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◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るため、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)
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誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

モダン・ネオ・ロマンティシズム  エイジ

秋晴れの午後三時
近くの喫茶店へ詩を書こうと
雑然とした自分の部屋を後にした

習慣となっていることだが
まず空から降る光の色を確かめた
あえて言うとパステル・イエロー
乳白色したマンションが
うっすらと黄味がかっているようだった

喫茶店まではバスで5分くらい
ショッピングモールの中の
小さな部屋の戸をそっと開ける

選んだのは段差のある喫煙席
壁に掛けられたセザンヌの名画
「トランプをする人々」 の複製画
その中の男がにやりと笑う

スティーリー・ダンの音楽以外は
ひっそりとしている店内
そっと席に着くと
ペンとノートを取り出して
とりあえずといった感触で
思いつくまま情景を書き出した

 秋陽が西に暮れようとしている
 パステル・オレンジのような
 光を前に微かな疲れを味わっている

そしてこう続けた

 千里で過ごした平凡な日々
 つまらないのではない
 これこそが平和なのだ
 この平穏な日々を
 内なる情熱で支えて
 必死で守らなければ

サラサラとペンの流れる音が
しばし止まった
僕は沈黙している
目の前のモカを飲む

執筆のことなど
忘れそうになるくらい
この喫茶店のモカは美味しい

持ち込んだ詩集に目をやる
詩行を夢中になって読んでみた

言葉の連なり方と
行から湧き出すイメージと
どういう綾を成しているのか
分かる 分かるんだけど 書けない
僕にはこんな風には書けない
ただ自分の書く詩行の
綾なんてものは
今もってさっぱり分からない

ああ 喫茶店は各々の宇宙だ
束の間 空間を買うという
ある種のエンターテイメントだ

僕はサッと席を立ち
そのまま戸を開けた
惜しかったが僕は
その宇宙を去ることにした

秋陽が西に暮れようとしている
パステル・オレンジのような
光を前に微かな疲れを味わっている
この瞬間の木漏れ日の
暖かな陽だまりの優しさに
まさる恵みはないのだから
平和な日々を守らなければならない

編集・削除(未編集)

「ダンス・ダンス」  水野 耕助

止まると死んでしまうから
止まると死んでしまうから

足が折れようと
腕が裂けようと
止まることなく
踊り続ける

止まると死んでしまうから
止まると死んでしまうから

肺が潰れようと
心臓が破れようと
止まることなく
踊り続ける

でたらめなリズムで
めちゃくちゃなステップを

もしも誰かに
指を刺されても
気づかないくらい
夢中になって

飛んだり跳ねたり
クルクル回ったり
この命尽きる その時まで

止まると死んでしまうから
止まると死んでしまうから

今日も私は止まることなく
自分なりのダンス
踊り続ける

編集・削除(未編集)

ピアノ・リサイタル  えんじぇる

(前夜)

綺麗とは、赤が良ければ赤を、白が良ければ白を。迷わず選ぶ、その瞬間の美意識の中に、あります。
白が良くても赤を、赤が良くても白を。妥協を良しとする、言い訳と開き直りの中に、ありません。

綺麗とは、光への憧れと祈願です。
闇への安息を願う、歪ではありません。

綺麗とは、激情の後の悲しさです。燃え上がる前の不穏ではありません。

(当日)

綺麗とは、威風堂々とドレスを着て座るその姿です。
壊れることを恐れる老婆心では、ありません。

綺麗とは、大胆と過激併せ持ち、見栄とハッタリを貫く、その切れ味です。
錆びたナイフが売り物にする、優しさではありません。

綺麗とは、神経質なピアノの調整のような、デリケートな素肌です。
調整の壊れたお喋りでは、ありません。

綺麗とは、外側にすべてを預け、信頼と安心に身を任せようとする、その心です。
不信と回避から、内側に籠る怯えではありません。

綺麗とは、白鍵と黒鍵が織りなす、良心の呵責と悶え。その中を駆け抜ける疾走。光と闇が織りなすハーモニー。そしてそれを現すメロディの中に、あります。
雑踏の中に紛れる自らの足音を色で誤魔化し、すべてを灰色で済ます適当には、ありません。

綺麗とは、やり切った後の余韻です。なにもする前の空白では、ありません。

編集・削除(編集済: 2023年11月04日 02:54)

ある通信兵の戦い  上田一眞

彼は僕の釣りの師匠だ
額の右側が深く抉れ陥没していた
人相を変えるほどの傷
ある時
釣り糸を垂れながら
傷の来由と自分の戦いについて
訥々と語った

 *

自分は
空母隼鷹(じゅんよう)の通信兵だった
マリアナ沖へ出撃
米機の来襲を受けた
艦橋近辺にいた自分は
深手を負い 
爆発の衝撃で海に投げ出された

敵機の空襲と同時に
潜水艦の雷撃を受けた
魚雷が自分のそばを走り抜けて行った
隼鷹を守る味方駆逐艦が
反撃した

海に浮かぶ自分の周りを
ぐるぐる回って
駆逐艦は爆雷をどんどん投下した
その衝撃は凄まじく
海の中
海水が風呂釜の湯のように沸いた

自分は沈まないように
必死になって浮遊物に掴まった
しかし
額の裂傷は深く
時間が経つにつれ失血で気を失った

気がつくと
駆逐艦の甲板に横たわっていた
救ってくれたのは 
自分と同じ通信兵で
後年プロレスで名を売った男だった

隼鷹の僚艦飛鷹(ひよう)も敵機に襲われ
ボロボロになって
火炎を噴き上げて大破した

隼鷹の沈没は免れたが
数多の兵士が海に投げ出された
長い時間漂流し
力尽きて海中深くのみ込まれ
マリアナの深海に沈んで行った者
獰猛な鱶(ふか)に食われた者
地獄だった

死線を分けたものが何だったのか
自分にも分からない
ただ運がよかっただけだ

 *

静かに語り終えると
彼は「海ゆかば」を口ずさんだ

 海ゆかば水漬く屍
 山ゆかば草むす屍
 おおきみの辺(へ)にこそ死なめ
 顧みはせじ



*隼鷹 帝国海軍の中型改造空母 27500トン
 飛鷹 隼鷹の姉妹艦    

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詩の評、お礼です。  じじいじじい

島様

こんにちは。
詩の評、お礼です。
島様、今回と次回投稿分に関しましては、かなり悪い作品だと思います。実は私、詳細は割愛しますが、最近、かなり精神的にまいっており疲れている状況です。
そんな中、詩の作品に心中が表れて雑な作品になっているかもしれません。
次次回からは落ち着いて書いてみます。

今後もよろしくおねがいします。

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井嶋様、評のお礼  朝霧綾め

こんばんは、朝霧です。このたびは「シャボン玉」に評をくださりありがとうございます。そして、最後の二行をお褒めいただけたのが嬉しいです。この二行を言いたくて書いた詩といっても過言ではないので…

お正月にシャボン玉をなさったのですね。私もシャボン玉が大好きです。なので、この詩を思いついたときは純粋に嬉しい気持ちでした。
井嶋様のおっしゃる通り、風景が足りないかもしれないと思いました。最後でせっかく虹色のことを出すならば、もう少しその映像が浮かび上がるようにしたいです。

あたたかいお言葉をありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

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井嶋様 詩の評のお礼  エイジ

井嶋様、詩の評をありがとうございました。

今回は非常にお褒め頂き、とても嬉しく思います。
これに満足することなく精進して参りますのでよろしくお願いいたします。

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井嶋りゅう様 評のお礼  久遠恭子

井嶋りゅう様

評を下さり、ありがとうございました。
たしかに、月と地球どちらから見た景色や表現を優先させるか、もう少し考えた方が良いのかもしれません。

丁寧にお読み下さり、感謝しております。
推敲してみます。

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俺に何の関係がある?  司 龍之介

一顧傾城⁉︎
それが俺に何の関係がある?
美女は好きだが
それが俺の人生に何の関係がある?

美女なんてものは
滅多にいないんだよ
仮に出会えたとして
俺の人生に何の関係がある?
何も話しかけないしすれ違って終わり

羞月閉花⁉︎
それが俺に何の関係がある?
美女は素晴らしいが
それが俺の人生に何の関係がある?

女性は綺麗にしているだけで
上手く行くような気がする
人生はそれだけですいすい行く程甘いとは思わないけど
六割、いや七割は上手く、いや八割は上手く行くのでは
やはり七割かな? 細かい事はどうでもいいんだよ!

花顔柳腰⁉︎
沈魚落雁⁉︎
俺には何の関係もないが
女性は凄いな
綺麗になるために努力して
お金もかけてその姿勢だけで十分美しいけど
男の俺も何か頑張らなくちゃと思う
それは恐ろしく不可能だけど
努力はしようと思う
人生に一輪でも多くの花を咲かせるために

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井嶋りゅう様、ありがとうございました。  妻咲邦香

井嶋りゅう様、「粘土細工」に評をいただきありがとうございました。
元々「粘土遊び」というタイトルで書いていたのですが、投稿直前に「粘土細工」に変えてしまいこれはちょっと失敗だったかもしれません。投稿する直前の緊張感、それと裏腹に投稿しちゃった後に限ってあそこがここがと気になる箇所がわらわらと出てくるのは本当何なんでしょう。書き直したくってしょうがなくなるんです。MY DEARに投稿したものは実は評価されたものであれアドバイスを元にその後ほとんど書き直して発表しています。産みの苦しみは産んでからも続きます。
丁寧に読んでいただきありがとうございました。また次回よろしくお願いいたします。

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