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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

井嶋様 評へのお礼  山雀詩人

「王さま」に評をいただきまして、
ありがとうございました。
いつもしっかりと読んでいただき、
たいへんうれしく思います。
子供の詩は難しい言葉を避けると、
なかなかうまくいかず、苦労しました。
ですので、佳作、うれしかったです。
また投稿させていただきます。
今後ともよろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

井嶋様 詩の評のお礼  エイジ

井嶋様、詩の評をありがとうございます。

井嶋様からあのような評を頂けてとても嬉しいです。自分では花の下りと焚火の下りの二部構成になって変じゃないかなと思っていたのですが、言葉と自然を並行して描いていたので、自然と二部が合わさったそんな読み方をして下さっていたのですね。いずれにせよ、本当にありがとうございます。またいい詩を提出できるよう努力いたします。

いつも本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

詩の評、お礼です。  じじいじじい

井嶋様

こんにちは。
詩の評、お礼です。
佳作ありがとうございます。
これからもよろしくおねがいします。

編集・削除(未編集)

楽団音曲選び評定―豊臣秀吉さん 五奉行くんらを招集しました  三浦志郎  6/16

―おのおの大儀  かねてより存じおろうが 聚楽第にて帝(みかど)をお迎え申し上げて
饗応音曲会(ライブミュージックパーティー)を催すことと相なった 古今最大最高の宴である
そこで おぬしら奉行を集めしは他でもない 
会にて楽団にいかなる音曲を奏でさせるか  おのおの 存念を申すがよい

(増田長盛くん) それがし 一策あり申す

―申してみよ

(増田) 海を越えはるばる渡来のBLUESを奏でるがよいかと
しかる後に独奏(ソロ)回し さすれば集まりし人々を極度の興奮に誘うは必定(ひつじょう)!

―なに サル回しとな? そのほう わしを愚弄するか!(秀吉さん 自分のことを言われたと思い お怒りのご様子です)

(増田) いえいえ さにあらず サルにあらず ソロ回しでござる (汗) 
独奏を連鎖することにござる

(長束正家くん) いやいや 増田殿 BLUESでは汗くさい いかにも暑苦しいでござるよ
それに そもそもサル……いやソロ回しとは奏でる者の自己満足に過ぎないのではあるまいか
聴く者を置き去りにしてはなるまい

―正家 そちは違う考えがありそうじゃな

(長束) されば BLUESと同格なれど JAZZなる音曲はより幅広うござる しかも“標準音曲”(スタンダード曲)
とかあると聞き及んでおりまする それらをあまた奏でれば 帝も諸侯もお喜びになられるでありましょう 
なにより”標準音曲“には親しみ深きものあり 口ずさむべき調べが多うございます

(前田玄以くん) “混交音曲”(フュージョン音楽)も下々では流行りしものと心得ます

―そは如何なるものぞ?

(前田) JAZZに入魂音楽・岩石音楽(ソウル・ロック)が入り混じったる物のようで……
かつて織田右府公(信長)が雇いし黒人(くろびと)が流行らせし音曲とか
聴いていると腰が勝手に動き出す効能があるそうな 黒田の如水殿がご愛好のようですな

―なに! 如水めが好きとな 異風好みのあやつならさもあろう さぞかし怪しげに身体をくねらせ
嬉しがっているのであろう 想像するだに不気味にして笑止千万じゃ 
されど なるほど それはなかなか面白そうな音曲分野(ジャンル)よの
ふぅむ 存外 音曲とはあまたあるではないか ここが思案のしどころじゃのう

(浅野長政くん) 内府(家康)殿のお好みは如何でありましょう

―あの者は地味な男 音曲には興味なかろう 何でもテキトーに聴かせておけばよい

(浅野) 当世風(モダン)な伊達殿の御存念や如何に? あの御仁は折よく大坂屋敷におられる由 
かの殿に策あらば容れるに足るでありましょう 使者を出しまするや?

―いらぬ あやつはどうも胡散臭い 忠義づらをしてわしに偽りを吹き込みかねない輩じゃ
ええい これでは決まらぬわ 三成 なんぞ 妙案はないか?

(石田三成くん) はは さすれば わが領内に今 “出雲の阿国”と称する歌舞音曲団が参っておりまする 
女衆の踊りが主ですが 雄大楽団(ビッグバンド)も連れております その中に”音曲作り師“(作曲家)なる者がおりまして 
平家物語風琵琶語りと今様(ポップス)を合わせし物を奏で なんでも”創り音曲“(オリジナル曲)とか呼ばれ もっぱらの評判に御座候 それがし 過日見物しましたるところ 女たちの妖艶な踊りと楽団の妙なる調べは極上の遊興事(エンタテイメント)に御座りまするぞ 上様におかれましては その者らをお召しあそばせば如何かと愚考致しまする

―それよ それよ! その物珍しさと女たちの色香こそ欲しいものよ いかにも妙案
 さすがじゃ 三成 さっそく そのほう 差配せよ (やはり三成くん ご機嫌取りうまいです)

(石田三成くん) はは ありがたき幸せ いと易きこと では ただちに奉行仕りましょう

―酒肴の贅を存分に尽くせ
山海の珍味を諸国より取り寄せよ 
酒は伊丹より大地が傾くほどに運ばせるがよい
今から帝のお喜びのお顔が見える気がするわい
興至らば わしも一曲歌おうぞ
踊りし後はわしの許に侍らせよ (秀吉さん そういうの お好きです)
楽団には一万石の奏楽料をはずんでやれ!
気に入れば わしのお抱え(ハウスバンド)とすべし

(五奉行くん一同) ははあ~~ (みなさん平伏しました 評定は終わりました)




*一万石の料(ギャラ)は大名級。これは驚き。楽団衆(ミュージシャン)は大人数なれど 米だけでも一生保障でお釣りあり。
*豊臣秀吉はこの音曲会の二ヵ月後に没した (架空でござるよ)。

編集・削除(編集済: 2023年06月16日 17:10)

井嶋りゅう様ありがとうございます  積 緋露雪

井嶋りゅう様、感想ありがとうございます。
個性が光っていて、面白かったと言ってくださり、励みになります。
ネット詩MY DEARを知る前、私は色々な投稿サイトで投稿していたのですが、
どこも馴染めず、反応もないので私のしていることは間違っているのかもしれないと思っていたところ、
ネット詩MY DEARと出会い、私は目から鱗のような思いでいます。
こんなところがあったんだと感嘆しているのです。
忙しい中、投稿者の作品を丁寧に読んで、そして、アドバイスなどしてくれるなんて私には僥倖以外の何ものでもありません。
井嶋りゅう様、本当にありがとうございます。

編集・削除(未編集)

6/6〜6/8までにご投稿分の評と感想です。  井嶋りゅう

お待たせいたしました。
6/6〜6/8までにご投稿分の評と感想です。
ご投稿された詩は、一生懸命書かれた詩ですので私も一生懸命読ませていただいておりますが、上手に意味を読み取れなかったり疑問を書いたり頓珍漢な感想になったりする場合もございます。申し訳ございませんがそのように感じた場合には深く心に留めず、そんな読み方もあるのだとスルーしていただけると助かります。どうぞ宜しくお願いいたします。


*****

「こころ」じじいじじいさん

じじいじじいさん、こんばんは。
良いですね。「なみだのなかはちがうんだ」というところで、見た目は同じでもその時によって流れる意味合いは違うから、ほんと、色がついていたらいいなあ、なんて思いました。大人になって、どうしてあの時涙が出たのだろう、とふと思い出すときがあって、私は自分で自分の感情に疎いときがあります。涙は奥が深いですよね。とてもシンプルに書かれてありますが、このシンプルさが今回とても良いと思いました。おまけの佳作といたします。


*****

「深淵の底には」積 緋露雪さん

積 緋露雪さん、初めまして。
井嶋りゅうと申します。どうぞ宜しくお願いいたします。
お作、なかなか面白いと思いました。少し古い時代の言葉遣いで雰囲気があります。得体の知れない「深淵」と淡々と向き合い、思考分析して、その深淵がいつも渦を巻いて存在していることを明かしてくれる。その渦はどこまでいっても渦であると知るまでの過程や、目玉に湧く光と闇の深淵が表裏一体であるかのような仮説、black holeの存在の後押し、そして「野生を身に付け」たという表現のかっこよさ、とても良いと思いました。読み応えがありました。ひとり語りの小説を読んだような読後感もあって、個性も光っておりました。面白いお作品でした。


*****

「青」喜太郎さん

喜太郎さん、こんばんは。
お作を読んで、床屋さんのサインポールをふと思い出しました。最近見かけたもので。「これは人間の血管なの」というセリフがあったドラマを思い出しました。余談でした。
今回のお作品、実はけなげで切ないんですよね。「赤い空は夕焼け」から以降、とても良いんですよ。ラストの1行も良かったですね。この良さをもっと決定付けるために、前半の青の例えをもう少し柔らかくしたいというのが、今回の私の感想です。少しもったいないと感じましたので。
2箇所あるんです。

2行目「汚れた赤を集めながら」→「疲れた赤を集めながら」
7行目「身体を巡る時は汚れ役」→「身体を巡る時は掃除役」

以上の2箇所なんですが、これはあくまで私の提案なので、ジャッジは喜太郎さんにお任せいたしますが、少し柔らかめになった流れでラストまですんなりいけるような気がいたしましたので、その意味での提案でした。宜しかったらご一考ください。可愛らしい良いお作品でした。佳作一歩前といたします。


*****

「やむにやまれず」水野耕助さん

水野耕助さん、こんばんは。
「やむにやまれず」この気持ち、よ〜くわかります。詩を書いている者たちのサガなのかもしれませんよね。どんな詩を書いていようと、上手とか下手とか、もうほんと全然関係なくして、詩を書いてる時、書き終わった時、また書き始める時、その書いている時間というのは皆んな同じなんですよね。その瞬間の気持ちの共有が描かれていてきっと詩を書いている方達はおおいに頷いたのではないかと思いました。最初の2行も良いですね。言わなければ言わなくてもいいのかも知れないけれど、生きていくために必要だったのが詩を書く行為であった。それはやむにやまれずであったかも知れないけれど、必要であったのだと、水野さんのささやかな意志を感じました。詩に対しての姿勢がストレートで良かったですね。佳作半歩前といたします。


*****

「言葉の贈り物」エイジさん

エイジさん、こんばんは。
エイジさん、こちらのお作は佳作以外ないでしょう! 1連目でもう心をつかまれてしまいました。心の奥底には川があって、言葉が白い可憐な花となり、その樹の小枝を焚くと暗い道を照らす灯火となる。そして、カムパネルラの言葉がやってきて、また言葉と心が繋がって詩の前半よりも壮大な結末になる。はい、とっても良いですね。特に5連目が入ることで、意識を少し別のものにふっとそらして、また戻ってくる、この書きかたがまた良かったんです。思考も深く粘り強かった。素晴らしいお作だったと思います。特にアドバイスなどはありませんね。佳作以外ないと言いましたが、佳作プラスといたします。


*****

「それは残念だよ」yellowさん

yellowさん、こんばんは。
6行目から7行目「ただ〜だった」ここですが、淡々と過ごす日常が、実は精神安定の鍵だったりするのかもしれないのですね。でも一方で、その安定とはうらはらに虚しさも存在する。ラストの「空虚だ」がとても効いています。9行目「それで良いのか」ここも、温度は低いですが、安定を受け入れることへの抵抗と自身への叱咤を感じました。13行目「適切であるが不適切」ここが非常に良くて、この行の前の行をスパッと斬ってしまう鮮やかさでした。こちらのお作を何回か読みましたが、とても客観的なんですね。現状の自分をとても良く理解していて、常日頃から自身と向き合っているのだろうと思いました。だからこそ、決して感情的にならずに「空虚だ」に辿り着いているのだろうと考えました。タイトルもこちらのお作への気持ちを一言で表したようなタイトルになっているのかな、と思いますと、効いているな、とまたここでも思いました。考えさせられる良いお作品でした。佳作一歩前といたします。


*****

「王さま」山雀詩人さん

山雀詩人さん、こんばんは。
このお作の良いところは、目の前の現実が辛くて目をつむるのに、さみしくなってまた目を開けてしまうところにあると思いました。何が見えなくなっても、孤独の城で空想の翼ひろげてどんなに楽しくても、しっかりと心の目に現実は刻まれていて、しかもさみしいから目を開けるというんですね。「さみしいから」という気持ちがとても切ないんです。ぼくは王さまだと言うんですね。この世界はぼくのもので、想像力だけで世界を創造できて、現実は簡単に消えうせて、たぶん自分の好きなものだけがあふれる世界になるのでしょう、でもやっぱり誰も居ないのがさみしい。想像力豊かな少年のけなげな切なさが胸にせまりますね。しかも文体が柔らかいので、更にぐっときます。
「泣き虫で弱虫だけど/でも最強の
ぼくは王さま」
泣けてきます。佳作といたします。


*****

「カレンダー」埼玉のさっちゃんさん

埼玉のさっちゃんさん、こんばんは。
あ、なるほど!と思いました。今まで私はカレンダーを見て、少し先の予定や約束など未来のことばかり考えて眺めていたことに気づきました。そこには人がさほど介入していなくて、自分のことばかり考えていたように思いました。なので、この気づきはとても新鮮でした。カレンダーの種類と一緒で、人も様々。そこから、ご縁や日々の充実などへ想いをふと馳せる時間は、とても大切なことだなあと思いました。梅雨入り前の午後、というのも良かったですね。貴重な晴れ間のように、詩もさわやかに感じました。佳作一歩前といたします。


*****

「寡黙」朝霧綾めさん

朝霧綾めさん、こんばんは。
このお作のように寡黙でいようと思うかたは、無智ではないと思いました。この謙虚な姿勢は、無智なかたには出来ないと思うんです。2連目は本当に私もそう思います。考え方を理解することは出来ても、気持ちを完璧に理解することはできない。自分だったらこう思うよ、と教えることは出来るけど、最終的に相手の思うことは自由だから批判するのも違うような気がするし、助言も何だか偉そうに感じちゃうし、、、というような気持ちが入っているのかな?と思いました。だからこその「寡黙」、あえての「寡黙」を貫こう、という静かな意志を感じますね。身近な人間関係だけではなくて、世界には自分が知らないことが沢山あって、それに意見するには足りないものが多すぎるから「夜」が明けるのを待っている、そんな祈りのような詩にも感じました。とても良いお作品でした。おまけの佳作といたします。


*****

以上、9作品のご投稿でした。
どうもありがとうございました。
またどうぞ宜しくお願いいたします。

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手遅れ  理蝶

雨が降る
しとしと降る
人の世は今日も軋んでいる
悲しみを燃やし栄えている

そんなつもりじゃなかった
君の中でそんなつもりが膨れ上がるのが見えた
そんなつもりが積もり
ほんとのつもりを伝えられないまま
心は静かに離れてゆく

僕は眺めることしかできない
対岸のキャッチボールのように
僕は眺めることしかできない
君の心は向こう岸まで離れてしまったのだから
僕は謝ることすらできない
本音は向こう岸までは届かないのだから

静かにただ待とう
いつかこの川を言葉のオールが漕ぎ出す日のために
素直になってみよう
いつかこの川を越えほんとのつもりを伝えるために

そんなつもりだった

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水無川様、感想のお礼  理蝶

水無川様、理蝶と申します。よろしくお願い致します。
感想いただきまして、ありがとうございました。
人生には一歩踏み外すと、大変な不幸や災厄が襲う選択つまり詩の中でいう路地があるような気がします。何かの拍子に全てが崩れる不安を日々ぼんやり感じていて、それを詩にしてみようと思い書きました。
それを読み取って頂けたようで嬉しいです。
この度はありがとうございました。またよろしくお願いします。

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島様、評のお礼  理蝶

島様、いつもありがとうございます。お礼が遅くなってしまい申し訳ございません。
夕方に小学生の頃のことをぼーっと思い出していたら書けた詩でした。確かにウサギが消えたら小屋も消えますよね。雑さが目立つ詩となってしまいました。落ち着きや丁寧さを身につけたら、もう一段詩をよくすることができる気がしているのですが、いつも勢いで書いてしまいます。推敲していくうちに、元あったフレッシュな感覚が損なわれる気がしてしまうんです。
でも、ここは辛抱強く推敲していくしか無いなと思っています。
条件付きの名作の評もありがとうございました。またお願いします。

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祝福  妻咲邦香

おめでとう
そう言って電話は切れた
あとはよく覚えてない
たぶんぐっすり眠った
楽しい夢でも見たかもしれない
いつもと同じ夜に

途切れた会話のその後で
はじめて知る熱さもある
そして同時に冷たさも
優しい引鉄になれただろうか?
出来ればなってあげたかった
偽りだらけの世界でやっと見つけられたものが
いつか粉々に砕けても
あなたはそれを拾って歩く
誰にも取って替われない後ろ姿があって

ありがとう
そう言ってすぐ電話は切れた
気づかずにいてくれたのか
気づかない振りしてくれた
ただそれだけのこと
薄暗がりで、浅い眠りを引き寄せて
幸せなど本当は何も助けてはくれないものだと
言いたかった
教えたかった
なのに

おめでとう
心からそう言って
電話を切った
私には関係のないことと
だから喜べる幸せもあるんだと

おめでとう
ただ、おめでとう
それだけ伝えられたら
あとはもう覚えていない
いつもと同じ闇
いつもと見分けのつかない黒さで
よく眠り、だけど
明かりを消してと叫んでた
夢の奥深く
ずっと底の方
誰か早くと

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