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◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るため、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)
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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

bungyeeeee‼︎  松本福広

飛び降りる、あとはそれだけだ
鉄橋から見下ろす渓谷は
樹木があやなす緑と
川があやなす透明なグレーで
心臓の鼓動と違い
確かにしっかりと生きていることを
ありありと現す
そこまでの距離が遠い
100m
走れるならば20秒ほど
その距離に目が眩む
普段はあまり主張しない
生きているという鼓動がうるさい
特殊な糸で編まれた
ロープと保護具に
すべてを委ねる
そんな契約書を事前に書いた
それを後悔する距離の20秒

響くカウントダウンは3から
3.2.1
0ではない
1で踏み込み跳ぶ
その方がいい
気持ちは
体を動かして
やっと動き出すものだ

人は空を飛ぶ夢を見てきた
人は宇宙を飛ぶ夢を見てきた
人は空から落ちるのは
夢だけでいいと思っている
それでも
刹那の衝動
命が保障された中で
心臓を爆発させたい
そんな箱庭の中での過激さを求める
欲求も不合理ながらある

全身に浴びせられる風
落下の速度
水面への直進
その速度は
自分の身では出せない速度に
本能が速度を和らげるように
体感時間に相対性理論を描き始める
1秒ほど
3秒ほどに長くなる
人のまばたきの速さに自覚する

突然止まる
ロープの距離の限界だ
水面まではまだ距離があるのを
後になってから思い出される
当時は近く感じ
視界がグレー一面に映った
反動 重力に逆らう
空を飛ぶ
逆流する緑の景色
一瞬の短さを忘れるほどに
濃厚に凝縮して
見下ろした緑より鮮やかな緑を
視界で切り取る

何度か短くバウンドを
繰り返すのを感じる
その度に強い風を感じる
最後はウインチによって鉄橋に上げられる
さっきまでの
生きている実感を忘れて
モノであるような錯覚になる
物理法則に物体も人間も逆らえない
とある場所では成人の儀式で行われるらしい
力強さを示す儀式であるらしい
甘いものが好きだけど
未だにファミレスで
ストロベリーパフェを一人で頼めない
空は飛べるのに

補足
龍神大吊橋バンジーHP
https://www.bungyjapan.com/ryujin/
タイトルは
カウントダウン
「3.2.1.バンジー!」から

編集・削除(編集済: 2025年02月07日 05:05)

評の礼です 雨音様

このたびは、私の詩に温かなご講評とご感想を賜りありがとうございます!
こだわった部分がみごとに読み取って貰えたので感激です。
恥ずかしながら、緊急信号の時にメーデーを3回言わなければならないというのは私も知りませんでした。
また良い作品を書けるように頑張りますので、ご講評してくださる際はどうぞよろしくお願いいたします。

編集・削除(編集済: 2025年02月12日 02:18)

三浦様 評のお礼です。  荒木章太郎

 本作を好意を持って読んで下さりありがとうございました。三浦様の解説と甘めの評のお陰で、本作で、やらかした私の間違いに気づくことができました。本作で私が表現したかったことは、社会に対する警鐘でした。主人公は家畜(牛)を食べながら、社畜として何十年も会社に飼い慣らされて牛のようになりつつあります。主体性を失いながら終末まで運ばれてゆく。ささやかな幸せを手にしてはいるものの、このまま終わりにして良いのでしょうか。同じように社畜になろうとする息子に対して、何か引き継ぐことはないのか。伝えるべきことはないか。そんな辛口なテーマを5連、6連、最終連を推敲しているうちに甘いテーマに変えてしまった。これが作風が変わってしまった理由です。相手に伝わる詩を書くことに執着しているうちに「伝えたいこと」を諦めてしまいました。読み手を意識しすぎたようで悔しいです。失敗を恐れずに書きたいテーマで本作を書き直してみたいです。

編集・削除(未編集)

耳でいたいな  荒木章太郎

朝、窓を開けると
寒波がなだれ込む

耳がいたいな

吐く息は白く
儚く消えて
何の叫びにも
力にもならない
子供の頃に夢みた
21世紀は ただ 風に消えた

これまでは
熱い季節の高画質の蜃気楼を
ただ 追いかけていた
夢と空想で
現実から目を逸らしていた 俺

耳がいたいな

夜空が冷えて澄んでくると
闇に紛れて押し込められた叫びが浮かび上がる
聞こえないふりをしてきた
街角の叫びが
夜の静寂に溶けてゆく
自分のことにしか
目を向けられず
上ばかり見上げ
人を支配してきたもの達の
不安と恐れの叫びが
聞こえてくる

耳がいたいな

もう、これからは
俺のことは二の次にして
澄みきった朝の空気広がる
この青空のような

耳でいたいな

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詩の評、お礼です。  じじいじじい

雨音様

こんにちは。
詩の評、お礼です。
ありがとうございます。
質問についてですが、小学3年生を想定しました。やっと、ある部分、物心つきはじめ、喜怒哀楽がわかり始めた年齢かなと思います。

これからもよろしくおねがいします。

編集・削除(未編集)

ヒヤシンス  樺里ゆう

去年の一月
秋から水栽培で育てていた
ヒヤシンスの花が咲いた

夜中に仕事から帰ると
冷え切った部屋の中は
ヒヤシンスの匂いで満ちていて
嗚呼なんと幸福なことかと思ったものだ

匂いを嗅ごうとして
傾けた顔をそっと
薄桃色の花房に近づけた私は
まるで口づけするような格好だった

口づけなんぞ したことはないが

あの頃の私は ある人への
好意と 萎縮と 劣等感を
持て余していて
相手の発言の真意を 探りあぐねては
一人で勝手に悶々としていた
けれどもこんな感情を 己が抱いているということなど
私は絶対に 認めたくなかった

その人が結婚すると人づてに聞き
胸の真ん中をぎゅっと掴まれたかのように一瞬、
息が詰まった時でさえも

やがてその人も私も
それぞれ別の町に移ることになった

あの人に会わなくなれば
私を苛んでいた感情は 鳴りをひそめ
そのことに 私は心底安心していた

今年
私はヒヤシンスを
育てなかった

編集・削除(未編集)

青島江里さまへ 評のお礼です  樺里ゆう

この度はご多忙の中、拙作「虹蜺」に大変丁寧なご感想をくださり、誠にありがとうございます。
ご指摘いただきました副詞について、短歌などでは慣用句的な副詞は避けた方が良いとされるのでそれに倣ったのですが、詩では必ずしもそうとは限らないのですね。詩は本当に奥が深いです。
今回の描写は私の実体験ですが、それがうまく表現できていたのなら何よりです。
これからも是非勉強させていただきたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。

編集・削除(未編集)

「いま 着いたから・・」 akko

この気分の軽さはどうしたことだろう 
明け方の甘美なまどろみ
いつになく笑みがこみ上げて

夫の会社の女性社員が電話で夫の帰国を知らせてきたのだ
一ヶ月ぶりに夫が私のもとに帰ってくる
中東の煙った匂いをかすかにさせて
今日夫が戻ってくる・・・

は か な い  錯覚 だった 
迂闊にも長期で海外出張中の息子と混乱
夫が生きているかのような束の間のイル―ジョン
空疎にときめいた幻覚の一コマだった

「いま 着いたから・・」
 いつものように 成田からの電話
 早くください  早く  あなた

編集・削除(編集済: 2025年02月04日 07:04)

日本は 私は この先を  まるまる

PFAS汚染は潜んでいた
平和を謳う この国の地下に

消火剤などに含まれ
土壌から 水道水まで 
発がん性や
子どもの成長を妨げる

基準と改善の義務づけは 来年
なぜ すぐさま対応しないのか
こうしている間にも 
子どもや大人が その水を飲む
帳尻合わせ

原発は?
冷却水を放出する
強い指摘は聞かないけれど
海水温を上昇させる 
原因のひとつとなってはいないか 
放射性廃棄物に至っては
貯まり続けるとわかっていたはず

原子力発電は
全ての環境を整えるまで
稼働させてはいけなかった

知らなかったのだろうか
見えなかったのだろうか

見えないふり だろうか
国民を守る 住民を守る
まるで.政治ごっこ

我が家では 私も同じ
夕飯の残りの皿を持って
冷蔵庫の扉を開ける
左手は皿を持っているから
置くスペースが作れない
運が悪ければ何かこぼれる

掃除でも洗濯でも
たびたび壁にぶち当たる
準備をちゃんとしないから
目の前をちゃんと見ないから
またやっちゃった
次はちゃんとやろう

簡単なはずなのに
できない ずっと
理由はたぶん 

本気さが足りない

私のは 暮らしごっこ
子ども達の親とは名ばかりで
腰が 座らず
ふわふわ
いつか何かひどい目に
見舞われるかもしれない

目の前をちゃんと見て 丁寧に向き合って
大切なことを見極めてから
次の扉に手を掛けたい
上る階段は今も まだ先に延びていた

一主婦の 
私のやっていることの
拡大版が今の日本
このままじゃ 立ち行かなくなる
一歩を 着実に踏み出さないと
私も
人の傷みに思いをやれない 
この国も

いい加減本気になろうよ ねえ
この国の偉い人達も

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雨音様 評のお礼です 上田一眞

お疲れ様です。上田です。
拙作「蛙先生」に佳作を頂戴しまして、誠にありがとうございました。
本作は中学生時代の体験をベースに詩的なエッセンスを少々加えて仕上げました。
雨音さんに「上田さんはストーリーテラーだなと改めて思いました」と感想を頂いたこと、私にとっては至上の喜びとするところです。
どちらかというと叙事詩的な作風のものが多く、抒情詩は苦手としています。もっと腕を磨いて抒情詩にも挑戦したく思っています。今後ともご指導宜しくお願い致します。

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