◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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遠くから聞こえるのは
人の笑い声や
電車の通過音
次第に大きくなっていく
その両方を掻い潜り
僕は街に着いた
そして
再び歩き出した
歩いて歩いて
歩き周ったは良いが
何処に向かうか分からない
軈て途方に暮れる
何も考えず
ひたすらに歩く
目的地も無いまま
ひたすらに歩く
点滅していても
急ぐことなく
僕は歩く
ひたすらに歩く
歩いた先に
待っていたのは
人の笑い声や
電車の通過音
次第に大きくなっていく
次第に大きくなっていく
三浦様、ボールペンへの評をありがとうございます。
実は、会社の在り方を全て理解した上で敢えて書いてみました。
それを理解して頂いた事にとても感動しています。
そして、おっしゃる通り…ささやかなアンチ。多少のironyも含めながら。
一人の力ではどうにもならない事と知りながら、正義の刀を振りかざしていたあの若い頃が懐かしい。
でも、社会経験が増すにつれ、あれやこれやと自分の気持ちを騙しながら!?仕事に精を出していて、最後に白い封筒を出した時の清々しさ。
出してからも驚くこともありましたが…笑
あんなこんなを思い出しながら書いた作品でした。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
臭いを消す商品を、あちらこちらに置いている。玄関、靴箱、リビング、寝室にトイレ。洗濯機の横にも大きなボトルが。独り暮らしだから、臭いの元は一人しかいない。もちろん、生ゴミ由来もあるのだろうが、私は臭いを消すため、あれこれ買い試す。
臭いを消すことに必死な私は最近、声を掛けると良く驚かれる。背後から大きな声を張り上げる訳でもなく、忍び足で近寄るでもないのに。いつもの席に座っていても、気配を消さないで下さいと言われることが増えた。私は臭いを消したからだと満足していたのだが、常務から部下が怖がっていると注意され、消臭剤を芳香剤に変え、柑橘系の香水を軽くふるようにした。すると、気配を消していると文句を言われることはなくなり、自身を臭いと思うこともないのだが、匂いが存在感を増し、気分が優れない。もともと存在感が薄いのに、臭いを消したから、気配が消えたのだ。私が消したかったのは、臭いではなく私なのかもしれない。残り少ない会社生活のため、と割り切ったつもりだったが、やはり納得できず、芳香剤を消臭剤に戻し、香水をやめる。
いよいよ、私は行方不明になる。願い通り、私は見事にきれいさっぱり消えた。部下から、気配を消さないで下さいと再び言われるようになったが、例え社長に呼び出されてももう気にしない。私は私を消したくて消したのだ。臭いが消え、私が消え、お金もだいぶ消えた。そろそろ、私を消した私も消える頃合いなのか、日毎、鏡に映る私は薄ぼんやりしていく。
不思議な子だった
雨が近づくと
雨のにおいがすると言う
実際その数分後には
雨が降った
雨ってどんなにおいなの?
あるとき聞くと
においはにおいだよ
言葉では言えないよ
あっけらかんとはぐらかされた
雨のほかは何か分かるの?
あるときまた尋ねると
好きのにおいが分かるよ
へえ 好きににおいがあるんだ
どんなにおい?
またはぐらかされるかと思いきや
んー 雨と似てるよ
あれから何年たったろう
実は最近僕も少し
雨のにおいが分かるようになった
そのたびあの子を思い出す
そうか
これが雨のにおいだったんだね
心の中であの子に話す
君が言ってたとおりだよ
言葉では言えないね
しいて言えば
そうだね
たしかに 好きのにおいだね
やがて静かに
雨がぼくを濡らす
「冒険」(1/30)に評をいただきましてありがとうございました。
ご高察のとおり、この詩で「一番書きたかったのは「目の前の君」」です。
ですので、これまたご高察のとおり「作中主人公といい、対象読者層といい、やや低めに狙っ」ています。
「多少の大袈裟を伴いながらの“おもしろまじめ”感」もご高察のとおりで、狙ったものでした。
いつもながら、こちらの意図を正確に汲んでいただき、たいへんうれしく思います。
また投稿させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
三浦志郎様
『誰だっけ』に評をいただきありがとうございます。
評の終わりに。の部分を拝見し、感性の鋭い方は私自身が「なんか、なんかなぁ」とぼんやり感じていたことも理解して文章にしてくださるのだなと思いました。
前回の作品の後、この後どうすればいいのか、なんか、まずい、プールの深いところ行っちゃったみたいだ。足着くところに行かなきゃ、ユーモアのある物が書きたい、書けない!足元、足元、と書いたのが今回の作品です。まだまだ息継ぎが上手くいかないです。勉強します。
ありがとうございました。
寒さが厳しさを増す
この季節に
様々な処で
指先に
鋭く痺れるような
痛みを覚える
静電気の季節
触れることを
恐れる季節
乾いた空気の中
摩擦や剥離や衝突により
様々なものが
様々なものより
電子を奪い取り
静かに黙したまま
人知れず帯電し
電荷を蓄積して
指先が触れた途端
一気に放電して
鋭い痛みをもたらす
ときにその小さな放電が
大きな爆発や火災を
引き起こして
全てを焼き尽くしてしまう
この乾いた世界の到る処に
奪われたものの
静かに蓄積された電荷と
触れることへの恐れと痛みが
満ち溢れていて
人々は
ものに触れることを
互いに触れあうことを躊躇い
手を伸ばせずにいる
それでも
触れる刹那に
指先よりほとばしる
ごく微かな青白い煌めきは
互いに
惹かれ合いながらも
引き離されたものが
再び結び付くときの
歓喜の閃光でもあり
寒さに震える人々を暖め
暗闇に迷う人々を導く
灯を点す種火とも
なり得るものだから
寒風吹きすさび
乾いた想いが流れる
この静電気の季節でも
人々は触れることへの
恐れや痛みを斥けて
再び出逢うときの
微かな煌めきを
仄かな悦びを
再び追い求めるだろう
今回は私の「-50度」へのご評定、ありがとうございました。
この詩は先々週?の大寒波の時に書いたものです。
気温が-50度をまわると、息の中にある水蒸気が凍結して、音が聞こえるとの事です。それを「星の囁き」と呼びますを
途中の隣にいるのは蝋燭のような……は 人は低温下で無くなると体が蝋のようになるらしいですね。
恐らくこの人は、誰かと雪山……とにかく寒いところに居たのでしょうね……
私も八甲田山の事件の事は存じております。 もしかしたらこの詩を書くのも 偶然ではなかったのかもですね
再度になりますが 私の詩の評定をして頂きありがとうございました。次回もまたよろしくお願い致します。
三浦様 詩の評をありがとうございます。
今回は詩の評だけでなくて、僕に最近起こったことなどにもコメントしていただき、お気遣いをありがとうございます。
「詩行センス」とお褒めいただき、ありがとうございます。一点、ローズマリーの下りはうっかりというか、書いてて自分でも分からなくなっていました。
スカボローの市と出てくるように、サイモン&ガーファンクルの「スカボロー・フェア」なんかもヒントにしながら書き進めました。ああいった曲の感じが出せればいいなぁと思っておりました。
いつも本当にお世話になっております。今後ともどうぞよろしくお願いします。
初めまして、鯖詰です。
この度は真剣に読んでいただきありがとうございました。
だいぶ、内省的なものを書いてしまい、申し訳ありません。
他人に伝わるものを書かなければ、こういうところに投稿している意味がありませんものね。
反省します。
また腕をみがき、投稿させていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。