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(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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私は誰にでも、こんなに
見つめるわけじゃない
貴方だけですよ
わかってますか
早く私の気持ちに気づいてください
貴方が気になるから
勇気を出して話しかけた
貴方は笑顔で応えてくれて
その笑顔が
とても愛おしくて
私はほっとしたのです
貴方は太陽です
その光は辺りを照らし
みんなが輝きだす
私は、その光が眩しくても
頑張って努力して
見つめ続けているのです
貴方と、もっと話したい
もっと一緒にいたい
もうこれは恋です
貴方は、いけない方ですね
私をこんな風にして
でも、私もおかげで輝けるのです
夏空の下、輝けるのです
仕事帰りに
教会に立ち寄り
牧師に懺悔して
悔い改めたら
終電に間に合わず
孤独の夜道を帰ることになった
頭上では仲秋の月が
四角に変形して
サイコロのように回っていた
スロットマシンみたいに
三つの数字を映して
その顔をカタカタと変える
統計とか法則とか宿命とか
血眼になって縋ってきたものとか
カタカタと輝いている
なんて欲望と欺瞞に満ちた
不安定な空か
これまで人の厚意に甘えて
夜を明かしてきたから
いざ憎しみの街で
お前は加害者の側だと
こめかみに罪を突きつけられても
言い訳しか見つからず
夕闇は残念な顔をして
幕引きを告げたものだ
何も差し出せずに
命乞いをしては
街を去る毎日だった
都市はこんなにも砂漠か
信じる事と疑う事の
国境線で彷徨う先に
彼岸花が咲いていた
確かに全てが平等にみえる
もう人に赦しを
乞うことはやめて
神に許しを乞うことにする
そう決めると月は丸に戻っていた
大丈夫だから
大丈夫だから 安心して
最後の言葉
大丈夫じゃ無い人の口癖
「大丈夫だよ」
どんな言葉を伝えて救えば良かった?
どんな言葉でもキミを追い詰めそうで…
それでも手は差し伸べる事は出来た
それでも話しは聞けたかもしれない
きっと みんな大丈夫なんかじゃ無いんだよ
何かしら
大なり小なり
不安の中 手探りで彷徨っている
だから僕は何も言わずに手を差し伸べると誓った
二度と過ちを繰り返したく無いから
だから………お願いだ
この手をただ握り返してほしい
そして強く抱き締めるから
そして僕が言ってあげる
「もう大丈夫だよ」
私ほど素直な人間はいないと思うけどなあ
(そういうこと自分で言う?)
私は直球しか投げない
(単純で進歩がないということね)
そんな私でも
彼に聞けなかった事もあれば
言っていないこともある
彼は私が居なくなってどう思ったのか
やれやれと肩の荷を下ろしたように
さっぱりと軽い気持ちになって
翌日からいつものように元気に働いたのか
それとも何かを考えたのか
私を思い出すことがあったのか
ほんの少しでも淋しさを感じてくれたのなら
私は慰められたのだけれど
彼に最後に会った三ヶ月後
私は彼のふるさとの海を見に行った
彼はそんなことは知らず
都会で忙しく働いていただろう
私はその旅で初めて日本海を見て
二泊して帰ってきた
電車の窓から夕日が海に沈むのを見て
もうこの先の人生には
彼はいないと思っていた
その時買って来た土笛が
まだ ここにある
三十八年経って
彼がふるさとの海の美しさを伝えてきた時
私もその海を見たことがあると
返信したくなったけれど
やっぱり言えなかった
彼にどう思われるか
ためらう気持ちが まだあったから
我々は
男であり女である
これまでどんな友情を築いたとしても
それは恋愛と紙一重
わたしはそう思っている
あなたもそう感じているでしょう
だから
いざという時ほんのちょっと距離を置く
ほんとはみんなひとりぼっちだから
少し寄りかかりたくなるけど
そこはひとりで歩こう
自分に言い聞かせる
わたしはあなたのなんでもない
ただの友だち
いつの間にか
羽ばたくのを忘れてしまった
わたしのこころよ
むかし
青春の真昼どき
ほうっておいても
おまえは空高く舞い上がり
自由自在に飛翔し
いかなるところにも
舞い降りたのに…
あるときは
あふれ出る情熱と
愛のことばを携え
美しい人の窓辺へと
あるときは
自由を抑圧する者への
怒りのメッセージを携え
抵抗運動の現場へと
おまえは
想像力の翼を思いっきり広げ
軽々と辿り着いたのに…
それが
歳月を重ねていくうちに
あちこちが錆びつき
ゆがみ、ひびが入り
力強く羽ばたいた
あの日々が
今となっては嘘のよう
しかし
なぜだろう?
手入れを怠ったとは
思えないのに…
油もさし
古くなった部品も交換して
それなりにメンテナンスに
気を使ったはずなのに…
なぜだろう?
読書もし
音楽も聴き
絵も鑑賞し
こころに栄養を
与えてきたはずなのに…
いつの間にか
わたしのこころは
感動したり
ときめいたり
陶酔したり
そんなこととは
無縁になってしまった
恋をすることも
怒りの声をあげることも
絶えて久しい
かわりに
日々抱え込む
不信と懐疑は募る一方
そのせいで
こころの内側にできた亀裂から
「人生は、そして
世界は変えられる」
という信念は
あえなく こぼれ落ち
憂鬱と無気力に囚われた
日常が続いている
もう一度
はばたく こころを
とりもどせるだろうか?
でも
それは容易なことじゃない
なぜなら
ちょうど生き物たちのいのちの輝きが
くっきりと四季に縁どられているように
人生の春夏秋冬の進行とともに
肉体だけでなく
こころも衰えて
枯死する運命を
まぬがれることはできないから…
今、わたしは夏の終わりを生き急ぐ
虫たちの声を聴きながら
その苦い定めを噛みしめている
「さりとて このまま
虚無の暗がりの中へ
ずるずると沈み込んでしまうことだけは
どうしても耐えられない」
そう かぼそい声で訴えているのは
他でもない
まさにわたしのこころなのだ
ならば
そのこころを
これまでと違う何かで
みたしてやらなくてはいけない
感動でもなく
ときめきでもなく
陶酔でもなく
恋でもなく
怒りでもなく
そうなのだ
はばたくことができないのなら
別の何かを見出すべきなのだ
果実が秋の日差しを受けて熟したのち
木々が黄金色の葉を落としていくように
虫たちが卵を産みつけたのち
役割を終え
大地におちて他の生物の養分になるように
この季節には
この季節なりの処し方が
あるのではないか?
はばたく季節があってよいし
枯死の季節があってよい
ならば
その処し方とは
こころのどういう有り様を
言うのだろう?
まだわからない
ただ
虚無に抗う毎日を生きるなかで
自己と世界を
冷静に見つめ直すことー
移ろいやすく騒々しい外界のものごとに
かき乱されることなく
却ってその向こう側に
永遠に変わらない摂理を
見出そうと努めること―
そうした平静な
こころの持ち方が
一時の感動やときめきを通して
もたらされるものとは違った
新たな世界を
垣間見させてくれるかもしれない…
今はそれだけしか言えないのだ
まだ
まだまだ
まだ降るな
ぼくがまだ
道を歩いてる
まだ
まだまだ
まだ降るな
屋根がどこにも
見当たらない
半袖の腕に
水滴が当たり
皮膚がケムリをあげて
溶けはじめた
いたっ
痛いな
痛すぎる
ハンバーグでも焼くように
じゅうじゅう
うるさい音をたて
ケムリがもくもく
湧き上がる
やがて
ケムリは天に召されて
イタズラを始める
酸の雨で
お世話になっております。
メッセージが遅くなり申し訳ございません。
この度はお忙しいところ詩の評を書いていただき、誠にありがとうございます。
詩を書く中で思い浮かんだお気に入りのフレーズを褒めていただけて、とても嬉しかったです。
普段、第三者的な視点から自分の詩に関するコメントをいただく機会が少ないため、創作活動を行う上で大変刺激となりました。
アドバイスいただいた通り、表現に関してもう少し踏み込む必要があると感じましたので、今後精進いたします。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
昼前の日差しはまだ苛烈に地上を照らし続け
ひとの肌を焦げ付けてやまない
熱波で急激に上がる体温を持て余し
真っ赤に火照る顔に
滝のように止まることを知らぬ汗
裏腹に農協主催のレクリエーション農園で
朝早くから職員が何度も
カラカラに乾き切った土を耕し直し
年金受給者たちがタネを撒いたばかりの畑は
地下水から汲み上げられた水飛沫を浴びて
気持ちよさそうだ
きっと耕しても耕しても
石のように硬くなりゴロゴロしていた土も
湿り気を帯びて柔らかくほぐされただろう
一方でホースを持ち上げ放水する職員は
交互に上げ下げさせて水の輪を作っている
まるで翻弄されそうな体を必死に堪えながら
「こんにちは〜――」
時間外に畑の様子を見に唐突に現れた客
しかめ面しながら畑から戻って来た職員の眼鏡は
レンズにいくつも小さな水玉模様を作り出していた