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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
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未だ寒い如月に
咲いていくのを尻込みしている
朝霜の中に隠れた
オオイヌノフグリの花を
しばらく見ていた
そんな僕を君は不思議そうに見ている
朝焼けの茜色がまだ残る空を仰ぐと
冬枯れた木の枝に
あまり見かけない鳥が一羽
止まっているのを見つけて嬉しかった
そんな僕に飽き飽きしたように君は
「早く行きましょう」
公園を一回りする間に
何時まで経っても
君を見つめない僕に
君はすっかり呆れたけど
最後は「まぁいいや」と許してくれたね
あれから一年経ち
僕らは大学へ入学した
朝の公園の散歩中
君と未だ手を繋ぎもしない僕と
君はまだ一緒に散歩してくれていて
「まぁいいよ」と許してくれる
こんな僕だけどこれから先も
一緒に散歩してくれるかい?
「まぁいいよ」
*
どうしてふてくされているの
僕の方を見てくれよ
さっきから話しかけているじゃないか
どうして無視するの
そうか公園で僕が相手しなかったからかい?
ぺたんと床に横座りする君
疲れ切った魚のように
君はあまり動かない
顔を背けて無言だ
今日は僕が紅茶を入れてあげる
君は角砂糖2つだったね
君の怒りを溶かすように
ゆっくりと解けていく2つの角砂糖
僕はいつものストレートティー
君はゆっくり髪を梳かす
川のように流れる君の髪
白いレースのカーテンが微かに揺れる
午前の淡い光に溶け込む君の姿
化粧水でぷるぷる潤った君の肌
そうだ紅茶にレモンを添えてあげよう
どうだい美味しいかい?
化粧水とレモンの柑橘系の香りが
混ざってプンと鼻をつく
ねぇいいだろう
もうそろそろ
微笑むぐらいは
AIは全能の神となった
完璧なAIが開発され
AI法案が可決
三権分立は全てAIの管轄下に置かれ
AIの元 政治はもちろん
全ての判断はAIが下した
その判断は完璧で
少数意見であれ 目を向けて
大多数の国民が
多くの困難や困窮
不安から解放されて行った
やがてその波は一つの国から隣国へ
隣国から全世界へと広がり
AIは世界から貧困 紛争
そして戦争を完全に過去のものとした
やがてAIは人口増加抑制法を世界に導入する
誰一人として反対する者はいなかった
AIにはこれまでの実績があり結果が伴っていた
やがてこの星から人類はいなくなるだろう
壮大なるAIによる地球救済計画は
もう時期 完結する
夕暮れを映した
レンズの中に
少しだけの砂糖と
夢を
朝焼けを映した
心の中に
少しだけの焦燥と
憂い
地面に染み込んだ罪悪感と
蒸発した後悔を
共に抱えて
生きていくのか
あ
影の外に
ぐちゃぐちゃの
アレ
何も無かった
何も無かった
時々ハッと思う事がある
嗚呼、アタシは一人だ
これが孤独というものかと
孤独は何処から湧いてきたのだろう
ほんの一瞬、気を抜いたその時
感じるのだろうか
まるで草原に一人佇んでいるような
風がさっと吹き抜けていく
すると周りにも佇んでいる人々が
誰もアタシにきづかない
アタシも何故だか声をかけようとする気になれず
そしらぬふりしてまた佇む
これが孤独なのか
孤独を嚙みしめると
不安や寂しさが押し寄せる
急に孤独が怖くなった
風よふけ また佇む人にあわせてくれ
こんどは声をかけてみたい
願いはとどかないまま 孤独におびえる
でもアタシは知っているじゃないか
佇む人を 皆一人で佇んでる
孤独はいつでもどこにでもそこにいて
それでも風が吹く時をまちながら
皆佇むものなのか
さぁ孤独を楽しもう
孤独が悪いわけじゃない
何をしようかな?
見つめる先は自分
佇んでる自分、一人じゃない
存在してる
大地を踏みしめ風を感じ
なんだ怖くもなんともない
皆そうしてるんだから
たまには孤独と自分を感じ
また、賑やかな町並みに戻り
それでも自分を忘れさらない様に
その為に
また、風の吹く草原にたってみよう
今度は不安で話しかけたい誰かがいたら
大地を踏みしめ風を感じ自分をみつめて
そういう風にみせれたらいいな
すっかいり遅くなってしまいましたが評の御礼申しあげます
しっかりと読んでくださり有難いにつきます
とても励みとなりました
本当に有難うございました 機会あればまたよろしくお願いいたします。
通勤電車と
まちがえて
僕は
らくだに乗ってしまった
本来、乗るはずの
中央線が
口笛のように
汽笛を燻らせ
新宿方面にいってしまう
いったい、このらくだは
どこへ行くのだろう
とりあえず
会社に電話しよう
社長、僕、電車と間違えて
らくだに乗ってしまいました
なので、今日、会社に何時頃、到着出来るかわかりません
らくだかあ、、、
電車に似てたの?
いやあ、、、
似てないですね、、、
なんで、間違えちゃったかなあ、、、
まあ、それはいいとして
らくだじゃ、どこに到着するかわからないなあ
中島君、今日はもう出勤は諦めた方がいいんじゃないか?
間違えて、らくだに乗ってしまったのもわざとじゃないんだろ?
はい、、、
いつもの君のドジなんだろ?
はい、本当にドジですいません
でも、僕、絶対に出社しますから
でも、まあ仕方ないよ
これからは
電車とらくだ、間違えちゃダメだよ
とりあえず、あまり無理して出社する事ないからね
と、言い、社長は電話を切る
中島君、本当にドジなんだなあ
らくだだから行き先は
砂漠だろうなあ
そういえば
私の時は鳥取砂丘だったなあ
ゴルフの素振りをしながら
社長は
砂漠を悠々と歩くらくだの背中で、
困った顔をしている
中島君を
思い浮かべた
その細い肩に
銀の糸が触れるたびに
悲しみに耐えているかのように
小さく震える 貴女
青いワンピースに
風が舞い込みバルーンとなり
飛んでいきそうな体を
押さえ込む 貴女
真っ白な肌を
真っ赤に染めようとする
真夏の陽射しを
小さな子供のような手で
日陰を作る 貴女
私は華奢で
貴女の興味を引かないけれど
私は傘となって
貴女の全てを守りたい
貴女だけの傘となって
ガイジンはカッコいい
何をやってもサマになる
ギターを弾いてもサマになる
持ってるだけでもサマになる
ワォッ! 驚いたってサマになる
ボーッと立ってたってサマになる
俺もできれば生まれたかったよ
ガイジンに
それもできれば ニューヨーカーに
地球国の首都 ニューヨーク
そんなところで暮らせたら
最高じゃないか
そのときはやろう
絶対にラップをやろう
Hey Man!! とか言って
Yo Yo!! なんてご機嫌に
いつかやってみたかったんだ
マシンガンみたいに
撃ちまくってみたかったんだ
スリリングなスラングを
まるで別人みたい
腰が勝手に踊りだす
まるでリムジンみたい
クールなビートが俺を運ぶ
行きかう奴はみなブラザー
一緒に夜を盛りあがろう
やっぱいいな ガイジンは
最高だ ニューヨーカーは
But ぼくは日本人
ニューヨークどころか極東の
底冷えの部屋にこもり陰にこもり
行くあてもなく友もなく
たまに街にくりだせど
行きかう人はみな他人
なあんだ
俺も立派なガイジンじゃないか
だったらやろう
念願のラップをやろう
カッコよくはないけれど
Hey Man!! もないけれど
今宵ひとり 詩をひねる
今宵あかず 詩をつむぐ
運命を感じた
そう勝手に思い込んでいた
初めて出逢ったのが
もう遠い遥か昔のように感じる
お互い音楽が好きで
好きなバンドが一緒だった
あの人はまだそのバンドのことが好きかな?
僕のほうはもう遠ざかってしまったけれど…
何も始まることなく終わりを迎えた
恋だったけれども
出逢えただけでもラッキーだった
そう思うしかない
マグマのような感情も抱いた
深い縁ではなく浅い縁だった
それでも
縁あって出逢って言葉を交わした
ほんのひと時でもときめきを
この上ないうれしさを感じた
お互い不器用な感じで恥ずかしがり屋で
それでいて少しひねくれていた
お互い手に触れることもなく
ライヴに行くこともなかった
それでも
縁あって出逢って言葉を交わした
すれ違いに終わった刹那の奇跡に
痛みながらも時折想い返すだろう
そして
いま想うことは
いつまでも
どうかお元気で
*今回はPCではなく初めてスマホから投稿をさせていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
君の微笑みが
とおくにあるので
私は
そこにゆく
言葉を持たない
瞳を伏せてはいけない
あなた
冷気がまわりに凝縮して
寂しそうだから
青空の下で笑ってください
ひとりじゃなく
私に微笑みが届くように
七月には七月の微笑みがあるのね と
あなたは言う
私は七月の愛と七月の悲しみを思う
空だって飛べるかもね
寂しささえあれば
七月の空は悲しみに満ちて
私らに七月の花々を見せるだろう
アマリリスの歌を歌ってください
私の声がふるえるように
ふるえながら 居場所を見つけられるように
さみしいときさみしいと言ってください
私は言葉を知らないから
小さな手に
小さな 指があって
白いよね
ほんとに白いよね
口づけしてはいけないの
忘れゆくものだから
ああ なぜ
さよならは こんなにも
わたしの心に
さよならの固形を創るのだろう