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編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

かいじゅうと十姉妹のうた  荒木章太郎

かいじゅうの
うたが流行っていた
はるか昔にも違う歌詞で
かいじゅうの
うたが流行っていた

バリケードを作り
闘っていた人達が
まとまってうたっていた
その後懐柔され
十分に研究され
なし崩され
散らばった父母から
僕は十姉妹に生まれた
世間から始末されることを恐れ
野生にもなれず
かいじゅうを夢みていた

やがて空を舞うことを諦め
翼を捨て足を鍛えて
疲れ果てた靴を産む
靴は時代に取り残され
かつて僕が蹲った場所にいた
帰ることのない母が戻るまで
意地になって待ち続けた
未熟な林檎の頬をした少年
アジテートして
ストライキしていた

かいじゅうとは何か
今一つ分かっていない
自分を抱きしめる意味が
今一つ分かっていない
故郷のバス停で
その少年がしゃがみ込んでいた
肩の強ばりは理解できる
黙って抱き締めればよいのか

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洗って干して また使う  まるまる

大切に使う なんでも
まだ使える もったいない
タオルなんて擦り切れるまで 
捨てない 買い足さない

生前の母に言われたのは
 置いておく土地代がもったいないよ
捨ててもいいよと言われたようで
正直少し ほっとした

でも やっぱり捨てられない
ジッパーのついた保存袋は
洗って干して もう一度
その時に使う 水 洗剤 時間に手間
プラスになんてなりっこない
わかってるけど 止められない
今日も 洗ってまた干した

本当はもう やめたい
次は捨てよう 
心に決め 手を拭きながら振り返る
観るともなしについているテレビ
聞くあてもなく聞こえてきたのは

 たやすく物を捨てられないのは
 感謝の気持ちを持てるからです

あ、そうそう その通り!
洗えばもう一度使える袋は
私からしたら まだ生きている
残る機能には敬意を払い
働く機会を奪いたくない
だから 洗って干している

よかった
ただのケチケチの節約家 
というだけではないらしい
ふふふ 

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成人 大杉 司

今日が特別な日か
それとも同じ日か
捉え方は人それぞれ違うし
感じ方も違う

しかし僕にとっては
今日が特別な日で
水を浴びた花のように
いつもより清々しい

昨日までは子供だったのに
今日から急に大人になった
不思議な気持ちだが
それも次第に慣れるだろう

ただ大人になったからと言って
全てが許されることは無く
未だ縛られたままで
身動きが出来ない

その約束を破る人を
世間では「不良」と呼び
吊し上げて罵倒し
隅っこまで追いやる

そんな社会に疑問を持つか
それとも見過ごすか
捉え方は人それぞれ違うし
感じ方も違う

話を戻して
何故特別な日なのか
その理由は
今日で「成人」になったから

これからは良く考えるし
良く働くし
良く葛藤するし
良く悩むだろう

それが大人になる証拠で
日々成長するようになる
暗い顔をせずに
明るい顔で歩いていこう

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これでいいのかな 距離感 紫陽花

あの 茶色いごつい上着あったやろ?
あのあったかい上着持ってきてくれや

またまた仕事先に自転車移動中
88歳少々認知症のあるお義父さんの
入院先の病院から電話が入った
始めは看護師さんが
お義父さんがなんか寒いって言ってて
と話してたが
途中から お義父さんがナースステーションまで
ついてきてしまって電話代わっていいですか?
とクスクス笑いながら言ってる
間髪入れず お義父さんの声が聞こえてくる
茶色のお気に入りの上着がない持ってきて
と繰り返している

目下お義父さんは1月から
くも膜下出血で入院中
一時期危なかった容体も最近では落ち着き
週に2回は電話がかかる
結婚して16年
お義父さんとの地理的距離は少々遠い
心の距離だって同じくらい少々遠い
それはいつだって変わらなかった

ただ 今年の1月から
お義父さんとの心の距離が近いような
非常に近すぎるような
人付き合いがまだまだ苦手な私は
電話がかかる度どきどきが止まらない

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青島様 評のお礼です。  荒木章太郎

青島様ありがとうございましました。一連目は、まさにスマホから情報を取り出すというイメージでした。確かに私の気持ちとしましては「蕾を取り出す」の感じです。自分の気持ちを添えてみると何だか詩が動き出したように感じました。詩を書いている時、どうしても先を急いでしまうようです。「蕾」も「花」もしばらく待って眺めてから進めればよかったと思います。この掲示板では「丁寧に表現すること」が私のテーマですので、引き続き精進します。

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けっこんきねんび  じじいじじい

きょうはママとパパのけっこんきねんび
10ねんまえのきょう ママとパパはけっこんしたんだ

それからママはわたしをうんでくれた
けっこんしきのママとパパのしゃしんみた
はわかくってきれいでビックリ!
いまママはしわふえたけどきれいだよ
いまパパはおなかでてるけどイケメンだよ

わたしがママパパにわがままばっかり
おねつがでてこまらせてばかりだから
しわがふえて おなかがでたんだね

わがままばかりでごめんね
でもわたしはママパパがだいすき
うまれてときからいままでも
けっこんきねんびのいまも
これからもずっとママパパだいすき
ずっとずっとなかよくげんきでね

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滝本様 評のお礼です 紫陽花

滝本様 おはようございます。怖いお話共感ありがとうございます。田舎だったからなのか、昔の日本がそうだったのかおばあちゃんのふくろうやら狸やらの寝物語が怖面白かったのです。最後の、「寝ない子誰だ」は、夜のお子様全員に問いかけるふくろうの声ですね(笑)また、よろしくお願いします。

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美しいもの

木々の葉から零れる光
子犬のよちよち歩き
夜明け前の空
鳥の囀り

窓のカーテンを揺らす微風
ちょっと歯に噛む笑顔
降り積もる雪のおと
茜色の街

マーラー五番 アダージェット
舞い降りてくる雨粒
夏祭りの夜店
波の音

そして 深い深い洞窟の暗闇に あなたの 微かなひかりを感じるとき
私は ほんとうに ほんとうに 生まれてきてよかった と感じる

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青島江里さまへ 評のお礼です  樺里ゆう

青島様
大変お忙しい中、拙作「美しい時代」に評を頂き、誠にありがとうございます。
とても真摯に読み込んでくださり、また佳作まで頂けて本当に嬉しいです。
伝わりにくいかな、と案じていたところも「読みやすい」と言って頂けて、安心しました。

この詩の前半部分は、実際に2022年当時大学四年生だった私の実体験そのままです。ちょうどその頃、ウクライナの戦争はもちろん、アフガニスタンの大洪水でたくさんの人々が苦境に立たされていました。
また、渡邊白泉のこの俳句は、彼が知人の娘さんの誕生日に送った作品です。ただ、白泉はこの俳句の中の「マリ」を、世界中のどこにでもいる普通の女の子の象徴として登場させたのだと、幼いころ読んだ解説本(夏石番矢編著『満点ゲットシリーズ ちびまる子ちゃんの俳句教室』集英社、2002年)に書いてあり、印象に残っていました。

今回、私が「マリ」の姿を借りたことが功を奏したのであれば何よりです。これからも精進いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

改めまして、本当にありがとうございました。

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青島江里様  まるまる

「早く帰らなくちゃ」に評をありがとうございました。
青島さんの書き並べてくださったものを拝見すると、ぐんとストレートに伝わりますね!
「もったいない」とコメントをいただいたのがよくわかるようです。
連訳や行頭揃え、感情の赴くままに表記してしまいました。
冷静に客観的に、自分勝手にならないようにした方が良いですね。
はみ出してしまった作でしたのに、至らぬ母の思いを感じ取っていただけたのは
とても嬉しかったです。今回もありがとうございました。

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