◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてこと は、まずありえないというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
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本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたの詩の成長を、こつこつ支援するところです。)
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滝本政博さん、ココア共和国、第三回秋吉久美子賞受賞おめでとうございます!!
心の芯に迫る、静かな迫力ある作品に惹かれました。これから益々のご活躍をお祈りします。
富士伊真夜さん、中日新聞に作品掲載おめでとうございます!
日常の中の闇、それでも生きていく困難さをまっすぐに捉えた作品でした。
これから益々のご活躍をお祈りします。
苦しまぎれに
石を投げた
空に当たって砕けた
雨が降って
ぼくも泣いた
きみは傘を差しだしてくれた
ぼくには手にとる力もなかった
きみはそのまま泣かせてくれた
倒れたままで
体が乾いた
ぼくはそろそろと立って
きみを見つめた
だんだんと透けていくきみは
背中から空へのぼり
微笑んで
消えていった
残されたのは傘
緑色のふちどりがある白地に
テニスボールほどの水色の水玉が
散りばめられた
パステルカラーの傘
ぼくににっこりと微笑みながら
この傘をくれたきみは
あれからどこへ行ったのだろう
ぼくは雨が降るたび
この傘を持って出かける
水玉のひとつひとつに
ぽん ぽん ぽんと
きみが笑っている
ボン ボン ボンと
打ちつける雨は
きみが登場するファンファーレを
弾むように鳴らすのに
きみはどこにも現れない
傘を取りにも
ぼくに笑いかけにも
訪れない
ぼくはわざと
傘を忘れて
雨に濡れた
きみに会えなくて
苦しまぎれに
空に石を投げた
石は空に吸い込まれ
二度と落ちてはこなかった
そうか きみも
空に吸い込まれたんだ
あの日
ぼくを濡らした雨ごと
空になって
ぼくが投げる苦しみも
落ちる涙も
全部吸い込んでしまうんだ
だからきみは傘をくれた
空になるきみに
傘は必要なくなるから
ぼくもいつか
空になるよ
誰かのかなしみをつれて
空に吸い込まれるよ
そして
この傘を渡す
一人ぼっちで
泣き崩れる
あの日の
ぼくのような人に
君がくれた手紙を今でも覚えている
拙い文に、汚い字に、いるかのシール
それでも僕は嬉しかった
今から君に、手紙を書こうと思う
たくさん考えて、丁寧に
たとえ君に届かなくても
目が覚めてカーテンを開けると
一面の大海原だ
小高い丘や孤島すらない
たった一晩で
こんなに様変わりするとは
人生何が起こるか本当にわからない
隣の布団を見るとすでにもぬけの殻で
光る鱗が数枚落ちている
一足先に出発したというわけか
果てしない海洋を前にして
これまで思い悩んだ諸々が
きれいさっぱりどうだってよい
それでいてそれら一部始終が
無意味だったとはどうしても思えないのだ
パジャマを脱いで正体を現す
本当の名前を呼ばれるように
四角い窓枠から
ざぶん、と海へ
それから先のことは
伝説にしか書かれていない
三浦様、お忙しい中いつも評をしていただきありがとうございます。
春になって暖かくなってくると、恋について考えることが多くなります。それでこの詩を書きました。
ご指摘の通り、最初の2行の抽象的なトーンとそれより後のトーンが少し違うなと思いました。最初に冒頭2行のイメージが浮かんで、そこから後ろを膨らませていったのでブレが生じてしまったのかもしれません。気をつけます。
またよろしくお願いします。
ありがとうございました。
凛です。
三浦様、この度は『本能』をお読みくださり、また丁寧な評をありがとうございます。
今回はタイトルの通り、本能をテーマに詩を書きました。前回のテーマである理性と本能は、一般的には相反するもののように思われますが、個人的にはそうではないのかもしれないとも思うのです。理性も本能も実は仲良しなのだけれど、素直になれないでいるだけなのではないかと。そんな事を考えながら理性と本能の二人の掛け合いを描いてみたのです。
次回もより良い詩を書けるように頑張りますので、またよろしくお願いします。
富士伊 真夜様、滝本政博様、この度は大変おめでとうございます。
三浦様
こんにちは。
詩の評、有難うございます。
ご指導のとおり擬人化など創作がひと工夫足りなかった様です。何かをよくしようとすると、何かが足らない。スランプか能力不足か?まだまだ勉強です。
富士伊真夜さま。
新聞掲載おめでとうございます!
新聞てひとしお嬉しいですよね^ ^
これからも富士伊真夜さまのペースで頑張ってください。陰ながら応援しています!
滝本政博さま。
ご受賞おめでとうございます!
すごいですね〜。
滝本さんはもう何らかの賞を受賞していてもおかしくない詩を書かれてますので、私もとても嬉しいです。これからも滝本さんの世界観で頑張ってくださいね!
おふたかた、本当におめでとうございました!!
富士伊真夜さん
中日新聞への掲載、すばらしいですね。おめでとうございます。ますます輝いてくださいませ。
滝本政博さん
秋吉久美子賞受賞と伺って我がことのようにとても嬉しいです。おめでとうございます。応援しております♪