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★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
新規にご参加の際は、ページ一番下の「お問い合わせ」から、ペンネームとメルアドの届け出が必要です。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
(ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。)


◆初めて詩を書く方や、おっかなびっくり詩を書いてみようかなあーという方、
「MY DEAR掲示板」ではハードルが高すぎるよと感じる方には、別途、

   <<初心者向け詩の投稿掲示板>>
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

をご用意しております。(上記リンクから飛んで下さい)
こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
なんら気にするところなく、いつでも詩を書き込んで頂けます。
誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。

どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

音の精  エイジ

音符と音符の間を
フェアリーが舞っている
いたずらっぽい笑みを湛えて

Amの音間から出てきて
Eへと綱渡り
また次のAmから
ひょこっと顔を覗かせて
D9へと飛び込んでいく

四分休符でひと休み
その周りには春の花畑が
ぼんやり透けて見える
清い空気を纏って
やって来る美しい精

いつもほのかな笑顔の
フェアリーは音の精
優し気な楽曲を見つけては
音譜の中を舞っている
そんな楽曲が世に残る限り
彼女は舞い続けられる

綿の柔らかな布を
肌のすぐ上に纏い
オーガンジーの布を
その上にひらつかせている
とても軽やかな音の精

次はCで舞っていたら
Gが彼女を呼び寄せる
Amへ飛んで行ったかと思うと
そっと目を伏せて
Fの中で眠りについた

ミントの香りがふっと
音譜に香っていた

編集・削除(未編集)

滝本政博さま 詩集刊行おめでとうございます

滝本政博さま

この度は詩集の刊行おめでとうございます。
詩集のタイトルと帯に添えられた言葉たち、
それだけでもう、そそられてしまいます。

これからも益々のご活躍をお祈りいたします。
本当におめでとうございます。

編集・削除(未編集)

ゆき  じじいじじい

がっこうのかえりみち
さむいなあっておもっていたら
ポツンポツンとしろいゆきがふってきた

ゆきのそらにかおをむけたら
つめたいゆきがほっぺに
ポツンポツンとふってきた

ほっぺについたゆきはゆっくりとけて
くびのほうにながれていく
つめたいな でもがっこうのかえりに
あるいているわたしにはつめたさが
きもちよさになった

さむいけど
ゆきをみてるとなんかねホッとなれるんだ
まっしろなゆきはなんでかな?
すごくやさしいしろにみえるんだ
わたしはそんなやさしいゆきがだいすき

編集・削除(未編集)

繰返しになりますが。  島 秀生

新規登録の際の返信メールに、必ず読んでおいて下さいとお願いしております、
MY DEAR掲示板 ご利用案内 の繰返しになりますが、

●初回登録は必須
 トップページにも書きましたとおり、
 初回のみ、管理人の方へ、一度メールを下さい。メルアドと、ここで使用されるペンネーム(あるいはハンドルネーム)をお届け頂きまして、ご登録とさせて下さい。
 (安全管理上、管理人にだけは、メルアドを把握させておいて下さい。)
 残念ながらネットの中にはいろんな方がおられますので、掲示板内の安全を守るため、初回登録は必須とさせて頂いております。

と書かせて頂いております。
本掲示板は、安全管理上、管理人は皆さんのメルアドを把握させて頂いておりますし、
管理人からメールをすることもあります。
また逆に皆さんから、ネット接続のトラブルの質問を頂いた際にも、ご対応させて頂いております。

また、あんまり書くとしつこいかと思い、消したのですが、
先々号の329号までは

*メールさせて頂くのは次のような場合です。
・全員に行きます →  ①新規登録時にお返しする、参加要領やお願い。
・ちょくちょくあります→ ②週1回投稿のところ、うっかり2回投稿してるとかのケアレスミス注意。
・ごくまれに、必要に応じて→ ③ルール違反関係(つまりみんなが気持ちよく投稿できる場でありたいので)。また、まったく逆に、免許皆伝連絡も、先に個別メールでお知らせします。

という具体例も記載して、載せておりました。

これはどうやら載せておいた方が良さそうなので、次号から再録いたします。

以上、繰返しになりますが、ご案内でした。

編集・削除(編集済: 2023年12月09日 12:15)

第三惑星の憂鬱  理蝶

第三惑星の憂鬱が
宇宙で表彰されないように
笑顔のポスターを貼って回れ
愉快なフリでいつしか笑え

砂漠に堕ちた人魚くらいの速さで
歌は干からびる
興は覚めて行く
死んで間もない感性を
誤魔化しながら人は死ぬ

剃刀みたいに無駄のない
銀色の強い夜だから
俺は死ぬほど浮かれてる
出来上がる言葉を捨てられる

背広を破いたその音が合図で
辞書がうろたえ嘔吐して
とたん拍動と感覚がものをいう場所になる
電子のようにすばしこく
鼠のようにあざとく
感情の認証番号を人に問え
不安を凝らせ 世に放て

第三惑星の憂鬱は
スーパーカーのスピードで
振り切れた針をさらに押す
始まったら終わるまで
剃刀みたいな夜の中
眩暈がするほど生きてゆけ
眩暈はするけど生きてゆけ

編集・削除(未編集)

妖精チチドとオシアニ  上田一眞

夜のとばりに包まれて
白き石柱が林立する
カレンフェルトの草の海に
月が上がる
芒の花穂(かすい)に支えられた秋の月
まあるい月は闇を照らす

草原の中にぽつりとある
スダジイの森
この小さな森には
往古より
妖精チチドとオシアニが棲んでいる

細かな月の光の粒子が
あまねく降り注ぐ
満月の夜に
二人の妖精は目醒める
そして訪う人に
優しく頬ずりをして
こころの淵に潜り込む

人のこころの裡に棲む
〈悪意〉を食べてしまう二人の妖精
チチドとオシアニ
その姿は 
夢を喰らって 花の香りの糞をする
更紗模様の貘のようだ

二人の妖精から薫る心地よい香りに
さやかな眠りを願って
委ねよう
ぼくの睡眠とこころの安寧を…

チチドとオシアニは〈孤独〉をも食べる
美しい月の光の化身だ

満天の星々が月の光と調和して
ますます 
その美しさを増幅し未明の空に輝く頃
光に押された
妖精チチドとオシアニは
静かに月面へ昇華する

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みずぶえ  秋さやか

あなたがみずぶえ ふくたびに
お空はあかく 熟れてゆく

あなたがみずぶえ ふくたびに
小鳥のひとみ 澄んでゆく

あなたがみずぶえ ふくたびに
やさしい記憶 うち寄せる

灯りだす町の むこうまで
つたわってゆけ
みずぶえのふるえ

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「命の彼方へと」  水野 耕助

真空に流し込む
激情を流し込む

それを動力源に

命の彼方へと
ビュビュン
飛んでいく

雲を突き抜け
ビュビュン
飛んでいく

真空に流し込む
激情を流し込む

それを動力源に

魂の最果てへと
ビュビュン
飛んでいく

風を追い抜き
ビュビュン
飛んでいく

苦痛や葛藤など
追いつけないところまで
憂いや焦燥など
追いつけないところまで

ビュビュン
飛んでいく
命の彼方へと
ビュビュン
飛んでいく

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ボーカリスト  妻咲邦香

歌いはじめのちょっとした仔猫
濃い目の文法、形容動詞武器にして
路地裏のゴミ箱転がした
生まれ過ぎた私、まだ驚いてる
発明し過ぎた感情、この世はなんて素敵
豹柄で揃えた余所行きは下着も同然
住み着いたボウリング場の機械室
明後日には幼気(いたいけ)な疫病が流行る
いい気なもんさ、甘いパンは食べられないし
頭蓋骨に響くからヒップホップは嫌い
そのうちここいらも立体交差で埋め尽くされて
ポリシーだって交番だって終わる
疑うばかりの青春もぱちんと弾けて
よぉ流れ星、綺麗だね

子供は三人目・・・までは覚えてる
ビール箱並べただけのステージ
ビートが強過ぎて足元から崩れた
カバー曲しかお客はノッてくれないし
時間旅行の筈が予定を繰り上げた
悪化する持病ぴくぴくぴくって
疼くこめかみ、この世はなんて素敵
ツケのきく水飲み場ならあそこ
バブル期のシャッター錆びてて動かない
知らない人が知らない人に今日も謝罪して
だから元気に回転する銀河系
暗闇を眩しいと言った哲学者の言葉を信じてる
心臓発作で逃げ切れたが勝ち
生き残れたら負け、ボーカリストだもん


・・・・・・・・・

滝本政博様、新詩集の上梓おめでとうございます。送っていただきありがとうございました。たった今届きました。大切に読ませていただきます。
そして今回同人の身内でアレなのですが、投稿させていただきました。もう遠慮なくバッサリやっちゃってください。

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私は誰の痛みも分かっていなかった 紫陽花

今まで何回転んだだろう
その度に痛みを覚えた
初めて自転車に乗って転んだ
血だらけの膝を抱えて
泣いた私
あれから数えきれないほど
転んで転んで
その度に痛いと感じた
絶対に忘れないと思った

大人になった私は
あの頃より転ばなくなった
でもあの痛みは覚えている
そう思っていた
だから我が子が転んだとき
私は自然と痛いねと声をかけた
私も痛いつもりになっていた

私は先週腰を痛めた
立ち上がり 歩き初めに
腰に鈍い痛みが走る
痛いとはこういうことか
今更ながら
私は痛いということを
忘れていた自分に気づいた
腰痛に悩んでいる義父に
痛いですねなんて言っていたが
私は一つも一ミリも分かっていなかった
この体の痛みを

ただ悔しいことに
現在私の腰は治りつつあり
また私は痛みなんて全く分かってない
誰の痛みも分かってない
どうしようもない私に戻りつつある

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