◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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ジャンル問わず打楽器奏者は
誰よりもこの器械と近しい
初心者からトップ・プロまで
ステイック・ストロークとコントロール
このエクササイズは欠かせない
この器械と相対して
たとえばこんな風に思ってみる
(全ての音楽は四分音符に帰結する
(多くの人生を四分音符になぞらえる
心臓の鼓動あるいは脈拍
呼吸のリズム
歩行のリズム (ANDANTE~歩くような速さで)
時を刻むセコンド(秒)の動き
1分4分音符1拍 1時間60拍
1時間4分音符1拍 1日24拍
1日4分音符1拍 1年365拍
この音符が現世界を
人と寄り添い流れてゆく
その拍数を人々は生きてゆく
この器械と相対して
どのくらい経つかを思ってみる
五十年以上!(もちろん断続的にだがー
(やれやれ あきれたよ 長い付き合いさ
自分は今まで何拍ストロークしたか?
音符を全て繋げて
(さて 地球を何周したろうか?
多くの人は
砂時計以上に使うことがない
こんな道具にも趣味はあって
現代的なデジタルを私は好まない
メトロノームとは
あくまで昔ながらの
ミニチュア・ピラミッドの三角形
音世界に屹立する塔でなければならない
生音でなければならない
時計の振り子とは逆向き
天を目指して針を振る
音楽時計
タイムキーパー
ベーシックを支配する独裁者
信じて盲従する
ついてゆく (いや ついてゆく では遅いのだ
ジャストで打って器械音を消さねばならない
様々な音符拡散
しかし底辺の守りは常に“四分”(しぶ)
この器械と相対して
信頼しつつも思ってみる
(これは始まりであって終わりではない
(これだけではついに音楽たり得ない
向き合う時は従順
離れては自立自由
メトロノームの無機質を忘れる
そうでなければ
生きた音楽が成立しない
BEATに緩急の表情
TIMEに人間的感覚
(いわゆる“タメて”と“つっこんで”
音楽に心を入れよう
血を通わせたい
人が演奏するとはそういうことだろう
様々な音符と音楽ジャンル
しかし底辺の守りは常に“四分”
(全ての音楽は四分音符に帰結する
この考えをメトロノームから教わった
今日も向き合う
常に従順に―
感謝はしている
器械が課すベーシックに だ
しかし現場では私が決める四分音符
服従と離反
その狭間に音楽は在り
ラプソディ……「狂詩曲」。本来、詩に由来する。
自由奔放な形式で叙事的内容を表現した楽曲。
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〇 付記
楽器メーカー以外に
時計メーカーもこの器械を造っているのは頷ける気がする。
私が使っているのは国内トップの時計製造会社のものだ。
夜 私は寝室の明かりを消して眠る
締め切ったカーテンの向こう側には今日も
ポッと優しく橙色の光が点いた
それは家の前に立つ街灯の光
窓から覗くと立姿が見える
私の生まれる前からこの街灯は家の前に在って
日が暮れると家の前の道路を照らしている
この光は私が眠りに落ちるためのお守りだ
私は恥ずかしながら暗闇が怖い
幼い頃に兄達に押入れに閉じ込められた苦い記憶が
二十歳を過ぎた今でも頭の奥に残っている
周りの全てが黒色に包まれる感覚
目の前にあるはずの小さな掌
涙で濡れた洋服を纏った小さな身体
ガクガク震える細い脚
何もかもが消え去って幼い私は居なくなった
あの日の私の泣いた声 (出して!出してよ……)
兄達の高らかな笑い声 (アッハッハッハッ……)
記憶に刻まれた悪夢
━━外の光に気が付いたのは偶然の出来事だった
家族の誰かが電気を使い過ぎたせいで我が家だけが停電をしたあの日
私が眠るためベッドに横になった時
突然 家の電気が消えた 全ての部屋の電源が落ちる
当然 自室も暗くなるはずだった 湧き上がる恐怖心
ところがカーテン越しに橙色の光が浮かび上がったのだ 思わず私はカーテンを開く 外の街灯の光だった
優しい光が暗闇を部屋の隅に追いやった
押入れに閉じ込められたあの時と違って輪郭がある
色白の両手 痩せぎすな身体 強ばる脚
私はぼんやりと橙色に染まった
私は隣の部屋に悟られないように静かに嗚咽する
頬を伝って漏れ出た悲しみは少しだけ温かだった
まさか街灯の光に救われるとは
充血した目と涙の跡が残った顔で微笑みながら窓の外へ呟いた ありがとう
その日から夜眠る時は部屋の電気を消すことにした
今日もカーテン越しに橙色の光が点く
まだ暗闇の恐怖を克服したわけではないけれど
私のことを守ってくれるものがある
それに気が付いた事で私の心は強くなれた
眠りに落ちる時 眼は閉じているから暗闇 けれど眼の奥に感じる外の街灯の優しい光
この瞬間(とき)も守られている 橙灯よ ありがとう
補足です。
この詩に出てくる橙色の街灯は一般的な水銀灯やLED灯ではなくナトリウム灯をイメージしたものです。
ナトリウム灯は水銀灯よりも低コストで雪や霧の中でも視認性が高いので、北海道など雪国やトンネル等でよく使用されているそうです。
丸い目
黒く大きな瞳
豊かな尻尾
南アジアに広がる
哺乳類
ハブ対策のために
奄美大島に
30匹が放たれた
その30匹が
どのように森の中に入って行ったのか
未知の森に不安を感じなかったのか
それは分からない
フイリマングースは昼行性
ハブは夜行性
ハブを捕食する代わりに
天然記念物の
アマミノクロウサギや
トゲネズミを食べた
簡単につかまえられる動物が
目の前にいる
だから そっちをたくさん食べた
黒い瞳はますます丸く輝き
1万匹に増えた
「特定外来生物」
豊かな灰色の毛皮に
害獣の烙印
何十年も前に
ヒトのために連れてこられた
「特定」?「外来」?
尻尾が疑問符の形になったのか
それは分からない
ヒトは罠やイヌを使い
駆除を進め 追い詰め
「マングース根絶宣言」
人類史上の輝かしい成果!
仲間が 家族が 友達が
消えていくことに
何を想ったのか
それは分からない
彼らが「宣言」を聞くことはない
風に乗ってさまよう彼らの「宣言」を
わたしたちも聞くことはない
遅れてすみません。
妻咲邦香さん、この度は第二回たぴぽえ大賞受賞おめでとうございます!
素晴らしいですね!たぴぽえ気になっていました。魅力的な雑誌ですよね。
おめでとうございます!
沈み 浮かぶ
朝の無意識と意識の狭間(はざま)
わたし 悲しいか
どうして
苦悩のあとに
安らぎ 安らぎが
やってくる
あのひと達を
信じて
報われ 報われ
わたし 裏切らない
あなた 裏切らない
美しい 愛する
朝の 無意識と意識の狭間(はざま)
あなた わたし
信じて 信じて
よかったのか
厳しい現実の中
数々の困難
乗り越え 信じた
あれは何
ただの幻影
しかし それは
見えない 真実
遠く 遠く
そう そう
ただの影
信じること
わたし わたし 決心した
わたし 何故 生きてる
そう そう
ただの影 ただの影
一生懸命
今 こうして
生きる
幸福
明日も
あなた信じる
わたし 幸せ
わたし 見る
銀河
暗黒の中に
光る 銀河
生きられる
生きられる
死ぬ 死ぬ 死ぬ とき
生まれる わたし
無明と 誕生
そうそう、お正月に年賀状で、
田中眞由美さんから、「新しい詩の声」の募集もよろしくと、
言われてたんでした。
日本詩人クラブ主催です。
一人1篇、未発表の作品で、規定のサイズです。
今月末締切りです。
下記チラシを参考にして下さい。
腕試ししてみようという人は、応募してみて下さい。
良かったら。
(注*すでに日本詩人クラブ会員の方は応募できません)
このたびは、私の詩にご講評、ご感想くださりありがとうございます。
戦国時代や落ち武者に関連付けて読まれるとは意外でありましたが、歴史に関する知識のある方にしてみると、部落差別に結びつけて考えたりもできるのだなぁと学ばせて頂きました。
彼が何者なのか、皆がよく分からない状態だったのだと思います。私の育った場所は「一軒家に住んでいるかどうか」が割と近所の内で評判や信用に関わるような田舎らしい(母の談)です。部落差別の歴史は無いようでしたが、殆ど同じことですね。ホームレスの方は疎まれていました。
悟りの内容を深めると良いとの助言、ありがとうございます。
また書かせていただきますので、ご講評いただける際はどうぞよろしくお願い致します。