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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

感想と評 12/1~12/4 ご投稿分 三浦志郎 12/10

お先に失礼致します。


1 荒木章太郎さん 「見えない軍隊」 12/1 初めてのかたなので、今回は感想のみ書かせて頂きます。

よろしくお願い致します。初連・2連は不条理にして荒唐無稽な詩行ですが、どこかユーモアを含んだインパクトはあると思います。3連は解釈的には「遠い国の戦争を対岸で見ている私たち」のようなニュアンスが感じられました。現実に行われている戦争を風刺風に反戦した、
そんな雰囲気を感じました。真意はよくわかりません。また書いてみてください。


2 上田一眞さん 「法廷・暗きもの」 12/2

特に詳しく調べたわけではありませんが、これはある物質の有害性にまつわる裁判と思われます。
長年その物質と関りを持つ環境に身を置き、発症したり死亡した人々の補償をめぐるものと思われます。具体的名称を書くと支障があるでしょう。伏せます。あくまで詩という文学範疇ということで。ところで、以前の戦記詩と比べると本作は詩的純度ははるかに高いのです。前者は作者の体験がない、いきおい聞き書き的事実羅列に終始した。ところが本作は違います。濃厚に上田さんが入っています。入っているどころではなく当事者、しかも訴えられる側に立たされます。そこに生じる板挟み。すなわち文中「被害者を救いたいという気持ち/会社を守らねばならないという立場」――詩の心情又は葛藤はこれに尽きるわけです。構図として,
「*会社人=公人VS私人」と置き換えてもいい。およそ利害関係のない一市民は個人を擁護し企業を糾弾しがちですが、このケースのように、企業の当事者、ましてや経営陣でありステークホルダーがある以上、この詩のこの立場はむしろ自然と言えます。しかし人間である以上上記の構図はちらつくわけです。そのあたりの苦渋を、この詩は浮き彫りにさせます。その心情の動きに、今回、詩としての価値基準を置きたいと思います。筆致も臨場感を備え、迫力、手に汗握るものを感じました。政治性、裁判に伴う専門性をできるだけセーブして、詩という文学範疇に納めているのも詩の真性を高めているでしょう。これは佳作を。

*「会社人=公人」は議論のあるところだが、構図的にわかりやすくするため、便宜上このようにした。


3 えんじぇるさん 「CHANGES」 12/2

ごめんなさい。わかりません。お手上げです。でも何かコメントしなければ(汗、涙)。
こういった詩の場合、僕の場合はタイトルを唯一の手掛かりにするしかありません。テーマは変わっていくこと。幸い終連がそうなっています。では中身はどうなのか?前半で感じるのは、余分なものを全て削ぎ落した結果出来た自分という自我。案外、この人は自意識が強いのかもしれない。それが強いからこそ、余計、対岸にいる人々が気になってくる。影響を受けて変わっていってしまう。全くの推測です。これは評価は保留させてください。


4 妻咲邦香さん 「まめばたけ」 12/2

はて? これは変化球で来たか?バリエーションの一環か?この詩を出してきた、その思惑が、かえって楽しいような、怖いような、そんな気分です。そういう思惑抜きで、純粋的、額面的に読むと、これは裏も表もなく、この通りでしょう。冒頭2行目などは、男どもと言えど、どこか可愛らしいです。3連4行目も同様でしょう。作品ムードから言って、漢字がひとつもなく、ひらがな・かたかなにしたのも、意図して合わせたものでしょう。でんしゃの降り方「パンッ」がおもしろい。タイトルはどこから来たんでしょうね。陽気な謎として残ります。それとも、このかいしゃいんたちがタイトルの比喩か?それはないと思うんですが……。
すいませんが、この評価は保留させてください。


5 エイジさん 「大航海」 12/3

寝る時は比較的、静かに寝るのが普通なんですが、これは勇気りんりん、勇ましく眠りに就くといっった感じがかえって面白いんです。初連の比喩は(なるほど)といった部分があります。2~3連の動作も同様で、3連はオノマトペあり、リズムあり、で心地よいですよ。ただし、この陽気さは4連目にある「心配事があるそんな夜は/すべて忘れて無心になって」に微妙に影響を受けての反作用かもしれない。その意味で上記フレーズは記憶しておいていいかもしれない。なかなか面白い寝方ではあるわけです。比喩法はいつものエイジさんと比べると、ややベタで“いかにも感”がありそうです。佳作半歩前で。


6 理蝶さん 「詩的宇宙旅行」 12/3

冒頭佳作ですね。奇想天外!楽しくもうるわしいファンタジーです。
月へ――。自ら地球からの詩の伝道師たらんとする。かといって偉そうな感じは全然ないですね。
しかも、月からも教えを受けようとしている。思えば、地球人は古来より月から詩的ヒント、詩的エナジーを存分に授かったという歴史があります。もちろん、他のことも……。そんな返礼的な意味合いも含まれるのかもしれません。
「僕は月に文学を植える」――これは、これは、全くユニークで壮大なフレーズです。めったにない。
このファンタジーならではのもの。そして、この詩を代表するものにもなり得るでしょう。この言葉以降の詩行の考え方も大変素晴らしいです。


7 ベルさん 「十二月」 12/4

シチュー、コーヒー、お酒、お菓子、住宅、何でもいいのですが、街の表情、帰宅の風景がCMなどで取り上げられますが、ほのぼのとして質のいいCMとはそれ自体映像詩のようなものでしょう。この詩はそんな一瞬を感じさせるということです。「クリスマス~サンタクロース」――今の時節は特にそうです。タイムリーですね。それに3連の群像は粋ですね。人々のこころ模様を描き、やっぱり本論は最終連であるわけです。
これは性別問わず読める。年齢は若め。読み手の想像しだいですが、僕は新婚夫婦をイメージしましたね。最後に、これは“お好みで”になりますが、最後はもそっとソフト&マイルドのほうがいいかもです。 ケーキのように甘め佳作を。


8 積 緋露雪さん 「痩せ我慢」 12/4

「人はパンのみにて生きるものにあらず」――“当たらずとも遠からず”の感覚で、この格言を援用し、本作を考えたいと思います。前半は詩的誇張があるでしょうが、積さんの精神に、こういったエッセンスはあるのでしょう。さながら、「パン」と「それ以外の高尚なもの」との相克です。これらは後に出て来る「日常」の姿の一端でもあるでしょう。それ以降、日常がスポットされます。それは嘲弄するもの、不合理なもの。しかし盾にも防波堤にもなるもの。昔のCMコピーを借りると「このくだらなくもすばらしいもの」――その表裏一帯を積さんは生き抜いていきます。しかし、それだけで終わらせないのが積さんの本領。冒頭格言をもう1枚ひっくり返す。日常をもう1枚ひっくり返す。すなわち「瘦せ我慢」という仮面人格を使って、世界を狙撃する、反逆する、復讐する。痩せ我慢とはこの場合、雌伏と同義かもしれない。この詩のフィーリングとして各種英語の形容詞が浮かびます。いわくニヒル、シニカル、アヴァンギャルド。この詩が狼煙となって、生を、世界を、知的に、詩的に反逆する日がやがてやって来るか? 
佳作とします。


9 静間安夫さん 「追憶」 12/4 初めてのかたなので、今回は感想のみ書かせて頂きます。

よろしくお願い致します。
お名前をそのまま詩化したような詩の佇まいです。正統派ド真ん中。ひたすら優美。どこか西欧の詩を読んでる気分にさせてくれます。うっとりしてしまいます。後半浮かび上がるのは、今は非在の人への追憶と思慕です。ここが最も言いたいところでしょう。
これだけ美しいとかえって平板とか、作られたものとか、ガラス細工のような危うさも伴うものなんでしょうが、ともかく初登場。表現だけでなく、文節、連分け等、構成もいいですね。基本、書けていれば、後はいかようにもなろうというもの。また書いてみてください。


評のおわりに。

先日、小山正孝(故人)という詩人にまつわる場所での合評会に行ってきました。
5人の詩人が各作品を持ち寄り朗読し、意見を述べ合うというものです。
ホント、評されるというのはドキドキものでありますね。音楽で言うと、一発セッションに
行ったようなもの。エッ、僕の詩がどう評価されたかって?それはナイショ! では、また。

編集・削除(編集済: 2023年12月10日 16:13)

理想  司 龍之介

彼女はコップを掴むとぐっと一息
朝日を感じて椅子に凭れ掛かる
ふうと一息吐いて目に輝きを灯らせる
今日からまた仕事が始まる

仕事は楽しい 今の仕事を好きになれたから
収入もそこそこあってみんな良い人
嫌なこともあるけど光は見失わない

幸せな朝食を済ませて
彼女は椅子から立ち上がり身支度する
昨夜聴いた歌がまだ耳に残ってる
鼻唄に乗せたら小鳥が囀る

外に出ればカラスが出迎え
カアカア鳴いて同じ行き場所へ飛んでいく
「おはよう、カラスさん」
彼女はそう言って乗車

人には笑顔で挨拶して向こうも笑顔を返してくれる
仕事仲間とは友達の様で出来ない事をお互い助け合う
知ってる事は惜しみなく教え教えられたら「ありがとう」と言う

仕事が終わり「今日もよく頑張った」と言って
一番星と月を見つけて
好きな音楽をかけて赤信号で止まって
耳を傾ける

「ただいま」
我が家に着いて綺麗な玄関が出迎え
今日は質素な夕食を「美味しい」と言って食べ
今日のご褒美はスーパーで買ったショートケーキ
二個あるから明日も食べれるヤッター

彼女はお風呂に入り神に感謝を捧げる
外で静かに虫が鳴いている
元通りになった体は
ほとんど虫が癒してくれた

本を読んでいたら眠たくなって
ベッドに行って
セットされたベッドメイキング
きっと彼女をずっと待っていた
体が沈み込むのを感じて電気を消す
「おやすみ、みんな」
今日も一日が無事に終わった

編集・削除(未編集)

音の精  エイジ

音符と音符の間を
フェアリーが舞っている
いたずらっぽい笑みを湛えて

Amの音間から出てきて
Eへと綱渡り
また次のAmから
ひょこっと顔を覗かせて
D9へと飛び込んでいく

四分休符でひと休み
その周りには春の花畑が
ぼんやり透けて見える
清い空気を纏って
やって来る美しい精

いつもほのかな笑顔の
フェアリーは音の精
優し気な楽曲を見つけては
音譜の中を舞っている
そんな楽曲が世に残る限り
彼女は舞い続けられる

綿の柔らかな布を
肌のすぐ上に纏い
オーガンジーの布を
その上にひらつかせている
とても軽やかな音の精

次はCで舞っていたら
Gが彼女を呼び寄せる
Amへ飛んで行ったかと思うと
そっと目を伏せて
Fの中で眠りについた

ミントの香りがふっと
音譜に香っていた

編集・削除(未編集)

滝本政博さま 詩集刊行おめでとうございます

滝本政博さま

この度は詩集の刊行おめでとうございます。
詩集のタイトルと帯に添えられた言葉たち、
それだけでもう、そそられてしまいます。

これからも益々のご活躍をお祈りいたします。
本当におめでとうございます。

編集・削除(未編集)

ゆき  じじいじじい

がっこうのかえりみち
さむいなあっておもっていたら
ポツンポツンとしろいゆきがふってきた

ゆきのそらにかおをむけたら
つめたいゆきがほっぺに
ポツンポツンとふってきた

ほっぺについたゆきはゆっくりとけて
くびのほうにながれていく
つめたいな でもがっこうのかえりに
あるいているわたしにはつめたさが
きもちよさになった

さむいけど
ゆきをみてるとなんかねホッとなれるんだ
まっしろなゆきはなんでかな?
すごくやさしいしろにみえるんだ
わたしはそんなやさしいゆきがだいすき

編集・削除(未編集)

繰返しになりますが。  島 秀生

新規登録の際の返信メールに、必ず読んでおいて下さいとお願いしております、
MY DEAR掲示板 ご利用案内 の繰返しになりますが、

●初回登録は必須
 トップページにも書きましたとおり、
 初回のみ、管理人の方へ、一度メールを下さい。メルアドと、ここで使用されるペンネーム(あるいはハンドルネーム)をお届け頂きまして、ご登録とさせて下さい。
 (安全管理上、管理人にだけは、メルアドを把握させておいて下さい。)
 残念ながらネットの中にはいろんな方がおられますので、掲示板内の安全を守るため、初回登録は必須とさせて頂いております。

と書かせて頂いております。
本掲示板は、安全管理上、管理人は皆さんのメルアドを把握させて頂いておりますし、
管理人からメールをすることもあります。
また逆に皆さんから、ネット接続のトラブルの質問を頂いた際にも、ご対応させて頂いております。

また、あんまり書くとしつこいかと思い、消したのですが、
先々号の329号までは

*メールさせて頂くのは次のような場合です。
・全員に行きます →  ①新規登録時にお返しする、参加要領やお願い。
・ちょくちょくあります→ ②週1回投稿のところ、うっかり2回投稿してるとかのケアレスミス注意。
・ごくまれに、必要に応じて→ ③ルール違反関係(つまりみんなが気持ちよく投稿できる場でありたいので)。また、まったく逆に、免許皆伝連絡も、先に個別メールでお知らせします。

という具体例も記載して、載せておりました。

これはどうやら載せておいた方が良さそうなので、次号から再録いたします。

以上、繰返しになりますが、ご案内でした。

編集・削除(編集済: 2023年12月09日 12:15)

第三惑星の憂鬱  理蝶

第三惑星の憂鬱が
宇宙で表彰されないように
笑顔のポスターを貼って回れ
愉快なフリでいつしか笑え

砂漠に堕ちた人魚くらいの速さで
歌は干からびる
興は覚めて行く
死んで間もない感性を
誤魔化しながら人は死ぬ

剃刀みたいに無駄のない
銀色の強い夜だから
俺は死ぬほど浮かれてる
出来上がる言葉を捨てられる

背広を破いたその音が合図で
辞書がうろたえ嘔吐して
とたん拍動と感覚がものをいう場所になる
電子のようにすばしこく
鼠のようにあざとく
感情の認証番号を人に問え
不安を凝らせ 世に放て

第三惑星の憂鬱は
スーパーカーのスピードで
振り切れた針をさらに押す
始まったら終わるまで
剃刀みたいな夜の中
眩暈がするほど生きてゆけ
眩暈はするけど生きてゆけ

編集・削除(未編集)

妖精チチドとオシアニ  上田一眞

夜のとばりに包まれて
白き石柱が林立する
カレンフェルトの草の海に
月が上がる
芒の花穂(かすい)に支えられた秋の月
まあるい月は闇を照らす

草原の中にぽつりとある
スダジイの森
この小さな森には
往古より
妖精チチドとオシアニが棲んでいる

細かな月の光の粒子が
あまねく降り注ぐ
満月の夜に
二人の妖精は目醒める
そして訪う人に
優しく頬ずりをして
こころの淵に潜り込む

人のこころの裡に棲む
〈悪意〉を食べてしまう二人の妖精
チチドとオシアニ
その姿は 
夢を喰らって 花の香りの糞をする
更紗模様の貘のようだ

二人の妖精から薫る心地よい香りに
さやかな眠りを願って
委ねよう
ぼくの睡眠とこころの安寧を…

チチドとオシアニは〈孤独〉をも食べる
美しい月の光の化身だ

満天の星々が月の光と調和して
ますます 
その美しさを増幅し未明の空に輝く頃
光に押された
妖精チチドとオシアニは
静かに月面へ昇華する

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みずぶえ  秋さやか

あなたがみずぶえ ふくたびに
お空はあかく 熟れてゆく

あなたがみずぶえ ふくたびに
小鳥のひとみ 澄んでゆく

あなたがみずぶえ ふくたびに
やさしい記憶 うち寄せる

灯りだす町の むこうまで
つたわってゆけ
みずぶえのふるえ

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「命の彼方へと」  水野 耕助

真空に流し込む
激情を流し込む

それを動力源に

命の彼方へと
ビュビュン
飛んでいく

雲を突き抜け
ビュビュン
飛んでいく

真空に流し込む
激情を流し込む

それを動力源に

魂の最果てへと
ビュビュン
飛んでいく

風を追い抜き
ビュビュン
飛んでいく

苦痛や葛藤など
追いつけないところまで
憂いや焦燥など
追いつけないところまで

ビュビュン
飛んでいく
命の彼方へと
ビュビュン
飛んでいく

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