MENU
63,552

感情をよく使う人との関係を良くするには?

Q 
 私は23歳男性です。父72歳、母66歳と、3人家族です。母親は少々ガミガミしたところがあり、ときどき感情を使ってしまうことがあり、怒りを表現します。午前中のお話で、関係を良くすることが大切だということは納得できました。では具体的に関係を良くするには?と思うと思いつきません。今さら「肩叩きします」も言えんしなあ(言えますよ。してもいいよ)。自分を振り返ると感情をよく使っているみたいです。職場やいろいろなところで、私の苦手タイプというところでしょうか。親以外に関係を良くする方法はありますか?

A
 親以外は知らんけど、親は話を聞いてあげるな、とにかく、何であれ。こっちが何か話をしてあげるより。いろいろ言いたいんですよ、あの年ごろになると。このごろ私の父親が2年くらい前から肝臓癌だと主張しているんですが、あれは誤診だと思うんですけど、毎回言うんですよ、「何か転移したんと違うか」とか。こいつは最近他に話題がないから、病気を話題に私とつきあおうとしていると、まあ思うんです。だから聞くことにしているんです、何はともあれ。で、お袋はイヤがるんです。「あの人は陰気になって。昔、頭のいい人素敵な人だったのに、このごろは口を開くと、やれ肩が痛いの頭が痛いの手の色が悪いのばっかり言う」と僕に愚痴を言うんです。ということはあのお袋は、親父の愚痴でもって私とつきあおうとしているわけだ、それを話題にして。中身はどうとは関係なく、親もやっぱり子どもとどうつきあうかの話題がいるじゃないですか。明るい話題があればいいけど、なかったら病気の話題とか自分の亭主がいかに衰えたかの話題とか、昔うちの亭主はどんなひどいことをしたかとか、あんたを育てるのに苦労したとかが、ちょうど格好の話題になるじゃないですか。だから使っているだけだからしっかり聞いてあげようと思って聞いています。

引用して返信編集・削除(未編集)

同じことを何度も訊いてくる子に

Q
 二児の母親です。5歳と3歳。質問です。子どもに同じことを何度も何度も訊かれたときに、叱らないで笑いながら、「もうあんたもしつこいねえ。同じことを何回訊いてくるの。アホやねえ」と答えられるようになるには思考をどう切り替えていけばいいのでしょうか?

A
 そんなん言わんと説明してあげたら?僕、こうやって今日も質疑応答してますが、みんなおんなじようなことを毎回毎回訊くんですよ。「前ゆうたやろ」と僕言わないことにしてるんですよ。子どもはまだいいけど、僕、親父とお袋が毎回同じことを言うんです。ボチボチボケかけてきてか。あれも「ふーん、面白いね」と毎回聞いてあげるほうが、「前聞いたで」と言うより、あとずっとうまくいくので、感心して聞くことにしております。子どもの言うことも感心していつも聞いたらいいんじゃない?わざわざ言いに来るんだから、子どもにとっては凄い面白いんですよ。僕らは知ってるかもしれんけど。

引用して返信編集・削除(未編集)

部屋を散らかしているのは何の目的?

Q
 部屋が汚くてとてもつらい毎日です。あまりにも汚いので掃除する気が起きません。私は何の目的があって部屋を散らかしているのでしょうか?どうか教えてください。

A
 あるでしょうね。動物さんはそんなにお片づけをしないタイプの動物もいますから、きっとあるんでしょう。わかりません。

引用して返信編集・削除(未編集)

支配的な父親に娘が話をしない

Q 
 支配的な父親に対して娘は直接話をせず母親に間接的に話をさせます。とりあえず今はそれで困らないのですが、他に方法はあるのでしょうか?

A
 これお母さんが聞いているんだと思うけど、大事なことはご主人を愛し尊敬し支配しないことです。夫婦関係を良くすればこの問題はきっと解決、しないかもしれないけど、できることは実はそれしかないと思う。娘さんとは関係良いみたいですからね。こんなことを訊く奥さんに限って、娘と一緒に夫を軽蔑していたりするので、それで話がだんだんおかしくなっているから、ご主人を尊敬し愛する方法を考えてください。

引用して返信編集・削除(未編集)

職場の人間関係改善のプログラム

Q 
 新しく始まっている「パセージ」で「愛のタスクの問題を抱えている人優先」と聞きました。でも社会で働いている職場での人間関係が大きくウエイトを占めるということもあるでしょう。教職員の人は生徒のことで「パセージ」を受けられそうですが、生徒とは1,2年のつきあいですが、職場では下手すれば初老のころまでつきあいます。こういった人間関係を改善するプログラムを作ってください。

A
 イヤです(爆笑)。なんでイヤかというと、それはアドラー心理学の首尾範囲外なんですよ。アドラーは、家族関係とか学校での教師-生徒関係とかに限定してずっと話をしたんです。なんでかというと、子どもを育てないといけないから。次の世界は子どもたちが作るから、子どもたちに感情を使わない問題解決法とか民主的な考え方とか横の関係とかを、体験を通じて教えておきたいからなんです。そうすると、次の世代の職場問題は解決するじゃないですか。今の職場は人を育てる場所じゃないでしょう、基本的に。そこでの対人関係プログラムは、要するに「人の操り方」になるわけです、どうしたって。他人をどうやって自分の思うとおりに動かすかということになるし、それ自体は悪いことじゃないんですけど、アドラー心理学の首尾範囲外なんです。アドラー心理学は、人を操作しないで支配しないで援助する方法を考えているけど、それは職場ではあまりいらないでしょう。それはアドラー以外にいくらでもそういうふうなタイプの心理学があるから、そっちへ学びに行かれるといいし、そういうタイプの人たちがセールスマン・トレーニングとか職場の人間関係トレーニングとかをやっているから、僕らはそれに反対しません。ある種の偽アドラーの人が「職場の人間関係をアドラー心理学の立場から書く」という本を出していますが、あんなん全然アドラーと違います、どこも。だって本来無理なんだもの。

引用して返信編集・削除(未編集)
合計663件 (投稿657, 返信6)

ロケットBBS

Page Top