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金糸雀様の「隠密七生記」と「千姫と秀頼」の厚い情報量に感服いたしました。
私は二人が主演準主演の映画を見ていて錦之助さんと千代介さんの関係が思い出される時があります。「笛吹童子」「紅孔雀」などはこの二人の功績が大きかったのは必然でしょう。何かで読んだのですが、錦之助さんのためなら一歩さがっての千代介さんに感動ものでした。
私も、錦之助さんの生誕90年放送の「隠密七生記」は今月見まして、10月は「森の石松鬼より恐い」を見る予定です。吉川英治さんの「隠密七生記」とは違い源太郎、三平、墨江、お駒などの関係がずい分違うようにはなっていますが、
これも錦之助さんやひばりさんのことを考慮した脚本にしたのかと思ったりしました。小説は、源太郎はお駒と一緒になるのですが、映画はひばりさんの墨江と仲良く旅に出ます。錦之助さんの相楽三平は小説では相当な悪です。キャストと脚色の仕方で娯楽作品になっていました。
他の人の当時話題になった映画を鑑賞するのも勉強になります。私は橋蔵さまだけに夢中になっていた時期は通り過ぎていますから少しですが気持ちに余裕を持って作品を見ていきたいです。
♦浅んちゃん 様
そうですね、平次親分の髪型は、数回変わっています。年を増すごとに顔の脇の膨らみと髱の膨らみが大きくなって、髱の長さも長いのではと思うほどになっています。そしてよく、目のお化粧とつけまつげもその時で違っています。小説のようにその年代で止まっているわけではないので、ドラマの中の平次親分も橋蔵さん自身も年齢を重ねるわけですから、鬘の髪の膨らみと化粧方法で清々しく格好よくみせなければいけませんから工夫も大変ですね。「銭形平次」の初期のものと500話台のものを同時に見ていると、それがはっきりとするでしょうね。
1962年の「千姫と秀頼」は惹かれ合っていたお二人の久しぶりの共演ものですし、監督もマキノ雅弘での作品でずい分話題になりました。ひばりさんの大人としてのイメージを引き出すこともあった作品でしたが、お姫様役にはちょっと無理があったこと、悲恋ものとしての脚本が主演者をうまく生かしきれない内容となってしまったようですね。それでも、錦之助さんが最初の方だけの出演で物足りなさがありますが、さすが実力ある演技でこの作品を救っているところがみられました。ただ、「千姫と秀頼」と銘うった映画にしては、秀頼を何かの具合で、後半かラストにでも、もう一度出していれば、満足できたと思うような作品になったのでは・・・と思った人も多くいたのではないでしょうか。
それ以後、お二人の共演はなく、1986年のひばりさん芸能生活40周年記念公園の舞台での9月の梅田コマ「千姫春秋絵巻」で復活、11月の新宿コマでの再演と続けて共演しました。舞台演出はお二人を知り尽くしている沢島さんですから見ごたえがありました。
この時期に一緒の舞台に出ていたことは、公私ともにひばりさんにとって最高に幸せだったひとときだったのではと思います。
ずっと前から舞台の「千姫春秋絵巻」を見ていて、ひばりさんと錦之助さんには心動かされていましたので、浅んちゃん様ではないですが・・・失礼いたしました。
千恵蔵さんの「紫頭巾」は以前に東映チャンネルで見ているのですが、今日から公開の大友さんの「変幻紫頭巾」見たことがないので、配信期間中に時間作って見てみようと思っています。頭巾ものってヒーロー的な面白さがあるので娯楽にはぴったりでしょう。
深い、お話有難うございました。私の目線はただのひばりさんファンで、ミーハーな事しか書けてないですね、チョット恥ずかしく思います、
これからも、yu-ty-bu、CS放送で、橋蔵様の映画をミーハー気分で(笑)楽しみたいと思います。
いつも放送日を知らせ下さってますので助かります。有難うございます。
今日は久々の快晴でとても気持ちがいいです。
先日CSで錦之助さんと東千代之介さんの「隠密七生記」が初放送と言うことで観ました。錦之助さんの生誕90周年~橋蔵さんも生誕90周年で特集ありましたものね。あくまでも私個人の思いですが、東 千代之助さんの役を橋蔵さんだったら…想像しました。橋蔵さんと錦之助さんは二枚看板だから本格的な共演は東映側としては無理だったのでしょうか。あまりにも少ないのが残念に思っています。
来月は再放送ではありますが、橋蔵さんの作品を視点を変えて観ようと思っています。
今日の東映土曜定番時代劇「銭形平次」は第44話『江戸ッ子雛』(1967.3.1放送分)です。
ゲストは森山加代子さん。大名家のお姫様を助けたことから事件に巻き込まれます。お姫様を家に連れて行ったから大変。平次を好きになってしまうお姫様、お静も見ていて気がきではありません。その間での平次親分の態度は見ていて可笑しくなってしまいます。
それは楽しみ!仕事終わりましたので、今からyu-ty-bu見ます!どんな平次親分か楽しみです。
お姫様でなくても、私だって好きになりますよ。どんな役でも大好き!
毎週YouTubeでの銭形平次があるということはうれしいことなのですが、やはり捕物作品ですから大方は似たようなもので、いくら橋蔵さんのものとはいえ飽きもきてしまいます。
9月放送の映画がなかったので、10月はどんなのをやてくれるのか楽しみにしていました。放送スケジュールありがとうございます。
3つの作品はじっくりと見たことがないものが揃ったので、今回は落ち着いてテレビに向かおうかと思います。
「黒の盗賊」は初めて見るのかな、時代劇というものが変わった年代の映画ですね。「富士に立つ若武者」は前半部分はまどろっこしくて、どうしても集中して見ていません。「富士の夜襲」いつも橋蔵さんが出てきた後の流れはきちんと見ていないのが常です。
それぞれの作品を見ていく私には、課題が沢山ありすぎでなかなか作品を掌握するのには、まだまだ時間が必要ですが、まずは楽しむことだと思っています。
今年は台風の当たり年ですが皆様大丈夫でした?
本当にBS放送で橋蔵さんの映画を是非お願いしたいです!!
話は違いますが、yu-ty-bu、とテレビ大阪の銭形平次の親分どこか違うなあアと思っていましたが、先日、気が付きました!かつらの形が違ってますよね。ちがいます?
休みの間に東映チャンネルでひばりさんの「千姫と秀頼」見ました。昔テレビ放送で見た記憶がありましたが、今見ると演技の良さがわかります。史実とは少し違う、脚色ですが、ひばりさん、錦之助さんとってもいい演技でした。橋蔵さんのブログで余計な事ですが・・・
ごめんなさい。
9月は橋蔵さん出演作品はなかった分10月の放送作品をまずは楽しみましょう。
という私の本音をちらっといいますと、「黒の盗賊」は数回流し見をしている程度になりますか。好きな方の作品ではないのでどうしても飛ばして見てしまうのです。ブログに書く準備のときが来るまでは、真剣にみるのはちょっと無理かもしれません。反対に「富士に立つ若武者」はつい最近ブログ用の構成が完了しましたので、いやというほど見入ってしまいましたから、しばらくは遠のきたいと思うところもあります。
私と同じように何回も見たりしていると、今回は見なくてもいいわと思うこともあるでしょう。LIVEでここは見たいと思うところは真剣に見ているだけでもよいと思うのです。
とはいえ橋蔵さんのファンですから、CSもいいのですが、BSや地上波での放送があるととてもうれしいことなのですが、地上波は無理としてもBSでの放送が最近ない。いままで時代劇というものを気にしなかった人の心に大川橋蔵という☆が少しでも響いてくれるような作品を期待したいです。
🌀今回の台風は今までにない台風といわれています。まだ上陸はしていないのですが、凄い雨風ですね。関東地方もどんよりした空で昼頃には雷が鳴り響きました。
🧢10月橋蔵さん出演作品のスケジュールです。3作品とも東映チャンネルの放送になります。
10月 09日(日)14:00~16:00富士に立つ若武者 (1961.4.9)
10月 09日(日)18:00~20:00曽我兄弟 富士の夜襲 (1956.10.17)
10月 17日(月)11:00~13:00黒の盗賊
10月 17日(月)20:00~22:00富士に立つ若武者
10月 19日(水)20:00~22:00曽我兄弟 富士の夜襲
10月 25日(火)11:00~13:00富士に立つ若武者
10月 25日(火)13:00~15:00黒の盗賊
10月 26日(水)11:00~13:00曽我兄弟 富士の夜襲
Ж「黒の盗賊」・・・武蔵の国の土地の奪還を図って、野性味の旗本屋敷ばかりを狙う黒の盗賊の頭領・武蔵小太郎と、正義感あふれる旗本・立花次郎に扮し、双子の兄弟を演じ分けています。構成は「影の軍団」の影響をうけているようにも思えますが、まあ、今までの橋蔵さんの時代劇とは違い、周りを取り巻く人たちの構成が面白く見られますし、この年代の撮影技術はよくなっている二役の画面切替が上手い。最後のくだりはちょっと物足りなく面白くないと思うのです。
Ж「富士に立つ若武者」・・・頼朝が伊豆に流され、政子と出会うことで、源氏再興の旗印を上げるところまでを、頼朝の恋愛を中心に描いている作品で、少しうんざりする面もありますが、そこが好きだとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。私は、頼朝を雪の中で助け頼朝を見捨てず共に歩んできた、鬼頭次と志乃の兄弟に心打たれます。政子に一時は嫉妬した志乃が、頼朝に政子を助け出し一緒に帰ってくださいという場面には涙が出てきてしまいます。その志乃の言葉は頼朝の心を打ち頼朝の志乃への気持ちを表わす場面でまたまた涙が出てきてしまうのです。
平家との闘いと徳川幕府との闘いのそれぞれの若者が生きていく有様をゆっくりと楽しみましょう。
✋(画像をクリックすると拡大できます)
秋のお彼岸に入りましたが、大型の猛烈な台風が、また日本列島に向かってやってきます。ここ毎週やってくる台風の雨や風による災害にお気をつけください。
今日の東映土曜定番時代劇「銭形平次」は第43話『お由良の罪』(1967.2.22放送)です。
大阪は今朝からまた、真夏に後戻りで暑いです!お変わりありませんか?
週末にテレビ大阪の銭形平次の録画をみました!
56?話、潜入捜査で、顔、腕に傷ある、盗賊くもきり小僧?に変装、ちょぴり三度笠姿も
見れて、盗賊姿も格好いい!チョット嬉しかったです。2、3話一度に見たので?話が覚えていないのですが・・・😢歳は取りたくありませんねぇ
週末を除く毎日放送がありますので、見るのが追いつきませんが楽しみにとっておきます、
YouTubeではトミーの仁吉が無くなっていてショック!(UNEXで探します)
そうそう、それ、それ!
566話なんですね、七変化とまではいきませんが、岡引き、盗人、やくざ、本当にお得感満載でしたよ。大満足の話でした。
浅んちゃん 様
早朝の空気は清々しくなって、秋が来たと思いますが、太陽の日がさすとまだまだ残暑があります。エアコンと自然の風を取り入れながらの日々がもう少し続きそうです。東京も今日は暑いです。
大阪テレビは時代劇の番組時間があり、毎日楽しい時間がもてますね。
この前から14時39分からの放送時間になって、LIVEでご覧になる人には夕方の支度時間にかからないので、うれしいかもしれません。
今日あたりは第566話かしら、浅んちゃんがおっしゃっている顔に傷があったりという会は第564話の「狙われた獄門首」のお話のことかしら。
今週も、平次親分はいろいろ趣向を凝らして、悪に向かっていくのでしょう。ワクワクしますね。
「勢揃い東海道」UNEXで配信していますから、十分に堪能できますね。
今日の東映土曜定番時代劇「銭形平次」は第42話『十手子守唄』(1967.2.15放送分)です。
一時預かっている赤子をあやす平次夫婦の心情にご注目!
ゲストは藤間紫さん、片岡栄二郎さんです。
S37年12月封切 映画「花の折鶴笠」
以前に長谷川一夫さんの「折鶴笠」「かげろう笠」という映画がありました。風来とが盲目の娘との物語だそうです。私は見たことはないのですが、ちょっとお年を召されている方はご存知の人も。橋蔵さまは、「かげろう笠」で香川京子さんの目があいている盲目の娘が凄く色気があってよかったと感じられたそうです。
S37年8月明治座1か月公演の東映歌舞伎の演目に入って居たことは先日のお話などからお分かりになっていらっしゃいますね。この時に好評を得たので、映画化されたようです。
橋幸夫さんとの共演も話題になりました。橋さんは大映で雷蔵さんとは兄弟分として時代劇を一緒に撮っていらっしゃいました。橋蔵さまは雷蔵さんとの映画の話を聞いて一度共演してみたかったようです。
作詞の先生の息子さんが「花の折鶴笠」のプロデュースをするということで、橋さんに話がいったようです。ですから、主題歌、挿入歌もそういうことで。
舞台のお芝居には橋さんの役朝吉はない役でしたから共演が決まって橋さんのために作ったようです。
この映画はオープニングから目を離せませんでした。スタッフ、キャストの名前の後ろでは橋蔵さま演ずる苫の半太郎の歩く姿が映っているのです。
お腹がペコペコのため畑の大根を抜いてかじりながら、呑気に丘を越え、砂浜を歩き気ままに旅する半太郎です。初めて見た時、えっ何なの、オープニングと同時に現れた橋蔵さまの扮装は・・三度笠ではないし、着物も旅烏の衣装ではないし、どういう風に展開してゆくの?と思ったものです。
でも、つぎに映し出された場面に3枚目を演じているのだけれど3枚目では終わらせない可笑しさと楽しさを感じたのでした。
橋蔵さまの大根を食べるのを見ていると美味しそうで、見ている私も食べてみたくなってしまいます。砂浜を歩く姿、半太郎の明るいとても優しさが伝わってくる顔なので、吸い込まれてしまいます。砂浜を歩いている橋蔵さまの笑顔大好きです。
川を渡るにも舟に乗るお金がない為船頭に交渉しているところへ、鳴海屋の盲目の娘お菊がお金を出してくれて一緒の船に。そこに鳴海屋の番頭の懐をずっと狙っているお芳が絡んでの江戸までの珍事件珍道中。お芳が番頭から摺った財布がひょんなことから半太郎の懐に入ってしまい、大金を持った半太郎はお殿様と間違えられひと騒動。
番頭とはぐれたお菊を江戸まで連れていくことになったが、お菊を江戸へ連れていってお金を狙っている者たちからどう逃れようかとしている時、お芳が半太郎に味方してくれてラストへと。
お菊は大店の娘、半太郎とは月とすっぽん、半太郎はお菊の幸せを祈って去っていくのです。
苫の半太郎は、前にも書いたように大根をかじり、農家のとり小屋から玉子を盗んで食べたり、
柿を枝から取って食べたりと、やくざでも今まで橋蔵さまが演じてきたような颯爽としたところはありません。
汚れた手拭いを首に巻き、着物は着た切り雀、素足に藁草履、刀の差し方もひどいものです。
立回り?も染色の桶や鉢を投げたり、水をかけたり、といった具合。
でも、贔屓目ではなく、魅せられるところが沢山あります。
いつもの立回りを見慣れていると、物足りないところはあります。声を出して笑ってしまうところが随所に出てきて楽しい。
また、橋蔵さまの表情が豊かだから何回見ても飽きないし、発見があります。
この映画は、まさに娯楽、考えずただ楽しめばよいと思います。
ファンとしての物足りなさを、お菊の夢の中での舞踊として見せてくれているのです。
📍ここで撮影の時のことを少し。
鶏小屋で玉子を盗むシーンで
農家の庭はスタジオに作ったもの。玉子を取りに行くとき鶏を泣かせようと、橋蔵さまのアイデアで後ろから熊手を突っ込んで鳴かそうということでこれは上手い具合にいったようです。が、半太郎が玉子を掴むシーンの半太郎の手のアップシーンは、鶏小屋の中を明るくするために、豆電球がいくつも入れられたそうなんです。それで余りの眩しさに鶏がコッコッコッと逃げ回り大変だったようです。見学の人達からは、あんなに玉子を暖めたら・・、という声も聞こえたとか?玉子は作り物でしたと。
カットの合間には、鶏を抱いてしきりにあやしている橋蔵さま、紐につけた餌で鶏を釣ろうとするスタッフ。半太郎が農民に追い回される時鶏を抱いてるのです。
✐(映画を見た時、よく鶏をだいていられるなぁ、と思ったものですが、そういう努力があったのですね。)
「いい年をしてこんなことやっているんだからなぁ、長生きするよ」と橋蔵さまの独り言に、セット中が爆笑の渦だったそうです。
鶏騒動から逃げて来たお堂の撮影は夜間撮影だったようです。リハーサルはスムーズに行っていたのですが、本番になると何度もポッポッーと列車の汽笛の音がなり、この日の夜間撮影は随分かかったようです。
✐(撮影所のそばを列車が通っていたんです。外でのセットや近くのスタジオの時は、本番になるとスタッフ列車の通る時間との調整でたいへんだったようですね。「恋山彦」で無二斎が捕り手に囲まれの立回りの時は長~い立回りを通しで撮るために、真夜中の撮影だったとも聞いています。)
旅の風来坊が主人公ですから道中撮影が随分あります。そのため3泊3日のスケジュールで伊良湖岬でのロケになったようです。11月5日夕方スタジオを出てロケ隊は伊良湖へ。橋蔵さまはというと・・。
この年の11月5日は美空ひばりさんと小林旭さんの結婚式でした。橋蔵さまは撮影があるので出席するのは無理かもしれないと思って半分あきらめていたそうなんです。でも、ひばりちゃんの幸せな顔がどうしても見たい、橋蔵さまは5日の撮影を終了すると、会社にお願いして飛行機で東京にいかせてもらったようです。結婚式のパーティーに出て、翌朝急行に乗り、豊橋から車で、みんなが待つ伊良湖のロケに合流されたということです。「ひばりちゃんの幸せそうな顔を見ていると、無理をして出席したかいがあったよ」とみんなに言っていたそうです。
🐦この映画でカットされてしまったところかな?お菊をおんぶして楽しそうに砂浜を歩いているシーンを取っていたようなのですが、時間の都合でカットされたのかしら、それともスチールようだったのかしら。
画像、私が気にいっている場面の内の3点載せました。
👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14626433.html
①畑から大根を抜いて・・・そのあと手拭いで大根を吹いておいしそうにかじります。
②私の好きな笑顔のところです。この笑顔は後のストーリーを見てからだと、よけいに救われます。
③盲目のお菊を江戸まで送ってやると啖呵を切ったものの、「よわった」と、柿をもぎって食べようとして、宿屋の床の間の柿を食べたら渋柿だったので「渋柿だ」と。
えっちゃん 様
当時は東映歌舞伎も、舞台収録したものをテレビで放送をしていました。
私は、舞台上演が始まった後には新聞のテレビ欄をチェックしていたものです。
橋蔵さんが長谷川一夫さんの映画を見ていて、雑誌に載ったシナリオを読み、ぜひ舞台でやりたいとお願いしたのですから、明治座での上演が決まったときは、うれしかったでしょう。
舞踊は「第4章幻想」の場ですね。舞台背景も美しいし、衣装も舞台映えするもので、橋蔵さんの若衆姿に気品を添え素晴らしかったと思います。映画の中で、あの衣装では合わないことはわかります。そこが舞台と映画での構成の違いがわかるところですね。また、生の舞台は、その日の役者さんの気分や体調、客席の雰囲気によっても変わりますから、毎日がそのときだけにしか味わえないものとなりますので、生きた芝居が見られるわけです。
私は後援会のお手伝いをしているときは、チケットで最低2回、そのほか売店手伝いの日は必ず客席後ろで時間の許す限り見せてもらっていました。
舞台は景色が動かない分だけ想像をはたらかせながら、そして舞台に引き込まれていく、そういうところを味わえるところに醍醐味がありますね。
この第一回は昼夜取りは橋蔵さん主演の「濡れつばめ」と「花の折鶴笠」、その「花の折鶴笠」の前に千恵蔵とんの「いれずみ判官」にも出られるというスケジュールでしたが、橋蔵さんご自身は舞台を楽しんでおられたでしょう。
北条きく子さんは嵯峨美智子さんタイプの新人ということで期待された人でした。舞踊は藤間流でしたから橋蔵さんとはしっくりきたと思います。
この上演に水谷良江さん(当時)が出演していて「花の折鶴笠」でも女摺り役で橋蔵さんとの絶妙な絡みを見せていてすごく芝居を盛り上げていたようです。
✋(画像をクリックすると拡大できます)
「花の折鶴笠」は私にとって初めて舞台(東映歌舞伎)を見たお芝居でした。東京では橋蔵さんを生で見ることはできません。
夢に見た橋蔵さんが目の前でお芝居している。
なんと幸せなことでしょう。
あの頃は学生なので、夜は無理で、たしか後半は
昼夜入れ替えでしたので、後半を15日以後に見るそんな感じでした。浜町まで池袋からバス一本1時間位で着きました。
「花の折鶴笠」の劇中の橋蔵さんと北条きく子さんの踊りの衣装が映画のときよりも好きでした。あの音楽が時々聞きたくなることがあります。
北条きく子さんが綺麗で姿がよく橋蔵さんとお似合いでした。時代劇にピッタリの女優さんでした。毎年の夏休みがとても楽しいころでした。