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★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

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詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
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誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。

どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

感想と評① 6/17~6/20 ご投稿分  三浦志郎  6/25

1 暖風さん 「赤ちゃん」  6/17 初めてのかたなので、今回は感想のみ書かせて頂きます。

よろしくお願い致します。
意味・解釈がわかりません。こういう種類の詩でも、どこか足がかりになる部分もある場合があるのですが、すみませんが、そういった箇所も見出せずに終わりました。僕はこういった詩を真っ向から否定するものではありません。ただ思うのは、この詩という適材に対して、このサイトが適所かどうか、ということです。初めてのかたなので、よくわからず投稿された可能性も考えられます。
掲示板表紙の「掲示板ご投稿に関するお願い」をご参照ください。僕らはこういう所です。
この詩を読む限り、投稿サイトの選択が少し違う気がします。まず様子を見ましょう。
上記ご参照の上、沿う形で書いてみてください。又何か方法があると思います。


2 おおたにあかりさん 「海」  6/17

この詩はちょっと不思議で、3連目に「一人で」とあって、6連目に「少しならんで」―明らかに誰かいる―とある。それとも「ならんで」はここでは前連の「文字」に対してのことなのか?そうならば、この表現は誤解を招きやすい。ここに解釈上のストレスを感じるのです。そして、やや別方面ながら、4連目の「ひとりをえらんだのは」、これは2通りに解釈できて、
A……自分がひとりでいること。つまり孤独を選んだ。
B……数ある人々の中から、一人の特定個人を選んだ。
A・B共に選択主体は「ワタシ」で問題ないのですが、Aは3連目に関わりそうだし、Bは6連目に関わりそう。してみると、話はさらに混迷しそうな感じなんですが。それとも、もともと二人で海に来ていたけど、3連目では”その人と、かなり距離をおいて歩いた“そんなニュアンスの「一人」なのか?さらに終連冒頭「こんどだれかをすきになるのなら」は、(仮に、ある人物がいるとして)その人との破局、諦め、別れを連想させます。心情にしろ、場面にしろ、何かを浮き彫りにするには、何かが抜け落ちている、何かが足りない、そんな気がします。僕の感覚で言うと「補強すべきもの」そんな言葉が浮かびます。評価はちょっと止めておきましょう。


3 西条紗夜さん 「ムルソー」  6/17

鏡に映る自分は同じ顔でも左右が逆転しています。そんな鏡の原理のようなものが、この詩の根底にあるような気がします。ムルソーVS社会や常識の逆転劇のような。確かに人間には狂気のような部分も備わっていて、それを掣肘するのが社会かもしれず、あの小説は人間の持つ不条理属性を登場人物に託して増幅してみせた、と僕は解釈しているのですが、この詩にもそういった趣きが感じられます。ムルソー側(鏡の持つ逆の様相)から見れば、確かにこの通りでしょう「人間は本来こんなものだ」「むしろ彼以外が不自然だ」などが端的に表しています。しかし、最後の「彼を殺したのは社会だ」は、考えようによっては不思議な言葉なんです。逆に社会を糾弾しているようにも取れるし、「このような彼は社会によって抹殺される」―つまり法律・文化・慣習・常識の側に立っているとも取れるのです。この詩の主旨に諸手を挙げて賛成、というわけにもいかず、難しいところです。従って、こちらも評価は止めておきましょう。


4 小林大鬼さん 「手紙」  6/18

この詩が盛り込む事情とは、おそらく書いたけれども、出さないで終わったケースが大部分と思われます。まず考えられるのは―俗っぽいですが―元、彼、元彼女。もっと辛いケースでは、書いたが、受け取るべき相手がすでにこの世にいないケースetc、etc……。まあ、個人事情で、まだいろいろなケースが考えられるでしょう。何を言いたいか、というと、この詩は―やや失礼ながら―情報とか内容が少ないんです。ただ、こうも考えられるのです。大鬼さんのことですから、上記要素を極力節約し、セーブして、その事情を読み手に自由に想像してもらう、読み手に託す。その分、文は少なく容器を大きく広く取ったとも考えられるのです。このことは、僕の中ではなお揺れている状態にあります。そういったニュアンスで、とりあえず佳作一歩前で。


5 妻咲邦香さん 「裸の胸」  6/18

うーん、いつもと感覚が違いますね。いつもの、感性が遠くに飛び交う感覚が影を潜め、良くも悪くも、妻咲さんにしては真っ当過ぎて、どうなんだろう? そんな感じですね。
その分、ややセンセーショナルでセクシャルな雰囲気がそれに取って替わっている、そのように解釈すべきなんでしょうか。ただ、エッチだとかそういう感じはなく、筆致自体はあくまで静かであり、
むしろ誠実に書かれた結果が窺われるのです。「二人きりになったなら」―このあたりがこの詩の本音でしょう。これは胸というひとつのパーツを通しての愛の詩とすべきでしょう。だから奇を衒わずピュアに書いたとも言えそうです。ただ過去作一連の流れにあって、佳作一歩前で。


6 じじいじじいさん 「えがお」  6/18

これはいいですね。佳作です。好きだし、読んでいて気持ちがいいです。まず捉え方として、
「えがお=はな」をセットします。そして比喩としての「なかま」と「へいわ」。なにか、言葉と比喩の
枝分かれの仕方がいい、そんな感覚ですね。想像領域も子供の持つリアルを体現しているように思う。終連が前3連を上手く引き受けて、まとめました。これらの事情を生み出すのに表現された「たね」という感覚が僕は最も打たれましたね。3連目は、今、現在、戦争状態にあるから、よけい、伝わるものがあるでしょう。 よかったでした。


7 cofumiさん 「雨の音」  6/18

2マス空けの春~夏~秋~冬の雨の表情。雨の“声”とした雰囲気が伝わってくるようにすてきですね。最も好きなのは「夏への希望」「色をつけ」「冷めかけの珈琲に似て」「時間の上に降り」などですね。なかなかの感性だし、このパート、マス下げしたのは正解かもしれない。センスでしょう。
逆に好きでないのは「グチャグチャ」。品格から言ってちょっと興覚めですね―。ここだけ部品交換しましょうか。さて、その終連ですけど、少し他方面に振ったのがおもしろいのです。前連の雨の
四つの時間を受けての「過去」ということかもしれない。あるいは冒頭連の体験的なことを引き受けての感覚か?僕が勝手に受けた感覚で言うと―ちょっと硬い表現だけど―「過去という時間の再編成・再生産」。これ、生きてく上で必要ですよね。佳作を。


つづく。

編集・削除(編集済: 2022年06月25日 13:22)

ピロットさんへ。

3点リーダーの件、了解です。。

編集・削除(編集済: 2022年06月24日 13:11)

三浦様へ訂正をお願いします  ピロット

大変おそくなり申し訳ありません。
掲示板が新しくなってから、なぜかスマホからの投稿ができなくなり、ご連絡が遅くなってしまいました。

*
の直前の「見送った…」三点リーダーが一つになってしまっています。
以前も同じ失敗をしてしまいまして、お恥ずかしいのですが、
「見送った……」と訂正したく存じます。
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

幼少  秋さやか

夏草の匂いが
立ち込めて
体じゅうに充満していた

痛そうなほど 
あかあかと滲む
夕暮れの空

皮膚に纏わりつく
生温い風が
自分と世界の境目を
絡めとってしまいそうで

逃げるように走り出せば
生い茂る夏草のなかへ
躊躇う間もなく転倒した

その先へ
放り出される虫かご

体の一部が
分解したような気がしたのは
虫かごを持っていたことを
忘れていたから

いま起きたことも
またすぐ忘れ
なにごともなかったように
立ち上がると

突き刺すような視線を
夕日に向けて
出口を探した

空がゆっくりと
瞼を閉じてゆく途中

どこかから
きこえてくる
遠汽笛

夏草の匂いが
いっそう濃くなる

震える鼓膜
を伝わって
震え出す胸の奥

また
置いて行かれてしまう

最後に見た
母さんの顔は
笑っていただろうか
泣いていただろうか

叫びたい衝動を押し込めて
捕まえたばかりの蝶を 
虫かごから放てば

不器用に羽を
風へ馴染ませながら
風へ帰ってゆく

まだ 
畏れを知らない
膝小僧からは
胸の熱さの逃げ場のように
血が流れ出している

いつか指先の
ほんの小さな ささくれさえも
許されないものに
なってしまうことを
まだ知らずに

無力だけれど
無敵でいられる夏を
膝小僧だけが
正しく
記憶し続けるだろう




ーーーーーーーーーー----------
島様、いつもお世話になっております。
実は先日、詩の記録用に使っているブログに、
細密鉛筆画家の篠田教夫さんからコメントをいただきました!!
島様から評をいただいた、「海辺の断崖」についての詩を読んでくれたようで、
必要であれば作品画像を使用しても良いという連絡でした。
洞察力のある素敵な詩と思います、という感想まで添えていただき、感激してしまいました。
まさか篠田さんが見てくれるとは思いもしなかったので、私の執念が通じたようで(笑)、本当に驚きでした。
島様に提案していただいたタイトルを使わせていただきましたので、目に止まりやすかったのだと、とても感謝しております。
島様、本当にありがとうございました。

編集・削除(未編集)

海の記憶  雪柳(S. Matsumoto)

ふるさとを想う時
思い出すのは いつも
海と 浜辺に響く笑い声
毎日のように 渚で潮風に吹かれて
波と 砂と 日暮れまで遊んだ
楽しかった幼い頃
その砂浜が
今は消えてしまっているという
遠い日の幸せとともによみがえる
懐かしい海の風景は
もうないのだ
昔の愉しかった時間もまた
流れ去って戻らない
まるで 夢で見た出来事

この世界に
永遠なものは何もない
生まれ出て うつろい 消えてゆく
皆 そのような存在

過ぎていったものは
もう会うことのないまぼろし
今在るものも 人も
それを映す心も
そのまま留め置く術はなく
存在すること 生きていることは
夕暮れがつくる影のように儚くて
寂しさに
悠久の時の 魔法や奇跡を
思い描いてみたりする

海は 姿を変えながら
それでも 
ずっと波打っているだろう
生まれては消える そんな中の
もうひとりのわたしのような
誰かの記憶にも
きっと 同じ幸福な時間を刻むだろう
いつか未来の 時のどこかで
また会ったねと
懐かしげに
昔語りを聞かせるように
時が繰り返す はるかな物語の中で

編集・削除(未編集)

百合桜 様へ  島 秀生

百合桜 様へ

ご投稿ありがとうございます。
MY DEAR管理人の島 秀生です。
すみませんが、百合桜さんは、新規登録がまだではありませんか?

掲示板の上にも書かせて頂いておりますが、
掲示板内の安全を守るため、
どなたにおかれましても、初回投稿の際に、
管理人の方へ、ペンネームとメルアドの届け出をして頂くルールになっております。

百合桜さんは、まだだと思いますので、
至急に届け出を、よろしくお願い申し上げます。

すみませんが、3日以内に届け出をお願い致します。

編集・削除(編集済: 2022年06月24日 00:43)

アバロン  Osada


ボディの色が気に入ったので
エレキギターが欲しくなった
カタログにはメーカーの最上位機種と
色の名前は「アバロン」とある

検索すると「AVALON」がヒットした
イギリスの何処かにある伝説の島だ
美しい林檎が実り 妖精達の歌う楽園
聖剣エクスカリバーはここで作られ
アーサー王の遺体が眠っている

えらく格好いいけど
何でそれがギターの色なんだ?

カタログのカタカナ表記が気になった
この綴りだと「アヴァロン」では?
英語のスペック説明文を読んでみると
Colorは「ABALONE」じゃないか

英和辞典にはメキシコ貝と
それから アワビ?
ずっこけたけど
何故だかますます気に入った

貴婦人の色香が漂うボディライン
明るく枯れたブルーグリーンの下地に
虎の縞模様のような暗緑色の杢目が
びっしりと走るアバロンカラーの電気六弦琴
こいつは暴れてくれそうだ

問題は飛びっ切り高価だってこと
新車が一台買えそうです

気分はアーサー少年なんだけど
引っこ抜けない聖剣エクスカリバー
妖精達の歌声が遠ざかって行く

やっぱりこいつは伝説の島
遥かな沖の岩礁で採れる
アワビでも食って諦めよう

編集・削除(編集済: 2022年06月23日 15:19)

Twitter始めました。 富士伊真夜

Twitter@fujiimaya0820

レギュラーメンバーさんも
Twitterやホームページしている方みえます。

興味がある方はのぞいて見てください。

編集・削除(未編集)

港の恋物語 プラネタリウム

港町には物語が生まれやすいんだって、誰もが知ってる。コウカイが多いからだって。


最後から7人目の恋人は汐風がよく似合う君。

溶けたアイスを舐めたかったのに、鴎の羽ばたきに驚いて落としてしょげた青空があったね。地平線を眺めて、手を繋いで夢を語り合った夕焼けだって覚えてる。
冷たい風に君の赤毛が揺れて美しかったのは特に。

「船を見送るのが好き」だと、君は汽笛の音に耳を澄ませて目を閉じる。瞼の裏にどんな景色が広がるのか知らないまま、黙って船乗りに手を振った。さっさと出航してしまえ、と諦めて帽子のツバをそっと摘んだ。
見ていられないほど真っ直ぐな船出。
「もう行こう」と言ったのはどっちだっけ?

船を送り出し続けた夜の終わり、『また、いつか』と書いた置き手紙を、朝日にそっと残して君は部屋から消え去った。
もう戻らないことはわかっていて、それでも次を期待させる優しさに笑みがこぼれる。周りを見れば、君の匂いまでもトランクケースに詰め込んだのだと気が付いたよ。
君らしくて、心底憎い。
もしも本当に『いつか』が部屋のドアを叩いたら、きっと腰を抜かしてしまうから……

二度と帰らないで。


昨日までと同じように、午前7時に路面電車が家の前を通り過ぎて誰かをどこかへ連れていく。楽しげに笑う乗客に、お達者でと合図を送った。

……そうして、波音が耳をくすぐる港町へ降り立ったのは最後から6人目の恋人の貴方。

編集・削除(未編集)

話し相手が欲しかったんだ  cofumi

朝目が覚めたら
夢の中に出てきた話し好きの蜂が
鼻の先に止まっていた
人差し指で躊躇なく弾いたつもりが
案の定自分の鼻先をやってしまった

起き上がろうとしたその足元には
豚が座り込んでいた
頼むからどいてくれと
手で追い払う仕草をしたが
頭に花冠を乗せ愛らしさを強調した豚は
つぶらな瞳でウインクをした

仕方なくするりと殻を脱ぐように
布団から抜けだし
シャワーを浴びようとバスルームへ行くと
バシャバシャと仔象が水を浴びて
シャボン玉の中で遊んでいた
お気に入りのボディソープは空っぽだ

あきらめて裸のまま窓を開けた
毎朝見かける野良猫が
僕の自転車にまたがり手を振ってきた
「君はいつも言い忘れていることがある。
朝は おはよう
お昼は こんにちは
夜は 今晩は
帰ってきたら ただいまだろ。」

なぁんだ みんな挨拶が欲しかったのか
そんな簡単なこといつでもしてやるさ
その日以来 挨拶で始まって
挨拶で一日が終わるようになった

そうか
僕は 話し相手がほしかっただけなんだ

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