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編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

アカルム滞在記

眠りの国に戻りたいけど
扉はすぐに閉ざされてしまった
誰も知らない金属でできていて
こじあけるのは容易ではない
布団の中で孤児になり
なくした祖国を懐かしもうか
そうこうするうち外が明るむ
今日もまた
異邦人として生きねばならない

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発信しなかった僕の世界

今朝日の出前に
僕が散歩に出かけたことなんて
誰も知らない
春はあけぼのというけれど
あいにく外は
雨上がりの曇り空

帰りに小さな公園に寄った
いつもとは違う道を通ったら
小石が固まって
転がっている場所を見つけた

そこに小石が
固まってあるなんて
誰も知らないだろう
僕がこっそり
小石を拾って帰ったなんて
誰も知らない
家の戸棚に
そっと飾っているなんて
誰も知らない

その後一番乗りで
隣町の胃腸科に行ったなんて
胃腸科にいた人以外は
誰も知らない
帰り際に
駅前でタバコを一服したことなんて
誰も知らない

ましてや帰宅して
石ころの詩を書いたことなんて
誰も知らない
紅茶を飲んだけど
その味がフルーツバニラだったなんて
僕以外の誰も知らない

もう透析を受けてきて
四年になる
午前中歩き回るだけで
とても疲労する
かなり心臓に
負担がかかってるね
その後僕がベッドに倒れ込んでいたなんて
誰も知らない
誰も知らないのさ

四年前まだ水分調節が
うまくできなかった頃の
五時間に及んだ透析
その時僕がどれだけ辛かったか
誰も知らない
「よく頑張ったね」の一言が
どれだけ欲しかったか
誰も知らない

そんな事考えてたら
もう夜が更けてきた
インスタグラムにも上げられない
僕の今日一日の内面
朝起きて
曇り空だった時の
残念な気持ち
石ころを見つけた時の
心和む気持ち
そんな事誰も知らない
誰も知らないと
思いながらベッドに入った

真夜中
拾ってきた石が
コォーンと
地の奥底から響くような
もの悲しいような
ある種の叫びのような
そんな音を起てたなんて
眠りかけていたのに
その音に思わず飛び起きた僕以外
誰も知らない
誰も知らない
誰も知らない……

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齋藤純二様へ 評の御礼

詩の感想をありがとうございます。
幼少期から雨の日は憂鬱でしたが、最近になって傘に当たる雨音が聴いているだけでも楽しく思えるようになってきました。
その気持ちを詩に書いてみました。
齋藤先生のトタン屋根からのも、楽しそうですね。
次回も評価をお願いいたします。

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通学路  晶子

暖かくなってきたね
新しい学年になった君たちは
まるで川を泳ぐ稚魚のようにきれいに登校班で並びながら
川面に光がさすように
君たちのまわりの空気をきらきらと輝かせながら通学路を歩いていく
おしゃべりをする子
緊張している子
なんとか上級生の歩く速度に追いつこうとする子
気遣って話しかけるお兄さんとお姉さん

若葉の出てきた染井吉野の花びらも舞っているね
入学式の次の日は花まつりだったね

どうか
メダカのお腹の袋のように
愛情が詰まったランドセルを背負った子どもたちが幸せでありますように

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誰かを好きになった朝  朝霧綾め

人を好きになったとき
それが最初に表れるのは朝だ

スマホのアラームで目が覚めて 
でも起きたくなくて
ぼんやり 白い天井を眺める

気が付いたら
「眠い。」と「起きたくないなあ。」の隙間で
笑っている ある友だちの顔を浮かべていた
確かにもともと 仲のよい子ではあったけど
その子の話し声を
心の中で再生している

憂鬱と幸福感が両立した 奇妙な状況
そのときようやく気づく
ああ、私はこの子が好きなんだ

今日は会えるかな
会えたらいいな
今まで何も気づかなかったけど
本当は私、あなたのことが好きだったみたい
だから今日はもっと話そう
前はどんな話をしたんだっけ
覚えてなくてもいいから
今日は話そうよ

布団の中の足が ぴくりと動き
そわそわしてくる
もう眠いなんて思わない
今日はあの子と話したいから
あの子の笑顔を浮かべて
外に出る勇気を得る

今日 目が覚めたとき
きっと私の
人を見る目も開かれた

新しい一日がはじまる
新たに人を 好きになった一日が

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ロボット人間  凛

僕の心は檻の中
檻には鍵はかけられず
扉さえ開いているというのに
未だに飛びたてずにいる

僕の行動に意味はない
海を漂うクラゲのよう
ただただ波に身を任せ
ゆらゆらとゆらゆらと

僕の言葉のなんと無機質なものか
楽しくもないのに楽しいといい
悲しくもないのに悲しいと嘆く
何の意味もないプラスチックのような言葉

愛した人の前でさえ
本当の僕は現れない
僕であるはずの僕でさえ
本当の僕を見つけられないのだから

ああそうか
僕はロボットになったのか
自我を失った
ただの金属の塊に

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齋藤様、ありがとうございました。 freeBard

はじめて投稿させていただきました。しっかりと読んでいただいたことが伝わってくる評で、とても嬉しかったです。
私なんかはまだまだ伝えたいことと虚栄心とのバランスに頭を悩ましているような段階ですし、書いたことと実際の日頃の行動を照らし合わせた時に、至らなさから恥ずかしさを感じてもしまいます。それでも詩に込めたものを汲み取っていただけたようで、なんだかありがたかったです。
また投稿させていただこうと思います。ありがとうございました。

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齋藤様 詩への評の御礼  鯖詰缶太郎

こんにちは、鯖詰です。
詩への評、ありがとうございます。
いちおう、河童がいる、というのが前提のつもりではありました。
河童が出てくる連はふたつあるのですが、そこはこの詩のアクセントとして考えて書いてみました。
伝わりづらくなってしまったのは、僕もまだまだ精進が足りないな、と反省しました。
でも、読んでくれた人がどう、感じるのか、十人十色の意見を読むのも、勉強になります。
佳作、との評価、ありがとうございます。
また、次回もよろしくお願いいたします。

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齋藤純二様、評のお礼です。  妻咲邦香

齋藤純二様、「スタンダード」に評をいただきありがとうございました。
細部で謎を残しつつもさらっと読めるものを、と考えて書いてみました。関係性は敢えてはっきりさせてません。状況に対して「スタンダード」という言葉の場違いさが違和感となって、そこから登場人物の関係性、さらにはこの先の展開をそれとなく立ち上がらせられたらと思ってました。大変丁寧に読んでいただきありがとうございます。またよろしくお願いいたします。

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齋藤純二様 評のお礼でございます。 森山 遼

規則破りの短い詩を取り上げていただいてありがとうございました。
新参者で、5行未満の短い詩が規則違反とは知りませんでした。
誠に申し訳ありませんでした。
にも拘らず、評していただき感謝に堪えません。
以降気を付けます。

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