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三浦様、評をありがとうございます。
佳作を頂き、嬉しく思います。
今後も励もうと思います。
「幼い貴方」とある5連目が、幼少時代を振り返る連なので、伝わりやすようにここを丁寧に書いてみます。
ふたりの死の描写は、先生のおっしゃる通り、曖昧にとれるように書きました。
読み取っていただいて嬉しいです。
また、どうぞよろしくお願いいたします。
感想ありがとうございました。
最後の方に書いてくださった「いろいろ大変」。
そこを少しでも描けなかったのが心残りでした。
清濁あわせ飲んだ上で、対象を肯定的に書きたいので、ご指摘いただいたガーナからの視点など描けば出来たのかもしれないなーと思いました。
バレンタインという日ということでしたので気持ちが走りました。
これがクリスマスとか、大晦日でも同じようなことをすると思います。
どの日であれ、その日その時書けるもの。たった今、自分の中の素材で何が描けるか。
暖かい感想をありがとうございます。
バレンタインという日に
バレンタインの詩を書きたいという気持ちが
スッキリしたので
次は寝かせたり整えたもので励んでいかないとですね 苦笑
お疲れ様です。上田です。
なるほど二つの視点の混在ですか。自分としては全く意識していなかったので、目から鱗の感覚を持ちました。
改めて読み直すと納得です。ご指摘くださり、ありがとうございました。
今後はこの点にも留意して詩作に臨みます。
「センスを閉じて、光の方へ」荒木章太郎さん
荒木さん、こんにちは。今日は朝から雨が降っていて、静かな光の日です。
この作品にはとてもたくさんの要素があって、そして、荒木さんらしい一作だなと思いました。長めの作品ですがよく工夫されていて、さらっと読ませながらもとても深い思考を感じます。佳作です。この作品は細かいところをとやかくいうのは野暮だなと思わせる何かがあって(本当はわたしのやるべきことだと思うけれど)だからその心の声に従うことにいたしますね。少しだけ。
最初にタイトルを見た時に、「センス」というのは五感なのかな、シックスセンスかななんて考えていました。ですが、斜め上の「扇子」と「あなたセンスあるわね」の「センス」でした。これはシックスセンスの方のセンスに当たるのかなと思います。その前の「寂しい」「錆びつく」「さびしい」「さみしい」の流れから繋がってきますが、少し言葉遊びをしながら、センスの話がぐっと本題に入っていきます。それは斜めから入っていくようでいて、背筋を伸ばしてまっすぐ切り込んでいくようでした。最初に出てきた沼に戻っていきますが、この後半の部分でとても感銘を受けました。誰もがそうですが、傷つくことはとても怖いです。傷つきたくないから、色々な方法でそれぞれ身を守っているけれど、そのことで沼に足を踏み入れるような気持ちになっていく。実際はそうして守ってきた自分が背筋を伸ばして進んでみようとしている、このことを「さみしいをやさしいに変えていく」ことに繋げたことがすごく素敵だなと思いました。
「バレンタインデー」松本福広さん
松本さん、こんにちは。今日は感想のみ、ということですので、感想だけお伝えしますね。
価値観って本当に人によって違いますよね。人と人で違うのですが、そこにはやっぱり生まれ育った国の価値観というものも作用しています。そこから後進国のカカオ生産、国境を溶かすチョコレート、という描き方はとても良かったと思います。特に、日本ではバレンタインとチョコレートは切っても切れない関係ですから、バレンタインにこだわり過ぎたと書かれていましたが、バレンタインだからこそ書くのに意味があるもの、という捉え方をわたしはしました。日本人から見た景色があるように、ガーナから見た景色や価値観、幸福感、などもあると思いますので、そちらに思いを寄せて想像できる要素が加わるともっと良いかもしれませんね。今、マーハチョコレートはいろいろあって大変なようですね。そういったことを考えると、経済界の問題というよりも、国それぞれ固有の政治的歴史的背景もあるようです。
「雨音」秋さやかさん
さやかさん、今朝は雨音で目を覚ましました。そして、今も雨が窓に当たる音に気持ちが落ち着きます。作品、なんだか勝手にラブレターみたい、と読ませていただきました。
そういう私情を差し引いてもとても素敵なストーリー、目線の作品でした。佳作です。
何よりも素敵だったのは、「何かと触れ合って/はじめて音を奏でる」という部分です。言われてみればそうだなあと深く共感しましたし、それによって相手によって「それぞれの音」を奏る代弁者として扱っているところもとても心に残りました。さらにそれは雨だけのことではなくて、いろんなことに想像を広げて、人生観のようでもありますね。自分の声も相手の声も、響き合っていく、そういったハーモニーが繋がっていくのが雨の美しさと相まっていました。
「かつての私へ(一人暮らしI)」樺里ゆうさん
樺里さん、お待たせしました。こんにちは。
この作品はサブタイトルに「Ⅰ」とついているので、もしかしたら、Ⅱがあるのかもしれませんが、この作品だけで十分に伝わってくるものがありましたし、しっかり完結していると思います。とても良い作品だと思います。佳作です。
良い点はたくさんあります。まず、一人暮らし、自炊、を通して主人公が自然と前を向き始めて視野が広がっていることが、自然な流れの中で感じ取れます。健康って、食べる、寝る、がやっぱり支えていて、その部分に変化があったことで、自尊心が増えていったことが伝わってきます。また、他動的ではなく、自分で自分を救っていったことも伝わってきます。そして、最終連は胸にぐっとくるものがありますね。変わりたいと切望していた自分というのは、変わることで自分を救ってあげたかったはず、そして、変わったけれど自分自身はたった一人であるから、やっぱり地続きなんだ、私は私なんだ、というメッセージが伝わってきます。過去の自分への「あなたは大丈夫だよ」というメッセージが詰まった作品、とても心に残りました。
余談ですが、きっとこの主人公は過去もそのままありのままで十分に素敵だったと思います。一生懸命精一杯頑張ってきたんだなと。そんな読後感でした。
「とても優しい過去の僕」森山遼さん
森山さん、こんにちは。また雨が強くなってきました。
樺里さんが今の自分から過去の自分へ、という書き方をされていますが、森山さんはそれが逆になって、過去の自分が今の自分を見つめている、というあまりない視点から描かれていますね。これは私にとってはとても新鮮な感じでした。
今の僕は過去の僕をがっかりさせないように認めてもらえるように頑張っています。それは大変なことだと読者である私は思いますが、作品の中で、それは大変なことではなく、過去の僕はとても優しいんだ、と重ねて描かれています。とても優しい母親を持つ子供が、その優しさに応えようと頑張り続けてアイデンティティをなくしてしまう、ということがありますが、それともまた違うようです。そう考えてみると、これもやはり自助の一つなのかもしれないですよね。
この作品はこの独特の視点とストーリーがとても良いです。とてもまっすぐに書かれています。一方で読者である私はどこか危うさを感じるのですが、その度に、安心させるような言葉が挟み込まれています。これは読んでいる人が過去の僕を誤解しないように、過去の自分を守りたい、という今の自分の優しい気持ちなのだろうと感じています。視点は逆転していますが、別々なようで一人の自分ですから、肯定感がそこには存在していました。佳作一歩手前です。一歩ですが、もう少し連を分けていくと読者がすっとこの世界観に入っていきやすくなると思います。連を分ける、というと呼吸でということもありますが、整理していくという意味もあります。やはり伝わりやすく、というのも大切ですので、推敲しながらやってみてくださいね。
「悲しみと希望」こすもすさん
こすもすさん、こんにちは。今日は一日雨降りのようです。
悲しみがあって、希望もある、日常はそうやって作られていきますが、時折とてもやるせなくそのマーブル模様が浮かび上がっていく。そんな作品にまとまっています。この作品の良い部分は、淡々と語られていることです。つい感情的になってしまうそうな内容ですが、とても抑えてサラッと書かれています。そこに見え隠れするたくさんの想いは、極力感情を抑えて、悲しみと希望という言葉のみで書かれています。このままでも、抑えたままの作品としての形は出来上がっていると思います。そして、それはこの作品の良い部分です。だからそれは残したまま、もし手を入れていくとしたら、悲しみや希望の色や音、何かそういった質感のようなものを加えてみると立体感が出てくるかもしれません。このままだとちょっとだけ勿体無いかもしれないなと私は思いました。一つ一つ状況が違いますから、悲しみ、と言っても例えば色で表現したら、ちょっとづつ違いますよね。そういった作者の感じ方を、感情的な言葉を使わずに間接的に少し加えてみるとさらに良くなると思います。その方法だと直情的な感じではなくさらりと今の感触を残したままで少し変化をつけられそうです。こすもすさん、とてもポテンシャルのある作品ですので、試してみてくださいね。
「みいちゃんとおケラ」上田一眞さん
上田さん、お待たせしました。今、天気予報を見たら、今週は雨が多いようです。(この地域)
母と妹と兄のとても心が温かくなる、おけらはちょっとかわいそうだったけれど、そんなストーリーです。なんと言っても上田さん独特の滋味あふれる世界観が横たわっていて、堪能させていただきました。まず、みいちゃんの無邪気で愛らしい姿が頭に浮かんできます。お兄ちゃんのことがとても好きなことも伝わってきますし、場面描写も美しいです。桜貝のお墓というのも、事実だったのかもしれませんが、弔いに柔らかさを加えています。やはり上田さんにしか書けないだろうな、と思わせてくれるところがなんと言っても素敵でした。そう言ったことを考えると、佳作なのですが、今回は佳作ちょっとだけ見直してね、です。詩なので、小説と違って視点というのはあまり気にしなくていいような気もしますが、2連目が少しだけ気になりましたので、参考にしてください。この作品は、一連はみいちゃんの視点、二連もみいちゃんの視点、それ以降は兄の視点で描かれています。混在していますが、*で仕切られているので構わないと思います。二連の冒頭ですが、そう考えてみると、「妹に手渡した」というよりも「みいちゃんに手渡した」の方が良いと思います。妹に手渡した、だと兄の視点になってしまうからです。みいちゃんの視点のままにしておくと、みいちゃんの感情が描かれていることにも違和感を感じないので、その方がすんなりとしていると思いました。そこだけご一考くださいね。
「電車でのあの出来事」まるまるさん
まるまるさん、こんにちは。お待たせしました。そういえば、今日はひな祭りですね。
体験、として読んでしまいましたが、もし違うようでしたらごめんなさい。電車の中が汚れていた、誰もが避けるようなその汚れを20代の女性二人が片付けてくれた、という体験はなかなかありませんよね。もし私の目の前でそんな光景が広がっていたらどんな気持ちになっただろうと思いながら拝見しました。
この作品の良い部分、というか以前から思っていますが、まるまるさんは本当に過不足なくまとめるのが上手ですね。そして、構成がとても良いです。最低限の言葉の範囲で比較的短い作品の中に大きな世界観、主人公の感情が見えます。そして、あくまでもそれは日常から生まれてきます。また今回のような場合も手放しで賞賛しているのではなくて、聞いてみたかった、どうしてだったんだろう、という気持ちの描写もとてもしっくりときます。確かになかなかできることではなく、またそれを自らやっていた二人にどんな気持ちや事情があったのか気になります。年配の人が「ありがとう」じゃなくて「えらかったね」と言い残したり、主人公がティッシュを差し出すところも、と一つの作品としてのバランスがとても良いと感じました。佳作です。
終わりに:::
お待たせしました。
バレンタインデーに寄せて投稿数が多かったのかなと最初に思ったのですが、チョコレートでも恋愛でもなく内観的な作品がとても多かったことに驚いています。そしてどなたもとても良い作品ばかりでした。ありがとうございました。
遅れましたが、「開花」への佳作の評価と、丁寧な読み及び講評をありがとうございます!
自分の中で一つの形として完成したと判断した上で投稿したとはいえ、もっと良い構成や修正があることは確かで、作品内の繋がりを幾許かでも読み取って貰えたことに少し驚きと感動があります!
また、書き方によって評者の方を選ぶと良いとの助言、ありがとうございます。
男は今日も妄想の海へ潜る
男の日々の目標であった
最初は潜ることがほとんどできずに
浮かび上がってしまっていた
男は水面を立ち泳ぎして深呼吸をし
頭から海へ入った
足を上にして
ドルフィンキックで潜っていく
様々な光景が見える
最初は今日の光景だ
やがて昨日、そのまた昨日の光景が
その先は少しずつ闇に包まれていく
深い海の底へと向かう途中 周りにはさまざまなものが
ぼんやりと光っていた
魚だけでなく人間もいれば犬や猫がいる
猿や鹿など他の動物もいる
大きなキリンやゾウがいたりもする
建物が見える
家やビル
機械が見える
車や飛行機
妄想の海には
さまざまな役割を宿した
仲間と呼べるものたちが無数に存在した
男は人間のサラリーマンとしての役割を背負っていた
その役割があるからこそ
潜っていれるのだ
役割が無ければ彼らや彼女らは潜っていけない
すぐに浮かび上がってしまう
それぞれの役割の大きさに応じて
潜れる深さも決まるようであった
そして
それらはさまざまな色で光っていた
白、黄、オレンジ、青、緑、
虹のような光も見えた
幻想的な光景であった
かと思えば
闇に包まれた死体や機体の残骸も見えた
生の役割を終えたものたちであった
徐々に男の身体にかかる抵抗が強くなっていく
息が苦しくなる
今日はここら辺りが限界か
男はさらに潜ろうとしたが
身体がいうことを聞いてくれなかった
男は自分の現在の役割の深さがここまでだ
ということを自覚しながら
今度はゆっくりと浮かび始めた
無理はいけない
無理をしすぎたり
大きな失敗をしてしまえば
志半ばにして死を迎えてしまうこともある
それは一概に悲劇と呼べるものばかりでない
ある一定の役割を終えた
または天寿を全うしたものもいる
ときおり死体に近づいて観察すると
まだ若い同じようなサラリーマンの無残な姿……おそらく自 殺か事故にちがいない……や、安らかに永久(とこしえ)の眠りにつく老人の姿もあった
それは他の動物や機械たちにも見て取れた
ゆっくり潜ってときに浮かび上がってそれらの光景を観察するのも楽しみであった
今日や昨日、最近の出来事もあれば
数週間前や何年も前のこともあった
かと思えば
常識では考えられない不可思議な光景も見えた
頭が猿やイノシシの人間が大勢で踊っていたり
羽根の生えた車や足の生えた飛行機が飛び交っていたり
それは俗にいう夢というものであった
妄想の海の中で起こるさまざまな出来事に飽きることはなかった
男はいつまでもこの光景に微睡んでいたかった
しかしそうもいかない
身体は徐々に浮かんでいく
周り全体が少しずつ明るくなっていく
覚醒のときが近づいているのだ
男は歯がゆかった
しかしもう一度潜ろうとしても
体力も肺に残る酸素も限界であった
男は浮かび上がりながら
明日の仕事のことを考えた
明日は大事な取引がある
これを成功させれば
もっと深く潜れるようになれるかもしれない
潜った底には何があるのだろう
初めての妻との子を授かったときのことを思い出した
それは結婚して子作りに励んでいるころだった
潜っている最中
ひときわ輝く光の球が見えて
いったい何だろうとそちらへ向かった
すると妻がかわいらしい男の子を抱いていたのだった
それは 後に現実となったのだ
男はそれを見つけたときの喜びを今でも覚えている
その光に包まれた思い出は今でも
かけがえのない宝物だ
さながらそれは大きな真珠の珠として扱うことができた
妄想の海のなかで
好きな時に取り出すことができた
男は潜ることに疲れたときは
それらを取り出してゆっくりと眺めて楽しんだ
今日は大事な取引の最中ということもあって
潜ることに集中していた
取引が成功すればまた大きな真珠を手に入れることができるにちがいない
その光景を思い浮かべ男ははにかんだ
男は他にも想い出という名の真珠をたくさん持っていた
まだだ
まだまだこんなものじゃ俺は満足しないぞ
男の最終的な目標はこの妄想の海の一番底
すなわち海底であった
果たしてそんなものが存在するのであろうか
かつて目指したものたちがいるのであろうか
男はまだ若く野心と生きがいに溢れていた
その資格があるともいえた
男の鍛え上げられた肉体が
水面へと浮かんでいく
淡い光が徐々に強くなり
覚醒のときが近づく
全ての生きとし生けるものはもちろん
無生物すらも妄想の海を持っている
自らの役割を果たす為に
自らの思い出を掴み取るために
日々妄想の海の底を目指すのだ
三浦志郎さま 評ありがとうございます。
この詩はマインクラフトや地球防衛軍といったゲームの世界をイメージしました。
街を破壊されて平然としているのには理由づけがいりそうですね。
妄想シリーズ、今後も続けていきたいです。
君は服を脱ぎ
惜しげもなく
デッサンのモデルになる
俺は服を着込み
物惜しみして
裸にすらなれず透明になる
肌に常識の定規を当て線を引く
精密画なら面目は立つが面白くはない
傷ひとつない自画像を描く為に
刺青を彫るなんて
世間が「あるがまま」を求めていた
俺は自己啓発で磨いた
あばら骨を取り外して
額縁になることにした
君の心を映すために
君のアートをハートで受ける
こんばんは。上田です。
この度は私の作品「緋鳥鴨」を丁寧に、しかもポイントを押さえてお読み頂きありがとうございました。
佳作を頂戴しましたこと、この上ない喜びであり、詩作をする上での励みであります。
また、「私の強み」という表現で「テーマに向かってブレることなく正面から取り組む。その熱意と誠実さ」が美点だと評価して下さいました。
とても嬉しく思いました。
また、さらに高みを目指して精進したいと思います。今後とも宜しくご指導下さるようお願い致します。