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★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
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どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

空転するパレード 佐々木礫

静かなオフィス街を抜け
住宅街を歩く二十二時

今夜の街灯の射影は
電柱の裏側より注ぐ
青い達磨の熱視線
いつか鞄に付けて歩いた
女に貰ったキーホルダー
今はただ寒々とした恐怖
近頃の僕は
まるで踊りを忘れたダンサー

一人暮らしの玄関ドア
開ければ鳴り出すクラッカー
今日もどこかで祝い事
例えば砂漠の処刑場
例えば赤子の眠る街
喜ばしい終わりの予感

広すぎる十畳のリビング
その端の窓際に置かれた
場違いな安楽椅子に座る
網戸の奥から冷気が差す

そこは寂寥の玉座の間
大きな目をした王子様
退屈しのぎに座るのは
バルコニーの電気椅子
視線の先には祝祭の街
空転するパレード
象は空気階段を上る
街の広場の時計台
正体不明の華麗なピエロ
秒針にベルトを巻き付けて
酷く笑顔な首吊りピエロ
その後も決して目を覚まさず

編集・削除(編集済: 2024年12月09日 00:40)

現実の産声  荒木章太郎

沈むロマン
ああっ
真っ赤なロマンが
静かに沈む
酔いを覚ます間もなく
俺は詩に酔いしれ
傲慢な陽を昇らせる

昼間から夢を見るなど
普通じゃない
背を向けた現実を追いかけ
「ちょっと」と手を伸ばす
その瞬間
沼が俺を掴む

「できない……」
声をかける意志が
足元に沈んでいく

遠ざかる声
振り返らず
遠ざかる足音を聴く
目を閉じても
ロマンは沈み
涙は枯れて
静かな現実が目の前に

現実の産声
夜が来る
夢の帷が降りる頃
俺は現実を掴みきれず
夢の外に立つ

だが俺は
フィクションではない

編集・削除(未編集)

ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲が好きなネコ   温泉郷

ベートーヴェンの
後期弦楽四重奏曲が好きなネコが
その日の気分にあった曲を選んで
ヘッドホンで聴きながら歩いていたら
街の人たちが
「そんな難しい曲ネコがわかるはずがない」
「ネコのくせに生意気だ」といいだしたので
嫌われたくなかったネコは
選曲を変えて
同じベートーヴェンでも
ピアノソナタにしたら
以前ほど
つらくあたられることはなくなった

ベートーヴェンの
交響曲を聞きたいときは
好きな1番、2番、4番、8番は控えて
有名な3番、5番、7番、9番にしておいたら
街の人は何も言わなかった

ただ ネコにとってこれらは
やや つらいのだ
でも「偉いね」といって
撫でてくれる人もでてきた

ネコが本当に好きなのは
後期弦楽四重奏曲だったので
家にいるときは
それを思う存分聴くようにした
好きな曲を聴いているときのネコは
髭がトロンと溶けて
尻尾もダランと床に延びるのだ

「ああ 人と付き合うのは疲れるね」
とネコは思うけれど
人が自分に対して感じることも
わからないではないので
「人も案外 可愛いね」とも思っている

ネコはいずれ
ネコ音楽堂で
ネコ演奏家に頼んで
渾身の後期弦楽四重奏曲を
街の人と一緒に
じっくり聞きたいなと
夢みている

編集・削除(未編集)

井嶋りゅう様 評のお礼です。  荒木章太郎

井嶋様。今回もお読み頂き、貴重なご助言ありがとうございました。元々、本作は風刺的なものを描こうと思っていました。ベースには、今回の兵庫県知事選挙で起きた問題を抽象化して抒情詩として表現したかったという背景があります。ですので、仰るように、もっと長くしなくては描ききれませんし、時間をかけて推敲しなくてはいけない作品でした。小手先の表現にこだわったために素材を粗末にしてしまいました。本作とはゆっくりと向き合って、タイトルも含め書き直してみます。

編集・削除(未編集)

花のエキス  相野零次

僕がやさしい瞳であるうちに、君達は去った方がいい。
その日の僕の怒りはほとんど極限だった。
心が張り裂けて爆発して全てを無に帰することができた。
それをしないのは君達が可哀そうだからだ、哀れだからだ。
こんな糞みたいな街で毎日汗水流して働いてわずかな日銭をもらい、安い鼻につんとくる香水を風呂にも入れない毎日からもたらされる悪臭を隠すために買う。それだけの日々を生きる女もいれば、汗をかいて渇いてをなんども繰り返して鼻が曲がる悪臭を匂わないですむためのせんたくばさみを買うだけの男もいる。
その男女たちがつくっているのは造花の香りだ。
それは得も言われぬ芳醇な芳香を醸し出しているのだ。
男女たちはその芳香の犠牲に自らの悪臭を止めないのだ。
その自らの悪臭のなかのエキスから芳香は作られるのだ。
だから男女は己らの仕事に誇りを持っている。
そうだ。みんなそれを知っている。
だから男女を臭いなどと罵る輩はいないか、いても非難を受けるのは非難した側のほうだ。
一度その造花の芳醇な芳香を嗅ぐと、ひとは虜になる。
癖になるのだ。最初は一年に一回が、三か月に一回、一か月に一回、一週間に一回、毎日、日に三回、と次第に増えていき、もはやその芳醇な芳香なしでは生きていけなくなる。
だから、その造花を得ることができるのはとてつもない財を築いたものだけなのだ。金持ちだけが楽しめる途方もない娯楽なのだ。しかしまれに、金持ちの娯楽がなぜか庶民に伝わってしまうこともある。そうするとどうなるか。
庶民は最初は一年に一回、一本だけで我慢しようとするが、できるはずがない。それだけその芳香は魅力的なのだ。財を投げ売ってその造花を得ようとするが、造花はとても高価なので、足りるはずもない。するとどうなるか。
最終的にはその芳醇な芳香の造花を作る男女の側に回るのだ。日々の悪臭を耐え抜き、一日のほんのわずかな一瞬にだけ、その芳醇な芳香を嗅ぐことが許される。それは日々の悪臭という苦行をも忘れさせてくれるのだ。
そうしてその造花の芳醇な芳香の仕組みはなりたっている。哀れな男女たちが身を粉にして造花を作り、わずかな富裕層だけが毎日、何十本もの至福な時間を過ごすことができるのだ。
僕はそのことを身に染みてわかっている。なぜなら僕は今まさにその造花を作っている側だからだ。
そんな僕をくさいくさいと馬鹿にする君達が眼の前にいるのだ。僕が金持ちに告げ口すればお前も造花づくりの犠牲者の一人にすることも可能なはずなのだ。
ほんとうに僕は爆発寸前だった。しかし、それは不意に訪れた。
僕を雇っている金持ちが帰ってきたのだ。あの造花を胸のポケットに差して。
その瞬間、部屋中が芳醇な芳香に満ち、僕のくだらない怒りなど忘れさせてくれた。
その男女らは何だ?君の知り合いかね。と僕に金持ちは尋ねた。
ええそうです、新たな働き手達ですよ、と僕は告げた。
彼女らは否定も肯定もしなかった。ただその芳醇な芳香の虜になっていた。
だから僕はこの部屋に入るなと必死に止めたのだ。
だがもう遅い。彼女らはこの造花を手に入れることを止められないだろう。しかし彼女らは僕同様、金持ちなんかじゃない。与えられる側ではなく作る側に回るしかないのだ。
僕は彼女らを蔑む一方で、ふっとほくそ笑んだ。

編集・削除(未編集)

井嶋りゅう様 評のお礼です。  温泉郷

井嶋りゅう様 今回もお読みいただき、ありがとうございました。ご案内いただいた映画は、まだ見ておりませんでしたが、是非、鑑賞してみようと思っております(ユーチューブでも見れるようでした)。ご指摘を拝読し、背景をきちんと盛り込めていなかったため、全体に分かりにくく、伝わりにくい作品になってしまったのだと思いました。「冤罪」をテーマにしたつもりだったのですが、タイトルを含めて、書き改めようと思っています。いつも貴重なアドバイス、本当にありがとうございます!今後ともよろしくお願い申し上げます。

編集・削除(編集済: 2024年12月04日 20:10)

ゆき  松本福広

※今週回は感想のみでよろしくお願いいたします。
※添付した画像は印刷イメージです。こういう絵になるように配置したんだなとご参照ください。

音もないし
   においもしないけど
      しんしん   しんしん
     冬のにおいは      あの大地のぬくもりを   ほのかに  抱いて
  雪の結晶が   冬の空気に 包まれて   雪の中に落ちる  空気に抱かれ 消える
濡れた   踏まれた土が   水気とともに雲へ あがっていく  優しい循環のにおい
 ざくざく 誰かの足音 弾むように  ざくっ ざくっ 雪の音は 未だ遠い春の足音で            
           雪のにおいは    微々たる歩みで 近づく  春のにおいで
  雪が 耳を 濡らして  すぐに溶けた水が 耳に染み入る    微かな水がジワッと音
        においを  どんなに例えても  白のままで
  やっぱり  私には    それらのにおいは  かぎとれなくて
      私には   その音は聞き取れなくて
                      言葉の雪が降り積もる


作品としては、※の注意書きから上記までの部分となります。
・奇をてらい過ぎ。読みにくくなってない??
・やってみようとした試みに自分の想像力と筆力が……。
・白と黒の配置とバランス問題が難しい!
・自分のPC環境と相手とのPC環境で微妙にずれたりしない? その調整など相手に余計な負担を与えない?
・あと、単純にこれ面白いのか?

等々と思い、自主的にお蔵入り。
「おおー、書こうとしてるんだなー」と読んでいただけたらと思います。

編集・削除(編集済: 2024年12月04日 14:55)

井嶋りゅう様 ありがとうございます。

評をありがとうございます。
子供が思春期になりそれから数年で巣立っていく時期は、たいてい母親は更年期と重なり、さらに自分と夫の両親の介護とも向き合う事となり、女性が体調を崩す例が多いようです。
自分が空の巣症候群のようなものになるとは、私自身も予想していなかったので驚きました。

編集・削除(未編集)

井嶋りゅう様 ありがとうございました

井嶋様

『あなたがいなくなった朝』を読んでいただき、そして気持ちを汲んでいただきありがとうございます。
稚拙な文ですが、あの日、投稿出来てよかったと思っています。
ありがとうございました。

                 晶子

編集・削除(未編集)

11/19〜11/21までにご投稿分の評と感想です。  井嶋りゅう

11/19〜11/21までにご投稿分の評と感想です。
遅れてすみませんでした。
ご投稿された詩は、一生懸命書かれた詩ですので私も一生懸命読ませていただいておりますが、上手に意味を読み取れなかったり疑問を書いたり頓珍漢な感想になったりする場合もございます。申し訳ございませんがそのように感じた場合には深く心に留めず、そんな読み方もあるのだとスルーしていただけると助かります。どうぞ宜しくお願いいたします。


*****

「酒と後悔と男とワンカップ」喜太郎さん

喜太郎さんこんばんは。
なんとなく昭和の雰囲気が漂う切ない詩ですね。年末が近くなるとクリスマスやお正月など賑やかな雰囲気が街中にあふれてきますが、同時に道路工事なども増える気がして、土木作業員の方達をよく見かけます。確かにコンビニの前にいらっしゃいます。労働のあとの一杯というのは、どんな職業のかたでも美味しいですよね。その一杯が体に染み渡ったあとの、世の中の賑やかさがこの詩の対比としてよく描かれていると思います。ただ、なんとなく、どこかで読んだことがあるようなありきたり感も否めないのです。否定ではありません。ひとつだけ、その人ならではの感情あるいは動作などがあると、もっとリアリティが増すと思いますので、宜しかったらご一考ください。佳作一歩前といたします。


*****

「あなたがいなくなった朝」晶子さん

晶子さんこんばんは。
本当に、さみしいことだと思います。どなたがお亡くなりになっても世界はまわっていて、いつも通りの日常があって、だからこそ私たちは生きていけるのかも知れませんね。昔聞いたことがあるのですが、大切な方がお亡くなりになったあと、残されたかたの気持ちが悲しみに引っ張られすぎないように、遺族のかたにはお葬式など、やることを残すのだと聞いてなるほどと思った記憶があります。絶対とは言えませんがある意味理にかなっているところもあるのだと思いました。
こちらの詩は追悼詩として読ませていただきましたので、評価は割愛させていただきます。ありがとうございました。


*****

「猫 月に走る」萩原趙也さん

萩原趙也さんこんばんは。
初めまして。井嶋りゅうと申します。宜しくお願いします。
萩原朔太郎のファンのかたでいらっしゃいますかね?「猫」や詩集「月に吠える」を想像してしまいますね。こちらの詩には、猫の動作が沢山描かれています。確かに雰囲気はありますね。何となく黒猫のイメージがあったりします。ただ、やっぱり萩原朔太郎のイメージを払拭することが出来ず引っ張られてしまいますね。比較対象とされるのは望んでいないことかと思いますので、そういう意味では、萩原朔太郎の要素をなるべく外したほうが良いかも知れません。萩原朔太郎は偉大すぎますので、不利に働く可能性が大きいと思いますので、そういう意味です。宜しかったらご一考ください。


*****

「砂漠を見てから」津田古星さん

津田古星さんこんばんは。
とても切ないですが、強い心持ちの詩だと思いました。私には子育ての経験がありませんので、知ったふうなことは書けないのですが、そんな私でもこの詩のような心の現象が起こることを聞いたことがあります。お辛いと思います。空虚な様子が伝わってまいります。友人の心無いひとことや、旦那様の悪意のない正直な本音など、このように言って欲しいと強要は出来ないけれどでも寂しくなる気持ちに同感です。この詩は何と言ってもラストの前向きさが素晴らしいと思いました。立ち上がる姿が凛々しく眩しく感じました。私も日常の中で落ちてしまう気持ちがあって、そういう時には自分を優先しないといけないのだなあと感じておりましたので、とても勇気をいただきました。ありがとうございました。佳作といたします。


*****

「オーブン」飴山瑛さん

飴山瑛さんこんばんは。
素敵ですね。表現も良いし構成も良いです。流れも良いですね。シンプルな表現の中で言葉が立っています。とても沁み込んできます。特に6連目が素敵ですよ。こういう思考がクッキーを焼きながらであることが、私的にはとてもリアルなんですよね。そして9連目にクッキーが出来上がるシーンがきちんと入るのが最高に良かったです。
ひとつ、5連目にしゃぼん玉が登場しますね。このしゃぼん玉がすこーし、すこーし、引っかかりました。何かこう楽しげな思い出が割れるイメージがあってとても良いんですが、感覚的に引っかかりました。そして、ラストの連はもしかしたらなくてもいいかなあ、というふうに感じました。「窓に/朝焼けがある」で終わる方が余韻が残っていいかと思いましたのでその意です。飴山さんは1文字1文字に想いがのっているのを感じますので、私もほんの少しのひっかかりを書かせていただきました。受け取れるところがございましたら宜しくお願いします。佳作半歩前といたします。


*****

「真実を宿す詩人」荒木章太郎さん

荒木章太郎さんこんばんは。
この詩は大変面白いと思うんです。この詩の中に「私人」と「詩人」が登場しますが、この詩に限ってはこの言葉を使わずに「訪問者」と「俺」がドア越しにおおやけの話や(「公人」はそのまま使ったほうが良いと思います)、死人、夕闇などの話をするという設定のほうがより面白くなると感じました。そして、内容的にはもう少し細かく鋭く(公表とありますので)書き込まれてあるとなお宜しいかなと思います。タイトルももう少しシンプルでもいいかも知れません。たぶんこの詩は今の倍の長さが必要で、この長さでは荒木さんの伝えたいことは書ききれていないと思いますよ。とても素材が良いのでもったいないと思いますので、さらに推敲をおすすめいたします。頑張ってください。


*****

「新生」温泉郷さん

温泉郷さんこんばんは。
温泉郷さんは映画の「CUBE」をご存知ですか?正方形の箱の中で目覚めるシーンから始まるのですが、結構古い映画なんですけど数年前にリメイクされて日本バージョンが作られました。私は最近Netflixを契約したので(地面師が観たくて)日本版を観たのでした。この詩を読んで最初CUBEが思い出されたのです。読み進めていくうちに、この四方の壁に囚われた暗闇とは自分自身の中、つまり肉体の中なのではないかと考えました。次に、いや「サイシンカイシケッテイ」と書いてあるところを読むともしかしたら刑務所の中なのかも知れないとも思いました。歯と爪、血だらけの頭蓋、そして後半にすでに失われている視力などから、長い年月と他者からの暴力あるいは自傷行為、冤罪などの想像をしました。途中で希望を感じる箇所も見受けられるのですが、ラストではやはりここから出られないことを暗示しているような気がして、一本の映画のワンシーンのように読んだのです。もしかしたら本当に何かの映画からのインスピレーションだったのかも知れませんね。アドバイスとしては「サイシンカイシケッテイ」が何を指しているのかをもう少し書いてあると背景が見えてくるかなということですね。佳作一歩前といたします。


*****

以上、7作品のご投稿でした。
どうもありがとうございました。
紅葉が見頃です。

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