◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るため、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)
新規ご参加の際は、ページ一番下の「お問い合わせ」フォームから、必ず届け出をお願い致します。
◆初めて詩を書く方や、おっかなびっくり詩を書いてみようかなあーという方、
「MY DEAR掲示板」ではハードルが高すぎるよと感じる方には、別途、
<<初心者向け詩の投稿掲示板>>
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear
をご用意しております。(上記リンクから飛んで下さい)
こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
なんら気にするところなく、いつでも詩を書き込んで頂けます。
誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。
どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!
先ずは細かい所まで読んでご指導頂き、誠にありがとうございました。自分でもご指摘の点は悩んだ所です。今後の創作に注意して頑張ります。ありがとうございます。
僕は1円玉
5円玉くんは
僕が5人いないと敵わない
10円玉くんは
5円玉くんが二人いないと敵わない
100円玉くんなんて
10円玉くんが10人いないと敵わない
500円玉くんは
100円玉くんでさえ5人いないと敵わない
そう500円玉くんは
僕が500人いないと敵わないんだ
そんな500円玉くんでも
敵わない奴がいる
1000円札さんだ
上を見たらキリがない
だけどね
最強はママさんなんだ
だって僕たちを使えるのは
ママさんだけだから
此の世の光景とは思へぬ荒涼とした風景の中、
眼前の枯死寸前の大木の枝には巨大な深淵が引っ掛かってゐて
竜巻の如く何もかも呑み込まうとしてゐたが、
吾のみは深淵が嫌ってゐるのか
深淵に引っ張られることなく大地に佇立してゐる。
風逆巻き暴風が吹き荒れ、
何もかもが反重力の世界に連れてこられたやうに
地上のものは何もかもふんわりと浮き上がっては
轟音を立てて深淵へと飛び込む。
すると深淵から噎び泣く声が轟く。
それは多分に深淵が探し求めてゐるものがないといふ
嘆きなのかも知れぬが、
深淵もまた、深淵のままでゐることに恥ぢ入ってゐるのか。
苦悶に蠢きとぐろを巻く深淵は、
大蛇にでもなりたからうのか、
魂魄のみとなってしまった肉体を失ひしものに似てゐる。
さうしていると、
深淵は吾のみを残し世界を丸呑みしたのであった。
吾の足下にもまた、深淵が現れたり。
何故に吾のみ呑み込まれぬのだらうと
不審に思ってゐたところ、
もしかしたなら、
深淵が探してゐるのは吾なのではないかと思ひ当たる。
吾を呑み込むのに深淵どもは皆怯えてゐるのだ。
多分に永劫に探してゐた吾といふものが
眼前にゐるといふのに
手出しが出来ぬのは
深淵に躊躇ひがあるのだらう。
その躊躇ひは何ものかになることへの恐怖であり、
現状維持で温温としてゐたい深淵の怠慢である。
吾はとっくに覚悟が出来てゐて
いつでも深淵に呑み込まれる心づもりではあったが、
深淵が吾に怯えてゐるのだ。
だから、深淵は噎び泣く。
その轟音が宇宙大の大合唱となっては
やがて風音へとなり消ゆる。
このままではいつまでも深淵は吾を呑み込まぬので、
吾自ら深淵へと飛び込んだ。
が、しかし、途端に深淵から吐き出され、
深淵は嗚咽を上げた。
――汝自身になれ!
さういふと深淵はシュルシュルと縮退して行き消えたのである。
すると世界は再び世界として出現したのであった。
いい夢をみた
けれど どんな夢なのだっけ
それが思い出せない
いい夢をみたということだけ覚えている
目が覚めて
顔を洗い
服に着替えて
靴を履く
時間がない朝にばたばたと
足音を立てて
朝ごはんを食べて
歯を磨き
靴を履いたら
家を出る
現実の世界で一歩私が歩くたび
夢の世界からは一歩遠ざかっていく
どんな夢なのだっけ
何かの拍子に思い出せるかな
電車に揺られながら考える
けれど思い出せない
覚えているのは
ただいい夢をみたということだけ
目覚めたときのぼんやりとした心地よさが
思案に変わる
さらに思い出せないかすかにいらだちに
変わってしまいそうなのを
そっと押しとどめ
思い出そうとすることをあきらめる
思考は現実へ
今日やるべきたくさんのことを
数え上げながら
窓の外の高層ビルに視線を向ける
電車を降りてまた歩き出す
それでも
いい夢をみた
そのことだけは覚えている
帰り道 同じ駅を通って家へと向かう
夢から遠ざかっていった朝
夢へと近づいていく夕方
家に帰る頃には
いい夢をみたということさえ
もう忘れている
思い出すより早く
また別の夢をみる
もっといい夢をみるかもしれない
そうして忘れてしまう
遠ざかっては近づいていく
ぼんやりとした心地よさを
胸に残して
今日もやさしさを尋ねる
おはようなんて挨拶して
キミはふわふわして
掴めないけど
キミは人や植物の心にスッと入って
思いやりを届けてくれる
声は聞こえないけど
それでも僕には聞こえる
悲しみの音を奏でて
感じて
誰にも姿を見せずに
誰にも涙を見せずに
誰をもの心にも
与え続けてくれるやさしさ
ヒカリ
今日もどこかにいるキミへ
あなたがいるから
私も大丈夫
大丈夫
齋藤様 こんばんは。評をありがとうございました。紫陽花、齋藤様の観察も聞けて私も同じような景色を見たことがあるなあとしみじみ致しました。
いつも、詩の最後の方お疲れなのか、ささっと終わろうとしてますね笑 じっくり書いてみようと思います。またよろしくお願いします。
齋藤純二様
拙作にご批評をいただき、ありがとうございます。足を捻った感じに、という終盤へのご指摘が腑に落ちました。参考にさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
齋藤純二様、「テレビサイズ」に評をいただきありがとうございました。
私もすっかりテレビを見なくなりました。そもそも持ってないですし。テレビサイズとはもしかしたら業界用語なのかな?と投稿してしまってから思ったのですが、簡単に説明すると番組の演出上、尺の関係などで作品をフルサイズで紹介出来ない時にはしょられたり省略されたりするサイズのことを指す言葉、となります。なのでこの詩の主人公は番組制作側の人間、及び視聴者も含めていいかと思われます。その状況をちょっと比喩っぽく使ってみたのでした。だんだんと酷い扱いになっていくというのは愛嬌と言いますか、何か大きなテーマにつなげるよりも軽くつまむスナックのような感じのもたまにはいいかなと思いまして。
ありがとうございました。また次回よろしくお願いいたします。
齋藤純二様、佳作との評、ありがとうございます。
齋藤様のいう通り、最後は書き急ぎました。
もう少し「毒」について書かないといけませんね。
それでも佳作との評価、ありがとうございます。
精進することを忘れずに書き続けます。
「サバンナを行け」に評をいただきましてありがとうございました。
私の家からバス停までの道が川沿いでして、そのせいか、
夏になると、アリがよく歩いていて、踏みそうになります。
できるかぎり避けるんですが、知らない間に踏んでるかもと思って、この詩ができました。
きれいごとを言ってるにすぎないとも思うけど、
踏むのをあたりまえと思ってもいけないような気がして…
そんな自分を最後「優しい」と言ってしまう、一周回った自己満足もあり、困ったものです。
どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
P.S. Twitter フォローさせていただきました。早速のフォロー返しありがとうございます。