◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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今回は素直に申し訳ありませんでした。自分も、この詩は投稿しても良いものかどうか迷いました、その結果、表にもありましたように、とても荻座利守様へは評のしずらい作品となってしまい、心からお詫び致します。
ただ、それにもかかわらず丁寧にご感想やご指導などいただき、心から嬉しく感じております。これからはもっと題材を検討して、読み手の方に良い意味で心温まるような詩を創作していけたらと感じています。
本当に読んでいただき、そしてご感想をいただき誠にありがとうございました。
今回も読んでいただき、誠にありがとうございました。
そして細やかな点にまで一つ一つご丁寧にご感想やご指導を頂き、心より感謝します。これほどまでにご丁寧なお言葉を頂き、本当に感謝しかありませんし、とても勉強になるご指導、ありがとうございました。
これからの励みになりました。
あなたはいつも
言葉を濁してくるから
あたしは首を傾け
斜めに言葉を放ってしまう
できれば――ー
花火でしたいのに
火花を散らす弾道ミサイル
「優しさ」という名の
言葉の暴力
前後左右を組み替えて
言葉の意味が
放物線を描いて
すりかわる
(優しさって、何だろう)
あなたを見つめる
あたしの瞳に
テロップを入れることですか
無垢で、無邪気で、未熟な果実
むくむく膨らむ欲望を
悪意なく抱きしめる
こちとら遊びじゃないのです
あなたは肉を欲しがるけれども
あたしは――あなたの骨が欲しい
互いに輪郭をぼやかして
川になって混じり合おうとする
ふたりは ひとつになりたい
けれども
ふたりでなくなることが
怖いのでしょう
月も太陽も
地平線を越えて昇ってくる
あなたの祖国は
あたしの国の
国境線を越えてきました
窓の外では
争いごとが
絶えることはありません
緊急避難警報が
ふたりに戻る合図です
あなたはあの人のことが好き
わたしはあなたのことが好き
あなたはあの人の好きな音楽に興味がある
そしてあの人と同じ音楽を聴いている
わたしが勧めた音楽は後回しで
消えそう
あなたはあの人の好きな映画に興味がある
そしてあの人と同じ映画の話しをしている
わたしが勧めた映画は後回しで
消えそう
あなたはあの人の好きな食べ物に興味がある
そしてあの人と同じ食べ物を食べている
わたしが勧めた食べ物は後回しで腐りそう
わたしの心も腐りそう
あなたはあの人が心の中にたくさん居て
そしてあの人の事を忘れる時はない
わたしはあの人の心の中には居るの?
きっと隙間さえ無いよね
あなたはあの人ときっと幸せになれるよ
そしてあの人と笑顔で時を重ねてゆくのね
わたしは悲しいなんて思わない
わたしはヒロインになんかならない
悔しいからあなたの幸せを心から願うから
この度は「君の膝はパッションだった」を読んで下さり、佳作の評を頂きありがとうございました。今回も鋭いご助言をいただき感謝しております。おかげさまで、この作品が私の詩に対する情熱について詠っていることにも気づかされました。この作品に対する愛着が生まれました。
初めは加害者支援がテーマの詩でした。情熱の光と影を描きたかった。しかし、出来上がったものが影の部分ばかりで怖い作品になりました。この詩を読んだ人はどんな気持ちになるだろう。もう自分さえ良ければいいという作品は書きたくないという気持ちが芽生え、「自己犠牲」ではなく「読者に捧げる」作品に描き直したのが本作でした。
ホームの向こう側の君もこちら側の主人公も私自身だったことが難しかった。だから、もっと君と私の交流に絞って表現すれば良いのかもしれません。もう少し本作と向き合って、さらにこの作品を育みたいと思います。
雨音さんの次回評については、雨音さん所用でお休みのため、
4日間の担当を2日ずつに分け、
下記のメンバーが、ピンチヒッター評者を務めてくれます。
●6月 6日(金)~ 6月 7日(土) 澤 一織さん
●6月 8日(日)~ 6月 9日(月) 秋 冬さん
何卒ご承知おきの程、よろしくお願い申し上げます。
辛いこころを
慰めたいときは
誰かに会いたくなる
けれど澄んだ水を
通ってきた優しさは
ストローを通すと
少しずつ
汚れてしまう
それでも
私達は会いたくなる
何度も着信音で叫んで
少しずつ
傷つけながら
人よ
幾たび繰り返すのか
海から空へ
夜空から星へ
傷つき
汚れた
羽根を広げて
こころの縮図をあらわにして
何度ビルから
飛び降りるのか?
乾いた空気を吸って吐いて
空を恨めしく仰ぎ見ます
そよぐ風は身体をくすぐりますが
腹の足しにはなりませんし
身体の水気は日毎に抜けていくばかりです
お隣さんも蓄えは少ないようで
「いやはやまったく お互い大変だね」
「おや 頭の先が黄ばんでますよ」
そんな小言を呟き合いました
このまま干からびるのは嫌なので
ユラユラ ユラユラ 願いを込めて
雨乞いのダンスを踊ります
わたしたちの祈りが神さまに届くように
風に合わせて揺れるのです
思いが伝わったのか分かりませんが
ゴロゴロ音鳴る黒雲が
天の先まで覆い拡がり
それから間もなく
ぽつりぽつり さらさら と
透き通った滴が落ちてきました
恵みをもたらす癒しの雫は
大地と 空気を 湿らせて
ひび割れた世界を潤します
萎んでしまった
か細いわたしたちも
しとどに濡れて艶めくのです
小さき寡黙な生命(いのち)の上に
慈雨の飛沫は心地よく
いつまでもやさしく降り注ぐのでした
じりじりと照る日差しの中
公園のベンチに腰掛けて
抹茶フラペチーノに口を付けて
苦味の連鎖で青春を思う
それはきっと些細なこと
例えば似たような名前を見たとか
貴女が好きだったお菓子を見たとか
その程度の気にし過ぎだけれど
けれどね 私
忘れられない
言葉のなまくらで突き刺された
今でも残った傷跡が
ちょっとしたことでズグリ ズグリ
疼いてしまってしょうがない
ぎゅっと胸がつかえてしまう
ひとくち以降飲めなくなった
あの頃よく飲んだフラペチーノ
まだ……まだ時間がかかりそう
いつの日か
貴女の幸せを祈れるようになったなら
それはそれは大層な
素晴らしい皮肉になりましょう
だからそれまでは
ぐっとひといきに
抹茶フラペチーノを飲み干して
ピリピリと苦味が舌を刺して
研修中のアルバイトさん
きっと分量を間違えたのねとか
いいえこれは私の弱みよとか
あれこれ考えて考えて考えて……
涙をはらって
ぱっと見上げると
それはそれは綺麗な青空
雲ひとつないほどの快晴で
ちょっとお行儀が悪いのだけれど
八つ当たりくらいさせて頂戴
あーあっ!
憎々しいほどの晴天ですこと!
ガコンとゴミ箱に綺麗に入った空の容器に
ちょこっとだけ溜飲が下がった
そんな夏のある日のこと
荻座利守様
こんにちは。
詩の評、お礼です。
感情と心情の変化を詩にしてみました。
もう少し詩の組み立てを考えて次回からにつなげたいと思います。
これからも宜しくお願いします。