仙台天文同好会は、仙台市天文台で毎月1回土曜日の午前中に例会を開催してその日の夜に一般向けの観望会を開催している他、会誌「星座」の発行(偶数月)や会員向けの観望会、合宿などの活動を行っています。
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ふと思い立って、手持ちの廉価版の広角アイピースSVBONY SV190 UF18mm(見かけ視界 65度) と笠井トレーディングのアイピース・レデューサー(31.7mm, 0.75倍)を組み合わせてみました。結果は、ほぼ24mmの焦点距離になったのですが、視野周辺での糸巻き型の歪みがパンオプティック24mmよりもかなり少ないのです。価格は、パンオプティック24mmが現時点で60,500円、一方、UF18mm+31.7mmレデューサー(25mm延長筒がセットです)の合計価格は16,380円と、実に4倍近い価格差。ただし、レデューサーの枠があるため、後者のセットでは視野のエッジ付近で視野が暗くケラれている様ですし、視野中心から7割くらいから星像が徐々に崩れますが、UF18mm単体でも視野の中心から7割くらいから星像が徐々に崩れるので、これは仕方がないです。パンオプティックは視野のエッジでも星像の崩れはほどんどわかりません。さすがテレビュー・・・
4月2日の12P/ポン・ブルックス彗星です。
αAriのすぐ近くにいて、双眼鏡で存在が分かります。望遠鏡の画像をご覧ください。
薄明の時間18:59に50㎜で固定撮影し小さく写っています。
そのあとVixenSD81s +レデューサーHDを使い496㎜の単焦点にて撮影しました。対物レンズを訳あって76㎜に絞っています。ComettoBPフィルターで地平線近くの光害を除きながらの撮影です。架台の調子が悪く、もしかするとクランプ忘れ?追尾はしていましたが少しずつずれていたので、5コマだけでコンポジットしました。
撮影時刻が遅くなり低空での撮影でした。
4月1日に撮影したポン・ブルックス彗星(12P)です。
導入した後、試写して撮り始めた頃までは何とか晴れていましたが、間も
なく薄雲が出てきて19時20分頃には不能となり、その後は曇ってしまいま
した。
彗星はαAriの近くにあって、予想光度は4等台となり、8倍42mm双眼鏡で簡
単に見つかりました。
低空と薄雲のため、写りは今ひとつです。
<撮影データ>
「ポン・ブルックス彗星(12P)」
2024年4月1日 19h12m26s~
EOS60Da+CanomEF400mmF2.8 ISⅡ→3.5 ISO4000 10s×20枚
高橋EM-200Temma2Mにて自動追尾 撮影地 丸森町
29日午前中の雨が上がり、すっきり晴れていました。
午後19時には双眼鏡でも見えています。
この時間に双眼鏡で何となく尾が伸びているのが確認できました。
2種類の尾が伸びているのが写真で分かります。
地平線付近は、どうしても光害があり、カブってしまいます。
撮影データは、簡単ですが写真に張り付けています。
3/29 19:20 85mmレンズで撮影 撮影地 名取市
ほぼ同じ日時なので続けました。
10枚のコンポジット,コントラストを高めにしました。
S氏のポータブル赤道儀で撮影。
赤経軸が動作不良だったため赤緯軸と交換し追尾。
昨日3月27日に撮影したポン・ブルックス彗星(12P)です。
低空まで雲がなく、快晴の天気で透明度はまずまず良好の上に風が強くな
くて絶好の撮影日和でした。3回目で納得のいく撮影が出来ました。
それでも低空ということで条件が厳しく、十分な露出が出来ないのが残念
です。
彗星はαAriとαTriの間から3度ほど西にあって、予報光度は4等台に入り8
倍42mm双眼鏡で簡単に確認出来ました。
画面では淡いながらも2度を超えるイオンテイルが確認出来ます。
<撮影データ>
「ポン・ブルックス彗星(12P)」
2024年3月27日 19h09m11s~
EOS60Da+CanomEF400mmF2.8 ISⅡ→3.5 ISO5000 10s×20枚
高橋EM-200Temma2Mにて自動追尾 撮影地 丸森町