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★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

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編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

★★★皆さんにお知らせ。滝本政博さんが新詩集を出版!!★★★

MY DEARのレギュラーメンバーで、いま評者も担当してくれている、
滝本政博さんが、新詩集を
土曜美術社出版販売から出版されました。

おめでとうございます!!!


 滝本政博 詩集

 『エンプティチェア』

   土曜美術社出版販売
   ISBN978-4-8120-2814-8

   定価 2,200円


第1詩集は私家版、限定20部でしたので、
販売ものとしては、これが事実上の初詩集となります。

詩集は二部構成になっており、特に第一部の詩篇には
朔太郎を彷彿させるものがあり、滝本さんの魅力が存分に出ています。
滝本政博さんの詩に関心のある方は、ぜひお求め下さい。
ネット通販、書店取り寄せ、どちらでもOKです。

編集・削除(未編集)

瘦せ我慢  積 緋露雪

米だけはあるのだが、
それ以外に食料はなく、
日日、白米に色色な調味料をかけては
急場を凌ぐ生活が何ヶ月も続いてゐる。
それでも腹は満たされるので、
これまで買い溜めた厖大な本の中から
Cambridge大学の博士課程の教科書となってゐる
『QUANTUM FIELD THEORY Second edition(場の量子論)』の
分厚い英語の本を取り出し、
辞書を片手に読み継いでゐる。
この実生活と行ってゐる行動の落差に
吾ながら苦笑するが
この読書の時間があることで
生活の窮状は忘れられる。
また、さうでもしないと
この窮状は救ひやうもないものへと堕すといふ恐怖に駆られ、
私は吾に噛み付いて吾を食ひ千切るに違ひない。
戦渦にある人にも悠悠自適に暮らす人にも私にも
それぞれ日常があり、
日常の嘲弄する顔をぶん殴ろうと日常の隙を狙ってゐる。
憤怒は誰もが持つもので、
それは此の不合理極まりない日常が世界の盾となり、
Personaとなって森羅万象の憤怒を受け止めてゐる。

私が高尚なものの勉学に励むのは瘦せ我慢なのかもしれぬが、
さうして私は此の世の成り立ちの秘密を暴いて
復讐しようとしてゐるのだ。
何に復讐したいのかといふと、
この生なのだ。
太宰治は嫌ひだが、
この世に生を享けた吾には
今のところ、屈辱しかないのであるが、
それを日常のPersonaを
思いっきりぶん殴って
憂さを晴らしたいだけなのだ。
だから何が変わるとも思ってゐないが、
ぶん殴らずには生きた価値はないと思ってゐる。

さうして今日も私は日常に嬲られながら
瘦せ我慢をして生きてゐる。

編集・削除(編集済: 2023年12月06日 01:17)

十二月  ベル

街は華やぐ
風は冷たくても
心は踊る

いや、冷たい風が心地いいのだ
なんとなくみんな浮き足立って
なんとなくみんなスキップしそうな勢い

手を繋ぎ体寄せ合うカップルも
見上げる先にはパパとママの愛にしっかり
守られてる幼な子も
孫へのプレゼントを探してる
田舎のじいちゃんばあちゃんも

みんなクリスマスを待ってる
ケーキの箱を開けた時のよろこび
宝石が舞い出るよう

なにかに期待して
クリスマスの魔法にかかって
よろこびの鈴が鳴る

しあわせを運ぶサンタクロース

私は帰り道を急ぐ
華やいだ街を通り過ぎて
家々の明かりがあたたかさを彩る
真上の夜空に星座たち
大きく息を吸い込む
あなたにめぐり逢えて私はうれしいとつぶやき
全速力で走る
玄関の前に立つ
ドアの向こうは笑顔の灯火
私は次の運命に立ち向かう

編集・削除(未編集)

お礼 井嶋りゅう様へ  司 龍之介

評ありがとうございました。
佳作一歩前との評価ありがとうございます。
また、正直で気持ちの良い詩と言ってくださりありがとうございます。
佳作はなかなか取れませんね笑。
これからもよろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

詩的宇宙旅行  理蝶

月の国への手土産は
詩人の夜毎の成果
詩人と月の密談の議事録
つまりはこの星に生まれたいくつもの美しい詩

僕はかぐやを呼びつけて
月までひとっ飛び
青い星の詩を月の国の人々に説いて回る旅

彼らは不思議そうに詩を聞いている
彼らの心の中に
次々と名前がついて
言い当てられる
そんな詩が僕の星には沢山ある

お返しに彼らはこの宇宙の始まりを
少しずつ教えてくれる 
彼らはこれまでの全てを知っている
いくつかのロマンは崩れたけれど
僕はそれに少し安心したりもする

彼らだって僕らと同じで
これからのことはわからないことばかり
だからこそ彼らは詩を求めている
心を形にする術を求めている

僕は月に文学を植える
やがてそれは芽生え育つだろう
いつかきっと
青い星に誰かの悲しみを重ねて
出会いや別れを歌うだろう
僕たちが月にそうしていたように

僕は青い星に帰る
月の文学に期待して
僕はまた月を見上げる

編集・削除(未編集)

島様、評のお礼

島様、この度は評価をしていただきありがとうございます。お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
どんなに人と親密になっても、孤独感は消えることはないからハナから諦めてしまうという僕の人間関係のスタンスを詩にしました。
傷つくのを恐れているがゆえ、このような考え方になってしまいます。
秀作プラスもありがとうございます。後半の比喩考えてみます。
またお願いします。

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井嶋りゅう様、評ありがとうございます  積 緋露雪

井嶋様、評ありがとうございます。
自己言及型の詩が完成しているとの評、ありがたくも悩み深しです。
私自身、そのようにいわれたことがなかったので、嬉しい反面、私の詩はワンパターンなのかなと悩ましいところが正直なところです。
つまり、私の詩には肉感がないと解釈しましたが、私はこれまでのところ、心の深く抉られた傷を癒やすために詩を書いてきたといっていいのです。
だから、正直なところ、まだまだ癒やしなどないためにワンパターンの詩しか書けない状態です。
でも、そこから半歩でも踏み出しなさい、と井嶋様が励ましてくれていると理解しました。
人間はそんなに簡単に変われないと思っていますが、井嶋様の言葉を励みに新たな道へ歩んでいこうと思います。
佳作の評、ありがとうございます。

編集・削除(未編集)

大航海  エイジ

さあ、真夜中という海に
航海に出かけようじゃないか
ベッドは大海原に浮かぶ
風に吹かれる一艘の船だ
船に身を横たえて
大航海に出ようじゃないか

僕は一人じゃない
乗組員たちも一緒だ
今夜は波も荒れている
帆がけたたましくなびいている
僕は船の上で左右に寝返りを打つ
辺りは真っ暗な夜の海だ
それでも先へ先へ進むんだ

風に吹かれて ふうらりふらり
波に揺られて ふうわりふわり
右に寝返り ふうらりふらり
左に寝返り ふうわりふわり

真夜中という広大な海に
航海に出て幾時間経ったろう
心配事があるそんな夜は
すべて忘れて無心になって
大航海に出るような気持ちで
ベッドに横たわろうじゃないか
身をあずけようよ

ああ、ゆりかもめが
天井を舞っているよ
陸地はもうすぐ

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井嶋様 詩の評のお礼  エイジ

井嶋様、詩の評をありがとうございました。

いつだったか井嶋様に普段の景色を描くのが僕の強みだと言っていただいたことから、実際の体験からそのような詩を書こうと思い、書いたものでした。最後てこずって訂正しましたが、直したかいがありました。またよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

11/21〜11/23までにご投稿分の評と感想です。  井嶋りゅう

11/21〜11/23までにご投稿分の評と感想です。
ご投稿された詩は、一生懸命書かれた詩ですので私も一生懸命読ませていただいておりますが、上手に意味を読み取れなかったり疑問を書いたり頓珍漢な感想になったりする場合もございます。申し訳ございませんがそのように感じた場合には深く心に留めず、そんな読み方もあるのだとスルーしていただけると助かります。どうぞ宜しくお願いいたします。


*****

「少女人形」喜太郎さん

喜太郎さんこんばんは。
子どもの頃、人形派とぬいぐるみ派がいたのを思い出しました。私はもっぱらぬいぐるみ派だったのですが、確かに人形も持ってました。人形は人間に似せて作られているので、子どもながらに生きているように感じてしまって怖かった記憶があります。姿形が人間に似ているものは魂が宿りやすいと聞いたことがありまして、そう思うとこの詩もまんざら想像だけの世界でもなく、妙にリアリティを持って迫ってくるものがありました。愛情を持って接していると、本当に喋っていることが聞こえてくるのかもしれないと、この二人きりの世界では互いがまるで初恋の相手であるかのように、うっとりと恍惚感に包まれる時間が流れているのかもしれないと、この詩を読んで思いました。一連ずつ、交互に互いの気持ちのパートが書かれていたので、惑うことなく読み込めたところ、良かったです。ただ、最終連なんですが

ガラスケースの中
君は笑う
私は笑う

ここなんですが、「君」と「私」は人形のことを指してらっしゃいますか?「私」ではなく「僕」の間違いなんでしょうか?でも「僕」だとしたら「僕」もガラスケースの中に入っていることになるので人間ではなく人形だったというオチになってしまうので、詩の流れからいうとやっぱり「僕」ではないですよね?そうなりますと、「君」と「私」は共に人形のことだと思いますので、この3行はくっつけないほうが良いように思います。

ガラスケースの中/君は笑う→これは僕のパート
私は笑う→これは人形のパート

この3行の中にふたつのパートが入っているので、少し違和感を抱きますので、「君は笑う」で終わってもいいかもしれません。
あるいは、「私は笑う」を「私たちは笑う」に変更してから、この一行を独立させてはいかがでしょうか?
これは私の提案ですが、喜太郎さん流に、宜しかったらご一考ください。佳作一歩前といたします。(余談ですが、人形は誰とも目が合わないように作られているそうです。)


*****

「君の言葉は蜂蜜」司 龍之介さん

司 龍之介さんこんばんは。
「ありがとう」という言葉は、実はとっても偉大ですよね。3連目がとっても良かったですね。「俺の心を〜洗われたのか」この2行が出来事の衝撃を語っていました。ありがとうの一言で世界が逆転したかのような、核心に触れたかのような、急に恋心が芽生えて、めろめろ感にくらくらしているような。それなのに詩にはとてもスピード感があって、最後は「君」に対してお花の形容のオンパレード。そんな「君」の口から出る言葉は蜂蜜だという。ということは詩の中の「俺」はさながら花に吸い寄せられる虫ででもあるかのよう。一気に加速していく気持ちが、実によく描かれていました。ただ、1連目に蜂蜜が出てくるのに、お花が出てくるのが最終連だけ、というのが少し惜しいようにも思いました。合間合間にお花が出てきた方が、花のように美しい君をもっと表現出来たかもしれませんね。正直で気持ちの良い詩でした。佳作一歩前といたします。


*****

「武士は食はねど高楊枝」積 緋露雪さん

積 緋露雪さんこんばんは。
今まで何作か作品を読ませていただいてますが、内容は違えど、自身の内面へのアプローチ方法として、まず先に丁寧な分析による例題のようなものから始まり、破綻なく自身へと辿り着く、その経緯がとても理論的で読み応えがあって面白く、個性的で律儀で礼儀正しいと感じます。そこには積 緋露雪さんの人間性も垣間見れるような気がいたします。今回の詩も同様に、上記のようなものをふんだんに感じます。このような詩は積 緋露雪さんの中ですでに完成されていると言っても良いと思います。私は今回の詩は、特に後半に注目いたしました。「と、そんな妄想をしながら」以降の部分ですね。どちらかというとこの詩は前半より後半のほうが大切だと感じるんです。伝えたいことだと思うんです。と言いますか、伝えてほしいと思うんです。が、バランスとしては後半部分が少なめです。前半あっての後半なのだと分かっていても、どちらかと言うと後半にスポットを当てて書いたものをよんでみたいと、今回は強く思いました。きちんとご自身の考え方も貫かれていて、ブレることのない素晴らしい詩を書かれれる積 緋露雪さんです。もう一度言いますが、このような書き方の詩は積 緋露雪さんの中でもう完成されていると思います。佳作とさせていただきます。

*****

「秋雨が映すもの」エイジさん

エイジさんこんばんは。
早朝5時に、どしゃぶりの秋雨に濡れながら出かけた先は、郵便ポスト。という事実が意外で、やられた感がありました笑。「混沌」という言葉が出てきます。この行動自体が「混沌」なのだろうと感じました。雨の描写が非常に細かくリアルで、そうそうこういうふうに濡れるんだよね、と、木の枝が傘にぶつかって余計な雨粒を浴びるんだよね、と、逐一納得共感し、雨に濡れた時の不快感までよみがえってきて、非常に良かったと思います。夜明け前に、悲鳴をあげる腰を抱え、一体どんな手紙だったのだろうと聞きたくなりますが、そこはあえて秘密でいきましょうか。それだけ大切なものなのだと。とても良かったです。佳作といたします。


*****

「祈り」紫陽花さん

紫陽花さんこんばんは。
この詩はとっても良い詩なんです。薔薇の葉っぱについた芋虫。葉っぱを食い尽くし沢山の小さな穴を空ける芋虫。薔薇にとっては害虫になってしまう芋虫。芋虫はお食事中ですが、薔薇が弱ってしまうので「私は私の都合で」(ここ、良いですね)葉っぱごと切り落とす作業をする。紫の花を咲かせるために。一方で。母の心にも沢山穴が空いていることに気づいている。しかし薔薇に対するようにはさみで切り落とすことが出来ない。だから母の手を撫でる。祈りながら、撫でる。この詩は、3連から出来ていますが、基本は1連目だと思うのです。内容は繋がっていますが、書き方としては、1連目とそれ以外がくっきりと分かれています。そこで提案です。あくまでも1連目を基本として、2連目と3連目を組み込んでしまう、ということです。今はまだ難しいと思いますが、この詩はとっても良い詩なのです。紫陽花さんの書き方で、ぜひ試行錯誤して、あくまで1連目を基本として、お母さまの心の穴を1連目に組み込んでいけたら、この詩は唸るほどの良いものになると思います。いかがでしょうか。宜しかったらご一考ください。佳作半歩前といたします。

*****

「胸元にバーコードをつけた少女」荒木章太郎さん

荒木章太郎さんこんばんは。
胸元にバーコードをつけているということは、商品ということでしょうかね。つまり少女の人形ということでしょうか?今回はたまたま喜太郎さんの「少女人形」という投稿作品がありまして、お人形の詩が2作となりました。ですが荒木章太郎さんのこちらの詩は、喜太郎さんの詩とは少し受ける感じが違いました。何となく近未来的な感じを受けました。AIの世界といいますか、さわれる世界というよりもデータ化された世界と言いますか、そんな感じを受けました。プログラムした人が居て、パソコンの中で誕生して育てられていく、そういう世界のように感じました。これからもっともっとそういう世界がリアルになっていくのだろうと、こちらの詩を読んで考えました。そうですよね、姿形を与えられた存在は、どんな場所であれ意思を持つかも知れませんよね。しかもこの少女はどことなく健気で、少し寂しい印象を受けました。技術が発達するということは、こういう寂しさも誕生するのかも知れないと、ふと思いました。佳作一歩前といたします。


*****

以上、6作品のご投稿でした。
どうもありがとうございました。

もう12月に入りました。
今年もあと1ヶ月もありません。
やり残したこと、やり遂げたこと、皆さんそれぞれあるかと思いますが
たまには自分をほめてみたいと思います。

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