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この度は拙詩「古地図は語る」に評をいただき、誠にありがとうございました。
わざわざ色々調べていただき、申し訳ありませんでした。
三浦様の仰る通りの特別展を観賞しての印象を詩にしました。
今回の詩は、いつにも増して、自分の中でどうも合点がいかず、最悪の出来だったのですが、三浦様が大変緻密な読み解きをなさって下さったおかげで救われました。
読み手の方が力ある方だから、佳作にしていただけたものの、全ての方に分かりやすい詩であったか疑問です。
詩を書く時、そういった読み手との距離をどの程度留意すべきか、考えさせられました。
三浦様の仰る二点の地図が、今回の詩の鍵にはなっておりますが、その他の展示品も、女王、ペガサス、架空動物と…雑多に登場させております。
更には、*で区切り、いきなり日本地図の印象を述べ出した事も、乱暴すぎて、唐突すぎて、盛り込みすぎの、いつもの失敗が顕著に出ているのではないか…しかし、直しようがなく、悩んでおりました。
詩になっているとの事で、ほっとしております。
描きにくいモチーフでのちょっとした挑戦でした。
高く評価していただき、ありがとうございました。
今後とも、ご指導のほど宜しくお願いいたします。
島様 遅くなり申し訳ございません。詩の評をありがとうございます。
叙景の腕が上がったとのお褒めの言葉、ありがとうございます。
課題は独自のオノマトペですね。
古本屋で買った昔の詩集にそういうようなものがあったので参考にして考えたいと思います。
この度はありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。
島様へ 評をありがとうございます。
範囲が広い、とのご指摘ありがとうございます。
自分の詩を見てみると
『理解されない』
のような詩が多いので、気をつけて書きたいと思います。
あと一歩を頑張れるように、進んでいきたいと思います。
これからも、よろしくお願いします。
駆り立てられて
走り続けて
見えたのは 永遠
負の時間に躓いて
跪いて
見えたのも 永遠
出口などはなく
あるとするなら
永遠の入口
魂は知っている
その時が来たら
来世に向かう事
ほら
わかるかい
見えるだろ
終わらないんだ
永遠は
いつも見ているんだ
永遠を 君は
朝陽の差し込むリビングにいつもその絵が掛かっている
あなたと住み始めた頃にワゴンセールから探し出したもの
砂浜と題したその絵はわたしにはちっとも砂浜に見えなかった
あなたは一目気に入り誕生日のプレゼントに欲しいと言った
もっと素敵なものを贈りたかったのにあなたはそれがいいと言った
甲斐性のないわたしのことを気遣っているのかと思った
後ろめたいわたしがいた
あなたはその絵を東の窓が見える壁に掛けたいと言った
わたしはあの砂浜の白い砂になれるかしら
あなたと一緒に砂になって過ごせるかしら
いつもあなたはその絵を眺めてそう言った
わたしは絵に描かれている砂浜を探していた
ある日のあなたは綺麗なドレスを着てこの砂浜にピクニックに行きたいと言った
わたしは砂浜でドレスを着たらすぐに汚れてしまうと言った
ある日のあなたはこの砂浜に可愛いテーブルと椅子にくつろいで一日過ごしたいと言った
わたしはこんなところに一日いたら退屈してしまうと言った
ある日のあなたはこの砂浜でおいしいコーヒーを飲みたいと言った
わたしはこんなところでコーヒーは買えないと言った
ある日のあなたはこの砂浜に行くなら早春がいいと言った
わたしは風邪をひくのでもう少し暖かくなってからにしようと言った
その日のあなたは珍しくそれでは少し遅いかもしれないと
わたしはどうして遅いのかと尋ねた
あなたはただ砂浜の絵を眺めて応えてくれなかった
それからあなたは砂浜のことは言わなくなった
桜が舞う季節にふとあの砂浜に行かなければならないと焦燥した
わたしはあなたを乗せて行く先も決めずに車を走らせた
あの絵の砂浜の場所を感じるままにハンドルを切った
白い砂浜と水平線
夜明け前に視界が開けた
あなたの笑顔に救われた
何故だか間に合ったような気がした
あの絵の白い砂浜に辿り着いた
小さな丸いテーブルと椅子が二つ
紐が揺れる白いワンピースにつば広の白いレディースハット
あなたはコーヒーカップを片手にわたしを見つめていた
わたしはこの砂浜の白い砂になれるかしら
いつものようにあなたは言った
わたしは早朝の肌寒さを感じながら
いつものようにはぐらかした
わたしはこの砂浜の白い砂になりたいな
あなたは言った
それを決めているようだった
わたしはあなたの白いサンダルに視線を移した
これ以上わたしは逃げることができなかった
あなたに視線を移したのに霞んで見られなかった
真っ白な砂になれるよ
わたしははじめてあなたに言った
あなたはとてもうれしそうに微笑むと
手元のコーヒーが白い砂になった
コーヒーカップ
丸いテーブルと椅子
白いサンダル
ふんわりしたドレス
つば広の帽子
つぎつきと砂になり
あなたもきらきらとした白い砂になり砂浜に溶けていった
だからわたしは最期まで言いたくなかった
でもこれが最期だったから
あなたに言ってあげたかった
わたしは一人砂浜に佇み白い砂を掬い
あなたが話し掛けてくれるのをいつまでも待っていた
その日から朝になると絵のなかにあなたを探しているわたしがいる
このたびは「糸を離す」にご詩評くださりありがとうございました。
投稿直前まで思っていたのですが、詩の見た目が整っていないことを感じておりました。(本当は直してから投稿すべきなのですが、すみません)
よい詩は、意味に関わらず、文字を眺めているだけで美しさを感じるような気がしております。島様の改め案にすっきり致しました。
また「すぐに切れ」のご指摘も確かにそうでした。本当はこんな感じを表現したかったのですが→「ずっと長くつながっていた糸が、ある時ふっと関係性が崩れてその時の糸はとても切れやすかった」。すみませんでした、もっと考えてから投稿致します。
甘い秀作とても嬉しいのですが、拙作にご詩評頂けたことの方が比べられないくらい嬉しかったです。引き続き何卒よろしくお願い致します。
このたびは「もう死ぬというのなら」にご詩評くださりありがとうございました。
三浦様のご指摘の通り、詩を作るときにはなぜか死をとても意識してしまっております。どうせいつか死んでしまうのなら、こんな命はとてもちっぽけだし周囲の人に喜ばれて生きていたい、と頭では考えていますが、実現はとても遥か遠くに霞んでいて暗中模索です。
ガチガチの理系で詩作については全くの素人で、読まれている実感を頂けるMY DEARにはとても感謝致しております。引き続き何卒よろしくお願い致します。
だるま落としの青、黄、緑を
ぽんぽんぽんと木槌で打てば
だるまはぐんぐん下に落ち
上にのっかる青、黄、緑
きらい、きらい、きらいとばかりに
ぽんぽんぽんと体を叩けば
のせられもしない青、黄、緑
あれれ、わたしの好きになるはやさは
きらいになるはやさに追いつかれちゃう
打たれ残った赤い首を
最後にぽーんと
遠くへとばせば
退屈して
床でも叩くわたしの木槌
私は知っている
どんなに
追い詰められ
絶望しようとも
どこかしらに
抜け道は存在し
望みが
完全に断たれる
間際
いたずらに
一筋の光は
差し出される
時々私は思う
なにもかもを
あきらめられたなら
どんなにか
楽であろうと
何者かが
絶望を与え続ける
いくらかの
余白を残しながら
ずっと・・
そして、なぜそれが
そうなっているのか
本当のところなど
私は
なにも知らない
今回は新掲示板への移行に伴い、歓迎のお言葉をありがとうございます。
今回の投稿作について、挨拶は別途記載し評不要の記載もしなかったのですが、挨拶と理解されてしまった。
そして、例え不評の内容だったとしても、昔の投稿作が印象に残っていらっしゃるとのこと。
これは現投稿作へ、何かコメントを寄せる魅力が無かったと言うことと理解致しました。
半年以上もの期間で、過去作しかも初回を超えられていない現状。
厳しい現状ではありますが課題とし、成長へと繋げたいです。
今回はありがとうございます。
今後とも御指導御鞭撻のほど、よろしくお願い致します。