◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
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◆初めて詩を書く方や、おっかなびっくり詩を書いてみようかなあーという方、
「MY DEAR掲示板」ではハードルが高すぎるよと感じる方には、別途、
<<初心者向け詩の投稿掲示板>>
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をご用意しております。(上記リンクから飛んで下さい)
こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
なんら気にするところなく、いつでも詩を書き込んで頂けます。
誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。
どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!
練習のあと部室の裏で泣いた
「くそ!なんでだよ!」
「なんで アイツなんだよ!」
頑張ってもレギュラーがとれない
チャンスをもらっても打てない
試合でエラーもした
「何やってんだ!レギュラー遠いぞ!」
監督から怒られっぱなしだ
泣いている俺を見て親友がそばに座った
「どうした?お前らしくない」と親友が
俺に行った
「どうしたらいいかわかんないよ」と俺は
投げやりに返事をするといきなりバチンと
音が聞こえたとたん気がついたら俺は
床に寝転んでいた ビンタをされた
「お前はそんな奴じゃないだろ!
一緒に甲子園行くって約束したろ!」
胸ぐら掴まれ怒鳴られた
親友は泣きながら俺を見ている
それから2人で野球の話を長い時間話した
気がついたら部員の皆んなが集まって
「頑張れよ!お前なら出来るよ!
諦めるなよ!全員で甲子園行くぞ!」
俺は情けなくなり 諦めかけた事が恥ずかしくなった
自然と声がでた「皆んなごめん」
「俺 頑張るよ 絶対に甲子園行こうな!」
皆んなも 親友も 俺も 笑顔になり
気持ちが一つになった
俺はなんてバカだったんだろう
あとたった2ヶ月 全てを出してやる
絶対にやってやる
俺は心に誓った「甲子園出場!」
「わたしはいつもいるよ」
何気ないその言葉が
いつも
静かに響いていた
少しずつ
一歩ずつ
半歩ずつ
遠ざかって行ったことに
気が付かなった
いてくれることで
鼓動も呼吸も脈動も
正常を刻んでいたのに
長い間ずっと
少しずつ傷つき
少しずつ悲しんでいることに
気が付かなかった
いつもの声が力を失い
悲しそうに
響くようになったことに
「わたしはいつもいるよ」
そして わたしの体系も
少しずつ損なわれ
少しずつ壊れていった
冷たいテーブル
冷たい銀の器具
目を閉じて
静寂の中へ
あちらへと
たどり着くのだろうか
意識がうすれ
意識が失われ
時間のトンネルをくぐる
「わたしはいつもいるよ」
帰ってきた
帰ってきてしまった
わたしは
呼吸を鼓動を脈動を感じる
わたしは
本当は聞きたかった……
その一言
おかえりなさい
図書館でふと手に取った本
ぜひ読みたいと思ったわけでもなく
表紙とタイトルから
サラリと読めそうで
睡眠導入剤変わりにでもなればと
連れ帰る
目次を見て
興味を引かれた章から読む
あ これは今のわたしに必要な本かも
素直に人間の善を信じたいわたしに
力をくれる本だ
読み終わって
著者のプロフィールを見る
懐かしい人が住む遠い町の名
この著者が教鞭を執る大学の図書館は
忘れたいと思っていた彼が
時折 利用すると言っていた図書館だ
登場する人たちの土地の言葉を
もう一度読む
きっと彼もこんな言葉で
家族や友人と語らっている
わたし達が東京や大阪で会っていたときは
標準語のアクセントで話していて
訛りもなかった
わたし達はお行儀良く
ちょっと相手と距離を置いて
話していたのかな
ふるさとの言葉で話してくれる関係になれなかった
遠く懐かしく忘れたい人の
ふるさとの言葉を
本の中でじっくり味わう
こんなふうに思いがけないところから
彼がひょっこり顔を出す
かすかにまだ繋がっているとしたら
「じゃったら、いつか会えるん?」
・雨の中を歩いている。
・時折、強い雨と風が吹く。
・
・風が好きだ、風の中にいると心地よい。
・轟々と強風に揺れる樹木もよい。
・雷鳴も好きだ、心が引き締まる。
・
・そして人がいなくなる、無人の森を歩く喜び。
・強風、雷鳴、大雨の中で、一人の時間を楽しむ。
・
・天を見上げる、自然の荒ぶる姿よ、何と美しきことか。
・豪雨に身を任せ、蕭然と大地に立ち尽くす、何と無力な私か。
・
・音楽が脳裏に流れている。
・ベートーヴェン、ピアノソナタ14番「月光」。
・静かさを、具象したかのような音楽とともに、この天然の大劇場に酔いしれる。
・
・ちっぽけな、人間である宿命から逃れられない、この不条理よ。
・
・私はこの大自然と一つになろう。
・私は雷鳴である、私は暴風である、私は豪雨そのものである。
・
・そうして、嵐が過ぎったあと。
・
・抜け殻になった私は一人、家に帰るのだ。
夏生様、お礼が遅くなり誠に申し訳ございませんです。
今回も丁寧に読んでいただき、その上素敵なご感想までありがとうございました。
少しいつもとは違う詩を書いてみたのですが、褒めていただいてとても嬉しく感じています。
恋愛関係の詩ばかりですが、時には違う方向性を持った詩もチャレンジしてみようと思えた評でございました。ありがとうございます。
異文化交流のはずが
文化遺産相続争いに
巻き込まれてしまった
まいてかき混ぜる時間と
地球の自転の速さが
ずれてしまって格差が生じる
怒りに満ちた
格差社会だ
揃えようとするから
こだわりができる
互いのこだわりがぶつかり
わだかまりの水溜まりができる
その水を掬えば澱む
まるで獣のようだ
シビアな掟に
痺れる野生
勝つか負けるか
互いが消耗して
まるでジビエになる
獣の心昇華させ
清らかになる君の輝き
そんな輝きを消化して
消費して僕の輝き
互いにえげつのない
非人道的な振る舞いを隠した
まるでフォアグラの
レシピのようだ
執着で汚れていたから
みえる所ばかりピカピカに磨いて
歪な光を放っていた
互いに台所はみせあわず
笑顔を取り交わす
口角が右上にひきつっているのは
上に住んでいる人が仕掛けた
釣り針に食らいついたからだ
互いに食べる所はみせあわず
約束を取り交わす
契約社会だ
今回も丁寧に読んでいただき、誠にありがとうございました。
その上、細やかなご指導とご提案、とても参考になりました。ありがとうございます。そしてまた同じようなミスと言いますか、過去にご指摘いただいたのに同じようなことを繰り返してしまいすみませんでした。もっとよく考えて勉強致します。すみません。
そしてご指導、ありがとうございました。
今回も読んでいただき、誠にありがとうございました。
そして丁寧な説明と例文、とても参考になりました。これからの参考にさせていただきたいと思います。本当にありがとうございます。
もしもね 僕のことを思い出すたびに
辛く感じるのなら
どうか忘れて下さい
サヨナラの後まで 君を苦しませたく無い
水の入ったコップ リストカットして
一滴の血を垂らす
まるで泳ぐような君の雫
僕は人差し指で軽く混ぜる
うっすら色づいた水を飲もうとしたら
君はコップを取り上げて止めたんだね
もしもね君のことを思い出すたびに
幸せだったと感じるなら
生きた価値はあったんだよ
サヨナラの後も 僕は幸せに包まれる
僕が撫でる君の両の手首
数多の傷跡でザラザラとしているね
いくつ目から僕の為の傷になったんだろう
真似て僕もしてみた時
君は泣いて止めようとしたけれど
今度こそはと覚悟したつもりだったんだ
でも流れた血の色は同じなのを見て
僕は幸せに包まれたよ
君は悲しみの涙の中に溺れてた
痛みは救いになり
痛みは証になったけれど
君は別れを決めたんだね
サヨナラするけれど
君は僕をどうか忘れてね
僕は君をきっと忘れないから