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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

島 秀生さま 評のお礼です  相野零次

島 秀生さま 評ありがとうございます
思っていたよりも良い評価を頂けてよかったです。
単なる恋愛の詩にはしたくなかったのと、
深いテーマ性を持たせたかったので、
うまくいったようで良かったです。
これからも詩作に励もうと思います。

編集・削除(未編集)

三浦志郎様  御礼  静間安夫

今回も私の詩を丁寧にお読みいただき、誠にありがとうございます。佳作
との評をくださり、とても励みになります。

小学生のころから、昆虫をはじめ小動物が好きで、彼らの愚直に生きる姿に
いつも魅せられてきました。また彼らを題材にして書いてみたいと思います。

今後とも、どうかよろしくお願い致します。

編集・削除(未編集)

その後は どうしたんですか?  温泉郷

飯盒のような形をした
プラスチックの容器の中で
乾いた砂を掘るクロアリ
巣をつくったところまでは
見届けたはずだ
確かに 観察して記録した
覚えている
しかし……

その後は?
その後はどうした?
その後の記憶は
ない
観察して記録したのに
その後は
記憶さえ
しなかったのか

飽きっぽく残酷な小学生
そんな一般論ではなく
そんな日本中どこにでもいる
小学生のことではなく

あなたのことです
その後は?
どうしたんですか?

気が付くと
半袖で露出した右腕を
初夏のアリが一匹這っていた
アリはさらにあがってくるかと思えば
またおりて
少し回転するような動きをしてから
またあがり
またおりていき
またあがってくる

ベンチで無責任に
居眠りする男の
足から腕へと
アリは 食糧を探してなのか
何か他の必要に応じてなのか
導かれて
登ってきたのだ

アリは 観察しないし記録しない
そんなふうにできてはいない
記憶も経験も継承せず
本能で反射的に行動する
プログラムされた命
本能に命じられた行動を
とっているだけだ
少なくとも
科学はそう言っている

アリが
また一匹
足からあがってくる

その後は?
その後は?
どうしたんですか?

編集・削除(未編集)

三浦志郎様 評のお礼です 上田一眞

こんにちは。上田です。
いつも細部までの読み込み、ありがたく厚く御礼申し上げます。
2章の「訴訟」が強く重いからコンパクトにして、3章に収納するということですね。思い切って捨てることも重要だということでしょうか。切り捨てることはなかなか難しいけど工夫してみます。
投稿を始めて一年になります。書けば書くほど難しさを感じ、推敲の時間も長くなって来ました。次の一年に踏み出すためにも更に精進したいと思います。
また投稿致します。
ありがとうございました。

編集・削除(編集済: 2024年07月07日 13:57)

島 秀生 様、「受難曲」の評と感想ありがとうございます。  秋乃 夕陽

島 秀生 様、「受難曲」の評と感想、誠にありがとうございました。
バッハのヨハネ受難曲自体が、裏切り者ユダと共に現れた武装した兵士にイエスが捕まり十字架にかけられて亡くなるまでの劇的な物語なので、もう少し絡めても良かったかもしれませんね。
そうすればもっとボリューミーで読み応えのある詩になったかもしれません。

編集・削除(未編集)

感想と評 6/28~7/1 ご投稿分 三浦志郎 7/7

1 晶子さん 「河原で」 6/28

俗に「河原の石積み」というと、三途の河原で死者が石を積み、それを鬼が崩す、その繰り返しのことを指す場合が多いんですが、その寓話性が含まれるのか、それとも、現実として、たまたまあった石積みをポイントとするのか、おそらく両方と見ています。割合は後者のほうが多いかもしれない。 ヘンな表現ですが、こんな益体もないものに目が行き、そこから世界は広がる。2連などは堂々としていて気高ささえ感じさせます。この詩のメインの主張と見ます。矮小と雄大を同居させながら、「たかが~されど」の境地に至っている気がします。3連は前回お話しした、晶子さん作に隠された“男性性”を見る思いがする。こういう言い回しは僕は大好きですね。ところで、僕が冒頭出した「三途の川」云々は実に、この終連によるところが大きい。そこで、あくまで参考的提案なのですが、5連を最終連にして、前向き広がり感で終わる。して、終連の移動先は?2連の後か、3連の後か、いずれにしても、この最終連は途中連の役割を負ったほうがいいように思いました。お好みに応じてスライドも可ということです。佳作です。


2 秋乃 夕陽さん 「影響」 6/28

うーむ、感想・評価を書くには難しい作品ではあります。
2連目以降を取り上げます。母の実家での話ですね。祖父母がすでに死去されて、その相続が、その子である母と孫である自分(私)に降りて来た。そういった理解であってますよね?
その際、ドラマにもあった「家を売り払って~分割する」―その葛藤で「私」が悩む、といった構図のようです。詩の中心部は3、4連にありそうです。非常に揺れ動いているさまが活写されています。
微妙なのは、家を売り払うか否かの決断と思われます。

売り払わない……母を説得して現状通り。あるいは、家を残して「私」はそれでも家を出る?
売り払う……A)それで得た分割金を以って別の家で母子暮らす?又は別々に暮らす?
      B)「私も相続を放棄して」だと、相続して得た分割金も放棄して家を出る?
        これは「私」にとってキツイ気がする。

なんだか、よくわからなくなって来ました(苦笑)。プライベートなこともあるので、すみませんが、評価は割愛させて頂きます。


3 上田一眞さん 「ヤマドリ会遇」 6/29

1章はやはりヤマドリの赤と尾の長さが引き立っています。緑の中の赤のコントラストが濃く印象されます。写真で見ると、胸や羽の部分はなかなか複雑な様子をした赤ですね。あまり出会わない鳥とのことなので、この会遇は幸運だったことでしょう。また、柿本人麻呂の歌を載せたのが目を惹き、情趣をそそられます。
2章はガラリと変わって訴訟のエピソード。たしか以前の作品にも登場しました。「ヘロヘロ」と(3章の)「ズタボロ」は詩の表現としては如何なものでしょうか?この詩のトーンとは合わないでしょうね。続く3章はそういった困難を迎えた中での、ひと時の安らぎ、癒しが描かれます。「忙中、閑あり」といったところでしょうか。ヤマドリと共に自然の色と音も紹介されています。
最後に構成について触れておきます。この3部構成で流れを考えると、僕の場合、どうしても2章に違和感を覚えてしまうのです。次に技術論として書くと、3章は明らかに2章の影響を受け、引き継いでいる部分もあるんです。従って、僕の意見としては、2章を極端にコンパクトにして、3章に収納できないか、ということなんです。僕の結論意見としては2章構成です。曰く「いろいろあったけど、今は自然によって癒されている。その力を以って今後に当たりたい」みたいな……。そうやってトーンを統一はしておきたい、そんな風に思うんです。佳作一歩前で。


4 詩詠犬さん 「今日」 6/29

この詩はちょっと不思議な詩で、リアルな詩として読むと、2連・3連のようなことはあり得ないんです。ただし、それ以降はリアル過ぎるほどリアルなわけです。この対比をどう考えるか、なんです。
たとえば、夢の中の出来事?ならば、あり得ます。この詩はスーッと通って行きます。
あるいは、生活や人生の寓話としても解釈可能ですね。こちらのほうがいいかもしれない。
現に前半の3連部分は過去の自分の思い悩みが象徴されています。具象ではなく抽象。
「ところで」以降、リアルさを含むかな? 5連は気持ちが上向いていくのがわかります。
結果としての現在地的フィナーレが来ます。
最後に終連について触れてみます。「わたしが 今 戻ってきた」はいろんな意味で興味深い言葉ですね。過去には不明な自分もいたけれど、迷いという時間から戻って来られた。結果としての現在=「今日」ということでしょう。何かがふっ切れたのかもしれません。
前作はちょっと所在なげだったんですが、今回は芯が見えてきました。甘め佳作を。


5 静間安夫さん 「蚕」 7/1

この詩は蚕について、結構深く調べないと、読み切れない気がしました。時間が許す範囲で調べました。
まず蚕が持っている相反するイメージがあるでしょう。「悲しい~気高い」「可愛い~気持悪い」
加えて、野生では生きられない、人間の手がないと生きられない。まあ、その事が人間が利用する糸口になっているのでしょうが……。作品はこの事情を、端的に表現します。曰く「類まれな才能」「不運の始まり」。ここにも相反があります。そして、この詩は徹底して「蚕」側―その立場に拠って書かれている点にあります。悲しみ、労り、憐憫が基調になります。そういった中で、一歩踏み込んだ蚕の属性も綴られるわけです。「引き合わないこと、夥しい」中で、美しい産物を成す。ここに、この詩の肝があるでしょう。6連が最も言いたい主張に思います。さて、もうひとつ。詩人のほうです。糸と言葉の違いこそあれ、紡ぐといった感覚は似ています。どちらも美しいものを生み出します。似ています。詩人は報われるところが少ない。これも事実でしょう。もちろん違う部分もあるのですが、この詩の主旨の流れの中での詩人像は適切であると見ています。佳作です。


6 ベルさん 「てるてる坊主」 7/1

これは二人の関係への賛歌と読んで差し支えないでしょう。 印象的な冒頭2行です。
それに続くは、もたらされるものへの手のひらと水の隠喩。2連は(僕の勝手な解釈では)、
「喉元過ぎれば……」といった感覚。どちらも人間共通に持つ性であり属性でしょう。それを充分踏まえながらも、3連「それでも」で覆していく。ここから賛歌は始まっていく。4連ではちょっと具体性に触れ、感謝から返礼といった心の動きも表しているように思う。あとは全てが美しい言葉花束です。終行「貴方の命を祈る」―は「守る」とか「思う」ではなく「祈る」。これを「命」と繋げたことの美しさに、僕も手を打って喜びたいです。最後にタイトルに触れます。ちょっと別の話になりますが、
詩とは案外、時間軸にも左右されるもので、僕の場合、既存作をメンテすることがあります。(あの時はこう書いたけど、今の気分では、こっちのほうがいいな)みたいに、まあ、部品交換程度のことなんですね。まあ、これには賛否両論あるでしょうが、この詩のタイトルにも、そんな要素がありそうです。今はこのかたち。月日が経って、ちょっとメンテしてみる。今は新作。しかし、これもいつかは既存作になるでしょう。新作に目が行きがちですが、既存作は財産。育てていくことに似ています。佳作です。



評のおわりに。

ベルさん「てるてる坊主」―この詩の3・5・6連を読んでいると、山下達郎の既存曲「REBORN」の美しい世界観を思ってしまう。
まあ、いろいろ読んでいると、時に詩と音楽が出会うことがある。これは評者の楽しみのひとつなんです。 では、また。

編集・削除(編集済: 2024年07月07日 18:13)

島 秀生様へ  評価の御礼

その後、体調はいかがでしょうか?
急に暑さが増して体調を崩しやすいですよね。
お大事にされて下さいませ。
そして、詩の評価をありがとうございます。
こんなにも褒めていただいて嬉しい限りです。
皆、日々の生活に追われ、真昼の月を眺めているのは私くらいかと思い、少しでも自然に触れることの大切さを知る機会になれたらと、書いてみました。
次回も評価を宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

島 秀生様 評のお礼です 上田一眞

おはようございます。上田です。
朝、起きたら素晴らしいプレゼントが待っていました。拙作「十歳の夏」、名作&代表作を頂戴しましたこと、大変嬉しく思いました。
昨年の七月一日に投稿を始めて一年となります。その記念すべき作品に名作を頂戴したこと。
自分の文学の原点というべき、故郷の浜での出来事を書き、評価頂けたこと。
詩作の腕が上がったと認めて頂けたこと。
これらが合わさっての代表作入りです。
今夜は祝杯をあげたいと思います。ありがとうございました。

編集・削除(未編集)

島様 ありがとうございます/蒼井百合亜

初めての投稿でドキドキしながらこの日を待っていました。

自分では気付けないご指摘に感謝しています。
「スタンスを決めて書く」なんて意識した事もなかったです。
教えて下さってありがとうございます。
まだどうすれば良いか解らずピンと来ていませんが、それは自分でこれから究めていかねばなりません。

何度も推敲したのに、「赤い」「紅い」と相違したまま投稿するなんて、私はなんて馬鹿なのでしょう。
お恥ずかしいです。

🔰マーク付の私ですが今後ともご指導宜しくお願い申し上げます。

暑い日が続いております。
ご自愛の程、念じ上げます。

ありがとうございました。

編集・削除(未編集)

島様 評のお礼です。  荒木章太郎

秀作の評ありがとうございました。私が苦手とする推敲がテーマとなった作品でした。あちこちと感情や言葉が散らかりがちで、整理整頓が不得手な特性は仕方がない。推敲の段階で言葉をどう繋げていくかが本作の課題でした。今回は二連目を見捨てた感じになりました。フォローする、もしくは応答するという発想がなかった。詩作も自分の中のコミュニケーションだと気づきました。「蒼穹」は遂行の段階で思いついた言葉です。コミュニケーションに例えるなら、メンバー同士で話がまとまりかけていた所に格好をつけたくなった監督が、新メンバーを引き入れた感じになってしまいました。なくてよかった。今回は聴覚と視覚の融合を表現したかったので、島様の「固い緑のトマト」にするとスターティングメンバーでまとまる感じになりました。ありがとうございます。

編集・削除(編集済: 2024年07月07日 07:28)
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