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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

三浦様 評のお礼です。  荒木章太郎

ありがとうございます。心強いお言葉とても勇気を頂きました。これまでは抒情詩の書き方が掴めず、自分の心情を最後まで描き切ることができませんでした。書いている内に自分を見失い、最後は読む人に甘えてしまうのです。本作は最後まで描き切ることができました。自分の書き方が見つかるまでは、抒情詩を書き続けていこうと思います。

編集・削除(未編集)

雨音様ありがとうございました

拙作「靴」について温かいご感想を頂いて感謝です。年齢が分かりそうな作品で、ちょっと恥ずかしかったのですが、思い切って投稿してよかったと思いました。次も書こうという勇気を頂きました。

編集・削除(未編集)

雨音様へ 評のお礼です。  人と庸

雨音様、こんにちは!評をいただきありがとうございます。
最近になって、この作品どうなんだろうと思ってしまっていたので、佳作をいただけてとてもうれしいです。
一つの作品ができても、その作品と向き合い続けることが大事なんですね。私はNHKの大河ドラマ「光る君へ」を観ていますが、その中の、物語を依頼主に渡した後も手直しをする主人公の、「物語は生きておりますゆえ」という台詞がとても心に残りました。詩も生きているんですよね。
どうか、厳しくご指導の程お願い致します。(と言っておいてヘコむかもしれませんが…)
夏はみずみずしい果物をいっぱい食べたいですね!
9月以降も暑いらしいので、どうかご自愛くださいませ。

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雨音様 評のお礼です 上田一眞

上田です。いつも香り豊かな評価を頂戴して感謝しております。またこの度は拙作「無情の風」に最高の評価を頂きましたこと、厚く御礼申し上げます。
八月は私たち兄妹にとりまして辛い月であります。幾ら歳を重ねても癒えることはありません。ただ書くことにおいて何かが結実するのではないか、そんな思いでペンを取りました。26日の祥月命日には墓前で雨音さんから佳作を頂戴したこと報告したいと思います。ありがとうございました。

編集・削除(未編集)

評ですね。8月2日〜5日ご投稿分  雨音

評ですね。8月2日〜5日

「片方の松葉杖」荒木章太郎さん
荒木さん、こんばんは。お待たせしました。
ポテンシャルに溢れた作品ですね。この作品には良いエッセンスがたくさん詰まっています。全体を通して荒木さんが表現したいことを荒木さん流の書き方で近づいている部分がとても良いと思います。個性的であるということは、とても大切ですから。いくついいなと思った部分がありますが、秀逸なのは五分五分というたったの4文字で仕切られた後半への展開です。ここからの展開はとても引き込まれました。ひとつだけ、全体的にもう少しだけ連を分けると伝わりやすくなるのと、作品を味わいやすくなると思います。どこで息継ぎするか、という気持ちで分けてみてくださいね。

「恋文」理蝶さん
理蝶さん、お待たせしました。ちょっとだけお久しぶりですね。
そうなのですね。空が好きなのね。空もこれだけ思われていたら、よろめきそうですね。理蝶さん、今の彼氏をふる準備をしてください!うふふ。もうすぐ空は理蝶さんのものになりそうです!と思わず書いてしまうくらい可愛らしい作品でした。なんと言っても最終連が、思わずクスリとなってしまいます。おまけの佳作です。「いったいいくつの詩歌が」のところだけ、もし私だったらひねるかもしれません。ただこれはオプション?みたいな感じです。

「靴」桜塚ひささん
桜塚さん、こんばんは。
「靴」ってすごく素敵なタイトルだなと拝見していて先ず思いました。そして内容もとても素敵です。とても感動しました。「生きることは靴を選ぶことだ」という言葉もとても印象的です。本当にその通りですね。良いと思って選んでも失敗だったり、間に合わせで買ったのにとっても履き心地が良かったり。色々なことを膨らませていくことのできる作品だと思います。これからも楽しみにしております。

「秋になったら」秋さやかさん
さやかさん、残暑が厳しいですね。お待たせしました。
「わ〜い、秋さんの秋になったら」と一人はしゃいでいましたが、早速拝見させていただきました。詩集と言葉と星と、そして私、そんな作品は秋にふさわしいですね。作品が描き出すイメージ、そして、そこに息づく主人公のキモチがとても柔らかく絡み合っていることがこの作品の最大の魅力です。佳作半歩手前です。
少し細かいのですが、例えば、八連ささくれだったから始まる部分です。ここはとっても素敵な表現で大切な連になっています。この部分から繋がって強く光を放っているのは星座であり、複数の星であることがわかります。一方で「一番強く光を放っている」という部分で、なんとなく、一つだけ光っているような印象も受けます。これは星座の中でも特別光る星があることからのイメージなのかもしれません。ここだけ、ほんのちょっとの違和感がありました。ここからは秋さんのイメージしたものがあると思うのでそこに近づけてほしいなと思います。とはいえ、とっても素敵な作品でした。うっとりでした。

「無情の風」上田一眞さん
上田さん、こんばんは。お待たせいたしました。
こちらの作品は上田さんにとってはとてもとても大切な作品ではないかと思います。ですから、なんだか評価をつけることに躊躇を感じます。そんなことしてしまっていいのかしら、と。というのもこんな風に文字にして書くこと、それはこの事実と向かい合うことです。いえ、この事実だけではなくて、澱みなく流れる時間やそこに並行してつき纏ってきただろう苦しみ、本当に大きなものを背景にしています。その大きなものを最小限の表現で削げるだけ削いで、この詩にまとめられたのかなと想像(でしかありませんが)すると、その力量は本当にすごいものです。この作品は上田さんにとってはかけがえのない代表作の一つだと思います。このままで。そしてあえてつけますが、疑いようもなく佳作です。(佳作以上はつけないのでこれが最上級なんです)上田さん、一つの作品の中にこれほどの大きな思いや歳月を見たのはもしかしたら初めてかもしれません。

「いちひき」人と庸さん
人と庸さん、お待たせしました。まだまだスイカが美味しい季節ですね。
こちらは佳作です。とても素敵な昨日だと思います。
(先に書いちゃうけど次回から少し厳しくなりますのでご承知おきください。)
直すところはあるかもしれません。行分けとか細かいところを見ていくと多分あると思います。それはご自分で繰り返し読んで直してみてくださいね。それが次の作品をよくするはずですから、これは繰り返し読んだり直したり続けてください。あえて直しません。それを超えてもとても良い作品だと思いました。理屈じゃなくて心がそのように伝えてきたので素直に佳作を差し上げます。人と違うって感じることって、辛いこともありますが、堂々としていいんだなって読んだ方が思える作品だと感じています。

「音楽帰る」温泉郷さん
温泉郷さん、こんばんは。タイトルがいいですね。
想像力を掻き立てられながら、拝見しました。
わあ、この作品も素敵ですね。おまけの佳作です。すごくいいんです。構成もいいし、お話もすごくいいし、脱字が一箇所あったけど、それはまあいいかと思っています。初連、最終連は間違いなく良いです。「おまけ」の部分ですが、一行が短すぎる箇所が少し多かったかなというところでした。これはもう少し効果的な使い方があると思うのと、抑揚をもう少しつけられる方が引き立つ部分があるかもしれないなと感じたからです。でも正直に言いますと、ストーリーの良さが際立っていて、細かいところは気にならないんですよ。だから、佳作でいいかな。うん。というわけで、手は入れ直してください。直したら佳作以上のものになると思います。温泉郷さんも次回から少し厳しくなります。

「言葉」相野零次さん
相野さん、お待たせいたしました。
一連に書いてあることを実際に行動に移すような作品だなと感じています。意味なんてあとから考えればいいのかな、という部分ですね。トントンと出てくる言葉たちが、脈絡もなく飛び跳ねて気持ちよさそうに結びつきあっていく、そんな少し不思議な世界でした。その中で、五連目がすごく印象的です。君の捨てたタバコを拾って・もう一度ちゃんとゴミ箱に捨てたいんだ、という部分があらわしているものは深いものだなと思います。「比喩なんて知らないから」って書いてあるから勝手に比喩だと思って考えを深めてはいけないのかもしれませんが、ついつい言葉以上のものを感じてしまったのがその部分です。相野流、ということで、この作品の個性的な良さは大いにありますが、ほんの少し引き算すると作品が少し引き締まって落ち着くかもしれませんね。

「カレーパンダ」松本福広さん
松本さん、こんばんは。
私はこの評を書くときに、自分の担当の期間に投稿された方の名前と作品名をノートに書き出すんです。それで、このカレーパンダというタイトルを書き留めたときに、「読むのが楽しみすぎるな」と思いました。すると、作品冒頭でも、みんな色々な想像をしていたと出てくるではありませんか。私もこの「みんな」の仲間入りをしたような気持ちになりました。そして最後まで読んで、顛末を知って、あら?これはもしかして実話なの?とGoogle先生に聞いたりもして。
巻き込み力のある作品だったと思います。
一行が少し長いところがあるので、そこを少し見直すとスッキリすると思います。そして、二連目ですが、ここは二つに分けて(連を)間に少し変化がつくように最後に持ってきたジョッキに注いだの一行を間に使ってみるのも良いかもしれません。少し手を入れていくと、もっと面白いものに仕上がっていくと思うのでやってみてくださいね。

「湧かないイメージ」ふわり座さん
ふわり座さん、お待たせしました。
今回は僕が僕と会話する、内観的な作品でしたね。難しいものに挑戦しましたね。ふわり座さんの作品を拝見し始めた頃、こういった感じの作品は多かったのですが、今回のと大きく違います。その時はそんな風にはお伝えしていないと思いますが、内観的な作品というのは、一歩間違えるととてつもなく自己陶酔になります。簡単にいうと、読む人のことは置き去りにして、自己満足の世界に近づいていきます。今回、とても冷静に落ち着いて淡々とかかれている部分がとても良いと思います。それで、一つリクエストなのですが、今、僕は僕の気持ちを素直にまっすぐに語っています。これを詩として一歩引き上げるために、少し比喩を使ってみてください。例えばですが、随分と遠くまできたものだ・これはもう後戻りはできないな、のところだったら、上だけをみて梯子を登ってきた、振り返ったらいつの間にかハシゴの下は何もなかった(=もう後戻りできない)けれど引き返すつもりもない、いける限り登っていこう、みたいか感じ。実際には起こってないけれど、言いたいことは同じじゃないかと思います。そこをふわり座さんのイメージに近づけるような例えで書き換えてみるというのをちょっと試してみて欲しいんです。ふわり座さんの次のステップはそこかなと思います。ちょっと難しいのだけど、ここまで着々と積み重ねてきたので、もう少し先に進んでみてはどうかなと提案しました。ところで、タイトルとても良いですね。すごく上手につけてあるなと最初に思いました。

「九時三十分にお客さん来ちゃうからさ」まるまるさん
まるまるさん、こんばんは。今日のトリはまるまるさんです。
お待たせいたしました。
さて、働くお母さんの忙しい朝の一コマ、で忙しいはずのお母さんが、自分のお母さんを思い出して色々なことを考えています。こういうことって自然に起こることですよね。忙しいけど、ほんの数分、なんなら三十秒くらいでとてつもなく思考が広がっていくこと。忙しければ忙しいほどあるような気がします。この作品はごく日常が書かれていることが一番の魅力です。それで、最終連の後に、もう一つ情景が入るとグッと立体感が出てくるのではないかなと欲張りなことを考えました。どいてくれた子供の横顔でもいいし、自分の表情が変わってもいい、なんでもいいのですが、九時半のアポに向けての場面切り替えみたいな感じです。そこが余韻として残り、全部が繋がっていくような気がします。といってもうよくかけていました。佳作一歩手前です。

:::::::
まだまだ猛暑が続いていますね。
災害も多く、気の抜けない日々が続いていますが、みなさまどうぞもうしばらく夏を楽しんでくださいね。

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三浦志郎 様 評のお礼です。詩詠犬

いつもありがとうございます。
この詩をつくった後に気づいたのですが、このリズムは、大好きなパウル・ツェラン『死のフーガ』ではと。頭に刻まれたものが無意識に出てしまったようです。また、懲りずに投稿しますので、よろしくお願いいたします。

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ケンタ  喜太郎

僕の質問に彼女は少し照れながら呟いた
『ケンタッキー…食べたい』
テーブルを挟んでケンタッキー
彼女はそっとつまみ上げて
彼女は小さな口で
彼女は小さく食べる
僕はそんな彼女を見て
しっかりと掴み大口でかぶりつき
口の周りも両手も
油でテカテカにしながら食べる
『ケンタッキーはこうじゃなきゃ』
彼女は呆気に取られた顔
やばい カエル化したかな?
でも直ぐにニッコリ笑って
大きく口を開けてかぶりつく
口の周りはグロスを塗りすぎたようにテカテカな二人
二人お互いの口元や両手を眺めて笑いながら
人生最高に美味しいケンタを食べた
その時から二人の心の距離がまた少し近くなっていた

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「悲しみ続く」

悲しみ続く
明日の天気くもりのち晴れ
時々雨
わたしもう悲しい
鳴くか 新宿きれいな声で
ピーピーピー
ぴぴぴぴぴぴぴ
ピーピーピーピピピピピ
男悲しい
女悲しい
だから好き
愛と照れずに言おう
生きてるうちに
照れずに愛と言おう
ピーピーピーピピピピピ
今夜の月はきれい
今月今夜の月はきれい
ピーピーピーピピピピピ
手をかざそう
目の前に
傘をかぶろう
たまにはいいじゃないか
仮面舞踏会
日本も新宿も
たまにやろうぜ
踊ろうぜ

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夏の日  人と庸

ふいに
重いカーテンがゆれ
奥の方へしまいこんでいた記憶がなだれこむ

鼻に脱脂綿を詰められた
君のさいごの顔

深くこけた頬の陰影に
君の人懐こい笑顔ばかりが思い出される

このカフェは
全面窓から申し分なく光を招き入れている
何ものをも拒まないこの空間に
思いがけず君もやってきた

君とわたし
束の間おなじ景色を見たはずだった
でも 行き着いたところはまるでちがった

(明日の夏祭りには、
うちからもキッチンカーを出すんですよ)
カフェのマダムの 明るい声がする

そうだ
今はお盆の只中だった

お盆だからあいにきてくれたのか
こんなに情の希薄な従姉の元へも
 

通りには絶え間なく車が走る
聞き分けのよさそうな顔をして

カフェを出たわたしも車に乗り込み
それを操る
ルールを守っていますよ というすまし顔で

夏にかすんだ空の下
幾台もの車が軽快に走り抜けていく
いつでもどこでも
それが凶器になる可能性を孕んで

(この いくつか先のまちだった
君が凶器に倒れたのは)

 しぬことも
 ころすことも
 すぐそばにある

進む道の先に
積乱雲が山脈のように連なっている
あそこに行き着くまで走ろうか
その下では大雨かもしれないが

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紗野様へ 評のお礼です

わたしの詩を楽しみにしていただけてるなんて、とても嬉しくてありがとうございます。その上、感想やアドバイスまで頂けて、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも性別関係なく少し甘酸っぱい詩を書いていけたらと思う次第です。

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