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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

井嶋りゅう様   「春一番」

haruと申します。
とても久しぶりに投稿させていただきました。

その間も私はエストリンさん(今はペンネームを変えられたようですね)の、
投稿は、毎月チェックさせてもらっていました。


私は気分障害を抱えております。
この数週間は、「時をかける少女」のように、
過去を行ったりきたりしていた気分です。

今は薬の調整が、何とか無事に終わり、
落ち着いています。

私は去年からピアサポーターをしています。
今回、入院することなく、乗り切れたことを、
凄く嬉しく思っております。

「春一番」素敵な詩と言って頂いて、とっても嬉しいです。

2023年2月26日に、私は戻ってきました!

井嶋さん、これからも、自分のペースで詩を作ったり、
歌を唄ったり、ギターを弾いたり、料理やお菓子作りを
して、日々を、ゆったりとした気持ちで過ごしたいと、
思っております。

今日の河津桜↑

編集・削除(編集済: 2023年02月26日 21:15)

晩餐

昨日の夜友人を

きって
さばいて
ならべて
たべた

白く濁った目の中身
私を見つめるプリンシパル

あぁあなた
そんなだからダメなのよ
足の引っ張り合いなんてしたくない?
生ぬるいこと言わないで
あなただけ綺麗な目をしたままなんて
絶対に絶対に
許さない

裏切り密告蜜の味
妬み嫉みは隠し味
ここは地獄よ生き地獄
魑魅魍魎の巣食う場所

私達は騙しあって潰しあって
憎悪にまみれてのたうち回る
これが人間の成れの果て
幸災楽禍の晩餐

勘違いしないで欲しいのだけれど
足の引っ張り合いなんてしてないわよ
そんな面倒なこと
あら私ったらごめんなさい
あなたには関係ない事だったわね
乾杯しましょうほら
何も心配いらないわ
だってあなたにはもう

引っ張られる足すらないんだもの

編集・削除(未編集)

アクチュアリー  香月

かつてわたしは貝だった
話さず動かず抗わず
荒波に揉まれる貝だった
ぴたりと閉じた殻の背を
過ぎる嵐が叩いて揺する
激しく響く癇声に
わたしは黙して転がった

流された沖の冷たさに
魚につつかれ気が付いた
暗いそこから出るために
短く固い脚を得た
砂地を掻いて浅瀬へむかう
わたしは小さな蟹だった

深い岩場の向こうから
さざめく水際の声がする
波の泡間に光が差して
ひらりと藻ずくのリボンが揺れる
脚を動かしはさみを鳴らし
わたしは蠢く蟹だった

押されて寄って引かれて退いて
波打ち際がわたしを運ぶ
押された先でつかんだ枝は
白く太陽に焼けている
つかんだ脚のその先を
乾いた流木があたためた

ふりそそぐ光をとりこんで
硬い甲殻を脱ぎ捨てる
とがった爪はそのままに
知り得た熱を力にかえて
はばたくわたしは鳥だった

吹き付け砂を巻き上げて
立ち上る風に背筋をのばす
かつりと鳴らしたくちばしが
潮騒をぬって初音をはいた
流された嘆きを 理不尽への憤りを
足と声を得た歓喜に変えて
すべてをつむいでとどろくそれは
長い旅路の歌だった

かつてわたしは貝だった
静かに歩く蟹だった
踠き歩んだその先で 熱と翼を手に入れた
はばたくわたしは鳥になり
旅路を紡ぐ風となる

編集・削除(未編集)

評へのお礼  井嶋りゅうさん 森山遼

前回に続き今回も深い読みのご批評ありがとうございます。
今後検討を重ね精進して参ります。
今後もいろいろな作風の詩を書いていきたいと存じます。
高い評価ありがとうございます。
感謝します。

編集・削除(未編集)

井嶋様 詩への評の御礼  鯖詰缶太郎

初めまして、鯖詰です。
詩を読んでいただきありがとうございます。
瓶ビールのイメージは僕もどちらかといえば、ハイネケンだろうなと、思いました。
これがサッポロラガービールのような太く、どこか「本格的な飲んべえ」が呑むようなものを彷彿とさせるのだとしたら、また、この詩も違う味わいが出てくるのだろうか。
と、ふと思いました。
これからも仕事終わりのビールを楽しみにしながら、詩作に励んでいきたいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

評と感想の御礼 大杉 司

井嶋様へ。
この度は「ふーっと」をお読みいただきありがとうございます。
この詩は、誕生日当日に書いた詩です。
17歳でまだまだ詩もデタラメですが、これからも頑張ります(笑)
次回も宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

燃えよ老人   晶子

ほら だから言わんこっちゃない
炎に飛び込む蛾じゃあるまいし
何をそんなに恋焦がれ
危険な穴に飛び込んだのか
穴から見えた明るい世界は
紫外線がいっぱいで
ラジカルもいっぱいで
生まれたら死んでしまうのですよ

ほら ごらんなさい
あなたはやっぱり
親に怒られたり
失恋したり
酒で失敗したり
娘の連れて来た男が気に入らなかったのに
結果 お義父さんと呼ばれるようになったり
孫を抱っこしたいのに
じぃじ臭いと言われたり
身体が少しずつ使いものにならなくなっていったり
大切な人に先立たれたり

ほら 見えるでしょ
今だって
沢山の人をあなたは泣かせてる

もう いきますよ
何を笑って
満足そうに泣いてるのですか
あぁ これだけは言っておきます
決まりですから
天寿を全うされておめでとうございます

死神さえも呆れるほどに
天から与えられた
身の全てを燃やしつくせ

燃えよ
燃えよ
燃えよ 老人


**************

ラジカル=不対電子を持つ原子・分子。

編集・削除(未編集)

井嶋様 詩の評のお礼  エイジ

井嶋様 詩の評をありがとうございます。

実は1月、2月と僕は詩作であがいてました。以前、井嶋様に提出した「日々」のような落ち着いた感じの、僕にしては斬新な核となるアイデアのある詩を連続して書いてたんですが、書けども書けどももう斬新なアイデアなんて出て来ずに、疲れ果ててしまいました。

そんな中で、実際はどういう詩を書いてたのかというと、僕と「君」の詩なんです。一度、女性を点景として登場させた時、評でお褒めの言葉を頂きました。そこを掘り下げていくと、なんとなくロマンティックみたいな詩ばかりが書けたんです。

井嶋様は僕の挫折と新たな挑戦が綯い交ぜになった心が書いた詩のポジティブな面に光を当てて下さいました。井嶋様のウケがよかったようでホッとしています。素敵な評をありがとうございました。どんな詩が書けても、またよろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

2/14〜2/16までにご投稿分の評と感想です。  井嶋りゅう



2/14〜2/16までにご投稿分の評と感想です。

*****

「わたしが さったことを いのるしかない こんなん」 森山 遼さん

森山 遼さん、こんばんは。
面白いですね。「こんなん」というのが、ひらがなで書かれてあるので、「こんなん」というのは「こんなの」的な意味合いだと思って最初読んでましたので、災難のようなものあるいは予期しない不運な出来事、という意味合いで書かれてあるのかと思いましたが「困難」という意味だったんですよね?私は自分で勘が悪いなと思っちゃいました。でも!明らかに言い訳ですが、、、困難と読まずこんなの、という風に読んでも面白いんですよ。正体が分からず読み手それぞれの「こんなの」と言うふうに読めるので、想像が膨らんで楽しいのです。全部ひらがなだったのはたぶん狙っていたのでしょう。罠にはまった感じで、しまった!と気づいて面白かったです。「こんなん」の現れ方や去り方、それに対する心情も丁寧でリアルでした。とても良かったです。佳作ですね。
ところで、森山さんの前回のカメの詩は、1文字空けがなかったように思いますが、基本は1行の中に1文字空けのあるスタイルですよね?やはりこだわりがあるのでしょうかね?今回はたまたま全文ひらがなだったので読みやすかったのですが、もし、こだわりがないのであれば、ですが、一度1文字空けをお休みするのも有りかと思いました。というのは、1文字空けのところで読み手は一旦止まってから読むので、内容がするすると入ってこない危険性を孕んでいると思うのです。とても勿体無いことだと思うので、もしこだわりがなければ、という前提での提案でした。宜しかったらご一考ください。色んな詩に挑戦されている森山さんです。今後が楽しみなかたです。


*****

「夜を越える」ゆーたさん

ゆーたさん、こんばんは。
何かあるんだろうな、何かあったんだろうな、という雰囲気満載の詩でした。昨日と同じ今日や明日が始まって、癒えない傷だけ生々しく、淡々と憂鬱であるような、その中でもしかしたらとわずかな希望を持つような。そんな雰囲気を感じる詩でした。ただ、あまり風景が見えてこなかったんです。詩の中の動作は現実的なんですが、全体的にどこかしら浮遊感があるというか、夢の中のような、あるいは心象風景のような、そんな印象を受けました。ですので、内容的にはポジティブ要素があまり入ってないのですが、読後感は案外軽やかでした。今回はこのような感想になりますね。また書いてみてくださいね。


*****

「レインボウ・バレンタイン」エイジさん

エイジさん、こんばんは。
なんてロマンチックな詩なんでしょう!エイジさんはロマンチストだったんですね。素敵な詩をありがとうございます。七色どころか十四色!そんな虹があるのですか。それはすごい!絶対良いことありますね。レインボウ・バレンタインなんてハッピーすぎますよね。しかも空のペットボトルの中に風とともにしまっておくなんて、お洒落ですね〜。どきどきしますね〜。やっぱり詩人だなあ。思うに、男性のほうがロマンチストだと感じるんですよわたしは。女性は意外とリアリストが多いような気がしています。でも、それだから良いような気もしてるんです。レインボウの君は、忘れられないバレンタインを過ごしましたね。そしてエイジさんも。詩に関しては特にアドバイスはありませんでした。するすると読めて、ロマンチックの中に引き込まれていきました。佳作ですね。素敵な詩でした。


*****

「春一番」haruさん

haruさん、こんばんは。
この詩の特に良かったところは、最後から2連目の「淡いブルーのストールを〜君が見える」、ここですね。ここがとてもとてもリアルなんですよ。ストールやマフラーって色んな巻き方があるんです。巻き方の本もでてるくらいでして、私も練習したことありました。そこに注目されていたこの詩、痒いところに手が届く的な要素があると感じました。ちょうど今この時期が三寒四温にあたりますでしょうかね。まだ桜は咲いてませんが、梅が見頃ですね。出会いと別れの季節に生まれた「君」の記憶は薄らいで、もしかしたらこの先忘れてしまいそうだという気持ち。「君」と同時に記憶の儚さも描いているかのよう。淡いブルーのストールを素敵に巻いていた「君」を思い出したあとの強い風は、桜吹雪にも感じられて、何も見えなくなっていくかのようなラストでした。素敵な詩でした。これからのお花見、楽しみましょう。


*****

「ふーっと」大杉 司さん

大杉 司さん、こんばんは。
素敵な詩ですね。しかも可愛らしいですね。お誕生日おめでとうございます。17歳ですか、お若い!まだまだこれからですね。タイトルがとても良いです。「ふーっと」、そうかあ、お誕生日ケーキの蝋燭を吹いていたんだなあ、と後半に気づいて、もしかしたら17回ふーっとしたのかしら?などと想像して楽しくなりました。誕生日ケーキに蝋燭をさす瞬間のどきどきをふと思い出しました。等間隔でさしてマッチに火をつけて。あの匂いが好きだったなあ、と。一気に火を消そうとして意気込んで失敗したことも。私も自分の誕生日のことを書きたくなる一編でしたね。とても良い詩でした。
ところで話はそれますがふと思ったことを書きます。自分の誕生日を答えられない人っていませんよね。他人の誕生日や、今日自分の誕生日だということを忘れる人はいますが、誕生日いつ?と聞いた時答えられない人って、出会ったことないなあ、とふと思いました。余談を失礼いたしました。


*****

「空中都市の人」鯖詰缶太郎さん

鯖詰缶太郎さん、こんばんは。
とても良い雰囲気の詩ですね。何となく小説を読んだ後の読後感があるように感じました。真夏の部屋の中でゲームをしている「あなた」は背中に羽が生えている、という設定も、ゲームという単語とタイトルにある空中都市とが混ざって、ふわふわと設定が溶け込んだように思いました。この二人のやりとりも近すぎず遠すぎず、根底には思いやりがあるように感じました。何となくですが、性というものも感じなくはなかったのですが決め手に欠けるので気のせいかもしれません。入道雲と青い空との配色から始まったところが良かったですね。缶ビールじゃなくて瓶ビール(たぶんハイネケンのような小さめの瓶ビールですよね?)だったところもかっこよかったです。なかなか良い雰囲気でした。また書いてみてくださいね。


*****

以上、6名のご投稿でした。
どうもありがとうございました。
投稿作にも春の詩が多くなって、日常はだいぶ春に近づいてきました。
私の粘膜が反応しています。
とにかく目と鼻と喉がかゆい。
私の場合は5月上旬くらいまで続きます。
地獄の春です。
花粉症のみなさん、どうぞお大事に。

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まぁいいよ エイジ

未だ寒い如月に
咲いていくのを尻込みしている
朝霜の中に隠れた
オオイヌノフグリの花を
しばらく見ていた
そんな僕を君は不思議そうに見ている

朝焼けの茜色がまだ残る空を仰ぐと
冬枯れた木の枝に
あまり見かけない鳥が一羽
止まっているのを見つけて嬉しかった
そんな僕に飽き飽きしたように君は
「早く行きましょう」

公園を一回りする間に
何時まで経っても
君を見つめない僕に
君はすっかり呆れたけど
最後は「まぁいいや」と許してくれたね

あれから一年経ち
僕らは大学へ入学した
朝の公園の散歩中
君と未だ手を繋ぎもしない僕と
君はまだ一緒に散歩してくれていて
「まぁいいよ」と許してくれる

こんな僕だけどこれから先も
一緒に散歩してくれるかい?
「まぁいいよ」

      *

どうしてふてくされているの
僕の方を見てくれよ
さっきから話しかけているじゃないか
どうして無視するの
そうか公園で僕が相手しなかったからかい?

ぺたんと床に横座りする君
疲れ切った魚のように
君はあまり動かない
顔を背けて無言だ

今日は僕が紅茶を入れてあげる
君は角砂糖2つだったね
君の怒りを溶かすように
ゆっくりと解けていく2つの角砂糖
僕はいつものストレートティー

君はゆっくり髪を梳かす
川のように流れる君の髪
白いレースのカーテンが微かに揺れる
午前の淡い光に溶け込む君の姿
化粧水でぷるぷる潤った君の肌

そうだ紅茶にレモンを添えてあげよう
どうだい美味しいかい?
化粧水とレモンの柑橘系の香りが
混ざってプンと鼻をつく

ねぇいいだろう
もうそろそろ
微笑むぐらいは

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