◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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三浦志郎様 今回も丁寧にお読みいただき、ありがとうございました。この坂とネーミングは実在しておりまして、毎日上り下りをしているのですが、今年は蚊に刺されず、不思議に思っていたところ、テレビで、あまりの酷暑に蚊の運動量が減っていて、刺される人が減っているという話しを聞き、そうだったのかと思った次第です。設定は、おっしゃるとおり、無理気味でした…。また、ここを舞台にチャレンジしてみたく存じます。引き続き、よろしくお願い申し上げます。
島 秀生様 評をいただき、ありがとうございました。最初の部分の並びについてですが、いただいた修正の方がはるかに読みやすいですね。マトリョーシカを後に持ってきすぎて、分かりにくくなっておりました。もともとのタイトルを「マトリョーシカを測る」としていたのを変更した際に、もう少し工夫をしようと変に考えすぎてしまったようです。難しいですね。いろいろと木材のことも含め、お調べいただいたようで、ありがとうございました。
マトリョーシカは、あれから国際情勢がかわって、今は肩身が狭い思いをしているのかもしれませんね。長い間にいろいろと変化がある中で、変わらないと思っていたものが、実は変わっていたという発見がありました。今後とも、よろしくお願い申し上げます。
相手の心が知りたくて
問題を解くように
足してみたり 引いてみたり
言葉の裏に隠された何かを
読み取ろうとしたり
そして何とか自分なりの答えにたどり着く
それが正しいかどうか見てくれる人はいない
禅の修行の公案ならば
師が判定を下すのに
恋や友情の公案は
誰も何も言わず通り過ぎる
自分の人生に与えた答えに
誰かの肯定が欲しくなる
自分の問題は自分で解き
自分の答えには自分で判定を下す
これが精一杯だったのだから
努力は認めましょうと
いつでも自分にマルをつけてきた
でも それでよかったのか
都合のよい言い訳ではなかったか
そうやって 人や自分をジャッジする事こそ
もうやめなくてはならないのかも
過ぎ去っていった人達よ
今はただ どうか思い出の中のわたしに
寛大であって下さいと祈る
それさえも虫の良い願いであるような
あなたは私の記憶。
あなたは私の感傷。
ある晴れた日の雪国の草原。
空白の思い出と、白い腹、汚れた爪を持っている、あなたは痩せた狼。
太陽光の道の中、舞い落ちる影がちらついて、
何かと思い見ていると、鼻先に何やら尖ったものが降って来た。
臆病なあなたは驚きのままに、地に落ちたそれを引き裂いて、噛み千切る。
血肉よりもっと、命と価値と無味乾燥とが入り混じる独特の味に、強固な心臓がひどく痛んだ。
その耐え難い痛みに、
ひとりでに溢れた涙を飲んで、
見上げた青空の中に翼を広げる。
艶のある茶色の羽毛、力強い羽ばたきを持っている、あなたは大きな渡り烏。
水平線の湾曲を眺めるのと同じ瞳で、
小さな獲物の、些細な動向を捉える。
時期が来れば、海の向こうの、遠く離れた大陸へ向かう。
あなたが隠した昔の宝物を探しに飛び立つ。
旅の道中、
深い夜空の奥の方を、少年の目で覗き込み、その宝物の断片を見る。
白く小さな肩、口元に伸びる横髪。
その滑らかな肌の弾力と薄い唇の赤味。
お菓子の箱の中に入った彼女からの手紙、
それを読んだ後には、
はしゃいで夜道を駆け回った。
蝉の鳴く夏が訪れる前夜、
彼女の手があなたの首に触れた日、
「冷たいね」と言う彼女の揺れる瞳。
そこに吹く夜風。
あの後あなたは、
彼女の手紙で紙飛行機を折って、
いつか餓えた狼の鼻先へ、
広い海を越えて届くように、
連想の気流を整えてくれた。
あなたの感傷、「いつか忘れる」という確信を、あなたは文字の断片として手帳に刻んだ。
私はあなたの記録。
――私は白い狼、ひとりでに涙し忘れることを願いながら苦しむ。彼女と長くは居られないだろう。なぜなら私は渡り鳥。私はきっと遠くへ行く。彼女とここには居られない...――
迸る愛を語るよりずっと大事なことを、あなたは知っていた。
生成される記憶と、
古びた記録の循環にあって、
私はあなたを決して忘れず、
あなたは私の痛みを思い続ける。
ギリでしたか。
こちらのデットラインが分かりました。
以後は深入りせぬように気をつけます。
なるほど、前フリですね。勉強になります。
ありがとうございました。
いつもお世話になっております。拙作「雨雲の群れ」を読んで頂き、おまけ秀作の評価を賜りありがとうございました。
三連までは、以前から考えていた集団社会に対する思いと最近のゲリラ豪雨の体験をつなげました。
これまでは「今、ここ」での体験から条件反射で思い浮かんだものを取捨選択したり、つなぎ合わせたりして作品を仕上げてきました。これからは、一つの作品をこねたり、伸ばしたりして創作することも覚えていきたいです。
島様が指摘されている通り、本作に関しては粘りが足りませんでした。
引き続き、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
拙作「カタコト」を丁寧にお読みいただき、ありがとうございます。佳作とのご評を賜り、大変励みになりました。
しかしながら、荻座様の解釈を拝見し、改めて自分の表現の未熟さに直面いたしました。
本作で事実として存在したのは「アナタニ、アエテ、ダイジョウブデス」という一言のみです。この不思議な日本語を耳にした際の私の空想を軸に推敲すべきでしたが、実際には「カタコト」という音とリズムに引きずられてしまいました。
私の空想では、この男性は語学留学中にお世話になった日本人女性を好きになり、告白して断られ、やがて帰国することになった。その迷いの末に彼女へ別れの電話を入れたのです。そのやりとりの一部始終を耳にした「僕」は、彼をどうにか励ましたい気持ちに駆られました。幸いにも道を尋ねられるという絶好の機会を得ながらも、事務的な応答しかできず、悔しさが残りました。
この空想を軸に描くことで、最終連の表現はさらに生きてくるのではないかと感じております。
今後もこの作品と向き合い、精進してまいります。引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
島 秀生様、今回も評価していただきありがとうございます。
秀作と評価していただき嬉しいです。
タイトルの部分ですが、
先生のおっしゃる通りだと思います。
ニュアンスの組み合わせだけで考えて
意味の強さは推し量れていませんでした。
今後はそこも留意して詩を書くようにします。
三浦志郎様
拙詩に評とご感想をいただきありがとうございます。
佳作との評価、嬉しく思います。
今後の励みといたします。
確かに奇譚です。
私は無神論者で合理主義という宗派の人間ですが、触れてはならない禁忌は存在すると思っています。
詩の前と後は、そういった自らの矛盾を含ませました。
時代設定は、呪物発生に相応しい時代=鎌倉時代が浮かびました。まさに修羅の時代ですね。
俳優の高倉健氏が北条氏の末裔であるとは、初めて知りました。
今後も、ご指導のほどお願いいたします。
島 秀生様
拙詩に、評とご感想をいただきありがとうございます。
秀作半歩前との評価、今後の励みとします。
中身の濃いご指導をいただき感謝いたします。
色々な課題をいただきました。
一つ一つ、繰り返し省みて、改めていきたいと思います。
島先生が添削された拙詩が、添削前と比べて輝くように良くなったことにショックを受けています。
遅々として成長、進まずですが、精進したいと思います。
作品に関しては、哲学詩でも読めるし、叙事詩としても読める詩をと、狙いましたが、力量が足りませんでした。
今後も、ご指導のほどお願いいたします。