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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

クリスマスに  U.

サーカスが街にやって来る
12月の街にやって来る

空中ブランコの兄さんは
ユラーリ、ブラーリ
クリスマスのメロディーに乗って一回転

玉乗りの熊は腹ペコで
チロ、チロ
御馳走目指して球転がし

ピエロのおじさんは
ヒュローリ、ヒュラーリ
軽い足取りでご挨拶
でも
泣いているね

ピエロには
クリスマスにあげる物が何もない
だから
自分の心臓を贈ります
リボンを付けて
滴り落ちる紅い血潮は
ピエロの優しさ
自分の全てを贈ります
大好きなあなたに

クリスマスには雪が降ればいい
暗い灰色の空と黒い家と枯れ木の森には
白い雪が良く似合う
六角形の雪粒は、夢の一かけら
黒い家と枯れ木の森に積もって積もって
全て真っ白にしてしまえ

この暗い灰色の空の下
ピエロのおじさんのために
クリスマスには雪が欲しい

灰色の空から白い冷たい花吹雪
静かに、冷たい雪を伝って、昇れ天へ

なのに、この街には雨が降る
街の灯りも
人の呟きも
雨の中に煙ります
今夜は
あなたの温もりが
妙に想われ、眠れません

明日の朝は、寒いでしょう

編集・削除(未編集)

島 秀生さま 御礼  江里川 丘砥

この度は評をいただきまして、誠にありがとうございました。
名作をいただきとてもうれしかったです。
直す箇所についても、もう一度考えてみます。文字での間の取り方などいろいろな技術があるのだなといつも勉強になります。
文字だけで伝えるということの難しさもありますが、伝わったときや感想をいただくときはとても嬉しく励みになります。

この詩は仰った通り、私の曾祖母について書きました。生まれたときから曾祖母とは一緒に暮らしていて、割とずっと元気だったのでたくさん面倒をみてもらいました。
過ごした時間も密でたくさんの思い出があります。私の誕生日直前に亡くなったので、十二月はより一層特別な月に感じています。
投稿した日にちが計らずも命日だったので、なんだか偶然が嬉しくなりました。

いつも丁寧に読んでいただきまして、ありがとうございます。
寒い日が続きますが、どうぞ良いお年をお迎えください。
またよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

島 秀生様 「夜明け前の無人駅」の御講評のお礼です 浅井

 島様、詳細にわたりお読みくださり感謝いたします。
 どちらかというと、勢いや手癖で書いてしまうタイプなので、どこかにボロが出やすい、おっちょこちょいタイプです。なので、ご指摘いただいた時系列など、読み手の立場に立って作品構築をしなければならないと改めて感じた次第です。後手後手になりますが作業の事を少し。
 作業自体はおっしゃるように、朝五時半に某駅から回送列車が入ってくるのですが、その前の四時過ぎあたりからホームや駅前、通路除雪を行います。日中も、列車が来ない間とか、ラッセル車やロータリー車が来ない時間帯で行うというパターンです。六時半には一番の列車が某駅に向かって出発します。ですので、いったん段落を区切った方がわかりやすかったかなと思います。

>>>それから、詩全体を、冬のプロローグとして描かれているので、9行目の最後の「彩られる」は、
>>>「彩られるだろう」としておいた方が、これから始まっていくものの感じになっていいかな、と思います。
たしかにおっしゃる通りだと思います。ここら辺が甘さかと思っています。

 私は山村に住んでいますし、山の事や季節の事しか書けない狭義の書き手ではありますが、地道に書いていきたいと思います。
 今後とも、よろしくお願いいたします。
 この度はご丁寧な御批評、大変ありがとうございました。

編集・削除(編集済: 2022年12月24日 05:20)

島さん 感想ありがとうございます もず

丁寧に読んでいただき、感想もいただいて、ありがとうございます。
白い鹿は盛りすぎ。納得です。
そうですね、リアルな描写から話題を広げた方が、テーマに奥行きが出たでしょうね。言われてみれば薄っぺらだと思いました。
もっとがんばってみようという気持ちになりました。感謝です。

編集・削除(未編集)

島様 評のお礼  荻座利守

この度は私の詩の「椿の蕾」に丁寧な評をいただき、ありがとうございます。
名作との評をいただき、たいへん嬉しく思います。
訴えたいことを言葉にすることを優先してしまい、リズムにまで配慮が十分に行き届きませんでした。
その点も考慮して書いてゆこうと思います。
今後とも宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

心躍る夜  秋冬

クリスマスに
心躍らなくなったのは
いつからだろうか

サンタクロースの役目を
終えた頃から、
かもしれない

息子たちが
眠り込むのを待ちくたびれて
起こさないように
忍び足で枕元へ
プレゼントを置いた
瞬間、
寝返りされて
慌てた聖夜が懐かしい

配達を
終えて
ハイボールを
飲むと
幸せに包まれた


そういえば
妻に
クリスマスプレゼントを
最後に贈ったのは
いつだっただろうか

もう
思い出すことも
できないほど
昔の出来事だ


今冬は
厳しい寒さ
になるらしい

マフラー
もしくは
手袋

センスが
悪いと
怒られるか

何か後ろめたい
ことが
あるのだと
疑われるか

いずれにしても
素直に喜んで
くれそうにないけれど
プレゼントを
考えていたら
心が躍り始めた

今年は
サンタクロースに
なってみようか、な

問題は
クローゼットに眠る
衣装が
入るかどうかだ

正直、
衣装なんて
どうでも
いいのに

ハイボールを
飲みながら
すっかりと
心躍っている
12月23日の夜

外では
雪が
舞い踊っている

編集・削除(未編集)

雪の日に おおたにあかり

ぶっぶー、なーい
でたー、いやーないない
ぼたぼたぼたー

雪が降る
南国土佐に
何年ぶりかの
大雪警報

そろりそろり歩く
みんなみんな
雪には慣れていない
そんな靴のしたで
雪は鳴く
ざくり、くぅ、ぐう

目に染みる雪の白さ
まつ毛にとまる雪
ほっぺたに触る雪
ぜんぶぜんぶ初めて
2回目の冬

ぼた、いやーなーい
あ!ぶっぶー、ぶーきた
ばいばい、ばいばい
ぼた、いやぼたぼたぼたぼたー
覚えたての言葉
雪に興奮してあふれだす

セリフの吹き出しみたいに
みんなが白い息はいて
おなじおなじ
寒いね、寒いね
と繰り返す
大雪警報の出た朝

雪は鳴く
ぐぅ、ぐさり、ぐう
ちょっとはしゃいだ気持ち
隠せずに誰も踏んでいない雪
探してる
私はお母さん38歳まぢか

ぼたぼたぼたー
雪はまだふっている
ぶっぶー、ばいばい、ぶっぶー
車はゆっくりそろりそろり走っていく

編集・削除(未編集)

評を頂きありがとうございます。

島様へ。
年末の忙しい中、丁寧な評を頂きありがとうございます。
「サシチガイとサシチガエ」ですが、物騒かなとおもってカタカナ表記でサシチガイにしたのですが、そうですよねえ。ヒヤリとさせるなら、そこは、刺し違えですよね。勉強になります。そして、しばらく投稿していなかった私を心配して下さり、メールを下さりありがとうございます。子育て、仕事、雑多なことに押し流されるように、追い立てられるように、生活に必死ですが、、詩作をすることは、私の大切な生活の一部だと感じています。これからもご指導よろしくお願い致します。南国土佐は、何年ぶりかの大雪警報。びっくりしています。

編集・削除(未編集)

島 秀生 様 評のお礼 白猫の夜

この度は「かめんびと」に評を頂き、ありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます。内容が盛り沢山になりすぎるというのは自分でも思っていたことなので、
今後、もう少し一つ一つ丁寧に分解していければと思います。
またよろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

評、12/9~12/12、ご投稿分、残り。  島 秀生

今朝から来てる寒波はとびきりのものです。
特に日本海側、北海道はドカ雪の暴風雪のようです。不要不急の外出はホントに控えた方がいいです。

また、それ以外のところ、西日本とかの日頃あまり雪が降らない地域にも降りますから、ノーマルタイヤでは不可のエリアがあります。

ちょっとただ事でないので、事故のないよう、皆さんくれぐれもご注意下さい。



●ピンボケに気づいた大人さん「季節」

うむ、いい詩じゃありませんか!!
人間と人間の、リアルな機微が描かれています。
違うかもしれないけれど、雰囲気、長いつきあいの夫婦の感じ。新鮮さもトキメキも忘れかけてて、感情の薄いやりとりが行われています。
他人事のように、キラキラ輝いたことがあったのかなあーと話します。
そんな中にあって、しかしながら最後は、これだけは本当の気持ち。きみがいて、また次も同じ季節を迎えられたらいいなと話す。
言うなれば、熟年化したロマンチックが描かれていると読みました。
いい味だしてますね。ああ、それありそうって、共感したくなる妙なリアル感がいいです。きちんと人と人の機微が描かれています。

ピンボケに気づいた大人さんは、私は初めてなので、今回感想のみですが、この詩はマルだと思いますよ。私はいいと思いました。


●白猫の夜さん「かめんびと」

なんとなく・・・、言いたいこと、わかりました。

まあ、生き残ったってことですね。
鬼ごっこが苦手なら、生き残った自分を見逃してあげましょう。

まあ、そんなに簡単に見つからないものは、
そんなに簡単に結論を出さなくたっていいってことです。
何年も、何十年もかかって考えてもいいことだってありますから。

ちなみに私は長いこと詩を書いてますが、自分が文才があるから詩を書いてると思ったことは、ただの一度もありません。私の元々は、ものすごく下手っぴです。こつこつ何十年積み上げて、ちょっとはマシになっただけですから。
不器用な人間でも、時間をかけたら、なんとかなるってことがあります。

作品ですが、一度気持ちを吐き出すのに、この詩はたぶん書かなきゃいけない詩なんですが、これはこれでベースに置くとして、次は話を3分割くらいにして、1つ1つ丁寧に、書いてみてはどうですか? その際、自分の心の内側だけでなく、外側。周りの状況やそこから目で見えるもの、自分のいる場所の景色などについても、多角的な視点を交えながら、ゆっくりと心の内を述べてみたら良いと思います。
基本的に、1つの詩でたくさんのことを言うって、そもそも無理があるんですよ。今回の詩は、ちょっと盛りだくさんすぎた感ですね。

今回の詩で良かったのは、全体の内容的なことと、パーツでは、鬼ごっこのロジックのとこが、良かったです。いいアイデアでした。

そんな感じで、また書いて下さい。


●もずさん「登りかけた山を引き返すと」

いや、引き返す勇気、必要ですよ。
もずさんの年齢は存じませんが、若い人の場合、休憩すれば、だいたい復活するんですが、高齢者の登山は、いったん動けなくなると、休憩しても復活しない。高齢者が動けなくなって、救助要請が出ることが、近年増えてるんですよ。
自分の体調と相談して、引き返す勇気は大事です。

登頂だけを目的に、途中の風景を見ない人よりも、私は周りのものを見る方が好きですね。途中にいいとこがあるなら、そこ目的に行きたいくらいです。私は植物や野鳥の方に興味がある人間なんで。
いいんじゃないですか。誰かに「××山、登ってきたぞ」というために、山に登ってるわけじゃない。自分の楽しみ方なんだから。

そういう意味で、私はこの話、リアルのままで考え方を示す方が、おもしろい作品になると思ったんです。だから「白い牝鹿」を入れて、架空にしたことは、私は余計なことに思いました。都合よく動植物が現れるわけでもないので、動植物を描くのに、多少は盛ってもいいんですが、「白い牝鹿」は盛りすぎというか、これ入れると詩全体が架空化してしまいます。テーマ性が飛んでしまう。

うーーーん、これって本当に作者には後悔とか、恥じる気持ちしかないんだろうか? 角度を変えれば、おもしろい詩になると思うんですが、人それぞれですねえー
私はちょっと、もったいないことしてる気がしましたよ。
タイトルは逆に笑えましたから。このタイトルで詩を書いた人はいない。斬新だなあと思って。何を言ってくれるか、主張してくれるか、楽しみに読み始めたんですが・・・。

と、いうわけです。また書いて下さい。
もずさんは私は初めてなので、今回は感想のみとなります。


●荻座利守さん「椿の蕾」

りっぱな椿なんですね。道行く人からは見上げる高さの椿とみました。
「荘厳」の言葉で表現されるということは、花のサイズも大きそうです。きっと自慢の椿なのですね。もしかしたら、お寺の境内にある椿とかかもしれません。
今年は12月初めまであったかかったせいか、椿の開花は遅めに思う。我が家はやっと、侘介系が1輪咲いたとこです。ホームセンターで苗木で売られてた時に一番早咲きで咲いてたんで、気に入って育ててます。小輪ですけどね。我が家で年内咲くのは、どうやらこの子だけのようだ。

「暗い緑の葉」の表現は、椿の葉の特徴をよく捉えています。椿は、この葉の緑の濃さと、花とのコントラストが、昔から人に好かれるところでもあります。また「葉の陰」という表現も、椿の蕾の付き方を、よく捉えていていいですね。そしてまた、蕾の状態で長く、なかなか咲かないとこも、この詩の待ち焦がれる情感と椿がフィットしてるとこと言えましょう。
でもまあ詩中の椿は、蕾から「紅い」がちらと見えだしているから、ここまで来ればそんなに先でもなさそう。開花の気配が出てきてますね。ちょうどワクワクの時かも。もうちょっとだからこそのエールの詩かもしれません。
それにしても、「宇宙」が出てくる8~9連あたりは最大級の賛辞だなあー (椿の方が恥ずかしがって、出て来なくならなきゃいいが) 作者もかなりの椿好きかもしれませんね。

うむ、いいでしょう。名作を。
強いていえば、9連~10連(終連)が言葉優先でリズムの悪いところがあるので、終連4行目の「荘厳さに」を → 「荘厳に」として、そこで調整を図りましょう。


●喜太郎さん「ベンチ」

「唐突な質問にも動じる事は無く」が、いいフォローになってますね。
リアル、というより実際、ドラマ仕立てなとこがままあるんですが、でもそれはそれとして読めるのでOKです。
間合いをちゃんと描けてるのがいいです。セリフとセリフのあいだの部分の間(ま)が、なんとも言えず、味があります。
たちまちに得心がいくわけがない。間のあいだに反芻し、考え、だからこそ返事ができる。そのプロセスをちゃんと踏んでるのがいいです。
そして、もちろん、この人生観も悪くない。

うむ、これはこれでできてる感じがする。秀作を。


●エイジさん「初冬に咲く野菊」

うむ、自分の人生の行く道を、一本の野菊に問いかける。物言わぬものへの問いかけは、反面で自問でもあり、こうした図で描かれる花の在り方、うまく捉えたと思います。
2連の「まずは僕の散歩の行き先からでも」で、問いを始めるところも良いし、3連で、これから先の厳しい季節の話もよい。
それら段階を踏んだ上で、5連の、

 私もあなたのようでありたい
 命に限りがあろうとも
 無心に精一杯生きて
 無心に散って
 嘆くこともしないこと
 だからそう 今この瞬間を
 懸命に生きるのです

のメインとなる人生観に着地するところは、ステキです。
うむ、しっかり書けましたね。これからも丁寧に書き込んでいく形が良いと思います。
秀作プラスを。

一点あります。
初連の「初冬に咲く」や、2連の「キンと凍てついた早朝の空気」などあり、時点をそこに定めたままで3連に入ればいいと思うので、
3連の「十月を過ぎてもなお」は → 「十一月を過ぎてもなお(つまり12月に入ってるの意)」でいいと思います。ここだけ「十月」と過去に遡る必要はないです。
野菊では確認していませんが、実際、12月最初までは温かかったから、秋咲きの園芸種はまだ咲き続けていたし、そういう一般的にどうか、ということでなくても、この詩の脈絡からは、他の野菊の開花が終わっていても、珍しく咲き残っていた、その1本を作者は発見して、話しかけてるという図で読んでも、問題がないものです。
なので、そこを「十月」に遡る必要は全くありません。現時点のスタンスのままで書けばよいと思います。

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