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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

雨音様 評のお礼です 紫陽花

雨音様 こんばんは。評をおまけ佳作をありがとうございます。嬉しいです。紫陽花の季節ですね。水滴で色んな物が潤ってるようで好きな季節です。
テンポは、声に出してみると分かるようになるかも?と改めて思いました。まだまだリズムだとかよく分かってないですが、またよろしくお願いします。
ところで、明日学校の卒業試験なのに、すっかり疲れてMYDEAR活動してます笑 困ったものです。

編集・削除(未編集)

雨音様へ  ふわり座

今回の作品 圭作と言うこと大変嬉しく思います
ありがとうございます。全く違った作品。
書けるか分かりませんが頑張ってみます。
どういうのがいいかな。まあ永い目で見て
書いていこうと思います。毎度アドバイス
ありがとうございます。

編集・削除(未編集)

評ですね。6月9日〜12日ご投稿分  雨音

「その次のこと」妻咲邦香さん
妻咲さん、今回も一番乗りでしたね。
この作品とっても素敵ですね。もしかしたら妻咲さんのことだから、私が好きそうだと察していらっしゃるかしら。どのくらい素敵だなと思ったかというと、ちょっと妬いちゃうくらいでした。こんなのかけちゃうなんて!と。というわけで、佳作です。
基本的には直すところなんて全然なくて、このままでいいと思いますが、もしも私だったら、という部分をニ点だけ書いてみますので、参考にしていただけたら嬉しいです。いずれもとても細かいです。
まず一点め、一連に三回「私」が出てきます。一つ目は絶対にあったほうがいいです。二つ目か三つ目のどちらかをなくしたほうがいいかなと比べてみると、三つ目はないとわかりにくいかもしれない、ということで、二つ目を省略してもいいかもしれません。
次に、最後の一行ですが、そこだけトーンが少し違うように感じました。あくまで私の感じ方です。でもね、どうしていいのか悩んでしまいました。「明日が早くきたらいいのに」が思いついたけど、もっといいのがあるような気がします。探してみてくださいね。

「後ろ姿」やまうちあつしさん
やまうちさん、お待たせしました。実はやまうちさんは今回も二番乗りだったんです!すごい!雨音を喜ばせるのがみんなうまいですね。ってきっとたまたまなんですよね。失礼しました。
さて、こちらの作品もまた憎らしいほど素敵でした。やまうちさんも佳作です。次回からちょっと厳しくなります。あしからず。
こちらは直したいと思う部分はありません。この後ろ姿の捉え方はとてもグッときました。というのも、私自身が後ろ姿が好きなんですよ。写真とか撮る時も、気づいたら後ろ姿ばかりだったということがありました。人ってもしかしたら横顔とか後ろ姿に透けるものなのかもしれないなと改めて思いました。

「陳さんと日本語と私と」紫陽花さん
紫陽花さん、こんにちは。紫陽花の季節になりますね。
なんだかそんな季節に作品を拝見させていただいて嬉しいです。
そして、とっても優しくて心があったかくなるそんな作品で、じんわりしながら読ませていただきました。おまけの佳作です。
ストーリーはもう申し分なくて、申し分ないどころか、とってもいいですし、構成や流れもすごく素敵。そしてなんといってもね、これは紫陽花さんにしか描けないな、と思わせる紫陽花さんご自身から滲み出てくるような人柄を感じました。おまけ、の部分は些細なことなのですが、テンポを少し良くするために、声に出して見直してみてください。例えば、この連です。書き換えてみます。

そしてなにより

単語選びと言葉遣いが丁寧だ

例えば

ここ分からないから
教えて は

陳さんにかかると

ここに大変な問題があります

教えてください

になる

こんな感じを参考に、ほんの少し手を加えてみてください。全体好きでしたが、二連がね、特にとっても好きだったと告白させてください。

「水無月」U.さん
U.さん、お待たせしました。
今月は本当良い作品が多いですね。U.さんの作品もすごく良いです。佳作です。
こちらも最初から最後まで過不足なく、それにプラスして、しみじみと広がっていく情景があります。それは心であり景色であり、なんとも表現しようのない魅力、というものだと思います。これを書いていて気づいたんですが、作品としての完成度に加えて、こうしたなんとも惹かれる魅力を備えているものに出会うと、心が本当に共振しますね。とてもよかったです。

「ソウル」鯖詰缶太郎さん
鯖詰さん、こんにちは。お待たせしました。
面白い作品ですね。これはソウルミュージックの曲調を想像しながら読むととてもいいです。前半が特に私は気に入っています。五寸釘のあたりはゾクゾクしました。みんなそういった黒いもので覆われる時がありますものね。一考して欲しい部分があります。それが、

でも

生きているって言ってやりたい朝もある

なのですが、ここから先が朝の話になります。ただ、うまくこの「生きているって言ってやりたい朝」に繋がってこなかったんです。これがとっても残念でした。ここは最後に「ああそういうことだったんだ」と思えるように話の流れを作ると良いようです。ちょっと考えてみてくださいね。佳作一歩手前です。

「龍」freeBardさん
freeBardさん、こんにちは。お待たせしました。
こちらの作品はまるで墨絵を見ているような錯覚に陥るような作品でした。墨絵といえば濃淡の美しさです。この作品は後半三行の


私は嗤わぬ
何者も
いつか煌めく
一筋の
清烈果敢な河となる

この部分が真っ暗な世の中から浮かび上がるような濃淡の淡として白い龍が登っていくようでした。とても大きな絵に見えますので、言葉たちも大きな紙の上を泳がせてあげたい、そんな気持ちになります。ぜひ少し余分なものをつけて、濃淡をより鮮明にして大きな作品にしてみてくださるといいかなと思っています。

「人生の目的」ふわり座さん
ふわり座さん、お待たせしました。
最初にお伝えしたいことがあります。それはふわり座さんの作品を毎回(毎月)結構続けて拝見している立場として、何回か伝えてきましたが、改めて。ふわり座さんの作品はどんどん良くなってきています。今日また改めてそう思いました。成長ってこういうことかなと。真摯な姿勢がとても好ましく、羨ましいほどです。それを前提として、少し主題を別のところに探してみるといいかもしれないと思っています。練習の意味でです。例えば、朝ごはん、とか。ふわり座さんの作品の真ん中にあるのは人生とか愛とか人間関係が多いのですが、それを後ろの方にちょっと隠して(でもそれが主題なんですが)全く別のもので書いてみる、というのが次のステップに繋がるのではないかなと考えました。実はそれについては少し前から思っていたのですが、もしかしたらふわり座さんなりに書き切ってからでないと難しいかもしれないと躊躇していました。今回の作品を拝見して、そろそろ次へという気持ちが強くなったので提案します。今回の作品は応援の意味も込めて佳作です。

「闇夜だ」江里川丘砥さん
江里川さん、こんにちは。お待たせしました。
我ながら平易すぎる日本語で失礼しますが、この作品、すごくよかったです。やまうちさんの「後ろ姿」にも妬けたけど、この「闇夜だ」にも妬けますね。佳作です。月の置き手紙は、私の心を射抜きましたよ。ショートストーリーを読んでいるような気持ちになりました。良い作品というのは想像力を掻き立てられるなと思います。書きすぎず、書かなすぎない、その上に、オリジナリティ、すごいバランスだと思います。ひとつだけ、月光ですが、もしかしたら、言い換え辞典を引いてみると、何か月を使わない熟語が見つかるかもしれません。そのほうが月月しなくていいかもしれないので、ご参考までに。

::::::

今回も力作揃いで楽しませていただきました。
そして、Mydearの仲間たちの活躍がとても頼もしく
嬉しくて。カンパ〜イ。

iPadのPagesを使って書いているのですが、
今ひとつ改行が上手にいかなくて、読みにくい点があったら
ご容赦くださいね。

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おめでとうございます♪

秋冬さま

遅くなってしまってごめんなさい。
日本現代詩人会への入会おめでとうございます。
先に島さんからこそっとご一報いただいておりましたが
「すごい!」と声に出してしまいました。
本当に素敵です。心から応援しています。

井嶋りゅうさま

Twitterでもお伝えしましたが、改めてこちらでも。
りゅうちゃん、「影」の出版、本当におめでとうございます。
ファンの一人として、仲間として、そして、友人として、
嬉しくって嬉しくってなりません。
日本に一時帰国するときに読ませていただくのを
心から楽しみにしております。

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井嶋りゅう様 おめでとうございます

井嶋りゅう様

このたびは詩集『影』のご上梓、心よりお祝い申し上げます。
詩の中で、言葉一つ一つは輝き、味わう私の中にあっても、それは大きな“影”となり、梵鐘の深い音のように、胸の中、響いております。
折に触れて、じっくり味わえる詩集が手元にあるということは、大変な喜びです。
素敵な詩集を届けてくださり、ありがとうございました。

編集・削除(未編集)

井嶋様 詩集ご上梓、おめでとうございます。  エイジ

改めまして井嶋様、詩集ご上梓、おめでとうございます。
井嶋様の詩の活動の重要な一歩に立ち会えてとても嬉しく思います。
今後もますますのご活躍をお祈り申し上げます。

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テレビサイズ  妻咲邦香

三分で伝えてください
あなたは特別人気がないのですから
ストレートに要約してください
ギャラもうんと安いのですから
私こう見えて時間がないの
スケジュールぎっしりなの
ご不満なら代わりは他に幾らでも
様子見のつもりならそれで十分

ニ分で伝えてください
無理やり引き伸ばしたメッセージ
その道のプロが手抜きで書いた
芸術だなんて言わせないで
勝負をしようと思わないで
すぐに飽きられ捨てられて
ブラウン管の向こう側
とびきりのスマイルだって黒歴史
いつか忘れたい思い出に変わる
それを待っている私

一分で伝えてください
私、本当に時間がないの
わかってるでしょ?
早く此処まで降りて来て
十秒で伝えてください


ーーーーーーー

井嶋りゅう様、初詩集出版おめでとうございます。詩集作りはかなりのエネルギーを必要とする行為で、その産みの苦しみを乗り越えてまでも世界に問いたいことがあるのだということなので、どうかその船を大切に、そしてその行方を見守ってあげてください。

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介護の現実 2  Liszt

寝たきりになってから
母はめっきり年老いて
ぼんやりする時間が長くなり
わたしを見つめる眼も
光が乏しくなった気がする
楽しみと言えば
テレビを見ることくらい

それなのに
最近ニュースと言えば
怖ろしい事件ばかり
やれ銃撃だの
やれ強盗だの
やれ戦争だの
そのうえ台風は近づくし
地震もあちこちで起きている

そんなショッキングなニュースを見ると
母の神経は高ぶって
血圧や脈拍の値がおかしくなる
夜もよく眠れず
ついつい睡眠導入剤のお世話になってしまう
あまり飲ませたくないのだけど…
母にとって
近頃の出来事は どれもこれも
刺激が強すぎるのだ

それでも母は
世界に向かって ただ一つ開かれている この窓を
決して閉じようとはしない
なぜって わたしが
怖ろしい事件を報じているニュース番組を
気を利かせたつもりで
たわいもない おもしろおかしいバラエティに
変えようとすると
不自由な身体にもかかわらず
こぶしを振るって怒るからだ…
「なんでチャンネル変えちゃうの!
今、わたしが見てるところでしょ!」

どうやら
こちらが思うより
母の心はずっとタフなようだ
それもそのはず
九十年近く
この世の中を生き抜いてきたのだから

案外
いつの間にか心弱くなり
前向きな気持ちになれないのは
介護している
わたしの方かもしれない
弱気の色眼鏡で見るから
母の衰えばかりが目に付くのかも…

そんなことをつらつらと
考えているわたしの横で
母は今日も「正午のニュース」を
真剣な眼差しで見つめている…

編集・削除(編集済: 2023年06月20日 21:34)

おめでとうございます!!  水無川 渉

井嶋りゅう様

このたびは初詩集『影』のご上梓、心からお祝い申し上げます。
まさに「満を持して」という表現がぴったりですね。
装丁も素敵です。ゆっくり味わいながら拝読させていただきます。

おめでとうございました!!

編集・削除(未編集)

山師  積 緋露雪

生きてゐるものはそれだけで罪であると
最期に言ひ放ったその言葉が
今も耳に残るのであるが、
果たせる哉、その言葉は貴女の言葉である以上に、
私の言葉でもあった。
私は、何人の私を私の内部で抹消してきたか。
それは鏖と言っても言ひくらゐ完膚なきまでに
徹底的に抹消にしてきた。
さうせずには私は生き残れなかったのだ。

そもそも私は私の一貫性などといふものは
全く信じてをらず、
私は私の内部に生滅する私を
そのままにしてゐたのであったが、
ある時、その中に鬼子が生まれ、
私はずっとそれに気付かず仕舞ひであった。
しかし、その鬼子は郭公の雛のやうに
托卵された巣で一番に孵り
親の直系の卵全てを巣から追ひ落として、
親鳥の餌を独り占めするといふ有り様に似て、
私が気付いたら私の鬼子、
それは異形の吾と呼ぶに相応しい私は
他の内部に棲まふ私を抹消にしてゐて
私はその異形の吾の意のままに生きることをさせられたのだ。

それは、しかし、私が受け止められる範疇を超えてゐて、
私は直ぐに病に伏せ
何年も起き上がることもままならぬ身に落ちぶれたのである。
何故にさうなったのか、
初めは何にも解らず仕舞ひであった私は
只管に私を責めたが、
さうすればさうするだけ、
私が傷つき私の病が悪化するのは火を見るよりも明らかであった。
私に取り憑いた異形の吾は
鬼のやうにあり、
そして、私の内部で私が生まれては抹消して喰らふのを常としてゐたのである。
私はその異形の吾が
不意にげっぷをしたところで、
私が何か私でない私が棲まふ退っ引きならぬ事態にあることを
察したのであった。
さうして、私の目を内部に向けて凝視し続けてゐたら、
その異形の吾は
――へっへっへっ。
と、不意に嗤っては
私の頬をぶん殴り私自体を喰らはうとしたのである。

其処で、自己齟齬を起こした私は
最早自己同一性を失ひ
私がどうしても他人で山師にしか思へぬのであった。
しかし、それも束の間、
異形の吾は私の自我が少しでも芽生えると
その芽を摘んで天ぷらにでもして美味さうに
喰らふので、私が私であることは一瞬たりともなかった。

私の内部は澱んだヘドロの溜まり場のやうに変化してしまひ
私は最早私を育むことすら出来なかったのであるが、
異形の吾もまた、そんな場に化した私の内部では
毒にやられるやうに弱りだしたのであった。

さうかうするうちに異形の吾が溶け出して、
異形の吾に喰はれた内部の私たちが一斉に解放されたのである。
さうして内部の私たちは荒れ果てた私の内部を少しづつ清掃をして
多少は濁ってゐるが、それでも清澄な泉湧く私の内部を恢復したのであった。

さうして何十年かして私の病も恢復しつつあったのではあったが、
もう二度と元には戻らなかった。

編集・削除(編集済: 2023年06月20日 12:03)
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