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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

三浦様 詩の評のお礼  エイジ

三浦様 詩の評をありがとうございます。
この病院は坂の上の方にある病院で、付近のタクシーの運転手さんは皆さんご存じです。でもこの詩を書くまで、こんなに冷静に坂の様子を見たことがなくて、改めてすごい場所にあるなと思いました。

叙景と心情はやはり意識してあのような並びにしました。今回も前回採用した呟き風でいこうと思いました。。お褒めの言葉をありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

三浦様 評のお礼  荻座利守

この度は私の詩の「人は偉大であるということ」に丁寧な評をいただき、ありがとうございます。
佳作との評をいただき、たいへん嬉しく思います。
論理がメインの詩では、誤解や反論を招くこともあることを、あまり意識していませんでした。
今後はそのようなことにも充分注意して、書いてゆこうと思います。
ご指摘ありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

三浦様へ ふわり座より

初めまして。ご感想有り難くおもいます。
人からの感想など初めての経験なので
ドキドキしました。しっかりと目を通して
いただいたのだなと感謝しております。
これからもボチボチながら載せていきたいと
思っております。宜しくお願いします。

編集・削除(未編集)

感想と評② 7/29~8/1 ご投稿分  三浦志郎  8/5

7 朝霧綾めさん 「ダイヤル錠」  7/31

「ウチは鍵なんか掛けたことない」―ひと昔前、地方の親密な地域社会でたまに聞かれたけど、この詩はその反対の話。なかなか目のつけどころがいいですね。
僕は錠付きの鞄持ったことがなくて(そもそも旅しないし)、そのあたり疎いのですが、ごく普通に施錠するのではないでしょうか。外国ならなおのこと。自己責任って言葉も流行り過ぎるほど流行ってるし。ごく当たり前で、そう深くは考えないのが今。そういったご時世に、こういう人情の廃れを嘆く朝霧さんの優しさに、逆に新鮮に注目してしまうのです。「この子」は違和感。削除でいいですね。
厳めしく人を寄せ付けずに
立っているのが役目だから  でいいでしょう。 甘め佳作で。


8 ゆきさん 「破片」  8/1 

まず初連~2連で、思春期~反抗期を迎えた「僕」が想像されます。3~4連は冒険というか、今までとは違った行動・生き方への比喩でしょう。やや不思議なのは5連なんです。親の考え方とはちょっと違うような。予定調和的な流れから少し外れるように思えて、僕は違和感を覚えました。
箱庭的に形にはめたい母。その呪縛から自由でありたい「僕」。その摩擦の中で働きかけようとする心情は当然であり、「僕」が正解であることは間違いないです。こういう親って案外いるのかもしれない。鳥籠の鳥、空を目指す。そんなイメージを持って読みました。僕としては5連の持つ不自然さが少し気になって、佳作一歩前を。


9 ふわり座さん 「power to move」  8/1 初めてのかたなので、今回は感想のみ書かせて頂きます。

よろしくお願い致します。外れるケースも、ままあるんですが、僕はお若い作者さんという気はしました。僕はすでに老人の入り口に立つ者で、こういう詩はもう書かない、というか、書けないのです。こういったことをうやむやにして生きて来た僕です。それに対して、この詩の健気さを思います。書き方として”大上段を上手く言語化“しているな、という印象を感じました。やや抽象的な表現が多いながら、伝意性、共感性はけっこう含んでいると思えるのです。
「努力や才能、経験を持ってしても/成功できないこの世界」―残念ながらその通りです。
が、次を読みましょう。「存在する理由が/必ずあるはず。それこそが僕の希望だ。何事にも変え難いそれが僕を突き動かしている」―此処こそがこの詩の存在価値であります。僕こそが学んでおきたい部分。別の言い方をすると、上記の事を微調整、折り合い付けながら生きるのが、大人であり老人の謂いかもしれません。「僕は忘れない~」以降も上記中盤連と双璧を成す連となっています。タイトルも回収し得る。これら、気づきさえあれば、何の心配もないでしょう。いい詩でした。また書いてみてください。


10 北目気球さん 「煤煙童子」  8/1 初めてのかたなので、今回は感想のみ書かせて頂きます。

よろしくお願い致します。深入りする必要はないのですが、ロンドン~イギリスの炭鉱事情は軽くさらっておかないと味わえないでしょう。そのようにしました。書き手サイドに思いを巡らすと、豊富な知識の上でないと、こうは書けないことを感じました。ここでは、ブルジョアの繁栄と享楽との対比の中で、社会の下層、例としての炭鉱が取り上げられ、その過酷が描かれます。過酷ではあるが、生活の為、それにしがみつく人々のありようを感じました。文体ですが、文語調を採用されてますが、テーマ、時代性からの事と思われますが、ここは評価の分かれる部分があるかもしれません。また書いてみてください。

アフターアワーズ。
すでに斜陽産業であること、国による閉山の動き、それに反発する人々の争議。それらを援用的に読むと、さらに意義深いと思われました。


11 もりた りのさん 「朝顔のつぼみに」  8/1

これは異色作?今までとガラッと違う。まあ、あらゆるスタイルに対応可能といったところでしょうか?朝顔は小学生の理科や夏休みの自由研究に好適な花ですね。語り口にそんなイメージを持ちました。僕は花について素人ないし初心者ですが、その僕をもってしても、この詩の状態で花が咲くとは到底思えない。しかし、その「咲かない」こそが、この詩のポイントと思えるほどです。
すなわち「叶わないからこそ咲いてほしい」―叶わぬ願いの少女的なありようでしょうか。当然のように、その地に落ちたつぼみを助けてあげたいという子どもらしい健気さもあるでしょう。この両者の存在が、もりたさんの表出した詩の深度と思われます。あるいは、せめて希望で飾ってやりたい、そんなレクイエムかもしれない。この詩の優しさに佳作を。


評のおわりに。

さて、8月。この盛りだくさんに暑い中、自分にとって盛りだくさんのメニューあり。
詩人会賞決定(みんなで決めるんですけどね)、朗読会、詩画展のお世話。
さて、その朗読会、お世話しながら自分でも読むハメになった。
朗読はほぼ初めて。(ハジはかきたくない、でも少しはウケも狙いたい!)
ワードからサウンドへ。まあ、音楽のようなもんでしょ!?そ、そうだ、練習だ! では、また。

編集・削除(編集済: 2022年08月05日 11:26)

感想と評① 7/29~8/1 ご投稿分  三浦志郎  8/5

すみません。スケジュールの都合で、お先に書かせて頂きます。


1 鵬鵬さん 「戦争」 7/29 初めてのかたなので、今回は感想のみ書かせて頂きます。

よろしくお願い致します。僕にとって初めてですので、オリジナルの風味は尊重する、という前提で書かせてもらうと、横書きベースで言うと、縦運動の詩行を考慮されてもいいでしょう。
さて、内容です。二つの話のポイントがあります。祖父のこと。母の弟(僕の叔父)のこと。
終行は、締め括りとしては、ちょっと弱いのです。ここを削って―祖父さんには、ちょっとごめんなさいですが―母の弟、僕の叔父の“なるはずだった”部分に比重を置いて、追加詩行を設けると、より内容濃く説得力が増すように思えました。また書いてみてください。


2 妻咲邦香さん 「海亀」  7/30

タイトルをひとつのチャートとして、頼りにしながら読んでいくわけですが、全くわかりませんね。
海亀にちなんだフレーズとしては「砂浜~帰っていく~海~竜宮城~いい子」などが浮かびますが、
複雑な配線をひとつずつ繋げて作品に電気を流せるのは作者一人でしょうね。ただ、終連を読むと夢だったとわかる。海亀の夢を見た、ということでしょうか?ただし3連目の抒情性は好きですね。
僕個人としては妻咲さんの、こういうわからなさは嫌いではないんですが、当サイトのフレーム内にいる為には、少し変針やアレンジが必要かもしれません。“妻咲さん内わからなさ度・ぶっ飛び度的”には、甘め佳作でしょう。


3 cofumiさん 「手漕ぎボート」 7/30

なかなかいいですね。佳作。明らかな擬人法を使ってるんですが、それの持つ臭みのようなもの―“いやらし感、いかにも感”―とかが、あまり感じられないのが、一番いいんです。ヘンな言い方をすれば、周りの詩行が、寄ってたかって、その臭みを消しにかかっている。つまり周辺詩行の能力の高さを感じるわけです。とにかく美しい描写が続くのです。じっくり書いて来たその結果が実った終連の佇まいです。だいぶ古びて草臥れたボートなのでしょう。やがて廃棄されるのか?「ならば、一期の佳き思い出に」の最終行。その静かな意志。

アフターアワーズ。
「最後に手漕ぎボートに乗ったのはいつだっだろ?」―この詩のように「いつかの若い二人」だった頃かもしれない。
そんなことも思い出させる詩。


4 麻月更紗さん 「足踏み」  7/30

個人事情を含めて、大変興味深く共感的に読みました。偶然を前提に書くと、僕もこういった背景を長編詩で設定したことがあったからです。僕の場合はリアル描写でしたが、こちらは比喩世界の中で活性化している点に注目すべきです。風景が目立ちますが、実はこの詩は心のありよう。日常で、何か行動的心情的に堂々巡りするような出来事があったのでしょう。しかも描かれた事物がなかなか美しいだけに、自分の行動や気持ちがよけい惨めさを増すような雰囲気がありそうです。実風景を上手く扱ったことによって、自然に心象風景も同時浮上した好例のように思えるのです。佳作を。


5 エイジさん 「夏に溺れ死にしそう」  7/30

やや異例に感じたのは、エイジさんがフレーズタイトルを採用したことです。歓迎できます。
こういう感じ、たまにあるといいですね。 この詩、まずは、おつかれさま、でございます。
メイン風景としての坂~階段。アクセントになるトンネル、バス停、陸橋、商店街。これらが上手くミックスされて、読み手それぞれに風景を想像できるヒントが提供されています。ミックスと言えば、叙景と心情も配置、バランスが良く考えられていますね。心情はセリフ的、呟き的です。生活のリアルを感じました。このあたりの事情から、読み手は「おつかれさまです」と思うのです。今回は評価は控えておきましょう。

アフターアワーズ。
駅から病院まで、ストリートビューでも見るように辿っていました。すごい所にある病院ですね。
この苦労は充分察せられます。そう、マスクも濡れますよ。


6 荻座利守さん 「人は偉大であるということ」  7/31

これは論理一発の詩です。こういう種類の詩は多くの共感を得るに越したことはないのですが、必ずしもそうでない場合も、ままあります。手続き上、仮にこの詩が以下のような数字だったとします。

共感……70% 理解不足、誤解、反論……30% (仮に…ですよ)

まず、この詩の設問であり第一の関所は4連です。それ以降が解答であり次々の関所になるでしょう。ところで、僕にとっての上記30%とは「死者に憶われる~」なんです。これをどう見るか?
まあ、僕なりにその関所を通過する手がかりはあって、以下の言葉です。

「死者にその力を/与えられている」―ここの理解の仕方です。

「過去の先人=死者」の発明、発見、努力というレールに乗って、その恩恵に与って、我々は今を生きている。それは各種機器であり伝統であり慣習でしょう。文明がそのようであり、その連続性が維持される限り、人は偉大でいられる。そんな解釈です。佳作を。けっして広くないスペースで上手く納めましたね。


つづく。

編集・削除(編集済: 2022年08月05日 11:21)

両手で「はい」と受け止める  まるまる

一台のパソコン
左に私 右に後輩
特に急いではいないから
譲るね

退勤時刻
掃除を残せば誰かの仕事
一つだけでもして帰ろう

誰かのために が少し
性分だから が少し
後の残りは

いい人でいたい

帰り道は
ストレスいっぱい
皆みたいに帰りたかったな
掃除なんてしたくなかった

自分で進んでやったけど
根に持っていた 誰かのせい

今までたくさん
こんなこと 
自分と自分のすれ違い

小さい頃に 少しだけ
手ほどきを受けた日本舞踊
毎年届く案内状

踊りに心はもう動かない
読むだけ読んで置いていた
何年も
何通も
もう出向かないと置いていた

今年も同じはずだったのに
心の舵は
予期せぬ方へ

チケットを買って 観に行こう
反射するようにそう決めた
お金は足りる
時間もある
呼ばれた
それなら行こう

来てほしい と投げられたボールを
はい と両手で受け止める心地よさ 

私じゃない誰かの希望の叶うこと
見返りのためじゃなく
いい人でいるためじゃない
望みはひとつ 叶えてあげる

ごく稀に ふいに湧き出すこの気持ち
一歩私が下がったら
誰かにちょっといいことひとつ
折り重ねて積み上げるなら
知らず知らずに 毎日が豊かに

折り返し地点を過ぎた頃から
誰かが喜んでくれるのが
こんなに楽しいと 知った

好きになれない会社の掃除
晴れやかな気持ちで帰れるように
いつかはなれたら いいけど

編集・削除(未編集)

雨音さま、ご詩評の御礼  もりた りの

雨音さま、この度は、「モンシロチョウを追いかけて」にご詩評くださり誠にありがとうございました。
また御礼が遅れて申し訳ございませんでした。
ご指摘により、より良いものができる感触がありまして、見直したものも一緒にアップしたいと思っていましたら遅れてしまいました。(もちろん、再ご詩評は無用でございます)
前半の4行はご指摘頂いた修正でとてもスッキリ致しました。
この詩の情景は、実際に見たことから発想を得ました。公園で幼児が長い長い虫取り網を振り回しチョウを追いかけいて、思わず笑ってしまうくらい印象深かったもので。
それが虫取り網の長さ表現にこだわってしまうことになり、リズムが悪くなっておりました。
連を塊にするのも、間ができて落ち着く感じになりました。
結果、全然違う詩になり見違えました。
どうもありがとうございます。
引き続き何卒よろしくお願い致します。


「モンシロチョウを追いかけて」(推考版)

麦わら帽に虫かご
せいの高さの虫取り網
あたりを見渡す幼子

菜の花畑でやっと見つけた
モンシロチョウ
そっと近づき網を振る

思いの網はチョウを捉えて 
うつつの網は空を捉えて
チョウの行方を追いかける

思いの網と
うつつの網の
ふたつを持って

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夏の日に  ゆき

ジュワッと音のしそうな夕焼けを背に
彼は前を歩いていた
湿ったタオルで首筋の汗を拭きながら

少し丸くなった背中と
重い足取りの影が
もう若くはないんだと寂しく感じる

一杯やるか の言葉に
頷いて付いていく

今日もいつものように
最初のビールが一番美味いと言うだろう

二杯目からは少し余裕が出てきて
今日も暑かったな と笑顔になる

ビールを焼酎に変えて
何度も乾杯をして
心地良く酔いがまわった頃

俺 会社を辞める事にした
今月いっぱいでな

焼酎の入ったグラスを撫でながら
真っ直ぐに僕の目を見て

お前なら大丈夫
やっていける
俺の分まで頑張れ

彼は苦笑いして
ごめんな と言った

それが彼との最後になった

あの夕方の重い影
あれは病人の影だった

身体中が悲鳴をあげてゆっくりと
魂と分離していく恐怖と
彼は闘っていたのだろう

何も知らなかった僕は
何も出来なかった事を
悔やんでいる

もっと一緒に呑みたかった
彼の話をもっと聞きたかった

大切な事は後で思い知らされる
焼けそうな夕焼けの下に
彼はもういない

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立秋 麻月更紗

植木に水をまく女性がいた
麦わら帽子をかぶり
黒く長いワンピースを着て
あたりは蝉が鳴き
西日に照らされている
私の首筋には汗がつたっていた
なのに彼女のワンピースは涼やかで
銀色に光る水滴をふりまいている
恵みの雨に植木は潤う
緑が輝く
ああ その水を私も浴びたい
夏の日差しに弱った木々のように
私は疲れ果てていた
なんでもいい
命を与えてほしかった
どこかでヒグラシが鳴いている
けれど
夏はまだ終わらない

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思い出  秋冬

汗を拭きながら
坂道を歩く僕を
丁寧に追い越していく
赤い小さな車

久しぶりに
あなたを
思い出した

後ろ姿を
見送った
夏から
まもなく三年

忘れたい思い出が
懐かしい思い出に
変わってしまった
ことを知った

編集・削除(編集済: 2022年08月04日 00:30)
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