第26課 距離や時間の隔たり:「~まで」「…から」
<スキット>
Ni3 de jin4bu4 fei1chang2 kuai4.
你的进步非常快。
君の進歩は非常に早い。
Xie4xie4 nin2!
谢谢您!
ありがとうございます!
Cong2 xia4 ge yue4 kai1shi3, ni3 qu4 wo3 shi1xiong1 de dian4 shi2xi2, zen3meyang4?
从下个月开始,你去我师兄的店实习,怎么样?
来月から私の先輩の店で実習してみないか?
@师兄 shi1xiong1= 兄弟子・先輩
@从 cong2 = ~から
@下个月 xia4 ge yue4 = 来月
Shi2xi2? Nei4 jia1 dian4 zai4 nar3?
实习?那家店在哪儿?
実習ですか? その店はどこにありますか?
Nei4 jia1 dian4 li2 zher4 hen3 yuan3. Jia1you2!
那家店离这儿很远。加油!
その店はここから遠いよ。頑張って!
Hao3, wo3 yi2ding4 nu3li4!
好,一定努力!
@一定= 必ず・きっと
はい、頑張ります!
@「来月」= xia4ge yue4 下个月
@「先月」= shang4ge yue4 上个月
@「今月」= zhei4ge yue4 这个月
<キーフレーズ>
Nei4 jia1 dian1 li2 zher4 hen3 yuan3.
那家店离这儿很远。
そのお店はここから遠いです。
@离 = 「~から」「~まで」(2つの場所の隔たり)
#距離を表す形容詞
@fei1chang2 yuan3 非常远 非常に遠い
@hen3 jin4 很近 (とても)近い
@wu3 gong1li3 五公里 5キロメートル
#発音
・jia、dianの「i」をはっきり発音する。
・zher = 反り舌音+r化
・hen3 yuan3 はhenが第二声に変調する。
<エクササイズ>
私の家は駅から近いです。
Wo3 jia1 li2 che1zhan4 hen3 jin4.
我家离车站很近。
※「离」は時間的隔たりにも使える。
「休暇まで(今・現在から)あと3日です」
↓(今・現)は省略する
Li2 fang4jia4 hai2 you3 san1 tian1.
离放假还有三天。
「今からクリスマスまで1か月あります」
Li2 Sheng4dan4 Jie2 hai2 you3 yi2 ge yue4.
离圣诞节还有一个月。
<ひと言>
「またお会いする日まで」
Hou4 hui4 you3 qi1!
后会有期!
<ピンイン>
・j, q, xのあとにつく“ü”は「上の点」が省略される。(j+u, q+u, x+uはないから)
j+ü→ju
q+ü→qu
x+ü→xu
ju4 句 qu4 去 xu4 序
・n, l につくüはそのまま
n+ü→nü
l+ü→lü
nü3 女 lü3 旅
・n+u l+u はある。
nu3 奴 lu3 鲁
子曰く、人にして信なければ、その可なるを知らざるなり。大車輗(げい=くびき)なく、小車軏(げつ=くびき)なくんば、それ何を以てかこれを行(や)らんや。
先生が言われた。「人間の身でありながら、その言葉が信用できないと、いったい何の用に立つのか皆目わからない。大車(牛車)に輗(げい=くびき)、小車(馬車)に軏(げつ=くびき)がなかったら、どうして牛馬の首を抑えて車を走らせることができようか。
※浩→「信」、つまり「その言語が信頼できる」ということは、人間の人格を成立させる基本である、と吉川幸次郎先生は解読されます。言語が信頼できない人間は、いかに才能があってもその人格は崩れざるをえない。牛車や馬車の「くびき」がなければ、進めないのと同じように、「信」がない人間の生活も進行しえないと。
営業担当の人は外向的で、口八丁手八丁の人が向いているように思われているようですが、案外そうでもなさそうです。一見無口で朴訥そうな人が、かえって顧客の厚い信頼を得て成績を伸ばしていることもあるようです。私が在職中に、職場に若い洋服屋さんが出入りしていました。スーツ生地の見本を持参して、職員室で手の空いた職員と世間話をしていました。いきなり見本ファイルを開いたりしません。あちこちで根気良く職員の話に耳を傾けていて、そろそろ帰り際になって、「あ、先生、今度いいのが出ました。ちょっとご覧いただけますか?」と広げます。「では仕立てましょう」といきなり言う人はいませんが、こういうやりとりを何度か繰り返しているうちに、そのうち注文を取れるようなことがしばしばありました。私は初めは例によって無愛想に、「この人、よくまあ根気良く来るねえ」と相手にしていませんでしたが、いつの間にか世間話をするようになって、そのうちスーツを仕立てるようになりました。イージーオーダーでしたが、仕立て具合が良くて、定年退職まで私の背広づくりは一切その洋服屋さんにお任せしました。
もっと前にも似たことがあります。西大寺に住んでいたころ、わが家ではテレビはまだ白黒でした。ほとんどの家庭にカラーテレビが普及したあとも、母が「テレビは白黒でいい」と言うので、ずっと重厚なコンソール型(今はこんな分厚いテレビはない)の白黒テレビでした。あるとき寿命が来たのか突然映らなくなりました。近所の電気屋さんに電話すると、先代の店長さんが見えました。もういいお年でしたが、年期の入った誠実な「あきんど」という感じの彼は、注文どおり黙々と白黒テレビを修理して映るようにしてくれて、帰りがけに、「先生、ちょとこれを見てごらん」と白黒テレビからアンテナをひょいと外して、いつの間に出したのか14インチほどのカラーテレビにつなぎました。ちょうどNHKのドラマをやったいるのが映りました。当時まだ若かった島田陽子さんが主演の「花車」というドラマでした。その画面のきめ細かな美しさに母と私は見入ってしまい、「買います」と即答。今修理したばかりの白黒テレビは下取りで持って帰ってもらいました。1980年ころのわが家の出来事です。
「里見八犬伝」でも仁義礼智忠信孝悌の中に「信」が含まれています。犬士は「犬塚信乃」でしたか。「八犬伝」は普通の歌舞伎にもありますが、三代目猿之助(二代目猿翁)のスーパー歌舞伎「八犬伝」が面白かったです。その猿翁さんも亡くなられたので、近々観ることにします。
「信」は人名で、「まこと」と読まれます。私が新卒で務めた井原市立高校の二代目の教頭さんが、「三宅信(まこと)」先生でした。校長さんが、新任のお若い浜田謙一郎先生で、三宅教頭のほうがベテランなので、年下の校長をしっかりサポートされていました。温厚な方で恰幅もすぐれていて、俳優で言えば、佐分利信さんのようでした。佐分利信さんの「信」は、「まこと」でなく「しん」ですが、日本人は、「まこと」という語が大好きです。
<ジョブキソ12>
#テーマ
打ち合わせ中に急用ができた。「お先に失礼します」ってどう言う?
I' m sorry, but I need to get back. Please excuse me.
申し訳ございません、帰社しないといけません。お許しください。
@ get back = 戻る(方向性なし)
@ excuse meは万能表現。許しを請うとき、ウエイターを呼ぶとき、誰かがぶつかったとき謝罪を求めて、などなど…。
さらに続けて、
I hope you don't mind. 気にしないように望みます。
Chad will brief me. 「チャドから(あとで)概要をもらいます」と追加するといっそう丁寧になる。
@ brief = 概要/概要を伝える
#会話
I'm sorry, but I need to get back. Please excuse me.
Okay, sorry to hear that. Take care. それは残念です。お気をつけて。
或る人、孔子に謂(い)いて曰く、子(し)奚(なん)ぞ政を為(な)さざる、子曰く、書に云う、孝なるかなこれ孝、兄弟に友あり、有政に施すと、これ亦(また)政を為すなり、奚ぞそれ政を為すことを為さんや。
さるお方が孔子に向かって言った。「あなたはなぜ政治にたずさわらないのか」。先生が言われた。「『書経』に『まことにこれをこそ孝行と言うべきではないか。兄弟には仲良く、さらに国の政治にも感化を及ぼすとは』と言っている。これも政治にたずさわることだとすると、何もわざわざ政府に仕えて政治に携わる必要があろうか」。
※浩→ここは難解な箇所です。「或る人」とは季孫氏の家老で陽虎(陽貨)のことで、後に出る「陽貨篇」の陽貨でしょう。この文の大意は、陽虎が「あなたはなぜ政治家にならないのか。政治に対する発言をしながら、なぜ実践活動に入らないのか?」と問うたのに対する答えとして、『書経』を引用して、「私は現にこうして家庭の道徳を高めることに努力している、それも政治なのだ。わざわざ政治家になる必要はない」と答えています。しかしながら、引用した句は現存する『書経』には存在しないそうで、3,4世紀ごろの偽作の『古文尚書』に似た句があるそうです。
なお、後の「陽貨篇」には、陽虎が孔子に仕官を強要するので断り切れなくて、ついに承諾したいきさつが書かれています。こうなると、余計にややこしい話になります。
話が脱線しますが、孔子の徳治主義も、プラトンの哲人政治も、為政者が権力でなく自らの人徳によって人民を感化して治める理想の政治を唱えていますが、時の権力者には容れられず、いずれも弟子の教育活動に専念していくという道をたどっています。のちの中国の歴史がそれを如実に物語っています。『三国志』でも、劉備元徳の蜀は結局強大な権力の魏に滅ぼされます。
アドラーは若いころ、マルクス主義者(暴力革命には反対でしたが)でした。彼は世の中から戦争や犯罪がなくなることを理想として、社会革命を夢見たのでしょうが、実際に起こったロシア革命を見て、大変失望しました。何も変わっていない。政権交代があっただけで、人民は不幸で貧しいまま。結局1人1人の人間の心が変わらない限り、権力者が別の権力者に入れ替わるだけで、人々は救われない。どうしたらいいか。結局は家庭育児と学校教育だと考えました。
「四書五経」のうちの、『大学』には「格物致知、誠意、正心、修身、斉家、治国、平天下」ということが書かれています。国家天下の平安にはまず、格物致知して意を誠にして心を正し、自分の徳を磨いてわが身を完成する。そうすると一家がまとまる、そうすると国が治まる、そうしてはじめて天下が安定するということです。
私自身はとっくに「喜寿」を過ぎましたが、「古希」の「七十にして心の欲するところにしたがいて矩(のり)をこえず」の心境に達することはできませんでした。今も油断すると矩を超えそうですから常に用心が必要ですが、「元気」「暢気」「安気」がいいです。
第22課 「~(し)ません」「~くありません」(否定の表現)
<否定の表現>
#キーフレーズ
そんなに多くありません。
クロケ’ マンチ’ アンスmニダ
그렇게 많지 않습니다.
@많다=多い
#公式(「~(し)ません」「~くありません」)
・「動詞・形容詞の語幹 + 지 않습니다」(直結型)
@쉬다 シュイダ=休む
休みません=쉬지 않습니다 シュイジ アンスmニダ
@힘들다 ヒmドゥルダ=大変だ
大変ではありません=힘들지 않습니다 ヒmドゥrジ アンスmニダ
<肯定の表現>
#キーフレーズ
今とても人気がある商品です。
チグm アジュ インキ インヌン サンプ’ミmニダ
지금 아주 인기 있는 상품입니다.
#公式(「~です」)=「名詞 + 입니다」
Jisonさんは美人です。
Jisong 씨는 미인닙니다.
トモさんは友だちです。
도모 씨는 친구입니다.
<疑問形>
・「名詞 + 입니까?」
Jisongさんは美人ですか?
Jisong 씨는 미인입니까?
トモさんは友だちですか?
도모 씨는 친구입니까?
<名詞の否定形>
・名詞(Pなし)+ 가 아닙나다
歌手ではありません=가수가 아닙니다.
・名詞(Pあり)+ 이 아닙니다.
学生ではありません=학생이 아닙니다.
<練習>
ぶどうですか?
포도입니까?
いいえ、ぶどうではありません。
아뇨,포도가 아닙니다.
栗ですか?
밤입니까?
いいえ、栗ではありません。
아뇨,밤이 아닙니다.
松茸ですか?
ソンイポソシmニッカ?
성이버섯입니까?
はい、松茸です。
네,송이버섯입니다.
<問題>
1,この料理は辛くありません。
@辛い=맵다
이 요리는 맵지 않습니다.
2,職業は警察官です。
직업은 경찰광입니다.
3,明日は金曜日ではありません。
ネイルン クミョイリ アニmニダ
내일은 금요일이 아닙니다.
<ワンポイント>
赤色ありませんか?
ッパrガンセk オpソヨ?
빨간색 없어요?
青色ありませんか?
パ’ランセk オpソヨ?
파란색 없어요?
白色ありませんか?
ハヤンセk オpソヨ?
하얀색 없어요?
黒色ありませんか?
ッカマンセk オpソヨ?
까만색 없어요?
<色の表現>
すっかり忘れていたけど。
ッカマケ イッコ イッソンヌンデ
까맣게 잊고 있었는데.
直訳=黒く忘れていたけど
@真っ赤なウソ=새빨간 거짓말 セッパrガン コジンマr
@芽が黄色い(しおれている)→見込みがない=싹이 노랗다. ッサギ ノラタ
@白く夜を明かす→一睡もしない=하야게 밤을 새우다. ハヤケ’パmr セウダ
<フィナーレ>
ありがとうございます。
감사합니다.
大変ではありませんか?
ヒmドゥrジ アンスmニッカ?
힘들지 않습니까?
はい、大丈夫です(大変ではありません)。
네,괜찮습니다.
アイスクリームです。
아이스크림입니다.
<おまけ>
パ’ラケ’ ジrリダ
파랗게 질리다.
青くおびえる→青ざめる、血の気が引く