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★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

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こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
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誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
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どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

セキュリティ情報。パソコンお使いの方に。  島 秀生

最近、WEB閲覧中に、
「ウイルスに感染しました」→「セキュリティソフトの期限が切れています」→「課金を要求する」というタイプの
詐欺が増えているそうです。
たぶん、不自然なほど、派手な画面が出るはずです。ロゴもおかしかったりとか。
これは脅しだけで、実際にはウイルス感染していません。
こういう手口の詐欺です。

これが出た場合は、ブラウザの「設定」から → 「プライバシー」 → 「閲覧履歴の削除」をかけると、
ほとんどの場合、消えるはずですので、ちょっと頭に入れておいて下さい。
以上、セキュリティ情報でした。

編集・削除(編集済: 2023年05月12日 00:57)

タマゴ  じじいじじい

スーパーでかったタマゴ
ママにもらった

タマゴをおなかであたためた
まいにちわれないように
だいじにだいじにあたためた

きょううまれるかな
あしたうまれるかな
タマゴがんばれ

いつまでたってもうまれない
はやくうまれないかなヒヨコさん

タマゴねヒヨコさんうまれないんだ
スーパーのタマゴはダメだよって
せんせいにいわれた

なんでなの どうしてヒヨコうまれないの
おなじタマゴなのに
がんばってあたためたのに

かなしいよヒヨコさんみたいよ
どうしたらいいのわからないよ

編集・削除(未編集)

変身  鯖詰缶太郎  


目が覚めると
私は
サハラ砂漠を照らす
曙光になっていた

私の光を浴びて
情熱を渇望する
イキモノたちが
ふたたび
生命を始める

ずいぶん
あたたかい光になったものだ

昨日の夜
私の命は尽きようとしていたのに

誰か知らないが
ありがとう

もしかしたら
眠るように
つかの間の夢を見ているのかもしれないが

こんな夢を見る事が出来る私は
いい人たちに出会えてきたのだろう

私の命の最後が
最初の光に


自分がどんな顔をしているのか
わからないが
たぶん
わらっている

だから
友よ
愛した人たちよ
悲しまないで

私は今
世界でなによりも
幸せな存在なのだから

編集・削除(未編集)

細い枝  カジノマユ

道なりに連なっていた
蛍光灯を覆うような埃に
注ぎ込んだ柔さは
惑っている

夢を見ていたのは
幻なのだろうか
ケダモノのような陽炎は
細い枝を被せるように
ぼくは溶かされていく

大木の蜜に虫が這う
ぼくは
ふれる
はなす
きえる
さわる
なくなる
として
季節を幻に渡す

麻酔された身体で
ぼくは犬が吠えるような
月にはなれないのに
ただ祈ればいいのだろうか

夜のしじまで高鳴る心
ぼくは(きみは)
投下された河に沈んでいく

編集・削除(編集済: 2023年05月10日 19:08)

お知らせです! とくに埼玉県の中高生が対象ですが、詩作品の募集があります!

詩の好きな埼玉県の中高生のみなさん
ぜひ、参加してみてくださいね!
作品はすべて埼玉詩人会の理事が拝読し選考しています。
挑戦すればいいことがあるかもしれませんよ!
締め切りまであと10日となってます。

↓ (ちょっとスクロールすると応募欄が出てきます)
http://www.saitama-kiwanis.or.tv/

編集・削除(未編集)

土と生きる 喜太郎

男は土を作る
豊かで肥えた土を作る
やがて種を蒔く
水をやり 目を配り守り続ける
やがて種は芽を出し育つ
男は来る日も来る日も世話を続け
大きく育ち実をつける
男は感謝の気持ちで収穫をする
収穫が終わると 休む間もなく
また土を作る
同じような事の繰り返しだが
同じでは無い
気まぐれな自然を相手にする
土も微妙に変化する
終わりのない作業 答えは無い
良い物が出来ても 更に良い物を目指した
辛い時も悲しい時もあった
それでも続け 繰り返し諦めなかった
男は土を手に ひと舐めすると
『ヨシ』と呟き立ち上がり種を蒔き始めた
春の日差しが男を優しく包んでいる

編集・削除(未編集)

自由 紫陽花

画用紙に文字を書く
画用紙には線がないから
ひたすら私は自由だ
ブルーブラックで
書き始めて
最近のお気に入りの
ブルーグリーンを所々
大事な所はマゼンダで
こうやって毎日私は
画用紙に私を刻み込む
そんな私の自由の隙間に
白い画用紙の余白
そこには画用紙の自由

昨日娘に
私自由になりたい
しばらく私を無視していいよ
なんて言われてしまった
私は白い画用紙に
好き勝手に書くみたいに
娘の自由な毎日に
好き勝手に助言なんて
偉そうな顔して
つまらない私の
小さな小さな世界の
決まり事を書き込んで
娘の大事な余白を
潰してしまっていたようだ
そうだ
娘の画用紙は娘の自由だ

編集・削除(編集済: 2023年05月09日 06:16)

四時間の永遠  エイジ

僕が一日おきに透析に行くのは
血を洗うためだけではない
溜まった水を抜き取るためだけではない

その他に何をしに行くのか
ときを感じに行くのだ
四時間という長いときを
身体全身で感じに行くのだ

四時間も横になっていたら疲れるよ
四時間後が待ち遠しいよ

けれどその時過ぎ行く四時間は
まるで永遠であるかのように感じられる
自分は永遠への扉を
開いたかのように思えるのだ
そうやって感慨に浸っている

私たちは太陽の位置でときを感じたり
また時計の秒針をじっと眺めては
一刻一刻ときを感じるが
そう確かにときというものは
悠久の昔から今このときまで
綿々と続いてきたものだ

私はときの永遠の流れを
透析の四時間で
身体全体で感じる
それが私の透析に行く
第三の目的だ

編集・削除(未編集)

幸せな帰り道  朝霧綾め

幸せな帰り道
私は祈るように歩く

もう数千回目に
同じこの道を踏むはずの一歩一歩が
今日は この上なく大切なものであるような
そんな気がしてきて

虫の鳴き声も 焼き鳥屋の匂いも ねこじゃらしの手触りも
すべてが愛おしい

薄墨色の夜空を見上げれば
月が黄色く光っている
私は思わずため息をつく

一歩一歩にこめていた祈りに
さらに幸福のため息を加えて
ゆっくりと 私は歩く

踏みしめるように
味わうように

コトコトと聞こえてくる
見知らぬ人々の足音が
互いに労い 励ましあっている

薄墨色から紺色に変わっていく空には
一番星が
光りはじめた

編集・削除(未編集)

白髪がなくていいねと言われて  まるまる

「いいね 白髪がなくて」
黒い髪の私にそう言った友人は
目立ち始めた白髪のために
髪を茶色く染めている

自分を優位に置くタチじゃないので
対応は 謙虚に
良いことばかりでもないよ
お手入れなしで済ませちゃうんだよ

あながち謙遜だけでもない
朝とりあえず 梳かしはするけど
スタイリングにはほど遠い
心の底には
いいな 茶色の髪
ちょっとだけ うらやましい

週末のドラッグストア
どうしても 染めなくちゃならない
訳じゃないけど
一歩 踏み出してみようかな
髪染めクリームを手に取った
その夜
説明書見て ゴム手袋して
私の髪も茶色になった

そして月曜日
誰か気づいてくれるかな?

足音が する
そっとドキドキの更衣室
ドアが 開く

 どこか違うと思ったら
 髪の色だね いいよ似合ってる

やった
鼻歌まじりで一日中
肩先の 髪が見えると嬉しくて
夜のお風呂の洗面台は
鏡の前に 少し長く居た

よし
染めた後の
傷んだ髪にも気づかれたくない
つや出しクリームは惜しまずたっぷり
はみ出した髪も放っておけない
スプレーで固めて身だしなみ

鏡の中の 私は
今までの自分と何だか違う
髪の色 だけじゃない
セットの仕方や目線や微笑み
顎まで 少し上がってる
髪に気をやって夢中でお手入れ
自分自身にも 気合が入る

謙遜じみて 言ってたけど
無頓着にもほどがあると
これまでの私に教えてやりたい
白髪がなくていいねと言われて
上から下まであるがまま
子どもの頃なら ひとつの個性で
悪いことではないんだろうけど
こうなってみると ちょっとね

鼻高になったら恥ずかしかったな

編集・削除(編集済: 2023年05月10日 11:28)
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