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草臥れたカーキの行進
煙たい小屋の通りには雑踏
生活のために涸れた声と鳴らす鍋
人は烏より狡く街に息づくのだが
それは命の強かさを何よりも示している
あれだけの事があったのだ 何がなんでも生きなければ
土埃をふざけたくらい巻き上げたジープ
数人どかどかと通りに降りてくる
垂れ目のサングラスは高い鼻に誇らしげに乗っている
濃い飴色のレンズはこの国の陽光では手持ち無沙汰だ
短い煙草から新たな煙草へ火が移る
こっちのはもう用済みらしい、放り捨ててしまう
そう、もう用済みなんだ あの煙草のように
小箱にコインを せめてもの愛を
give me mercy
しかし彼らは「俺たちにできるのは明日晴れることを祈るくらいさ」
そう言って十字を切って去ってゆく
あぁ生きなければ 右足を引き摺り歩く
今日眠る場所まで少しずつ
生きなければ 今生きているのだから
あれだけの事があったのだから
今はただ絶望が去っただけ
人が生きているから湧き出る希望が
砂漠の湧水のようなその希望が
この体を満たすまで
生きなければ 生まれたらどうせ死ぬのだから
あれだけの事があったのだから……
pause…
僕は映画を止め天井を見る
こんな時代があった
確かにあったのだ
僕の知らない景色や悲しみが確かに訪れていたのだ
それらはもう「歴史」と呼ばれるようになったが
静かに腕を組み息をする
弛み始めた体に 触れた腕が気づく
ああ、まずここに満足な体はあるのだ
心で病めているのだ
落ち着いて心を見つめることが出来ているのだ
そうだ
はぁ生きなければ ではなく
さぁ生きなければ だ
もうじき日が登るはずだ
さぁ、生きなければ
三浦先生、評価をありがとうございます。
私には、まだまだな詩を書いてしまったと感じました。
今後、どう表現していくべきかを今一度振り返りながら投稿させていただこうと思います。
お先に失礼致します。
1 妻咲邦香さん 「嘘」 3/10
嘘という概念は無味無臭、ことによると人畜無害で存在しているのかもしれない。牙を向くのはそれを人間が利用する時!?そんな感覚で、この詩と向き合ってみましょう。
そう考えると「悪いのは私」―全くその通り!(笑)。で、でも、ちょっと待ってくださいよ。
その牙は他者の誰にも向けられていない。むしろ自分に向けている。しかも皮肉的に、屈折的に、時に気づかいながら……。誰も自分に対して賞も罰もくれない。詩行通り「どうでもいい」世界にこの人ははまり込んで、この人は「嫌いな歌、嫌いな花」と関わります。でも、それも嘘だと言う。つまり本当を”逆翻訳“して伝える。そこで注目するのは「いつか誰かが」以降です。此処でイメージできるのは主人公の女性が好きな人への逡巡の結果、皮肉や韜晦(本心をくらますこと)や嘘を意識するといった心境でしょうか。けっして嘘だけではない屈折したもろもろといったところでしょう。後半は日本人特有の「~あとは察してよ」みたいな部分を含むのが大変おもしろいです。妻咲さんらしいスパイス満載の御作です。循環スタイルも効果的。嘘から始まって逆に本心が仄見える。女性の複雑な心理を描いて佳作。
アフターアワーズ。
恋愛においての、女性の他愛ない嘘は許せちゃうな。なぜって、女性はやっぱり弱い存在。身を守らねばならないから―。
2 じじいじじいさん 「めざましどけい」 3/10
はい、今回、擬声語の出だしが春にふさわしくフレッシュでいいですね。
「鳥の声で目覚めて~」みたいな文章はよくあって、たいていは、そこから別の局面に向かう方が多いのですが、本作は鳥の声に特化し、発展させ“めざましどけい”にもなぞらえます。ここがこの詩の個性と言えます。2連の最終2行が端的にそれを表現し、僕はここが意外と好きなんです。それと、
「おひさまもトリのみんなに/おこしてもらうのかな?」
―ここは子どもらしい発想が活きていますね。3連目は会話フィーリングを採用して変化もついて微笑ましくもあります。
読んでいて爽やかだし、子どもになりきって書かれた感じが良かったです。甘め佳作を。
3 埼玉のさっちゃんさん 「時間旅行」 3/10
連無し詩ですね。9行目までは問題ありません。それ以降、この旅行について……
〇海外or日本。
〇日常の風景(コーヒー、読書、本の世界)。
〇目覚ましのベル、時間旅行≒夢?
この3項目が曖昧に入り組んで、互いに“連絡しあわない”です。詩の核が見えてこない。
たとえば、本の世界は日常の中で、ある意味時間旅行に充分なり得るし、夢の世界はなおさらでしょう。どちらかひとつに絞って書くか、あるいは、いっそ想像・幻想の世界に遊んじゃうか、どちらかでしょうね。このタイトルは概念的にも、想像性からも、けっこう捉え方が難しいものがあります。それに耐える構想力が必要になってきそうです。佳作一歩半前で。
4 晶子さん 「進め」 3/10
今は卒業式シーズン。もう大体終わったのかな? そのあたりでしょう。
これは卒業式にあたっての男子が思って書いた、僕にはそんな風に読めたのでした。
もっと言うと―晶子さんの作品には時として、ご家族(ここではお子さん)にまつわる発想の詩がありますが、そんな感覚を感じるのです。そういう推測に立つと、こういったシンプルさや率直さは頷けるものがあるのです。3連目に「更新」とありますが、これは事務的・メカニカルな気分を含んだ言葉ですが、ここで使われたのは、かえって新鮮、そんな風に思っています。
「古い皮のままでは/祝うべき春に似つかわしくない」―その通りですね。
逆に終わり近くの「赤ちゃん比喩」はちょっとびっくり! 皮関連で、“赤ちゃんのような初々しい皮膚感覚で”のような謂いと思われますが、ちょっと唐突感無きにしもあらずか? 佳作一歩前で。
5 エイジさん 「思い出の公園より」 3/10
この詩は前作との連作的効果が期待できるでしょう。それも、これらは等身大的な実話と僕は勝手に解釈しております。この詩のおもしろさは、そのまんま、手紙になり得る点でしょう。最初に一点だけ。3連目は「ほころばせました」―ひらがなにしましょう。
「遠慮がちに」といった形容詞(副詞?)が好意を以て迎えられるような文章です。そこには気づかいがあり優しさもある。誠実や真心といった言葉も浮かんで来ます。これはほぼ恋愛といったところでしょう。前後を挟む風景描写もタイトルの場所を含みながら、詩の基調に歩調を合わせて美しい。前作は半歩前。異例ながら二作合わせて佳作と致します。
アフターアワーズ。
ちょっとヘンなことを書きます。突飛ですが、詩は全ての文章ジャンルを取り込める―と仮定したとします。例えば、ビジネス文書でさえ詩になり得ると―。そう考えた場合、手紙とは余裕で詩になり得るわけです。偉大な作家の手紙が「書簡集」として文学化するという、詩から遠くない例もあります。僕らは全然偉大ではありませんが、発想の一端にはなってもいいと思う。読んでいて、そんなことも感じた次第です。
6 cofumiさん 「君を知らない」 3/10
これすなわちラブソング。その中でも、少しヒネリを利かせていますね。出だしの「君」がすごく可愛いいです。しかし「僕」は不安定。その例としての時計のくだりですね。なるほど、ここは持っている時間感覚の違い、「君」のそれがどの辺にあるのか?等も象徴したものでしょう。
2連―さらに続く疑問の事例も雰囲気あるものを選ばれています。特に「桜のような爪」いいですね、芸が細かい。
「あー僕には」から「。。。」経由して「皆目わからない」に至る呼吸感というか無風感が、なかなかにおもしろいです。「君」本人が出て来ないのもなかなか効果的。それ以降は割と普通っぽく終わるので、ちょっと何とかしたいところ。「アイ、ラブ、ユー」はちょっとベタか?終わり3行も改めて書くには当然過ぎるわけです。案として……(あくまで参考に)
〇 「アイ、ラブ、ユー という」までを削除して繋げる。
〇 終わり3行を削除する。
これで4行残しの3行更地化。ここの3行以降に何を書くか? です。
ところで「知らない」=「知りたい」でしょう。その「~したい」気持ちを前半のノリ感覚で綴ってもらうといいかもしれない。この詩の素材というか、主人公はまだ若い男の子でしょう。初々しさが捨てがたいです。前半は大いにこれでいいんです。ぜひ後半を考えてみてください。
佳作一歩前で。
7 凛さん 「雨になる」 3/13 初めてのかたなので、今回は感想のみ書かせて頂きます。
よろしくお願い致します。「今日、雨になるから、傘持ってお行き」の「雨」ではなく「僕は雨になる」(=なりたい)の「雨」の隠喩。普通は前者を思うのですが、これは後者。そこがおもしろいのです。
普通、雨になりたい、とはあんまり思わないんです。そこがこの詩の個性になっています。
まず各連ごとに違う表情の雨が出てきます。好き、憧れ、願い、によって、水を掬い取るように、それぞれの雨の持ち味を掬い取っています。これは賛歌であると同時に、心はタイトルに集まっていくのを感じます。僕はこの詩が好きです。金子みすゞの男性版のような雰囲気があります。
この1作を見る限りでは、素直な、いい書き手さんと思うのです。また書いてみてください。
8 侑輝さん 「幸せ」 3/13 初めてのかたなので、今回は感想のみ書かせて頂きます。
僕の幼い頃の記憶によれば、好んで石を蹴る子はサッカー少年に多かった気がします。
それはともかく、まずは現実描写から心模様の隠喩への移行が、ごく自然に行われる点に注目します。この詩の中心的な所作は「石」を「蹴る・転がる」ですが、詩中「石=幸せ」であり、蹴り、転がる(転がす)ことは、幸せを追い求めることを暗示します。もっと言うと、僕には、そうやって幸せを“育てている”ようにも思えたのでした。それを証拠立てるように後半には入道雲の下、一本の長い道が現れます。「蹴る・転がす」は当然のように歩みを伴います。歩みには当然のように道が必要になります。「蹴る・転がる。道」は全て幸せの要件に繋がれ、詩は構成され展開していきます。「ゴール」も重要でしょう。これら行為のハッピーエンドにも象徴されるでしょう。特筆しておきたいのは、この詩が極めて自覚的に書かれている点です。それにしても、幸せというものを石蹴りに絡めて発想した詩を僕は初めて読んだ気がします。ユニークということです。最後に技術論的なことを書くと、多少、引き算も使うと、詩はより引き締まると思います。また書いてみてください。
9 暗沢さん 「明るいほうへ」 3/13
「凍晴れ」―凍てつくように寒い快晴の日、とありました。冬特有の気高く美しい天候と見ました。
この詩の真意的解釈はなかなか難しいのですが、大意として冬空あるいは季節としての冬が瓦解していくさまが、まずあるように思います。と同時に、来るべきものとの行き違い、入れ違い、軋轢、確執。「紛糾」という言葉が二回出てきますが、それは冬自身のそれと、来るべきもの(春)とのそれであると僕は理解しています。そういった自然界の細かい“都合”は「仰ぎ見る必要は無い」のでしょう。理由は7連にある通りです。そしてここは暗沢さんの優しさと見ます。結論として、人は細かい自然に捉われず、自然のままに受け入れて行くのが一番の生き方ということでしょうか。タイトルが示すほうへ。春、ということでしょう。一面、詩とは意味を“沈ませるもの”でしょう。
本作はその沈ませ方に価値があり、格調ある文体に価値があります。 佳作を。
アフターアワーズ。
掲載された阿部青鞋の句が見つかりませんでしたが、この人の句は大変ユニークでした。
叙情・抽象どちらの詩にも近いような。この人が現在の俳句界でどのような評価を受けているか、
多少心配しながらも興味深いものがあります。
10 朝霧綾めさん 「超新星爆発」 3/13
科学詩です。理系分野が幼児のような知識の僕は全て調べました。さて、無事に評が書けるのか?
まず初連。「一生に一度」―これが全く誇張でないことが理解されました。こういった現象を”市民レベル、僕たちレベル“に降ろしてくれた表現、好感が持てるのです。それが6連目までの流れです。それ以降、詩に乗せた解説編。いや、こういうのもないと、この詩は読んでて困るのですよ。印象深いのは「新星」とありながら、実は星の最期である点でしょう。7連のことですね。ここは印象に残りますなあ。後は残骸として宇宙の記憶に留まること。「静かに身体を横たえる」がその事情を詩的に語っています。エンディングも壮大にして感動。概観すると、科学的解説をそれと意識させず、ごく自然に詩化しています。そこは朝霧さんの力量。文体は荘重にして雄渾。これはセンスであり調整力。理系がさりげなく文系へと降りてくる。結果の佳作です。
評のおわりに。
1 僕は野球というものをまず観ないのですが、今回のWBCは例外で、気になり見聞きしております。心理はサッカー日本代表と同列か?なんでもフロリダまで行っての勝ち抜き戦だとか。
対メキシコ戦。スポーツで“対メキシコ”を思い出すのは、オリンピックでサッカー日本代表がメキシコを破ってメダルを獲ったことです(1968年 超古い!)。今回もそうありたい。今までにないタフな戦いになりそうです。みんなで応援したいです。
2 この世界は興味がないと知らずに終わってしまう事、多々あり。趣味の領域ではなおさらの事です。
それを承知で書きます。アメリカのシンガーであり作曲家のボビー・コールドウェル氏が亡くなられました。七十一歳。闘病生活をしていたらしい。亡くなるにはまだ早かった。やや年配のかたは煙草「パーラメント」のCMに彼の曲が盛んに使われた記憶があるかもしれません。僕の知っている範囲で、嫌いな曲などただのひとつもない。都会的で洗練されて、曲もビジュアルも、男の僕からしても「かっこいい」のひと言でした。曲にはジャズの影響が感じられます。そこが凄く良かった。残念です。今はとても悲しい。 では、また。
画面の向こう側に
一人、二人
三人、四人······
多くの観客がいる
観客は皆静まり
こちらをじっと見つめ
耳を澄ませながら
演奏が始まるのを待っている
軈て時間になり
僕はギターを肩にかけ
黄色いエフェクターを踏み
大きな音を出す
歌にのせながら
軽快なリズムで
ジャンジャン
ジャンジャンと
かき鳴らす
力いっぱい
かき鳴らす
めいいっぱい
かき鳴らす······
それから演奏が終わり
観客は拍手をしながら
ニコニコと笑っている
ニコニコと笑っている
僕は嬉しい気持ちになり
同じくニコニコとしながら
大きく手を振った
その後は
他校の演奏を聴いたり
クイズを解いたりした
とても貴重なひと時だ
とても楽しいひと時だ
そして学園祭は
午後三時前に終わり
先生が別れの言葉を言って
幕を閉じた
一年に一度の学園祭
また来年も楽しもう
島様 詩の評をありがとうございます。
名作、且つ代表作と、僕が今まで待ちに待っていたお言葉を下さりありがとうございます!
四年の詩人生でここまで評価されたことはないので、嬉しさの極みです。
風をテーマにした詩は僕にとって書きやすいことが分かり、最近良く扱うテーマとなっています。
この詩はその中でも一番シンプルな詩でした。
この詩が評価されたこと、一生忘れないでしょう。しかしここからが肝心です。僕はアップダウンの差が激しい方と自分では考えているので、また次、頑張ります。いつも本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします
私を惨めにするものは
鏡に映った自分を
自分と信じきれない自分
夢は枯野を彷徨う
疲れた旅人の顔をして
色のない霧が流れた
朝の陽は
地平線の彼方で燃え尽きた
困惑の鳥は
大空に放物線を描いて地に落ちて
コトンと
空っぽの地球に木霊した
私が愛したあなたは
素焼きの偶像
偶像は壊れた
紅い音立てて
私の内側で壊れた
あなたの腰のタトゥー
そればかりが思い出され
私は昔のままここにいます
巡会う瞬間を期待して
でも
言葉は何の役にも立たなかった
だから
想い出のオカリーナを吹いた
オカリーナは短く鳴いて
紫の炎を吹き上げた
紫の光が胸に満ちて
心は砕け散るか
扉を開けば
透けるような空
絹の温もりの空気の流れ
青い香り
胸一杯に風を飲み込んだ
弥生三月
もうすぐ春が来る
過ぎた想いと別れを告げる時
島様、いつも評をしていただきありがとうございます。
詩の視点がブレてしまうのが自分の問題だということを改めて認識させられました。
終連は確かに島さんが書いてくださった方がスッキリしていて良いなと思いました。
最近忙しくて中々詩に時間を取れていませんが、これからも自分のペースで詩を書き続けていきたいです。
これからもよろしくお願いします。
そつぎょうしき
きれいなふくきてみんなならんだ
むねにはおそろいむねにリボン
6ねんかんいったしょうがっこうと
きょうでさよなら
そつぎょうしょうしょをてにもって
うたをうたった
さみしさでなみだがいっぱいでた
でもねいつからかみれなかった
みんなのなみだ みんなのえがお
マスクのないみんなのすがお
ほんとうのみんながみれてうれしかった
マスクのないそつぎょうしゃしん
みんながさいこうのえがお
きょうでマスクもそつぎょうできそう
ちゅうがっこうもみんなのえがおといっしょにいきたい
お忙しいなか、評をいただきありがとうございました。
はい、秋はハッカ飴から生まれるという思いつきからシリーズ化してしまいましたが、
春まで作ることができて良かったです。夏も使いたいアイテムだけは浮かびました。
ご指摘いただいたこととても参考になりました。
朝日を孕んだ雫の
楽しげな音色は
何かを呼んでいるようです
今日は待ちに待った日
明け方の浅い眠りのなかで聞いた
数発の花火は開催の合図
子供たちは工場へ
息を切らして走ってきます
両手に抱えた砂糖と洗剤を
落としそうで落とさずに
↑すこしお祭り感を出してみました。
他のご指摘部分も推敲してみました。
雰囲気がすっきりまとまってイメージしやすくなった気がします。
いつも本当に有難うございます。
桜の開花が騒がれるなか
紫陽花並木は芽吹きはじる
ついこのあいだまで
ただの枯れ木に過ぎなかったのに
薄紅のたおやかさのなか
紫陽花並木は芽吹きはじめる
誰の目にも留まらず
メランコリーは産声をあげて・・
その枝の端の生命は
陽光をたっぷり浴びながら
五月雨に霞む舞台を
渇望している
―そう、これはささやかな 世界の秘密だ!
何かが終わるとき、何かが始まる―
新たな季節の主役たちは
静かにその時を待っているのだろう。