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★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたの詩の成長を、こつこつ支援するところです。)

なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るため、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)
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編集・削除(編集済: 2024年12月26日 18:12)

せつ人茶  紅桃有栖

紅茶を一杯いただく
奇々怪々縁あって
海の向こうで少年が死んだかもしれぬ
茶葉の揺れが遠くに響いて
千年後の大津波となったかもしれぬ

歩いてはころし
目を瞑っては草木を生かす
手を振れば彼方が絶え
息を吐けば此方が守られ
さりとて動かなくては我が消えゆく

星の胎動が軽く千の命を屠るように
ただの香気が万の民を産むだろう

故に紅茶を飲むときは
衆生の悲しみを極上の甘露とし
我のにがさを楽しみにかえて
精一杯いただかねばならぬ

十方を斬り伏せるのは何も刀だけではない
白いカップを一捻り
吾人をころすには事足りる

では活人茶とは何であろう

編集・削除(未編集)

三浦様 詩の評のお礼  エイジ

三浦様 詩の評をありがとうございます。

この手紙の形式のような詩のようなものを提出するにあたって、あまり自信がなかったのですが、前作と合わせて佳作とのことでとても嬉しく思います。
僕が二十歳前後の頃、よく手紙を書いたのを覚えています。それが電話以外の遠くの友人との唯一の連絡手段だった頃です。

数々のお褒めの言葉、ありがとうございます。また次も単体で佳作を取れるよう頑張りますので、よろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

夏生さん 詩の評ありがとうございました  森山 遼

難解に見える、短い詩の評ありがとうございました。
今回も、深く読み込んでいただきまして、ありがとうございます。
この詩の「君」をあのように解釈していただきまして
感激いたしております。
今後も短い詩を書いて参りたいと存じます。
励みになりました。

編集・削除(未編集)

夏生 さま、詩への御礼。  ロンタロー

お忙しいなか、拙作への感想をいただきありがとうございました。
今回もさほど時間をかけずに書き上げ投稿させていたたきました。
いつの時代であっても息苦しい社会・世の中ではありますが、
何か自分なりの抜け道や解き放たれる瞬間が必要だと感じています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

三浦様、評のお礼  朝霧綾め

三浦様、
このたびは「超新星爆発」に評をくださりありがとうございます。たくさん調べて下さったようで、感謝申し上げます。

今回は科学詩を書くにあたり、文体をちょっと変えてみました。実は、今までこのようなタッチの詩を書いたことがなかったので、どんな反応になるかどきどきしていました。でもご評価いただけて嬉しいです。

もう一つ迷っていたのが、「詩の末尾に単語の解説を入れるか、入れないか」です。
「詩の中で説明してるし、わかってくれるかな…」と思って入れませんでした。今はこれでよかったと思っています。伝わったみたいで安心しました。

荘重にして雄渾、頂いたお言葉を嚙みしめたいと思います。この一篇で自分の可能性が広がった気がします。本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

三浦志郎様へご批評の御礼 暗沢

ご批評に感謝いたします。今まで見ていただいたものには要領を得ない作も多かったため、ようやく一定のものを投稿出すことが出来た事を嬉しく存じます。

MY DEARへの投稿を再開し、先輩方へ見て頂くようになり、読む点、書く点双方で「では抒情詩とは?」というテーマが常にあります。
これは古典から現代詩に目を通しつつ、また日々の景観を見て読み解いていく上でも通底するもので、こちらへの投稿とはその問への解答の試みであると考えています。永久に解の出ない問でしょう。

……これは完全に個人的な感懐に過ぎないのですが、特に三浦様は余り尖らせた(あるいは軽率な)ような表現には「これでは分からない」と仰ってくださるので、課題点の自覚という面で非常に勉強させて頂いております。
まだまだ途上の勉強でありますが、お付き合い下されば幸甚と存じます。

改めて、御批評ありがとうございました。

編集・削除(未編集)

3月7日から3月9日のご投稿分の感想と評です。 夏生

お待たせしました! 3月7日から3月9日のご投稿分の感想と評です。


「雪」 紫陽花さん

紫陽花さん、今回もご投稿くださりありがとうございます!
僭越ながら御作「雪」の評を送らせていただきます。

「南国育ちの彼女の上には
いつの頃からかずっと
冷たい雪が降っているという」

南国と雪の対比がすっと入ってきて、結晶の形をした謎が
読み手の手の平に落ちてきました。
主人公にはその雪が見えない。同じ空を見上げているのに。
ここに切なさとかなしみを感じました。
この詩の中の「雪」は「彼女」の痛みや寂しさなのかもしれない。
それをわかってあげたいのに、知りたいのに「彼女」の方から
打ち明けることはない。助けを求めて来ることもない。
主人公の歯がゆさが「もしも」の中に昇華されていきます。
陽気に楽しく、美しく踊る姿が見えます。
最後は虚しさではなく
「雪が冷たいから
 見える景色もあって
 雪が冷たいから
 会えることだってある」
と、希望よりも確かな気づきで終わっています。
清々しい余韻が残る一篇でした。
御作、佳作とさせていただきます。



「38」 鯖詰缶太郎さん

鯖詰缶太郎さん、はじめまして!
ご投稿くださり、ありがとうございます。
はじめての方は感想のみとさせていただきます。ご了承ください。
僭越ながら御作「38」の感想を送らせていただきます。

目の前の現実と向き合う。自分自身を見て、どうなの?と問いかける。
タイトルの「38」は年齢でしょうか?38歳、老いと言うには早すぎる年齢。
これは自分の心の中のせいなのか、どうなのか。
いや、そうではなくて地肌が透けて見えてきた前髪など、変化著しい容貌を
どうにかしなければいけないんじゃないか。
主人公は嘆くでもなく、憂うでもなく、目の前の自分の状況をよく見て、気づいて
対処しようと動きます。
その様子がコミカルに見えて、面白く魅力的に感じました。

暢気に
詩をしたためている場合ではないような気がする
と、書きながら自分自身の変化を捉えて、その戸惑いも焦りもしっかり描いたところに
鯖詰さんの力を感じました。
自分の変化と向き合いながら、無理することなく進んでいく展開が魅力的な一篇でした。



「クリスマス イヴ」 森山 遼さん

森山さん、今回もご投稿くださり、ありがとうございます!
前回の「さよなら さよなら かこの わたし」という作品の評を書かせて頂いたとき
森川遼さんと表記してしまいました。ご不快だったと思います。気が付くのが遅くなりまして、大変失礼いたしました。
僭越ながら、御作「クリスマス イヴ」の評を書かせていただきます。

この詩に登場する「君」は人ではなく、植物。桜の樹ではないかと。
世界と対峙する姿は、冬の寒い空に向かって枝を伸ばしている樹の姿を想像します。

>君もあるいは
永遠の対峙
あるいは
永遠の直立を望む

永遠の直立、は樹木の生命力の強さを思わせ、冬の厳しい凍結に立ち向かうような
それも糧に出来る強さを感じました。
「クリスマス イヴ」というタイトルから華やかな寂しさを感じました。
悲しい瞳、苦しい瞳、をしているのはそんな樹木を見上げる主人公ではないか。
など、想像が想像を呼びます。(見当違いでしたら、すみません)
この凍結は春によって溶解して終焉します。
余韻のある終わり方。季節の移り変わりの香りを感じられた一篇でした。
御作、佳作とさせていただきます。



「グッドラック」 山雀詩人さん

山雀詩人さん、今回もご投稿くださり、ありがとうございます!
僭越ながら御作「グッドラック」の評を送らせていただきます。

後味のスッキリした一篇でした。
朝から自分の顔を見て、もの憂げな気持ちになる。その気持ちが
鏡に映る自分の眼差しから感じます。

>今日もまた過ぎるのか
いつもと同じ日が

と、ため息を吐くように思った後、いや待てよ、と
考え直します。ここからの加速が爽快なのです。

>幸運な人の万一は不運と言うが
不運な人の万一は幸運なんだ

と、気づく流れは、先ほどまでもの憂げだった眼差しが
一気に輝き出す様子を見ているようで、希望を感じました。
グットラックの言葉がこちらにも向けられたような
明るい気分になりました。
御作佳作とさせていただきます。


「ゴーギャン」 やまうちあつしさん

やまうちあつしさん、はじめまして!
ご投稿くださり、ありがとうございます。
初めて方は感想のみとさせていただきます。ご了承ください。
僭越ながら御作「ゴーギャン」の感想を送らせていただきます。

>わたしたちはどこからきたのか
 わたしたちはなにものか
 わたしたちはどこへいくのか

この言葉はゴーギャンの大作の名であり、遺書的な言葉だったそうですね。
南の楽園を描きながら、その当時のゴーギャンは娘を亡くして、自身も心身ともに厳しい状態だったと。
この詩の主人公も心身がつらい状況のようで、自分とゴーギャンを重ね合わせているように見えます。
「君」は愛する人であり、なくしてしまった人ではないかと。
詳細が描かれていない分、様々な想像が出来て、読み手は自分自身を重ね合わせたり、一歩引いて
ひとつの場面の解釈から物語を想像する。
もう一連、主人公の心境、描写がありますと、この詩の魅力がさらに広がるように感じました。
物語を感じる、想像が広がる一篇でした。



「取り敢えず種を蒔く」 ロンタローさん

ロンタローさん、はじめまして!
ご投稿くださり、ありがとうございます。
はじめての方は感想のみとさせていただきます。ご了承ください。
僭越ながら御作「取り敢えず種を蒔く」の感想を送らせていただきます。

取り敢えず、と言う言葉は、何から取り組んでよいのかわからない時に
ふっと力を抜いてくれるような、出来ることからやってみようと思える
言葉で、口癖のように使っています。

>解決策も突破口も見いだせない
息苦しい状況をなんとか生き抜くための言葉。
前向き、という無理な笑顔を作るよりも、淡々とやるべきことやる。

>何となく惰性であっても
 取り敢えず生きるしかない

疲弊と諦観がこもった言葉のように感じました。が、次の連で
この作品の雰囲気が変わります。
種蒔きをする。比喩ではなく、本当に畑で種を蒔く。
命を育てようとする、自然の恵みに触れようとすることに
これから先、どんなことがあってもやっていける、という
強みがあるのではないか、と思いました。

息苦しい世の中で、さわやかな息吹を感じた一篇でした。



「朝を待つ」 香月さん

香月さん、はじめまして!
ご投稿くださり、ありがとうございます。
はじめての方は感想のみとさせていただきます。ご了承ください。
僭越ながら御作「朝を待つ」の感想を送らせていただきます。

一定のリズムでさらっと読めるので、何度も読んでいくうちに
歌い出す自分がおりました。明るいリズムと違って、この詩は
>いつ明けないと知れない夜
を耐える主人公がいます。その気持ちを自ら慰めるように
また一興、と苦しみを笑顔で拭います。
こんな風に考えられる人は人生を楽しく苦しんでいける、
苦しみさえも楽しめるのだろうな、と思いました。
それが空元気、やせ我慢、だとしても。
自分で自分を育てる、生きて行けるようにする。
叱咤激励より当たり前のことと、少しの慰めによって。
心がつらいときに読みたくなる一篇でした。

「矛盾だ」 大杉司さん

大杉司さん、今回もご投稿くださり、ありがとうございます!
僭越ながら御作「矛盾だ」の評を書かせていただきます。

自分がどう思われているか、気にして考えてしまうことって
ありますよね。答えなんて出ないのに、考えて悩んでしまうことも。

>人の気持ちなど
 分からないし
 上手く読み取れない
 
 そんな奴が
「どう思われているか」
 なんぞ考えることは矛盾だ
 矛盾だ 矛盾だ


矛盾とわかっていても、つい気にしてしまう。
自分勝手な思い込みだとしても、考えずにはいられないのは
なぜでしょう。矛盾の中で生きているといってしまえばそれまでですが。

>これからは
 どう思われようが
 どう捉えれようが
 気にしないでいよう

と、何度決めて、出来なかったか。明日も同じだろう これからも同じだろうと
主人公の言葉に納得して、こう考えているのは自分だけではないのだなと、安心したりもして。
無駄な考えが無駄にならないと気づいたきっかけが詩作だったことを思い出し。
矛盾であればあるほど、わからなければわからないほど、人生の面白さ増していくのではないか、と思いました。
共感から気づき、作品との距離がぐっと近く感じる一篇でした。
御作佳作一歩手前とさせていただきます。

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三浦様、感想の御礼 凛

凛です。
三浦様、この度は『雨になる』をお読みくださり、また丁寧な感想まで頂き、ありがとうございます。
この詩は雨に対する私の想いを、出来るだけ率直に書いた次第です。
ただ、それだけではただの感想文になってしまうと思い、題に含みを持たせたり、行を全て13音にしたりと、詩独特の雰囲気を作り出そうといたしました。
その点、評価していただき大変嬉しい限りです。
次回からも、よろしくお願いいたします。

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島様、感想の御礼 凛

凛です。
島様、この度は『月と僕と』をお読みくださり、また、忌憚なき感想まで頂き、ありがとうございます。
どうやら、私はこの詩で1番重要な部分をお伝えできなかったようで、自分の言葉の拙さ、実力の無さを実感致しました。
「るんとうるるんとう」は、何かの名詞というわけではなく、月を見ることができた僕の、踊り出すような心の音を、「るんとうるるん」それとは反対の悲しみの心の音を、それぞれ言葉にした次第です。やはり音を言葉にするというのは難しいものですね笑
さらに、詩のリズムを重視するあまり、詩自体があっさりとしてしまったことにつきましても、次回以降の改善点とさせていただきます。
大変勉強になりました。またよろしくお願いいたします。

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つづき  やまうちあつし

あなたはつづき

かつていた
誰かのように歩き
かつていた
誰かのように迷う

纏っているのは
誰かの悲しみのつづき
そうやって続けていれば
いつかは悲しみ終るかな

いや
それは無理かもしれない

その分
誰かの笑いのつづきを
微笑みのつづきを
大笑いのつづきを
苦笑いと泣き笑いのつづきを

おなじくらい愚かで浅はかな
わたしたちのために
大聖堂はいつまでも
完成しないでいてほしい

し損ねたことや
伝えきれなかったことは
顔も名前も知らない人が
遠くの国で拾ってくれる

明後日にいる誰かは
たぶんあなたのつづき

いとしさの
そして
はかなさの
 

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