ だいすきだよ
ママありがとう」
ナッくんはひまわりママのギュッのなかでおそらにおひっこしした

ひまわりママはナッくんをギュッして
ナッくんをずっとみつめていた
なみだをながしながら
ナッくんをギュッしつづけた
「ナッくん ママもナッくんがだいすき」
ふたりはずっといっしょだね

編集・削除(未編集)

敗北と海  鯖詰缶太郎

海に
花火の色をした船を浮かべ
いってみたいな よその星

新幹線は
人の気持ちを考えない

だから
あれだけ速く走れる

ただただ
僕を
東京から引き離していく

断続して続くトンネルは
何度も
海を隠す

もったいぶっているような
知ってしまったらいけないと
警告しているような

二十代の頃
この無力感に
まだ名前はなかった

三番目の街
三番目の生活

僕はやり直せるのかな?

海に
花火の色をした船を浮かべ
いってみたいな よその星

編集・削除(未編集)

音楽の木  やまうちあつし

一本の木が
音楽を聴いている

今日は悲しい音楽を
明日は寂しい音楽を
明後日は沈黙が
その4分33秒間に
あらゆる出来事が
流れ込んでくる

さすがにどうかなりそうで
苦し紛れに花を咲かせる










かすかな灯りに向かって
虫や小さな動物たちが
頭を垂れる
この世でもっとも大きなものの
正体をなつかしむ

木は思った
どんなものでも咲かないよりは

音楽を聴いている

編集・削除(編集済: 2023年06月24日 16:51)

雨音様へ御礼  やまうちあつし

雨音様
拙作にご批評をいただき、ありがとうございました。参考にさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)
合計3673件 (投稿3673, 返信0)

ロケットBBS

Page Top