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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

神様の話  相野零次

 人の思いもよらない大きな力がこの世界を動かしているのは必然です。暑い日が続くのも仕方ありません。台風がやってきますが恐れなくて大丈夫です。大きな意味では、地球は何事もなく平和に回っています。小さないざこざがありますが、それは観察されています。
 神様って絶対に存在するはずです。人間は賢いから、神様がこの世界のバランスを保つために行っているひとつひとつの事柄にすら、自分たちのルールを当てはめています。本当はぜんぜん違うと思います。神様の意図と全く違った答えが導かれていることもあれば、神様と同じような答えが偶然出来あがっていることもあると思います。
 私は宗教家ではありません。特定の神様を信仰しているわけではありません。でも、あまりに人間に都合の良すぎるルールが蔓延しているような気がするのです。批判するつもりはありません。そんな気がするだけです。
 例えばわかりやすく例をあげて、戦争って何であるのでしょうか。神様が私たちをもてあそんでいるのでしょうか。そうではないと思います。戦争って罪と罰の帳尻あわせをしているように思えます。悪いことをしている人間たちの罪が銃火器となって存在し、撃ち合うことによって罰を打ち消し合っていると思います。
 核兵器がこの世には存在します。人間の罪の最も大きな存在です。撃ち合えば世界は滅びるといわれています。撃ち合わないように、神様は毎日、調整しています。
 お金があります。人間が作り出したルールだと思います。そのなかで、最も複雑でよくできたルールであると同時に、最も罪深いルールです。なぜかはなんとなくわかるのではないでしょうか。銃火器も核兵器も全て、お金で買うことができます。簡単には買えませんが。
 人の価値も、お金のあるなしで測ることができます。お金だけが全てではありませんが、お金がなくて飢えて死んでいく人がいるというのは真実なようです。ただの紙切れです。風が吹けば飛んで行って、燃やせば灰になる。ただの紙切れ。なのに、命を買うことができます。命とは食料です。人を救うこともできれば、殺 すこともできる。それがお金です。
 神様の話に戻します。
 神様は星なのだと思います。地球は神様の心臓です。地球が回っているということは、我々人間の心臓が動いているのと同じ意味だと思います。
 我々人間や、動物のひとつひとつは、例えば血液を体中に運ぶミトコンドリアであったりします。我々人間も神様の身体の一部だということです。
 地球が心臓なら、太陽が脳で、火星が肺で、水星が腎臓で、木星が胃です。太陽系ひとつまるごとが、一人の神様です。その中の星のひとつである地球に生きている人間一人は、神様の身体の細胞のひとつだといえます。
 大は小を兼ねるという言葉がありますが、全くそのとおりで、宇宙はどこまでも大きいのです。人間が観測できる限界を遥かに超えて広がっています。もしかしたら、大きく大きく広がって無になる一点で、一番小さなものと同じになっているのかもしれません。大きく広がり続けるだけでなく、どこかで小さくなっているのかもしれません。ブラックホールやホワイトホールと呼べるもので、例えば100が限界ならば、100=0と繋がるのかもしれません。
 人間の遺伝子には数十億年分の記憶が蓄えられているという話を聞いたことがあります。それが本当ならば、我々人間が生まれた日と、地球が生まれた日は同じなのでしょうか。
 物理学や地学、心理学、いろいろありますが、実は全て神様の存在を明らかにするために人間が考え出したルールだと思います。
 神様が本当に存在するとして、我々に何ができるのでしょうか。
 祈ることができると思います。祈りとはなんでしょうか。
 おはようございます、こんにちわ、こんばんわ、いただきます、ごちそうさま、おやすみなさい。
 これらの挨拶は、簡易的な祈りなのではないでしょうか。私は独りでいるときにこれらの挨拶を口には出しませんが、無意識に心で唱えているような気がします。
 日々、死者のために黙祷はしませんが、もしかしたら眠りについてからのひととき、意識がなくなっているとき、死者たちと言葉のない会話をしているかもしれません。
 眠っているとき、人間は神様にとって都合のよい触媒とされているかもしれません。だから人間は眠るのではなかろうか……。眠っているときも含め、意識には出てこない、無意識なところで、人間は神様に触れあっているような気がします。
 僕の父はおととし、この世を去りました。
 もしかしたら神様の一部になっているのかも、いや、きっとなっているような気がします。僕も神様になれるのでしょうか。それはわかりません。実はもうなっているのかもしれません。
 眠りについて意識がなくなったころ、僕は神様のひとりとして地球を動かしている……とかだったら、ちょっと面白いなと思うのです。
 僕の中の神様、おやすみなさい。

編集・削除(未編集)

花火  秋さやか

ようやく祖母の通夜が終わり
帰りのマイクロバスに乗る

熟れきった疲れを
背もたれに預けて目を閉じると

日本は何県あるんだっけ
などと
年老いた親戚たちの
とりとめのない会話が聞こえてくる

無垢な白髪を
夜へ浸しながら
そんなことも朧げになってゆく

死を畏れないための
やさしい忘却の果てで
祖母は眠っていた

しにたい しにたいと言う人だった
けれど
忘れてゆくことは畏れていた

それとも
忘れられることを畏れていたのだろうか

ゆらめく記憶の尾鰭を
追いかけていると
とつぜん大きな破裂音がして
窓に映るわたしと目が合う

親戚たちの会話はあっけなく途切れ
みな一斉に見つめる窓の外

夜を喰らうように
打ち上がる花火の鮮やかさが
夜に濡れた瞳を占領する

歳を重ねて
大切なものを失ってゆくたびに
色褪せていった花火だけれど

今夜は
泣きたいほどに美しかった

夜を越えて打ち寄せてくる
花火の振動に

人生そのものが
肯定されているような

いつも唐突に訪れる
その感覚を知っている

歩くことと葛藤しながら歩く
長い道のりで

ふと立ち寄った画廊の
絵画のなかでたたずむ
白馬の神聖さ

圧倒的な力に包まれ
宇宙の一部となって見まもる
天体ショー

そっと抱きあげた
産まれたばかりの
剥き出しの命

この瞬間と出会うために
生きてきた

そう腑に落ちる瞬間

ここからまた
生きてゆける

そんな瞬間が
祖母にもあったはずだと
思わせてくれる

慟哭のように
歓喜のように
夜へしずみゆく花火を

一心に見つめていた

編集・削除(未編集)

島様,「放たれたクワガタ」の評のお礼です。  akko

島様、PCに触れられる環境から遠のいて、評のお礼が大変遅くなって
申し訳ございませんでした。また体調のすぐれないなか、ご丁寧な
コメントをいただきありがとうございました。
実は「放たれたクワガタ」を書きかけの時にあのノコギリクワガタが
5日ぶりにもどってきてくれたんです。前の日の食後のすいかの残りを
たまたま流しに置きっぱなしでいました。そのすいかにむしゃぶりつくかのように
脚を踏ん張って食べていました。それは嬉しかったです。
島様ご推察の通り夫が様子を見に来たのだとも思っています。

中二階の窓から入ってきてどこからまた出て行ったのか???
それっきり2度と会えませんでした。
飛んだりもするのですか・・びっくりです。
クワガタが入ってくるというのが珍しいことなのでしたらもう少し
なんとか書けたのではないかと自分の表現力のなさを思い知らされます。
まだまだ勉強が足りませんね。
また投稿いたしますのでご指導のほどお願い致します。

編集・削除(未編集)

夕焼けと焼き芋  上田一眞

自宅の窓から見る夕陽を
美しいと思ったことはあまりない

故郷 富海(とのみ)の浜辺  *1
空には茜色に染まった絹雲が
沖合いの野島を越えて  *2
遥か九州
国東(くにさき)半島までも続いている
赤光の宴たる夕焼けは
まぎれもなく美しいものだった



八崎(はっさき)岬の向こう側  *3
大津島から  *4
秋も深まるとさつま芋を満載した船が来る
早朝 島で収穫した芋を船で運び
周防灘一円の港を巡って売り歩き
夕方には
島へ帰って行く

この大津島のさつま芋
島の段々畑でつくる
細長く小ぶりな紅芋 
今でこそポピュラーなお芋だが
昭和三十年代
私の故郷富海では珍しいものだった

郷里のさつま芋は殆どが
白芋
もはや絶滅したまんまるの大きな芋だ
甘藷とも呼ばれる
さつま芋
甘さでは断然紅芋に軍配があがる



浜で焼き芋
皆で流木を集め
焚き火をして
渚でザザッと洗ったお芋を放り込む
バチッと焚き火が弾ぜ
おじょめ蟹が砂穴から飛び出て  *5 
火事だ火事だ と
逃げ惑う   

暫くすると香ばしい匂い
ほどよい塩味
食いしん坊の妹 みいちゃんは
一番に焼けたお芋を貰い
小躍りして
ホクホクの焼き芋を食べている

 このお芋甘いねぇ
 もっと食べたぁ〜い
 もう一つちょうだい

  はいはい みいちゃん
  でも食べ過ぎると
  お腹痛くなるぞぉ

家族とともに
夕焼けの下で食べる大津島のお芋は
それまで食べたどの焼き芋より
美味しかった
欲しがる
妹の気持ちもよく分かる
 


今も夕焼けを見ると
茜色の雲と
夕陽に染まる紅(くれない)の海が目に浮かぶ

岬の向こうの大津島
甘い芋だけが有名なのではない
太平洋戦争末期に投入された
人間魚雷「回天」
特攻兵器の訓練基地があった

煉瓦とベトンに覆われた
要塞を思わせる廃墟
若い多くの訓練兵の尊い命を奪い
哀しい戦争の記憶を宿した
秘密の島

基地跡付近は水深もあって
メバルやアイナメなど
磯の小魚が釣れる好ポイントなのだが
不思議なことに
地元の人は釣り糸を垂れない
釣りをするのが
憚られるのか
今も哀しい気配が漂う島なのだ

海に散った御霊が
夜光虫となって青く煌めく 
私は できるものなら
その光を集め
鎮魂のレクイエムを贈りたい




*1 富海(とのみ) 山口県防府市の東部に位置する地区
*2 野島 防府市の沖合にある離島
*3 八崎(はっさき)岬 富海海岸を構成する半島 ここから瀬戸内海国立公園が始まる
*4 大津島 周南市 徳山湾に浮かぶ離島
*5 おじょめ蟹 砂蟹の地元名

編集・削除(編集済: 2024年08月24日 18:21)

紗野玲空さま 丁寧なご評、誠にありがとうございました。

このような小さな作品を褒めていただき、
また、並べ替えまでしていただき、誠にありがとうございました。
自信になりました、嬉しい限りです。
暑さの候、ご自愛くださいませ。

編集・削除(未編集)

紗野玲空様 評のお礼です 紫陽花

紗野様、こんばんは。台風大きいですね。心配です。被害が少なく済みますように。
今回もとっても温かく読んでくださりありがとうございます。毎度紗野様大好きです。私もコンクリートの隙間から雑草が生えてしまうのを待ちたいです。そんな視点を教えてくださるのが紗野様ならではで。私のすこーし殺伐とした心がほっこり致しました。このところ、こんな様子で心が殺伐なので 夢見たものは まで私がたどり着いておりません。夢見たものはには心穏やかに向き合いたいので、早く私の心が落ち着きますように。
また次回も優しい見守りをよろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

「分からない」と「希望」を宇宙で繋げて 松本福広

日の出の写真を撮りに来た。深夜4時のドライブスルー。夜中4時の曇天。
あの山を撮るのに、ここは格好のビュースポット。車の中でタバコを燻らせながら日の出を待つ。暑い今の時分は寝ようとしても寝られない。
そんな時は普段は考えないことも考えてしまうものだ。

ギシリャ神話の『パンドラの箱』のエピソード。パンドラはゼウスに「開けてはいけない」という言いつけより好奇心が勝ってしまい開けてしまう。すると箱の中からは、考えうる『あらゆる』災いが飛び出し、以後人間はこれらの災いとともに生きていくことなる。パンドラが慌てて箱を閉めたところ、箱の中には『希望』だけが取り残された、という有名な話。
パンドラの箱の中に残った希望。私はその本当の意味は知らない。
災厄は「あらゆる」という言葉を使っている辺りに様々な種類があることが伺える。対して「希望」は一つしか指さないのだろうか?
そんな「謎」が希望にはある。謎は分からないことがあるということ。それは想像する余地があるから余白と呼ばれるものだろう。
分からないことが多ければ多いほど余白は大きくなる。

そんな余白という見えないところに真実があるのかもしれない。
それゆえに分からないことを認めて。
分からないことを調べて。
分からないことを考えて。
分からないことが増える。
宇宙の膨張は限りなく膨張し続けるのか収縮を目指しているのか、その答えは知らないまま。
それはパンドラの箱の謎に重なるようで。
分からないを膨張させる果てに、希望を見出す過程を辿るか、真実に収縮するか。きっと、それらの答えは自分の視点からは分からないまま。

燃え尽き小さくなっていくタバコに似ている自分の、ここに在るという有限を感じながら。日の出の時間を迎える。
曇り空ではない空だった。夜と朝が変わっていく過程。昨日の夜空を残して今日の空へ変わる。
昨日わからなかったことは昨日としてピリオドを打つ。今日分からないことがまた生まれる。
銀河の薄膜のような夜空だった色と、青の光と、白い雲が流れ始める。今日という色が作られ、グラデーションがかった時間が彩られていた。この空は太陽を迎えていく。今日が生まれていく輝きに抱かれて、ゆっくりと、しっかりと今日を膨張させていく。
その光景をとらえながら写真集で使いたかった漢字の読み方になぞらえる。
朝と書いて「あした」と読むことを。

※参考にした宇宙の知識
開いた宇宙、閉じた宇宙
国立科学博物館 解説 URL
https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/tenmon/space/theory/theory05.html

編集・削除(編集済: 2024年08月16日 18:41)

蜻蛉   秋乃 夕陽

水分を含んで少し重くなった衣類のカゴを
片手で持ちながら
スリッパを履いて縁側に降りたつと
低木の緑の陰から一斉に黒いものが飛び出した

喪服を纏った蜻蛉だった

体にまとわりつきながら飛び去る何匹もの蜻蛉を
手で追い払いながら
私は炎が燃え盛るのをみた

メタリックに蒼く光る尾に
赤くオレンジ色に輝く火が
一匹また一匹と着けられてゆく

蜻蛉は黒い刺繍(レェス)のような羽を震わせ
急速に体全体に回る炎に悶えながら
蛇行運転を繰り返して
しまいには力尽きて
枯葉混じりの砂利の上へと堕ちる

草木は揺らぐことなくただ直立不動のまま
煤塵と帰した蜻蛉を見守り
苛烈に明るく照らす八月の太陽は
よりいっそう無邪気に
地に堕ちたものたちを輝かせていた

編集・削除(編集済: 2024年08月17日 16:13)

日々 理蝶

僕はしろい教室に行き
あおい画面をながめに行き
そして
人がどのようにして死ぬかを
まなぶ

ひとつの細菌もいない針を
からだに刺して 薬を注入する
そして ベンゼン環のはたらきが
うまくゆけば
病は消え去るだろうと
その確率は これくらいだろうと
ならう

僕はこのさき
きれいな針を刺して 
きれいな腹を裂いて
たぶん何人かの人をころしてしまって
そういう人として
生きてゆくんだろうなと
おもう

いのちは 僕にすごむ
日々 すごむ
お前の手に あずけられるものは
ごめんなさい が 
いちばん効かない ものなんだと

誰しもがもつ
このどうしようもない一回きりのかがやきが
どうしようもなく一回きり であることを
毎日 つきつけられているようで

かなしみや おそろしさ
のぞみや うつくしさ
ぜんぶにのまれてしまう

たまに信じられなくなるんだ
自分のことも
自分のこれから行こうとしている先も
たった今もこの胸に鳴っている
きまじめな律動さえも

だから僕は
いつも空ばかりながめてしまう

空のひろさに
なにもかもを ゆるして欲しくなるんだ

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「アイム ヒースクリフ!」 津田古星

土曜の午後、私はひとり
名画座で「嵐が丘」を見ました
ヒロインが
「I'm   Heathcliff!」と叫んだ時
その言葉が まっすぐ私の胸に飛んできて
涙をあふれさせました

私は彼なのだ
私のように彼を理解し
私のように彼を愛する人間は
ほかには居ないと今でも言い切れる
彼のための努力は
水がどんな形の器にでも納まるように
私には容易いことだと思う一方で
彼が求めるもののためには
私は私らしさを捨てなければならない
そんな予感がしたから
この道を選んだのに

「アイム ヒースクリフ!」
「アイム ヒースクリフ!」
一人暮らしのアパートに帰るまで
私は心の中で叫び続けました

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