◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
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本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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三浦様
こんばんは。
詩の評、お礼です。
佳作ありがとうございます。
今回、年齢層を高校生に設定してみました。
子供詩と大人詩の中間狙いをしたらどうなるかな?と作成してみました。
これからも宜しくお願いします。
海を泳ぐ船からは
油膜をはったようなマーブル柄の腕が
船の中に入って行ったり
船から出て行ったりする
移動中だけは静かに眠っている
海の中は生命の構図が
静謐に秩序をもって描かれている
その構図を描いたのは
誰なのかは知らないけれど
それでも、その構図は
サグラダ・ファミリアのように
完成図がないから
海の生き物たちが好きに描ける
自由が残っていた
微細で有限な自由だけれど
それでも海で
シンフォニーを奏で
楽しむよう作られていた
バラストの手は行った先で
無邪気にそこの生き物に
反応を気にせず溢れるままに語りだす
ここになかったものを見せてあげる
あそこにはこんなものがあるんだ
それが相手の見たかったものかは
知らないけれど……
その場所の構図を無造作に攪拌しているのを
バラストの手は知らない
※ご存じかもしれませんが……
バラスト水について分かりやすい解説のページ
SHIP for Everyone船の世界を知って楽しむための情報サイトより
https://www.ship4everyone.com/archives/1162#%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E6%B0%B4%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F
僕の斜め前の席
後ろに座る友達と話してる
TikTokやファッションの話し
楽しそうで笑顔がこぼれてる
その笑顔をチラ見するだけで
僕の心の中がほんわかするよ
僕の斜め前の席
横顔まではいかないけれど
微かに君の瞳や口元や鼻先
このまま僕の目で録画して
帰ってゆっくりと眺めたい
そして心の中に保存するよ
僕の斜め前の席
空席で見晴らしが良いんだ
君の居ない教室が広すぎる
いくら見つめても見えない
ぼんやりでも何でも良いよ
心の中を探しても無いんだ
僕の斜め前の席
転校生が座った
あれ?
ドキドキしながらチラ見してる僕がいる
ドキドキしながら心揺れている僕がいる
今を感じてる僕がいる
駅へ行く途中の
中華料理の千客万来軒
向かいには
新しい中華料理店と焼き肉店
少し行った大通りの交差点には
インド料理店が2店舗
ランチの激戦地なのに
赤い暖簾には埃
ディスプレイウインドーの
ラーメンのサンプルは薄汚れ
すりガラスもきたない
入ってもいいよ
入らなくてもいいよ
ランチに出遅れ
仕方なく入った
店内の空気は動かない
脚部が錆びた粗末なテーブル
2人だけ
黙って 放心したように
ゆっくりと
何かを食べていた
日替わり定食を注文
店員は調理場に注文を通すと
ボロボロの雑誌を読み始める
調理場から聞こえてくる
炒めものの音の弱弱しさ
いつ食べ終えたのだろう
店を出て腕時計をみると
30分も経っていなかったのに
午睡後のように
体中の力が抜けている
何もやる気がしない
でも
ああ いい気分だ
仕事なんてどうでもいい……
その後も
この店の前をよく通る
入ってはならぬ
ここは危ない場所なのだ
と思いつつ
どうしても
すりガラスの隙間から
店の中を覗いてしまう
昼飯時 いつ見ても
誰かが1人、2人
放心したように
ゆっくりと
何かを食べている
入ってもいいよ
入らなくてもいいよ
ああ わたしは
きっと また入ってしまう
青島江里様 暖かい評をいただき、ありがとうございました。佳作の評価をいただき、とてもうれしく思っております。列車の窓から山の稜線や山腹をのんびり見るのが好きなのですが、たまたま、恐竜の親子にそっくりの樹が見えて、ぼーっとした脳裏に浮かんだ空想を作品にしてみました。自然な流れとおっしゃっていただき、うれしかったです。人間が見えないところで、ひっそりと暮らしている生き物への想いをくみ取っていただき、感謝しております。今後ともよろしくご指導ください。
しあわせは気付けばそこにあるもの
忘れちゃいけないよ
苦しくても繋がっていくから
あきらめちゃいけないよ
あったかい布団にあって
おいしい夕餉の匂いにあって
ふりそそぐ日差しにあって
当たり前すぎるものの中にあるから
眼をそむけちゃいけないよ
僕の中にある
君の中にある
僕と君が出会えば交換だってできる
簡単なこと難しいことどちらにもあって
手を伸ばしても伸ばさなくてもどちらでもよくて
覚えていても忘れちゃってもどうってことない
大事なのはひとつだけ
心の中をしっかり見つめること
見てあげること
見つけてあげること
しあわせはいつも当たりまえすぎて
通り過ぎていくけど
大丈夫
確かにそこに残るから
大丈夫
しあわせはいつもそばにあるからね
遅くなりました。
雨音さま 評ありがとうございます。
僕を抜いても成立するというのは見逃してました。
句読点についてはちょっとこだわってわざとつけてたのですが、
これも見直そうかと思います。
ありがとうございます。
今回も読んでいただき、そしてアドバイス、とても勉強になります。細やかな点までご指導頂き、とても嬉しくて励みになりました。
またがんばります。ありがとうございます。
評をありがとうございます。
無性にひらがなだけの詩を書きたくなります。ひらがなは丸さと柔らかさが感じられて……評の中にある「やわらかい」はひらがなの詩を書く上で大事にしたいと思っています。
評の中にある詩は読んだことないので今度読もうかと思います。
谷山浩子さんの「しっぽのきもち」という歌が好きで、そこから連想して書いてみました。