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(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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いつも助けられてばかりだ
いつも自分のことばかりだ
このままじゃ生きて行けない
そう考えて、人を助ける仕事に就いた
たすけられたもの
たすけられなかったもの
たすかったもの
たすからなかったもの
ただいま
ただ、今だけは
失ったものについて
悲しみたい
おかえり
ただ、今だけは
生きているもの全てについて
労(いた)わりたい
イメージが蝶のように飛び散らかっていたものを虫取り網で集めるように推敲したのですが、まとめきれませんでした。そんな中、本作の中核部分を受け取って下さりありがとうございました。テーマは「視覚(目に見えるもの)優位な社会に生きる者の苦悩」だったのですが、私の場合は、もっとテーマに対する自分の感情に焦点を当てれば良かった。視覚をカメラ、社会を商店街のシャッター街に喩えて、世界観にこだわり、格好をつけたためにテーマが隠れてしまいました。まさに視覚優位になってしまった。作品の中に自分が迷い込んでしまうんですよね。推敲する際は冷静な視点が欲しいものです。
向津具(むかつく)半島 *1
津黄(つおう)の港の真向かい
地磯から突き出た一文字の堤防に
クロ釣りにやって来た *2
釣り竿や餌
道具一式を持って道なき道を行軍し
車から約四十分
汗まみれとなって
ようよう釣り場にたどり着いた
海面から遠いと浮きが見えにくいから
みなもに近い
大きな消波ブロックに腰掛け
釣り糸を垂れた
ホンダワラがゆらゆら揺らめく
透明な
日本海らしからぬ
飛沫(しぶき)のない海
海も空もどこまでも蒼く
晩夏の濃厚な磯の香が北浦を覆う
撒き餌を打つと
名も知らぬ綺麗な小魚が集まり
腕が鳴る
小一時間ほど経った頃
あたりがないので
そろそろ場所を移動しようとした矢先
潮が止まり 潮騒が消えた
その瞬間ゾクッとする
海面がグワッと上昇
三メートルほどの消波ブロックの上
まさかここまでは来ないだろうと
高を括っていると
あっと言う間に波頭が到達
足を洗った
必死になって
更にその上の消波ブロックによじ登った
磯タビを履いていたので
間一髪 土左衛門は免れたが
波に全ての道具をさらわれ
同行の釣り仲間全員意気消沈
虚空を見た
北浦の土用波
噂には聞いていたが初めて体験
まるで津波のようだ
海を舐めていた
ボーナスで買った
釣り竿が僕の命の身代わりとなった
クロ釣りを諦め
這々の体で車に戻った
*1 向津具(むかつく)半島 山口県西北部(通称北浦)にある半島
*2 クロ メジナの地方名
三浦様
こんにちは。
詩の評、お礼です。
佳作、有難うございます。
同じテーマを平仮名と漢字で書いたら、どうなるかな?と自分なりに考え作品を作りました。たまには少しこんな工夫もありかな?と勉強とトライをしてみました。
これからもよろしくお願いします。
恋人とのショッピング。車を運転するのは私。
スマートな振る舞いを心掛けたいけれど
ショッピングモールの立体駐車場で車を止める場所を探すのは
どうしてもスマートにできない。
空いているところを探してキョロキョロ首を左右に振り
先客が車に帰ってきて、車に乗り込み動き出しそうなのを見ると
そこに停車し、その車が動き出すのを待つ。
そんな私の振る舞いはどう見えるのだろう?
立体駐車場は大まかに分類がある。
まずはエレベーターのようなで駐車する上の階層に行くものと
自分で坂道を走って自分で駐車する階層へ走っていくもの。
自走して自分で探すタイプの構造は
スロープの斜面にも止められるものと、らせん構造のものに分かれる。
ここの駐車場はらせん構造になっていて
自走して駐車する場所を探すタイプのものだ。
らせん構造を見ていると、DNAの二重らせんを想起する。
私が社会的動物として
人間の社会を生きていく上で、本能を残す動物として生きる上で
大切な遺伝子情報が詰まっていると思う。
社会的動物だから、誰かと関わらないと生きられない。
それが君であるならと隣の人を見る。
立体駐車場の満車ランプがついているが、念のため探してみると
都合がよく一台空いていた。こういったことは、たまにある。
満車、空車を感知するセンサーが不具合、トラブルを起こしたり
単に反応がでるタイムラグが発生するからだったりする。
満車の立体駐車場に都合よく空いた駐車スペースは自分の様だった。
生きること。社会生活を営むことに余裕がない私。
駐車することもままならないような余裕のない私の
スペースに、君が来てくれるため空けておきたい。
私は私のセンサーを誤魔化している。
何もないような顔して、君が私のそばに来てくれること願って。
私は本能としても、自分の生涯設計としても
君がそばにいてくれることを望んでいる。
複雑な社会システムの中、流されそうになっているけれど、
私は誰かを必要とする遺伝子があって
それが君であればいい。
ドライブはいったん休憩。
一時、車社会の駐車事情とか忘れて
君と楽しい時間を過ごしたいから、ゆっくり駐車する。
料理家の
簡単に作れるレシピを拝読しながら
お洒落で
全て美味しそうで
手が込んでいるのに
そう見せない工夫が
随所にちりばめられている
料理下手な私にも作れそうな
錯覚を感じる
食は
身体にも大切なエネルギー源
朝食から身体の目覚めを感じられる
最近は
テレビを観ながら
農業に少し興味が湧いている
いずれは
大変だが体験し
自然を肌で感じてみたい
天候などに左右されても
私たちに届けてくれることに
感謝したい
評価をありがとうございます。
特にということではないのですが、
甘酸っぱい詩を書いてみたくなりました。
読み返すと、私の詩は読みにくいように感じ、青島江里さんの書き方は、非常に読みやすく、勉強になります。
これからも評価を宜しくお願い致します。
お忙しい中をありがとうございます。そうなんですよ、アイデアが浮かばなくて 美意識と色彩だけにこだわって 作った詩でした。一部 お誉め頂きどうも恐悦です。疲れていてもしっかりと文脈を考えて 書くように努めたいと思います(*^^*)。
壊れサンダル引きずって
雨ん中歩いてく
壊れサンダル引きずって
雨ん中歩いてく
八月が終わり九月の日曜日
台風を気にしてずっと家ん中
日が落ちて腹を空かして
傘差して向かったら
サンダルが壊れてしまう
目当ての店は昼には店じまい
他の店々も閉じたまま
薄暗い夜道を
泥濘んだ夜道を
心も足元も雨が染みる
壊れサンダル引きずって
雨ん中帰ってく
壊れサンダル引きずって
雨ん中帰ってく
濡れた足で帰宅して
壊れサンダル投げ捨てる
心破れた一日と
サンダル潰した哀しみと
一人抱えて泣き濡れる窓…
青島様、いつも評をしていただきありがとうございました。
あの優しい匂いがすきなので、僕は晴れの日に布団やシーツを干すのが好きです。今日もさっきシーツを干してきました。
作品についてたくさんお褒めいただきありがとうございます。
まだまだ良い作品を書きたいと思っておりますので、これからは作品紹介にてたくさん勉強させて下さい。
青島様は、僕がMYDEARに投稿し始めて本当にすぐの作品に評をつけて下さって、その時も色々お褒めいただいたのがすごく勇気になりました。
これからもよろしくお願いします。