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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

感想と評 4/7~4/10 ご投稿分  三浦志郎  4/16

お先に失礼致します。


1 エイジさん 「永遠の一部」 4/7

休日のA  DAY IN THE LIFE をサラリと語り、千里という辺りの描写と歴史で徐々に厚みを加えて読み手を誘います。ひとつの良い流れの形が、すでに出来ていますね。辿り着くのは「*」以降のメインテーマ。 枯葉ひとひらが自然からの啓示者であり時の使者となって、エイジさんにある気づきを与えています。それは永遠の一部。これをエイジさんの側から言えば、詩人のこころ、此処にあり、といったところでしょう。このあたりに自然~エイジさんの関係性が浮上してくるような気がします。それらが土地愛に支えられているのも好感が持てるのです。このあたりの事情が、この詩の肝になりそうです。「風の生まれる場所」「光の行方」「永遠の一部」―これらを勝手に「自然との対話三部作」と呼ばせて頂きましょう。もし詩集などを編む場合、ひとつの峰となるでしょう。上席佳作を。

アフターアワーズ。
「千里」という地名を調べました。僕の中で核になるのは「太陽の塔」がある公園でしょうか。中学三年の修学旅行で万博に行った記憶があります。塔内に入りました。あと「茨木」ですね。歴史好きには馴染みの地名です。あと、伊丹空港の近くに千里川が流れていて、飛行機好きの聖地です。こんな形で、僕の中で意識されています。バラエティがあり、便利であり、緑も多い、そういった雰囲気を感じますね。


2 ベルさん 「雲」 4/7 初めてのかたなので、今回は感想のみ書かせて頂きます。

よろしくお願いします。 初登場にふさわしく優しくフレッシュな作品です。そこにまず魅力を感じました。特に「地球発~」というのが最も気に入りました。いいですね。評者は気象学的なことは全くわからないのですが、「あの雲」という風に特定するのは難しいと思うのです。すぐに形を変えやすいだろうから。ここに出て来る「君」はある雲を指すと思うのですが、そういった雲の性質を匂わすような表現が初連・2連にあり、上手くボカしていているのがいいですね。そのほうがミスはないと思います。もしも特定したいなら、むしろ文中出て来る「飛行機雲」でしょうね。しかし、これはこれで上手く納まっていると思います。また書いてみてください。


3 じじいじじいさん 「ちいさくてもおおきないちばん」 4/8

まず、出産というのは無関係な人が思う以上に危険要素が多い。そう聞いています。
おそらく未熟児で産まれたお子さんかもしれない。初連はそういった事態に父母さんの過去の憂慮が察せられるし、逆に2連はーそういった過去があったからこそ―6年後の今の晴れ姿はひとしおのものがあるでしょう。2連の「ランドセル」「いちばんまえのせき」の描写も可愛いです。上手く繋いでいますよね。ここで大変失礼ながら、水を差すようなことを書いてしまうと、ここにいる全ての父母さんが(ウチの子がいちばん)と思っているはずなんです。そこはそれ、じじいじじいさんもそのあたりを察して、辛かった過去を付与して今の輝きを与えた。そこに個別性が感じられます。この「いちばんまえのせき」の子に佳作を。最後に大勢に影響ないことを書くと、タイトルは本文で充分察せられるので、むしろシンプルに「にゅうがくしき」などでもいい気もします。万感の思いも込められそうです。


4 凛さん 「ロボット人間」 4/10

恐ろしく机上論的に書くと、確立した路線、定められたルーティーンに乗っていれば、人は何の感情も持たず、言葉も発せず、よけいな対人関係も持たず、無機質に―それこそロボットのように―
過ごすことも不可能ではない。この詩は本当にロボットになったのではなく、それに近いような自己を皮肉り悲しみながら行った隠喩と見ていいでしょう。連ごとに要約してみましょう。。

1連……自由でありながら自由でない、あるいは、それを恐怖し拒否している
ちなみに「飛びたてず」とあるから、ここは「檻」より「(鳥)籠」みたいなほうがいいかもしれない
2連……裏付けのない行動あるいは無意志としての行動
3連……意味がなく他人指向の言葉
4連……自己の見失い

およそ、不景気なものばかり書いてごめんなさい。だが、しかし、そういう詩なんですね。
それらを受けての(そうか、ロボットだったんだ)の終連です。言ってみれば終連が詩行全てを引き受けて象徴している、「自我」という言葉で代表している、といったあんばいです。意気の上がらない詩なんですが、評者はこの詩に意義を見出しています。これが3作目で、今まで大体自分の心模様を描いてきたわけですが、この作品が、場面の、心情の、話柄の、バリエーションが最も出てきている。広がりを見せている。そこを見ておきたい。一歩進んで佳作一歩前を。いつか、ペンネームのような詩を書く時も来るでしょう。


5 朝霧綾めさん 「誰かを好きになった朝」 4/10

ああ、タイトルがいいですねえ。爽やか。さらに初連、意表を衝きつつの名文句!こう書かれると不思議とそんな気分になってくるから(不思議だ!)。
これは、おそらく異性の恋愛事情ではなくして、同性、同僚などの―この場合、女性同士の―気持ちを朝の気分に重ねて綴ったものでしょう。女性の親友というのも、男性とはまた違った趣きがありそうです。何かきっかけがあって、(4連?)、そのような気持ちの耕し方をしたのでしょう。人を好きになるにあたり、こういう範疇も当然のようにあっていいわけです。そんな事情を語って、爽やか、それに尽きるのです。佳作ですね。

アフターアワーズ。
よく電車の中などで、若い女性さんが屈託なく談笑しているさまを見かけますが、実に華やいで楽し気で、観ていていいものであります。仲良しなのでしょう。“じいさん心”も―ヘンな意味でなしに―寛ぐというものです。


6 晶子さん 「通学路」 4/10

これは特に入学式などではなく、在校生をスポットしたものと思われます。彼らも又、当然のように学校内の主人公であるわけです。3行目の直喩と集団登校の関係がとてもきれいでいいですね。
「なんとか上級生の歩く~」の子、超、かわいい!いっぽう、新入生も加わっているだろうから「お兄さんとお姉さん」も気遣い、大変です。このあたりもおもしろいです。
この詩はこの詩のとおり。終連の気持ちを読み手も思っていましょう。このお祝いの詩に評価などは野暮というものでしょう。

アフターアワーズ。
確か、晶子さんは、読み聞かせ等、教育的なものに携わっていたような記憶がありますね。
(違ったらごめんなさい、ですが)、そういった背景があるのでしょう。


評のおわりに。

さて、自転車にもヘルメットを、の時代になりました。フツーの人でも被ってる人、ちらほら見かけます。日本人まじめだから浸透するでしょう。自転車通勤マンの僕としても、そろそろ買わねば……。あれ、便利ですよ、きっと。ちょっとした雨にも強い味方。帽子嫌いじゃないし。ミュージシャンが被ってるようなキャップタイプがいいな。 では、また。

編集・削除(編集済: 2023年04月16日 06:36)

アダムとイヴ 喜太郎

AI の進化は光の如く
芸術さえ侵食する
曲を作り デザイン 短歌 建築 ......
ありとあらゆる芸術を学習し
人間の可能性を超えて行く
そしてまた学習し より良いモノを作り出し
そしてまた学習し より良いモノを生み出す
やがて文化となり文明となり
地球と言う星を作り出す
そして遂に無限の可能性を秘めた
人類の創造を成し得る
やがて木に実る林檎を食べ
やがて方舟を作り
やがて馬小屋にイエスは生まれるだろう
やがて やがて やがて......
やがてAIはAIを創造する

編集・削除(未編集)

島 秀生さま 御礼  江里川 丘砥

この度もお忙しいなか、評をくださいましてありがとうございました。秀作プラス、嬉しかったです。
アドバイスをいただいた球場の網の部分や夏を強調するところは確かにそうだなと思いました。
5連の桜にまつわるエピソードもはじめは書いていなかったのですが、物足りないかと思い書き足した部分なので、もう少し深めてみたいと思います。
 題材にした道は就労のための訓練をする場所へ通う道でした。様々な理由を抱えた人が入っては訓練を終え次の場所へ向かっていくような所でした。そういった雇用に関する背景を思わせるように意識して書けていた訳ではないので、そこまで読み取ってくださったことにすごくびっくりしました。
いつも丁寧に読んでいただきまして、ありがとうございます。
また投稿をすると思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

編集・削除(未編集)

紗野玲空さんへ。  三浦志郎  4/15

拙作へのメッセージ、ありがとうございました。ちょっと驚いています。
あれは、技巧も仕掛けもなく(最近、そういうの苦手)、思った事を日記風に書いたものでした。
永井氏は若い頃、美人。お年を召されてからは上品で可愛らしいおばあちゃん、といった風情でありました。
九十七歳、老衰。やり切った人生だったことでしょう。

あの日、文学館を出て商店街で汁粉を食べて帰りましたとさ(笑)。

感想、誠にありがとうございました。

編集・削除(未編集)

初恋  鯖詰缶太郎

いつか、
つかまえそこねた
蝶は、
今ごろ、
だれかの
天使になれたのだろうか?

虫取り網を持った
僕の前で、
君は
東京タワーを見て、
しぶいくせに、
なかなか、おっきいなあ、と言った

その時、
僕は、
君を、つかまえるのが
つい、遅れてしまった

ずいぶん、
ばかばかしい事を言うもんだ
と、わらってしまった

いまさら、おおきさの話なんて。
蝶は飛べるのに。

ふふ。
まだまだ、しょうじんがたりませんなあ。

君はそう言って
僕に、微笑んだ

なにか、合点はいかないが
なぜか、言い返すのも
ちがうような気がした

じゃあね。
部屋に、人を待たせてるんだ。
と、君は言って、
すきとおった羽根を
ひらひら、とさせながら
蝶は、踏切の向こうへ
飛んでいった

(すきとおった羽根。ではなかったかもしれない。その時の僕には、そう見えていたのだが、よくよく考えれば、彼女のあの時の笑った顔を思い返すと、若干、いじわるな顔だったような気もするから、すきとおる、は違っているかもしれない。ちょうど、一休さんが、この橋、わたるべからず。と、書かれた看板を見て、橋の中央をドヤ顔で、のし歩いていく、あの時の顔に似ていたような気がする。)

あのときの、虫取り網は
今、持つと、とても恥ずかしくなるくらい
ちいさく、ちゃちなものになってしまったな

僕は、
ベンチに座り
東京タワーを、眺めながら、
ああいう天使も、ありっちゃあ、ありなんだけどなあ。
と、思いながら
すこし、くたびれているネクタイをほどいて
煙草に火をつけた

編集・削除(編集済: 2023年04月15日 11:15)

島様 詩の評のお礼  エイジ

島様 詩の評をありがとうございます。

今回の晩春のくだりは完全な僕のミスです。この詩は初春に書いたのですが、今丁度ソメイヨシノなんかは緑々とした若葉をつけて、ツツジが蕾をならす頃ですね。なんで晩春って書いたのか……島様の案のように冬のあいだとするのが詩的にも正解かと思います。何度書いてもミスしてしまいますが、呆れずにご指導をお願いしたいところです。また次に向けて書きますので、宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

島様、評のお礼です。  雪柳(S. Matsumoto)

お忙しい中、いつも丁寧なご批評をどうもありがとうございます。
以前にも読み手の受け取り方をよく考慮した言葉を使って書くようにとご教示いただいたのですが、うまくできませんでした;
今回は詩の長さ、構造が問題なのですね。仰るように、出だしの2行は書き直すことにいたします。
この詩は個人的な事情から大変落ち込んでいた時期に無理やり書き始め、長い間抱え込んでいたのがつらくなり手放した格好のものなので、そのような心情の暗さが反映しているのではないかと不安でした。
実は私はこれまで詩誌というものに関わったことはなく、職業は畑違いの医療従事者です。
詩として体を成すようなものは滅多に書けませんが、それでも書きたいという気持ちはありますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

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島様、評のお礼 奈々

島様、この度は、私の「二人称」に評をいただきありがとうございました。
実は、私は自分が書いた詩を誰かに読んで感想をもらうというのが初めての経験でした。ですから、どんな評をいただけるのかワクワクしていました。私が、この作品で好きなポイントをお褒めいただいてとても嬉しいです。

詩に大事なことは「人間」を描くこと

私もそのように思いますし、とても大事なことだと思いました。これからも意識していこうと思います。
また機会があれば是非よろしくお願いします。

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島様、評のお礼  朝霧綾め

島様、評のお礼
このたびは「闘志を燃やす春」に評をくださりありがとうございます。
名作、代表作入りとのこと、大変嬉しいです。今回ばかりはここまでご評価いただけるとは思っていませんでした。「文体がキレイになってきた」のお言葉が特に嬉しかったです。

はい、6連はちょっとバタバタしていますね…ふわふわした、とめどない感じ?を表現したかったので、今回はたまたまよかったものの、推考不足を痛感しています。もう一度投稿前に推敲していいと言われたら、多分そこを直すと思います。もう少し考えることにします。

島様の評で、詩だけでなく、自分の生き方や感情まで肯定していただいたような気がしました。慌ただしいですが、春を満喫する毎日です。
いつもあたたかい言葉をかけてくださり本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

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島様へ、評の御礼  秋さやか

島様、ありがとうございます!
お忙しい中、丁寧に読んで頂けたこと、大変嬉しいです。
娘が幼稚園の間、早朝5時から8時でパートをしていました。娘が寝ている間にこっそり抜け出して。
おっしゃる通り、冬は過酷でした!
それでも月も星も空気も美しく、それだけが支えだったような時間を、詩として残しておきたかったです。
実際は工場ではなくスーパーの駐車場だったので、
私よりももっと早く働き始めている人の車かな?と想像してしまいました。
まだまだ力不足ではありますが、この光景をなんとか伝えることができ、書いてみて良かったです。
ありがとうございました。

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