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編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

夏に溺れ死にしそう エイジ

今日も透析 しあさっても透析
ごあさっても透析

こう暑いと透析病院に
駅から歩いていくのもやっとだな
日に日に行くのが辛くなる
そんなに体力擦り減ってるかなあ

今日は35度いくっていう話だ
こんなに暑いのに
みんなよく汗もかかずに
平然と歩いてられるなあ

トンネル抜けて
バス停へのなだらかな坂を上る
バス停の道を横切って
ひと坂あがっていく

僕はと言えば
額から 首筋から 腕にも
汗が滝のように流れる
はぁ また今日も汗だくかぁ
汚いけどマスクも濡れている

坂を上がったところに
急な階段がある
一段一段踏みしめていく

今日は腰の調子はましだな
最悪な調子の時は
起きたらいきなり腰が痛いもんな
あれは参るよ 勘弁してほしい

階段を登り終わったと思ったら
また小さな だけど急な坂
さあ あともう少しで
病院に着くけど
ここからまだ登りがある

陸橋を渡ってしばらく平坦な道
商店街を抜ける
そこにまた急な階段
段数はさっきより多い

最後の階段から先は
よく見ると緩く坂になっている
その坂の上にポツンと
透析病院がある

病院に入ったらまず更衣室で
滝のような汗を拭わないと
毎度毎度の僕の儀式

もう
夏の酷熱の空気の中に
このまま 歩きながら
溺れ死んでいきそう

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雨音様、評のお礼  朝霧綾め

こんばんは。
このたびはお忙しいなか、「つる」に評をくださりありがとうございます。

これは何か特別な思想とか、感情とかがあるわけではなくて、単に足がつったことを書いた詩です。
このような詩を詩と呼んでいいのか、不安だったのですが、あたたかいお褒めの言葉をいただき、ほっとしました。

「やすむ箇所」というのは納得いたしました。確かに、人間って一直線で何かをしたりしないですよね。
そういう箇所を作れるように、意識してみます!

これからの詩作につながる大切なことを教えていただきました!ありがとうございます!
これからもよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

足踏み 麻月更紗

鳥が鳴いてる
緑は深く
空気は澄んでいる
でこぼこの山道を黙々と歩いていた
急に視界が広がって
ため息が出た
ここはさっき来た場所
大きな岩も
古びたベンチも
見たばかり
あぁ 私は長く険しい道を歩いていたつもりで
ただぐるぐると回っていただけ
どこへも向かっていなかった
涼しい風が汗をなでる
もうどこへ行けばいいのかわからない
足は止まってしまった

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手漕ぎボート  cofumi

色なき風が吹く季節になると
誰も来なくなる。
枯れた葉が揺れて
一枚一枚落ちる音さえ聞こえる。

静まり返った湖は
忘れられた人と同じくらい寂しい。
台風で私は流されないように
縛り付けられている。

水面に映る景色は
どうしたって美しくて、
オールでかき混ぜてしまいたいくらい
嫉妬してしまう。

そのうち雪が積もって
私の化粧も剥がれ落ちる。
古くなれば目をかけてはもらえない。
悲しみばかりが積もる。

いつかの若い二人が乗ってきたら、
一番素敵な場所へ誘ってあげる。
それができたら、解体されるのもいい。

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品評へのお礼 青島江里 様

7/13 「日常」への品評をありがとうございます。

思いつくままにぱっと書いて出してみました。

情景描写が少し伝わりづらいようで、工夫できるようになれたらいいなと思います。

明るい情景を描くことができたらとも。

ありがとうございました。

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海亀  妻咲邦香

また逃げたよと笑ってみせた
麦わら帽子に口笛のシャワー
言葉も無しに杯を満たして
無理矢理に握手を迫る

いい子だったよと口にしかけて
それ以上は記憶になくて
それじゃ当たり前だと
偉そうに先輩ぶられても

半分過ぎた夏の、もうあと半分
誰にも会いたくないのに
扉は開けたまま
砂の上、ストローの影が揺れて
蜃気楼が唇寄せる
選んだ砂浜が間違いではなかったと

眩しい夢など見なくて済むなら
心なしかこけた頬、鏡に映して
早くも癖になりそうな
蜜に隠した毒の苦みが
打ち寄せて
また帰っていく
海を選んだ灼けた肌
龍宮城を素通りして

おかげで二日酔い、酷いお目覚めさ
空のベッドに光が差して
優しさ欠片も無い朝に
いい子だったねと今更
次は誰が拾うんだろうねと
乾いたバゲット齧りながら

編集・削除(未編集)

歴詩篇「吾妻鏡」  三浦志郎  7/29

武官も
文官も
文字の中で
書面の中で
生きて死んだ

正治二年(1200年)
相模介・平朝臣義澄(年 七十四)
通称・次郎の死が簡潔に記されていた

年の初めに
椀飯(おうばん)の振舞をし
束の間の美しい平穏
最後の輝かしい想い出

殺戮にまみれた鎌倉で
乱にも名は見えず
ましてや闘死でもなく

すぐ隣の過去として
事実だけのその記録は
”畳の上”で死ねたこと
自己の生を全うしたこと

幸福に逝ったことを告げている


****************************************

吾妻鏡……鎌倉幕府の公式記録。
椀飯の振舞……宴席に将軍を招待すること。現在の「大盤振る舞い」の語源。

編集・削除(編集済: 2022年07月29日 20:19)

雨音様、批評のお礼です

ご批評ありがとうございました。
今回は、ご指摘のとおり少し実験的な作品になりました。
一連の小品を構成して一つの詩になるかと思いやってみました。
作っている自分はとても楽しかったのですが、
難しいものですね。

編集・削除(未編集)

戦争

戦争のことでどうしても伝え残したい話がある。
戦後生まれの僕が親から聞いた話。
母方の医師だった祖父。
防空壕の中で病気と栄養失調で生死を彷徨っていた母の弟。
薬も医療器具も不足する中で 祖父の治療もままならず、僕の叔父になるはずだった小さな命は息絶えた。
祖父の無念は如何程だったのか 想像するに難くない。
祖父のことは あまり知らない僕だけれど 戦争のことも何だかよく分からなくなった。

編集・削除(未編集)

評の御礼  Osada

 
 齋藤純二様 
 拙作「かなしみを知らない」に、ご批評をありがとうございました。

 毎回たいていは自分なりの懸念点を持ったまま投稿することになってしまうのですが、本作では、「ぼくはトーイチになっていた」という表現が、あまりに直截で都合よく安易ではないか?という疑問がありました。しかし許容範囲内ではあったようで、まあよかったなと思っています。

 お尋ねの「じゃが」は方言です。こちらは瀬戸内海沿岸の某県ですが、恐らく逆接の接続詞「だが」の訛ったものだと思います。
実は本文の「じゃがの」は、「じゃが」だけにしたり、「じゃがのう」にしてみたりしました。

 特に「~のう」は何処かの方言として聞いたことのある人は多いのではないかと思います。それもあって本来的には「じゃがのう」にするところだろうと思うのですが、耳に馴染みのある音から少しズレた感じ、あるいは舌足らずな感じにしてみたいという気持があったのと、会話においては「じゃがの、」としか聞こえない場合が多いこともあり、「じゃがの」にすることに自分では抵抗がありませんでした。
 ちなみに標準語では「じゃがのう」は「でもねえ/しかしねえ/だけどねえ/けれどもねえ」等となるのだろうと思います。

 しかし、恐らく「じゃがのう」を「じゃがの」にしたことも原因の一つとなって、もともと分かり難さのある方言に益々分かり難さが生じ、「じゃが」の意味の分からなさも増してくるということが、今回のご批評によって分かったように思います。方言の使用は変えないとしても、ここはやはり「じゃがのう」にした方がいいのでは?という気持に今はなっています。このこと一つ挙げても大きな収穫です。批評していただいて感謝しております。

 では、またよろしくお願いいたします。

編集・削除(編集済: 2022年07月28日 18:39)
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