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編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

昼休み  朝霧綾め

昼休み
お弁当を食べるために
友だちと中庭に降りていく

ベンチに5人腰掛けて
いつものように
先生や授業や部活
他愛もない話をしながら
それぞれ包みを開く

外はやはりあたたかい
近くに来たムクドリが地面を歩く
ピンクのかわいい花が木に咲いている

ふいに友だちの一人が
箸を持ったまま声をあげた
ほら、あそこ
てんとう虫いるよ
シロツメクサの右側のとこ

どこどこ、と他の子が訊く
ほら……ああーもぐっちゃった
え、でも見つけたよ
本当?
あれでしょ?
あ、うん、あれだよ よく見つけたね
えーどこー? 全然わかんない

なかなか見つけられない私は
笑って友だちの話を聞く
遠くから鳥のさえずり
お弁当の塩おにぎりがすごくおいしい


ふわりと 風が吹いた

あたたかくて少し強い春風
髪がなびく

その瞬間
中庭の隅のたんぽぽの綿毛が
一斉にふわりと飛んだ

青空と木を背景に
何百もの白い綿毛が
ゆっくりと飛んでいく
私はこの光景を
ただぼんやりと眺める

この場所を美しいと思い
ここにいたいと思うのは
きっと私だけではない

あたたかい春
しかも平和なお昼時
隣には友だちがいて
お腹も満たされている

これほど幸せな人がいるなら
きっと
同じ分だけ不幸な人もいるはず

暗く 暴力が横行する世界で
孤独のうちに生きる人
病に苦しむ人
虐げられたり、食べ物に困ったりすることはなくても
幸せではない人

私は膝の上からお弁当を下ろし
ベンチから立ち上がった

ここに立ちたくても立てない
人々の望みが
幾重にも重なった手のひらを
そっと 前に差し出す

この手でたんぽぽの種を
一つ一つ丁寧に 植えたい思いに駆られながら

編集・削除(未編集)

春風 大杉 司

出会いと別れを呼び
心機一転させるのは
言わずもがな
春の風だ

穏やかに吹いては
人々の頬を撫で行き
仄かな香りを残して
何処かへ消えていく

消えてもまた
新しい風が吹くばかりで
途切れることなく
春は続いていく

肌で訪れを感じ
鼻で香りを知り
目で楽しむ
美しい季節だ

何もかも許され
花や草木は伸びている

明日も風が吹き
我々の肌を撫で行くでしょう
それは強くなく弱くなく
丁度良い吹き加減でしょう

心を揺らぐもの
それは春の風

編集・削除(未編集)

お知らせ。  島 秀生

富士伊真夜さんの詩が、
本日の中日新聞夕刊に掲載されました。

富士伊真夜さん、
良かったね!
おめでとうございます!!

編集・削除(編集済: 2023年04月27日 21:10)

青島様 詩への評の御礼  鯖詰缶太郎

こんばんは、鯖詰です。
詩への評、ありがとうございます。
書いたあとに、あれっ、これ、説教くさくないか?
と、思いました。
実年齢的にも若い子に小言を言うようになったら、まずいなと思っているので、大丈夫かなあとは思ってました。
佳作との評価、嬉しいです。
いったん、書き終わった作品を別の角度からも見つめ直してみないとな、と個人的には思いました。
次回もよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

雨音様 詩への評のお礼  鯖詰缶太郎

こんばんは、鯖詰です。
夕暮れ、河原の土手にそれとなく佇んでいると少年たちが
「鯖缶の詩、読もうぜ!」と、言いながら無邪気に走っていく。
少年たちが通りすぎていったあと、僕は缶ビールを美味そうに呑む。
それが、僕の密やかな夢です。
今回も評をありがとうございます。
句読点、やりすぎました。
句読点の位置はいつも気になって四苦八苦してしまいます。
さじ加減も勉強していかないとな、と肝にめいじておきます。
これをふまえて次回もよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

クレマチスは木立になるのが夢

私は花に例えるとクレマチスらしい
見た目の細さ
なんとも頼りない
ひょろりとした背
そんなところから始まり
依存体質を指摘され
あなたはいつも誰かに頼ってて
1人で生きていけない
だからあなたはクレマチス
なんて認定される

そうかなそんなに
誰かに巻き付いてるかな
意識してないな
そういえば
この間夜中のコンビニの帰り
何か忘れた気がして
街灯の下立ち止まり
バッグをごそごそしてたら
後ろから車が止まった
振り返ると警察だ
何かありました?と
私から警官に質問する
警官は言う
夜中に一人で困ってそうなので
声かけましたと笑ってる
大丈夫ですか?と
私は勿論大丈夫ですと笑顔
しかし警官は
最近は物騒なのでと
結局家の近くの曲がり角まで
付き添ってくれた

私にはよくある誰かの付き添い
自然と誰かに巻き付いてる私
今日も明日もこれからも
感謝しつつ生きていく
多分私にはそれしかできそうにない
木立にはなれそうにない
ただ
もしももしも
木立になれたなら
どうぞどうぞ
しっかり私に巻き付いて
安心して下さいって微笑みたい

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あたら夜  山雀詩人

電池を抜いたら時が止まった

こんなふうに簡単に
止められたらいいのに
こんな春のあたら夜は 時間を

でもダメだ 流されていく
まるでベルトコンベアのよう

僕らはその上の荷物だろうか
いつか仕分けされ 消える

せめてもの抵抗に
時計の電池を抜いた次第

ついでにスマホも電源オフ
スマホもまた一時計だから

同じ理由で
音楽オフ テレビオフ

これで消した
ぜんぶ消した
時間の経過が分かるもの

ムダな抵抗?

でも意外
本当に止まった気がするよ

ざわめきの波の海から
静寂の湖へ来たような

今こそ今を味わおう
あたら夜を惜しもう

でもダメだ まだあった
まだひとつ時計があった

こんなところに
僕の中に

ドキ ドキ ドキ
ドキ ドキ ドキ

電池はどこだ?
 

編集・削除(編集済: 2023年04月28日 07:13)

雨音様、評の御礼  凛

凛です。
雨音様、この度は『幸せの匂い』をお読みくださり、また丁寧な評をありがとうございます。
今回は、匂いをテーマに詩を書いてみました。きっと皆さんにも忘れられない匂いというものはあると思います。現に私にもありまして、ふとした時に、その匂いがすると、色んな思い出が蘇るのです。
さて、今回の反省についてですが、雨音様のご指摘の通り、引力とすべきでした。重力と引力、ちょっとした差ですが、詩の雰囲気がだいぶ変わるのですね。とても勉強になりました。
次回もより良い詩を書けるよう頑張りますので、またよろしくお願いします。


雨音様の住んでいらっしゃるところは、未だに寒いようで、どうぞお身体にはお気をつけてください。かくいう私は、花粉にやられております笑。

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青島様、評のお礼

青島様、
このたびは「歩く」に評をありがとうございます。朝霧綾めと申します。
初めましてのご挨拶もせず申し訳ありませんでした。初めてにもかかわらず評をくださりありがとうございます。

最近お褒めの言葉をいただいても、自分ではなぜそうなのかわからないことがあり、それはきっとまだ自信の持てない作品を投稿してしまっているからなのだろうなあ、と反省しています。
この作品も、投稿した直後にはここがいけなかった…というのがたくさん浮かんだので、時間をかけて推敲したいと思います。
2連だけは唯一自信があったので、お褒めいただき嬉しかったです。主人公がひたすら歩いていて、周りの景色がどんどん流れていく、そんな感じを表現したかった箇所でした。
気持ちが重なった、と言っていただけたたことも光栄に思います。ありがとうございました!

新作紹介を拝見して、いつか青島様のご担当期間に投稿したいと思っていました。もしかしたらまた投稿させていただくかもしれないです。そのときはよろしくお願いいたします。

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雨音様、ありがとうございました。 freeBard

私も雨が好きなんです。
また投稿させて頂こうと思います。
どうもありがとうございました。

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