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(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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水無川様
こんにちは。
詩の評、有難うございます。
今回、行にとらわれず書いてみようと思い
書いてみました。
これですと平仮名は確かに読みづらいですね。
これからはもとに戻します。
これからも宜しくお願い致します。
水無川 渉様、「母」に感想をお寄せいただき、ありがとうございました。
5月は母の日が控えていることもあって、今回はあえて抽象的な表現は使わずに平易な言葉で端的に思いや伝えたいことを詩に表現しました。
限られた字数や行数の中でどれだけ表現できるか考えて、読んだだけでわかるように書きました。
また5月になれば母について書くかも知れません。
その時はよろしくお願いします。
水無川様へ
この度は「仕事」をお読みいただきありがとうございます。
朝の風景を書きましたが、もうちょっと細かく書くべきだと感じました。
「どう伝えるか」が大事になるので、そこを重視していきます。
感想ありがとうございます!次回も宜しくお願い致します。
水無川様、こんにちは。いつも優しく読んで下さりありがとうございます。また当たり前のように春がやってきて水が温まるとメダカは卵を産み始めます。見ていると何だか元気が出ます。メダカは卵を食べてしまうの部分、2連目の方が分かりやすいですね。いつも、なるほどーそうだと納得しております。またよろしくお願いします。
僕は こうして 生きてきた
愛する 愛する 愛する
なぜ なぜ なぜ
生きる 生きる 生きる
あなた あなた あなた
生きて 生きて 生きて
あなた あなた あなた
信じる 信じる 信じる
あなた 生きる
あなた 生きる
わたし うれしい
わたし うれしい
君 いきて
君 いきて
永遠 永遠 永遠
そこにある そこにある
見て 見て 見て
永遠 見て
わたし 悲しい
そうして 僕とあなた
生きる 生きる 生きる
幸せ 幸せ 幸せ
君も僕も 手をつなぎ 手をつなぎ
ここに座って ここに座って
立ち上がり 立ち上がり
ダンス ダンス ダンス 幸せに 踊る
ありがとう ありがとう ありがとう
君 僕 わたし
Ⅰ清らかな猫の歌
ああ 三年ぶりの頭の爽快
傘を差さない彼女の夢のみが僕を捕らえるけれど
穴のない血管と青空と
正しい脈拍があるからぼくは大丈夫
ぼくは精神科病棟を横切って
新しい神保町へ
勢いあまって新刊書にすら目が眩み
それすら最後の頁で値段を確認してしまう自分が
愉快で笑う
いまだ優先席で身体を揺すられて
客観的速読法に思いを馳せるとき
ぼくは脳内を流れゆくすべての雲を興味深く見送り
澄み渡る空の存在をたしかめる
円本の匂いに酔い
頁に残された栞紐の跡をなぞる
家に帰ると 僕を見た母が泪を流して歓喜した
顔が白い!
彼女がそのさらさらな髪を弄ぶときに現れる
黒猫のような愛しい影を忘れよう
僕は安心してザジデンを呷った
Ⅱ清らかな猫の訡
音楽を捨てていた汚い目の猫がよみがえった
なにもない道をゆく
土を被った愚かな感熱紙をぐしゃりと踏みつけ
袋にぎしぎしと詰まった賢い椿のにおいを無視し
ようやく彼は美術館についた
風景のなかの眼が 彼の攻擊性を見抜いてなまなましく囁いた
遠路おつかれさまです
彼と彼によく似た 然しきれいな目をもつ猫との思い出!
鑢のようなそれらの一つ一つを反芻しながら選り分けて
彼は甲高く嘔吐する
凡ゆる肉體の苦みを默想しながら その鮮やかな矛盾を視姦して
彼は何時迄も螺旋から降りられない
Ⅲ清らかな猫の唄
廣松渉の哲学書のことを考えていた。
認識論についても 現象学についても僕はなにも知らないものだから 放り出してしまったあの哲学書。
僕がはじめて読んだ哲学書。
三年前 僕の脳内に霧が立ち込めてからというもの 僕の精神や身体 若しかすると情緒までもがその能力を失ったようだった。三年前にちゃんと寝ていれば あの哲学書も読めたはずだった。
──雪だ。なあ、ジャンプ買いに行こうか。
僕はお父さんにしたがった。
柿の木を通り過ぎた。さびしそうな柿の木は いま十八歳の僕よりはるかに若々しく見えた。
猫の足跡ひとつない雪の絨毯が駐車場に煌めいていた。雪は街灯のやさしい光を反射して 僕を慰めてくれていた。
轟音とともに稲妻が地面に墜落し 雪が烈しく炛った。その刹那 僕はいつかの朝のマクドナルドを思い出した。
客はみな生気を失った山羊のようにハンバーガーを頬張っている。
──お父さん、みんな悩んでいるんだね。
──それは違う。君が悩んでいるんだ。
今日は雷雪だった。
──お父さん、いまからギターを始めるのなんてもう遅いよね。
──何を言う。君にはまだギターと触れ合う時間がたくさんあるじゃないか。
そうかもしれない、と思った。
清らかな目で思い起こせば、あの柿の木も僕ほど若くは思われなかった。
振り向くとそこにはただの雪があった。その上に僕の足跡は確かに連なっていた。
僕は哲学書の読み方について熟考しはじめた。
──お父さん、哲学書に対して素読的アプローチは有効かな?
──え? どういう意味?
僕たちの目の前をただの猫が過ぎ去ってからしばらくして お父さんがつぶやいた。
──外に出てよかった。
この度はご感想をありがとうございます。丁寧に読んでいただき嬉しい限りです。
この詩の土台にある思想を説明しますと、端的に言えばそれは仏教思想です。特に上座部仏教の思想が根底にあります。仏教においていわゆる「悟り」に至るためには「サティ」と「サマーディ」の力を並行して鍛えることが必要であるとされています。この詩に込めた思想は主に、前者の「サティ」です。これはパーリ語で、日本語に訳すと「気づき」とか「注意して見る」とか「物事を心に留めておくこと」などの意味になります。すべての行末を「注意せよ」としたのにはこの意味があります。
また、仏教における悟りの定義は「『無常』『無我』『苦』を理解すること」とされています。この「苦」には、「四苦」が含まれます。「四苦」とは「生の苦しみ」「老いの苦しみ」「病の苦しみ」「死の苦しみ」の四つであり、この詩の四連はそれぞれこの順に対応させたつもりです。
私は、芸術の面白さは解釈が一意に定まらないところだと思います。芸術と科学は同根だと思いますけれども、この芸術の特徴は基本的に答え乃至解釈が一意に(特に数学に於いては顕著に)定まる科学とは対照的であり、それこそが大きな魅力であると考えています。
水無川様の評、たいへん興味深く拝読いたしました。題が作品全体に対するイロニーであるという解釈は、この詩を鑑賞して頂いた方には初めて頂いたご感想で、驚きとともに温かな嬉しさを覚えました。
この詩は私の処女作です。これからも詩作に励んでいこうと改めて思いました。この度は誠にありがとうございました。
あまりに抽象度が高く、具体的に解かりにくい作品を、丁寧に読み込んでいただきまして、誠にありがとうございました。
また、ほとんど評価されたことのない、癖の強い私の表現に、同意していただき、初めての高い評価を、していただきまして、
誠に、力強く、思われた次第でございます。
これからも、このような作品を書いていいのだと、はじめて、思われました。
本当に、初めての、高い評価と、ご理解に、強い勇気を、初めていただきました。
私にとって、初めての、画期的な出来事となりました。
重ね重ね、誠にありがとうございました。
この度は感想を書いて頂きありがとうございます。
何度か推敲はしたのですけど甘かった様です。
今回の感想でそれが分かりました。
ありがとうございました。
初めて評を頂き有難うございます。冬のイメージの文頭末尾をお褒めいただき, 嬉しいです。ご指摘の通り「友達もこれから出会う人々も」の箇所は、始めから 春が訪れた友達との詩 でしたので, 改良か削除いたします。出始めに難解な外来語を使いましたけれども、和文だけでは単調で退屈だと感じて 本の隅から拾って使用しました。時に折り, 詩人が語るこのような哲学用語や抽象表現のことを 日本詩の世界では何と呼ぶのか, 気になりました。まだまだ程々に 未開拓の作詩では御座いますが、どうか宜しくお願いいたします。