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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

齋藤純二様  まるまる

一度くださった評についての訂正コメントをご丁寧にありがとうございました。
私都合で5日間もMY DEARを開けず、返信が大変おそくなってしまいました。
改行については、PCやスマートフォンではいろいろな事が起こることの一つなのかも、と思いながらも、再投稿いただいたことで、自分の改行で大丈夫だったようで、よかったです。「何となく/私が言った」と直していただいたことはしっかり確認しました。
余分にお時間もお手数もかけていただき、恐縮です。少しでも楽しんでいただけるものが出せるようやっていきたいです、本当にありがとうございました

編集・削除(未編集)

ガットギターの孤独  エイジ

深く沁み入る
ガットギターの音
君は君の孤独を
その音色で埋め合わせているんだね

僕の心に響くのは
君が作ったギターの小品
日本人離れした音の影
君はひっそり弾いている

僕に浴びせておくれ
ギターの音色を
君の孤独を包むがいい
朗々と歌い上げておくれ
君の孤独を受け止めてあげよう

最後の煙草を吸い終える夜
君のガットギターがなぜか
妙に心に沁みる夜
君は君の孤独を
僕は僕の孤独を
その音色で埋め合わせている

編集・削除(未編集)

秋の嵐 麻月更紗

秋を告げる嵐が
夜のうちに去っていった

物干し竿に水滴だけ
残して

頭が痛くて
耳がきーんと詰まって
とにかく眠たかった
体が
ふっと軽くなっていた

空にはいわし雲
風は冷たくなっていた

台風は
ぽっかり
私の中の何かも
連れ去っていってしまった

編集・削除(未編集)

青島様、お礼

青島様

この度も評をありがとうございます。
アドバイスも、ありがとうございます。
確かに安直に言葉に頼りすぎているなと思いました。
手直ししてみます!
ありがとうございます。

編集・削除(未編集)

ダメージジーンズ  妻咲邦香

一度きりのハプニング、じゃ満足出来ない
大事なものだから丁寧に
注ぐ
注ぐ
だけど
もういっぱいで溢れそう

そっと持ち上げて光に翳す
わかってた
わかってなかった

歯車も外れかけ
だから、嘘つきになるしかなくて
ずっとそれで生きていく
楽になりたい
それだけかもしれない

大人になったら怖いものが増えた
ダメージジーンズ縫われかけて
奪い返した母の手
似た者どうしはお互い様
同じ線路を歩いていくんだ
覚悟を決めよう
笑ってごまかして
ついでに裏技自慢して

後のことは知らない
明日の風は待てない
同じ夢、何度も見過ぎて
いい加減擦り切れた
私ばかりこんな役目
八つ当たりしたい
優しくさせないでと祈る

好きだと言うよ
好きかどうかはわからないけど
好きだと言わなくちゃ
破裂しちゃいそうだから
好きだと言うよ
今から言うよ
今じゃないと駄目だから
明日にはきっと少し冷めてる
そしたらこれ以上無い悲劇だよ

いいから言うよ
言いたくなくても、勝手に出るよ
私のせいじゃない
誰のせいでもないけど
貴方のせいだよ

全く酷い人
大嫌いだよ

編集・削除(未編集)

鏡  cofumi

君は僕の中に
何を見つけたいんだい?
じっと奥のそのまた奥
そう真っ暗なトンネルの先を
見るような目つきで
じっと ただじっと
僕が写せるのは 今の君だ
寝癖ではねた髪
歯磨き粉が残ってる口の端
一週間は着てるパジャマのままで
突っ立ってる君の姿

「どうして」と 大粒の涙をこぼし
クシャクシャの顔を
手で覆い膝を抱える
冷えかかる心で
部屋を灰色に染めながら

外から聞こえる
少女の可憐な笑い声は
君には聞こえないようだ

インスタントコーヒーを
喉に流し込んだら
君はため息みたいな埃を
被ったままの革靴を履くんだ
諦めたようにドアを閉めながら

「仕事はどうだい?」
そんな問いかけをしてみる
鞄を投げるようにソファに置き
誰も居ない天井を睨みながら
うまくいかない事に
自分を失いつつある君

笑顔の君を僕は覚えている
子供の頃から大事にしている
ブリキの車がある事
スマホを見ながら
ワクワクした顔をして
誰かに電話をしていた事も知っている

君は不幸じゃなくて
幸せを味わってる途中なんだ
全てがマロンケーキみたいに
甘いわけじゃない
レモンのような酸っぱさも
唐辛子のような辛さも
幸せの味だ

僕は君の笑った時の歯が好きだ
いつも丁寧に磨いてる
その歯を明日は見せてくれ

編集・削除(未編集)

羽化  Liszt

夏の朝
木陰に古い衣装を脱ぎ捨てて
清々しい大気の中へ
飛び立っていくものよ
わたしはあこがれる
おまえたちの一途さに

短い命であっても
あらん限りの力で
晩夏の歌を響かせ
この世界を賛美し
やがて土に還っていくものよ
わたしはあこがれる
おまえたちの潔さに

外敵や子供たちの網に
捕まることがあろうとも
危険を顧みず
美しい羽で野山を飾り
この世界を彩るものよ
わたしはあこがれる
おまえたちの勇敢さに

羽化し飛び立った おまえたちは
「なぜ」と問うことなく
神の摂理のままに生きていく...
願わくば わたしも
この世界を
あるがままに受け入れたい

夏の朝
真新しい羽をきらめかせながら
飛び立っていくものよ
わたしはあこがれる
おまえたちの一途さに


水無川渉様

 Lisztと申します。どうかお目を通して頂ければ幸いです。

編集・削除(編集済: 2022年10月20日 19:26)

ちがうがいい  じじいじじい

そらにかがやくほしたち
ちいさいほしたちおおきいほしたち

やさしくかがやいても
ちいさくかがやいても
おおきくかがやいてもいいんだ
ひとつひとつちがっていいんだ

にんげんがひとりひとりちがうように
ほしだってちがっていいんだ
かがやきかたはちがっても
みんなみんなかがやいているよ
それでいいんだよ

みんなおなじかがやきなら
よぞらのてんてんにしかみえないよ
いろんななかがやきがあるから
よぞらはかがやいてきれいなんだ

にんげんだってみんなおなじゃつまんない
よぞらのほしといっしょ
みんながちがうから
みんなかがやいているんだ

編集・削除(未編集)

偶然  樺里ゆう

「生まれてきてよかった」
なんて
思いたくない
自分がいる

産んでくれ なんて
わたしゃ
頼んでないよ

たまたま
わたしが産まれてきた
だけなんだもの

ああ でも そうか

母さんも
わたしを産んだのは
偶然だね

偶然
わたしと母さんが
出会ってしまったんだね

それなら まあ
仕方ない

偶然 出会っただけの人に
何を求めても

虚空に遠吠え
するみたい

ねえ 母さん
偶然出会っただけのわたしを
よく 見捨てなかったね

わたし 今
なんで泣いてるのか
わかんないよ

編集・削除(未編集)

秋の夕暮れ  秋冬

残業続きで
休みの日は
できるだけ
長く 
深く眠り 
夏は過ぎて行った

夏に
眠り過ぎたのか
秋になったら
休みの日も
眠れなくなった


歩けば眠れる
と言われて
嫌々ながら
散歩に出掛ける


二分後
金木犀の香りに
気づく

毎朝毎晩
行き来する道なのに
鼻は閉じていたのだろうか?

川沿いを
進むと
ススキと
コスモス

秋の気配が
身近に溢れているのに
何ひとつ
感じなかった


足早に
日が暮れる

夕陽も
秋時間なのだ


久しぶりに
夕焼けを見たら
生まれて初めて
手を合わせたくなり
願いも
祈りもないのに
目を瞑る


大きな
虫の音が
耳に飛び込む

負けじと
腹が鳴る

僕は
生きることを
忘れて
生きていたようだ

御礼に
なにか美味いものを
買って帰ろう


振り向くと
妻が
立っている

どうやら
心配して
後を
つけてきたらしい

編集・削除(編集済: 2022年10月19日 10:08)
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