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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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濁った空の下
確かな職もなく、行き場の無くなった人々が
カラカラに乾いた精神(ココロ)を持て余し
ただ、何の希望も見い出せずに
その場限りの生活を送っている
彼らのたったひとつの持ち物は
コインロッカーに残された小さな荷物
そう、使い古された歯ブラシや
擦りきれた私服
それらを全部(すべて)僅かな空間に押し込めて
薄汚れた制服姿のまま
その日限りの割り当てられた仕事場へと
出掛けてゆく
まるで暗い、暗い、穴蔵のような部屋で
ただひたすら、機械の部品を
いじくり回す日々
あぁ、いつになったら
この生活から脱する事が出来るのだろう?
オレももう、四十五
マトモな職についてたら今頃は
真っ白なシャツに
パリッとした真新しい背広姿
青空の映るガラス張りのビルの中で
責任に似合うそれなりの権限を
上司から与えられて
せわしなく働いていただろう
たとえ身体が疲れ切って
棒のようになったとしても
温かな家庭の光と匂いが立ち込めるなか
女房・子供の優しい笑顔が
オレを迎えてくれただろう
それなのにオレはたった今
幾ばくか手渡されたばかりの給料を握り締め
ネットカフェの中に設えられた窮屈な寝城で
痛む背中を丸めながら
決して明ける事のない
侘しい夜を過ごしている
そんなオレを見て世間は
白い眼付きをして嘲笑うだろう
お前が今まで
何の努力もして来なかったからだと
しかし、オレだってこんな生活を
決して望んでいたワケじゃない
大学を卒業して人並みに就職したくとも
会社はオレをすぐに虫けらのごとく追い出し
ソッポを向き続けてきた
オレをマトモに使ってやろうなんて気持ちは
さらさらなかったのさ
そこでやっと辿り着いたのが今のこの有り様
それでもオレを
生来の怠け者だと囃し立てるのかい?
世知辛い今の世の中で
無常極まる刹那を
何とかもがき苦しみながら生きるオレを
それでは余りにも酷すぎる
お前はオレやオレと同じ眼に遭っている
連中の立場に立った事があるだろうか?
真綿でジワジワと首を絞めるように
見えない喪失感がオレを蝕んでゆく
大きな闇がオレをスッポリと被い
オレを盲目にして、無気力にすらさせるんだ
灰色に汚れた分厚い壁が
オレの前に立ちはだかるけれど
その正体すら解らず
ただ、抜け道のない迷路をさ迷う
オレ達の現状をもっとシッカリ
瞳に焼き付けてくれ
何とはなしに少しだけ
黒くこびり付いた表面だけ見て
机上の空論ばかり唱えてないで
きちんと伝えてくれ
もうオレのようなヤツを
造り出して欲しくない
もう誰もオレのように、
足掻いて欲しくないんだ
それだけが社会から食み出されてしまった
オレ達の唯一の願い
一筋の希望
ヘンデルランプに書かれた風景が
家屋の天井に描かれ
ステンドグラスの輝きが
灯りによって、より魔性を魅せる。
アンティークな家具に囲まれている
そんな大正浪漫あふれる場所で
100年以上前の機材が
ゼンマイを巻いて動き出す。
円盤に配置された星空が
木漏れ日を纏いながら
あなたに
こころと呼ばれる魔法の芯を届ける。
届けられたものは
夕景だったり
朝焼けだったり
忘れていたあの頃だったりする。
文化人が夜のお茶会で
時代の先に
見えない世界の果てまでを語っていた時代。
時を超えて、現在。
紡がれた世界の片鱗たちは
今もどこかで
詩や絵のほんの一部や、一面に
あらわれているかもしれない。
流星群に思いを馳せて
夢の可能性を描くように。
拙作『カレーパンダ』読んでいただき、丁寧にありがとうございます。
後半の作り込みが至らない部分があったようですね。
アッサリし過ぎた感はありますね。あと行の工夫でしたね。
名は体を表すっていうけど、表さないこともあるよなーって。レッサーパンダとか。
勝手に期待しちゃうけど、そういうのを口に出さないで押し込めてあげるのも大人の優しさなんじゃないかなー?と思う部分があり。
そんな現実によくある一場面を描いたから、実話っぽく見えたのかな?とポジティブに解釈しておきます☆
次回、投稿のタイミングが合ったら、よろしくお願いします!
今回も丁寧な御感想ありがとうございます
アドバイスとても嬉しいです
でも何だか凄く難しく思いました
挑戦はしてみるつもりです頑張ります
いつも通りのものを間に挟みながら書いてみます
上手く書けるか分かりませんがやってみます
これからもよろしくお願い致します
「九時三十分にお客さん来ちゃうからさ」に評をありがとうございました。
そこなんですね!最後にもう一つ情景!そこを見つけることができませんでした。
何となく最後の栓がしまっていないような不足感があったのを思い出しました。
お教えいただいて、おかげさまでつながって、水漏れがなくなりそうです。
良かったです。
「よく書けている」嬉しかったです。
今回もありがとうございました。
お忙しい中、評をいただきありがとうございます。
まだまだ暑いですが、朝晩は少しずつ秋に近づいていっている気がします。
たしかに、1番強くのところに違和感あります。ご指摘いただき初めて気づきました。
大事なところの細部を見落としていました。ありがとうございます。
いただいた評を参考に推敲しているところですが、もっとしっくりいく形にできそうです。
実はまだまだ未完成ですが「雨音」というタイトルの詩をあたためています。
完成しましたら読んでいただきたいです。
もし不快に思われたらどうしようとちょっと心配で先にお伝えしてしまいました。
また宜しくお願いいたします。
雨音さま コメントありがとうございます。
なるべく頭をからっぽにして軽やかに書くとこんな感じになりました。
自分の感想? みたいなところを抜いたほうがいいかなと、後から思いました。
最近、自分のスタイルを模索しています。
雨音様 評を頂きありがとうございました。詩を書き始めてから3年目、この時期がちょうどしんどい所でした。詩のことを少しずつ知るようになると、その度に表現することの難しさに直面するのです。本作を書いている時の私は作中の「俺達」側だったのですが、先生の評を頂いた今は「片方の松葉杖をつく少女」側にいます。先生の助言は猛暑の中のペットボトルの水です。有難いです。息継ぎをしながら連を分けてみます。もう少し本作と向き合ってみます。
雨音様
いつも丁寧にお読みいただき、ありがとうございます。脱字があったこと、誠に申し訳ありませんでした(ここだけ、修正させていただきました)。以降、気を付けたく存じます。一行の字数やメリハリをつけるというご助言、とてもありがたいです。書いているときは、テーマが音楽なので、何となく短く揃えてみたのですが、今、読み返してみると、なるほど単調に感じました。一行の持つ効果について、じっくり考えることが重要であることが分かりました。この作品は、是非、手を入れて完成させたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。心強いお言葉とても勇気を頂きました。これまでは抒情詩の書き方が掴めず、自分の心情を最後まで描き切ることができませんでした。書いている内に自分を見失い、最後は読む人に甘えてしまうのです。本作は最後まで描き切ることができました。自分の書き方が見つかるまでは、抒情詩を書き続けていこうと思います。