MENU
1,729,945
固定された投稿

★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るため、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)
新規ご参加の際は、ページ一番下の「お問い合わせ」フォームから、必ず届け出をお願い致します。


◆初めて詩を書く方や、おっかなびっくり詩を書いてみようかなあーという方、
「MY DEAR掲示板」ではハードルが高すぎるよと感じる方には、別途、

   <<初心者向け詩の投稿掲示板>>
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

をご用意しております。(上記リンクから飛んで下さい)
こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
なんら気にするところなく、いつでも詩を書き込んで頂けます。
誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。

どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

◎8月5日(火)~8月7日(木)ご投稿分、評と感想です。(青島江里)

(お先に失礼します)

◎8月5日(火)~8月7日(木)ご投稿分、評と感想です。

☆熱帯、夜を超える  荒木章太郎 さん

今年の夏は酷暑を超えてしまっていますよね。暑すぎて、まさしく「自然と無意識が溶ける」っていう感じになってしまいそうです。

三連目までは、自然のままに拝読することができましたが、四連目で引っかかってしまいました。「君」です。流れのままに拝読すると「君」は「人」であるかと思えてくるのですが、すぐ後に「何百年も繰り返してきた」とくるので「人じゃないの?」ってなってしまったのです。これらの行の前に、予告のような行を追加するか、「君」を人と誤解されないような言葉に変える必要がありそうです。

五連目からは、命に偏見を持ってはいけないよということや、人間の傲慢さなどを表現してくれようとしているのだなということを感じました。七連目なのですが、こちらも、虫のことから突如、熱帯魚という魚について書かれているところが引っかかってしまいました。虫の生活している屋外などについて、視線を映している中、突然の水中で生活する魚について続けるには、間を取り次ぐような言葉が必要な気がしました。

全体的にみると、今回は主題に関する副題があちらにもこちらにも存在してしまったことが、引っかかってしまった原因のように感じました。蛇行しそうになっているところを見直して推敲されるとよいかと思いました。

今回の作品、連を一つ一つ、ピックアップして拝読させていただくと、それぞれ、なかなか思いつけないようなレトリックに目を惹かれました。


熱帯夜で
自然と無意識が溶ける
暑さで凍りついたからだを
朝が溶かす


鳥の囀ずりが取り残した
合間をぬって蝉が泣く
先細って消える、
夢と呼ばれていた声の残響のようだ


俺のベランダでひっくり返っている
夏の骸を埋める
土に──
帰る土がない
ここを耕して俺が
土になるしかない

特に⑶は、心の、怒りにも似た勢いが感じられて印象深かったです。

レトリックは多く使うと、よい点が霞んでしまうことも多いとされることもありますので、それを片隅に置きつつ、自分の世界を描いていかれると、さらによい作品になると思いました。とても印象深い表現のある作品でした。今回は佳作一歩手前を。



☆新品の電池 多年音 さん

初めてさんですね。今回は感想のみ書かせていただきますね。

押入れ掃除不意にみつけた
小学生の時の理科の工作キッド

この二行を見つけた瞬間、私の心の中にワクワク感が走りました。そうです。ありますよね。あ!懐かしい!こんなところにあったんだ!動くかなぁ~!というワクワク感、ドキドキ感!早く次の行が読みたいなどと思いつつ、次の行に視線を移しました。

三行目以降がまた面白いのですよね。詩の主役は「小学生の時の理科の工作キッド」なのかと思いきや、なんと、そこに入れる電池になっていく展開が面白かったです。

「双子の電池」っていう表現はなかなかの可愛らしさでしたし、電池に関して「どっちが新品かなんて当てようがない/中身は全く違うのに」と思うところも暮らしのあるある感がいっぱい出ていて、興味をそそられました。

四連目の「見つめても見つめても。」ですが「。」はこだわりがないようなら、無しの方が自然かなと思いました。また、同じ言葉を繰り返すのも良いと思いますが、ジィッと見るという意味合いにしたいのなら「食い入るように見つめても」という方法もアリかと思いました。

五連目から最終連にかけては、予想外の展開。まさか宝石や爆弾に例えるとは。なんだかんだいいながら、誰かに何の答えを求めることもなく、すべてが自己完結で終わっているところ。こういうのってあるよなぁって、思いました。みんなが知らないだけで、個々、自分ひとりでいる時、むにゃむにゃと、他愛のないことを考えたり、呟いたりして自己完結することが。

そして、何が面白いのかっていうのは、作者さんがこのような、何気ない暮らしのあるあるを詩にしたいなって思えること。そして、ちょっと皮肉っぽいものを織りまぜながら、独自の詩の空間を完成させてしまうこと。しかも堅苦しさが全くなく、それでいて、個性的なスタイルになっているところが、とても面白かったです。



☆世界 喜太郎 さん

世界は広いですね。地球だけではなく、宇宙単位で考えたら、それは計り知れないものだと思います。そしてさまざまな生き物の命が繰り広げる世界のことを考えると、これまた、計り知れない世界がどんどん膨らんできますね。ゆっくりとした静かなリズムと空気を感じられる詩行。無限の世界を想う様子を、素直なままの言葉で描いてくれましたね。

四連目の「微笑めたら」ですが、このままでも良いと思いますが、「微笑むことができたら」の方がしっくりとくるのではないかと思いました。

最終連の「と思う」ですが、これもまた、このままでも良いと思うのですが、「踏み出してみたい」としても良いかと思います。元々、思ったことを書いているので、「と思う」という言葉がなくても充分に伝わると思います。

三連目。この作品の中で、個人的には一番いいなぁと思った連です。人生の所作、動作を背伸び、しゃがむ等、身近な動きでわかりやすく表現してくれたところがよかったと思いました。

五連目。三連目と同じくらいよかったです。

「それは心の方が世界より大きく広いから」

何が良いかというと、大人が書いた作品なのですが、まるで本当に純粋な子供が書いたような表現になっているからです。全然、純粋な子供のような気持ちを狙った感じもなく、さらさらと自然に詩行の流れで行き着いたように思わせてくれるところがよかったです。細かいことを言うなら「大きく」のところは「大きくて」にする方が良いかと思いました。

静かな空をひとり、ゆっくりと眺めながら人生を考えるような空気の流れる作品でした。今回はふんわりあまめの佳作を。



+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

このような酷暑の中でも、作品を生み出し、投稿作品で溢れる掲示板を見つめていると、
見習わなくてはという気持ちでいっぱいになりました。

暑すぎる毎日ですが、どうぞお元気で。
みなさま、今日も一日、お疲れさまでした。

編集・削除(未編集)

サボテンと秋を待つ  温泉郷

手記出版のお祝いにと
母がもらった
シャコバサボテン
水と液肥だけで
20年
生きてきた

朝鮮半島から
引き揚げてきた
幼い母
遺体に群がる
無数の虫
雪の上に残る
黒い人影

「これの世話だけはお願いね」

ほかの植物は
すべて人に託し
サボテンだけを残して
母は町を離れ
施設に行った

たまに
片付けにくるだけの私は
水やりを忘れないよう
サボテンは
ベランダから
玄関のポーチに

多忙と焦燥の酷暑
久しぶりに行くと
サボテンの葉が
白くなり
鉢の土に届くほどに
垂れ下がっていた
それは
誰かの代わりに
身を絞る乾きを
耐えているようだった

蘇生の水と薄緑の液肥
毎週の懺悔の儀式

しばらくして
サボテンの葉は
ピンと上向き
緑を取り戻した
しかし
緩んだ姿のまま
元にはまだ 戻らない…

水は砂の間をめぐって
根にしみ込んでいく
肉厚の葉は
命の やわらかさ
命の 無言の抵抗

誰も鑑賞しない
サボテンは
玄関で淡々と
何かをまとって
生きている

サイレンと黙とうの夏
サボテンの
あの白かった葉
その揺らぎ
その乾きは
ずっと刺さったまま

母にはまだ何も
話す勇気がなく
サボテンとともに
静かに秋を待つ

編集・削除(未編集)

時間という川  こすもす

時間とは
不思議なものだ
速く流れたり
遅く流れたりする

楽しい時
何かに夢中になっている時
好きな人と一緒にいる時は
速く流れる
あっという間だ

眠れない時
何もすることがない時
苦手な人と一緒にいる時は
遅く流れる
時計ばかり見てしまう

速く流れる時
心は透き通っている
渓流のように

遅く流れる時
余計なものが溜まり
心は淀む

決して
流れが止まることはない
時間という川

ある時は速く
ある時は遅い
そんな流れの中を
今日も漂っている

編集・削除(未編集)

鍋  相野零次

ぐつぐつ、ぐつぐつと煮えたぎる生命の音がする
愛とか蝶とか、春とか光る朝とか
生命そのものを味わうための具を選ぶ
最終的には僕自身が具の一部となるのだろう
闇のナイフで切り刻む
腐ったキャベツや熟れ過ぎたトマトを
生命そのものを脅かすような輩を全て切り刻む
そうして煮込んでいる鍋にぶちまける
生命そのものの疑問全てをぶちまける
ああ 明日はもうこないのだろうか
昨日の疑惑を夢の中にしまい込んで
僕は銃口の狙いを自分自身に定めて
もうお手上げだと銃を撃った
ばんばん、ばんばんと今日と共鳴する音がする
生命そのものの驚きが一緒になって
僕の魂だけが生き返った
魂だけになった僕の周りに絵を描こう
生命そのものがキャンバスには散らばっているから
より鮮明に絵の具と筆を使って蘇らせよう
ああ 明日は来るんだと僕は悟った
朝になれば誰の元にも
愛を冒涜した僕の元にも朝は来るんだ
そして愛の太陽で焼け死んだ僕のむくろは
誰かの鍋にまた放り込まれるのだろう

編集・削除(編集済: 2025年08月16日 21:48)

評遅れのお詫び  水無川 渉

7/29~31投稿分の評ですが、諸事情により遅くなります。申し訳ありませんが、よろしくご了承ください。

お待ちの評者の方がいらっしゃいましたら、お先にお願いします。

編集・削除(未編集)

社不  希望

海はどこまでも海で 知らない世界へと続く
僕はどうしたって僕で いつも少しだけ疲れている

0にも100にもなれない毎日を 振り子のように揺れて
真ん中で止まっては また何かに動かされていく

階段を上っているのか 下っているのか
どちらが正解なのか 50でいたいのか

答えのない答えを 軸を 光を 小さな闇を
求めていた 今日も夜が始まる


砂時計の砂が全て落ちても 時は流れ続ける
空白の中にも 何かが存在している

僕の心の空白も 埋めなくて良いのかもしれない
僕はどこまでも僕で 知らない世界へと続く

いつかの知っている世界に 夢の中の約束のように静かに佇んでいる記憶がある

ガラス玉や万華鏡 木漏れ日や誰かの優しさ 楽しそうな子供

そんな眩しさが 確かな 触れられそうな希望が

僕の答えで

軸で

光で

小さな闇を 
照らしてくれるのかもしれない


今日も朝が始まる

編集・削除(編集済: 2025年08月14日 15:33)

青の証明  松本福広

青い空
異国と繋がる空はばたくため
彼らの若きひと時が散る

同じような青い空を眺めて
時代も繋がるような錯覚に
青が散らばる

(第一陣世界大戦以降、世界的に航空機の需要が高まる。日本も例に漏れない。旧海軍はより若いうちから基礎訓練を行い熟練の搭乗員を育てるため14歳から17歳までの少年を全国から試験で選抜して基礎訓練を行う予科練習制度を始める。)

青を目指して
青に大義を抱く
時代の小さな雫

絞られても
雫は日差しに煌めき
地面を濡らす

(予科練の一日は管理されたもので、寝る場所は吊床と呼ばれるハンモックのような移動も駆け足だったとのこと。)

一葉の写真に残された
笑顔の少年(※1)
もしも
時代を超えて
同じ青があったとすれば

きっと
その証明は
彼の表情に

(予科練の厳しい生活の中の憩い。例えば、酒保があげられる。旧日本軍独特の名称で、売店のことです。日用雑貨や菓子類、うどんやお汁粉などを販売している売店で、夕食後が「酒保開け」となり、温習までの自由時間に利用することができた。)

時代が違うはずの
見知らぬ彼が
どこかで見た少年に重なる
ひたむきな彼と
変わらないように見える

青が変わらない証明を
彼が望んだ戦争の「終わり」と
たった今ある平和が結ばれることを。

【補足】

※1
載せた写真。酒保の饅頭を運ぶ少年。饅頭の匂いに表情がほころんでいる。
土門拳 撮影 『酒保開』

※2
茨城県稲敷郡阿見町「予科練平和記念館」
https://www.yokaren-heiwa.jp
訪問にて書いた詩です


今回は感想のみでお願いします。

編集・削除(未編集)

一途 喜太郎

周りは言う
君は一途だな…と

それは少し違う
あの人の魅力が
あの人の全てが
僕を一途にさせる

周りの景色も
あの人を引き立てるための舞台

移り変わる季節も
あの人の数多の美しさを飾る

発する言葉や
所作や表情も
見惚れる事を改めて知る

僕が一途なわけじゃない
僕を一途にさせる
あなたに少しだけ
怖さを感じてしまう

この怖さが嫉妬なのか
それなら怖さも愛しいよ

編集・削除(未編集)

不穏  荒木章太郎

不穏は足音を立てずにやってくる
都市伝説の看板掲げて
夕暮れの路地にセピア色の匂いを漂わせ
なぜか懐かしさで油断させる
それは肉食獣の口の形をした依存物質
人の形に入り込み骨や血を似せてくる

俺は牛タン、レバ刺し、あん肝、白子
夜ごと命を呑み込んで
酒を流し込み唾を飛ばして議論した
歴史に疲れ果て、切り取り、要約、早送り
思考をどこかへ預け
考えることをやめてしまった

——その瞬間、俺はもう死んでいたのかもしれない

かつて見た頭が大きく手足が細い宇宙人
いま画面を覗く子どもに重なり
柔らかな言葉ばかりを噛まずに飲み込み
顎は細く歯は溶けて
走る力を失っていく

それは鏡に映る未来の影か
頭の中にやつらは忍び込み
脳を舐めて食らう
それでも俺は「考えるより検索」を選び
思想的な死を想像できない

だからーーー

宇宙から見れば幽霊の宴
地上から見れば侵略の足音
不穏は疑心暗鬼となり
互いの肉を食い合う

はるか昔から人類は
戦争をやめられない
八十年の平和は
成長を止めたかわりに
足音を遠ざけた
それでも耳の奥では
乾いた靴底の音が
途切れることはない

そして俺は宴の締めに食べる
麺類がやめられない
姿を消した屋台の代わりに
二十四時間灯る看板の下で
先が見えない湯気に顔を突っ込み
敗北をやさしく煮込んだスープに
先伸ばしにのびる麺を啜り朝を迎えた

編集・削除(未編集)

夏休みの記憶  aristotles200

田舎育ち、家の横に川の上流があった
夏場はよく川で遊ぶ
上流でも、堰の深みは3mはある
麦わら帽子を被り、首にはタオル
釣り道具とゴム付きの銛、バケツを持って
ゴムサンダルで真夏の農道を一人歩く
人の来ない
藪の向こうに自分だけの場所がある
釣りに飽きれば、川に潜り銛を突く
水は夏場でも冷たく
寒くなれば、大きな石の上で昼寝する
そんな夏休みを過ごしていた

堰の上下を挟んで、自分の王国である
河童のように泳ぐ
流れの速い、遅いところ
身体が沈む淵や、魚のいるところ
一日中いても飽きない
夕方、釣果をバケツに入れて帰宅する
ハヤは、母が塩焼きにしてくれた

水が透き通っているので
淵の魚が丸見えで、よく潜っていた
堰の真下にある深い淵は
上から飛び込んで、底まで泳ぎ
下流に向かって、潜水泳ぎで水面に上がる

立ち入っては危険な場所もある
川の中ほど、突然深くなり流れも緩い
泳いでいても身体が沈む
淵の下のように、川底に潜水すれば
もはや水面には上がれない
青みがかった、深く
暗い水の色をした川底は
子ども心にも何処か、恐ろしさを覚えた

足ヒレとシュノーケル
これらを手に入れてから
文字通り、河童と化したのだ
それでも
急流に入る愚は一度もない
美しい川と、一つになっていた

遠野物語、ゲゲゲの鬼太郎、河童の三平
日本の妖怪を
身近に感じられる時間を過ごしたように思う

   ✳

歴史博物館の資料によれば
この辺りは昔から、大きな淵があり
河童が住んでいたらしい
たびたび
人や馬が、川底に引きずり込まれていたとか
そんな伝承があると知ったのは
大人になってから
さもありなん、と思った

編集・削除(未編集)
合計6448件 (投稿6448, 返信0)

ロケットBBS

Page Top